９月１４日（金）０８：３０、ＪＡきたそらち北竜支所にて、「水稲適期刈取調査」が行われました。「水稲適期刈取調査」は、稲穂を３束刈取り干して、４日目に米の整粒状態など調査して、水稲の収穫適期を判断するためのものです。

 
ＪＡきたそらち北竜支所（農産物集出荷施設）

町のライスセンター毎にまとめて調査を行います。農家毎（品種別）に持ち込まれた稲穂の束。まずは、農家毎（品種別）に稲穂を脱穀し、更に籾殻を籾摺り機で取り除いて米粒の状態をみていきます。

 
調査用に乾燥された農家毎（品種別）の稲穂

籾摺り機で籾殻を取り除きます。

 
脱穀・分類・籾摺り

農家毎（品種別）に籾摺りします。

 
農家毎（品種別）に籾摺り

ザルを使ってくず米を取り除きます。

 
ザルを使ってクズ米を取り除く

並べて、米粒の状態を観察。整粒が７割から８割の米が一等級とされ、全体における未熟米などの割合を、まずは目検で判断します。

 
農家毎（品種別）の米粒を調査

米粒の整粒率などを判断しながら、収穫時期順に並べ替える。

 
収穫時期順に並べ替える

更に、農産物調査運営センターにて、米粒測定器により、整粒、活青粒、未熟粒、被害粒（発芽粒、胴割粒）の率を測定していきます。

 
農産物調査運営センターにて調査

 
米粒測定器

米粒透視器で胴割粒の有無・程度・混入率などを調べます。

 
米粒透視器

更に、水分計で、水分率を測定します。

 
水分計で、水分率を測

目検や機械測定など様々な方法で調査し、収穫適期を判断します。 今回の調査の結果、まずは酒米（彗星）の収穫が始まり、天候状況を判断しながら、９月２２日（土）頃から順次に水稲収穫作業がスタートすることとなりました。

 
黄金色の圃場

良い天気が続き、最後まで無事に豊穣の出来秋を迎えることができますよう、祈り続ける毎日です。

 
豊穣の秋を祈り続けます

▶ 水稲適期刈取調査の写真（75枚）はこちら >>

▶ 関連記事

◇ 撮影・編集＝寺内昇　取材・文＝寺内郁子