2012年6月28日(木)
6月26日(火)、北海道の夏の味覚・北竜町「ひまわりメロン」の初競りが、株式会社キョクイチ(旧・旭川地方卸売市場)の青果セリ場で行なわれました。
株式会社キョクイチ(中川竹志 代表取締役社長)は、1949年(昭和24年)の創業以来、63年間の長い歴史と実績を誇る会社。旭一グループは、総取扱高およそ1,000億円、総従業員数1,100名超の規模です。
この旭一グループとは、北海道・旭川市を拠点に、道内各地をネットワークで結び、同業各社と連携して、安心安全な商品の販売を展開している企業グループ。(株)キョクイチ(旭川市)を中核として、東和食品(株)(白糠町)、東冷倉庫(株)(白糠町)、ぐるめ食品(株)(増毛町)、(株)マルキタ(北見市)、(株)東京キョクイチなどの会社で構成されています。
(株)キョクイチ 市場の模様 (撮影:2012年6月26日)
(株)キョクイチの青果セリ場には、北海道の四季折々の旬の青果物が大集合。
旭川市をはじめとする、道北・道中地域は、国内でも有数の青果物の生産地となっています。
そして、同社には水産セリ場も併設され、日本海、太平洋、オホーツク海の三つの海から新鮮な海の幸が集まってきます。まるで、海のない漁港とも言えるような市場でもあります。
敷地内は、競り人の威勢の良い掛け声が響きます。
ピチピチの旬の果物や野菜たちが、処狭しと並べられ、芳醇な香りを市場いっぱいに漂わせています。
左:でんすけすいか(当麻農協) 右:さくらんぼ(JAてんどう)
北竜町では、北竜メロン生産組合(高石和彦 会長)の渡辺靖範さんが、10ケース(秀4玉・7ケース、秀5玉・3ケース)を市場に持込み、初出荷となりました。
「今年のメロンは、果肉もしっかりとしていて大きく、糖度も16度と、高いものになっています」と渡辺さん。
ひまわりメロン・ケースと秀玉
朝の6時30分頃、着々と整えられていく競りの準備。
持ち込まれた「ひまわりメロン」が、(株)キョクイチ果実部・上田好郎 次長によって、手際よく切り分けられます。 プ~ンと広がる甘~い香り。食味に集まってきた人々のあちこちに響く「うまい!甘い!」の声・声・声・・・
仲買人さんの味見「うまい!」
今年は、北竜町・佐野豊 町長のご挨拶のお言葉を戴き、威勢よく競りがスタート。
左:佐野豊 町長のご挨拶
あっという間の競り落とし! 1ケース最高価格10万円! おめでとうございます!
ひまわりメロン初競りの様子
2階の食堂では、関係者の方々が集合し、恒例の豪華朝食弁当。新鮮なお刺身、天ぷら、煮物、焼き魚、味噌汁などなど、食べきれないほどの美味しいお料理が並びます。
私達の元気の素となるお料理の数々に、心から感謝いたします。ご馳走さま!!!
市場から直行したまぐろの中落ちも美味しい豪華な朝食
北海道の夏を代表する、果物の王者メロン
「安心・安全・美味しい」をモットーに
全道各地に繰り広げられていく果物たちの旅の門出に
大いなる祝福と感謝と祈りをこめて。。。
佐野町長、北竜メロン生産組合(高石和彦 会長)
JAきたそら北竜支所の皆さん
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◇ いくこ&のぼる
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