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教育委員会


北竜町教育委員会
  〒078-2512 北海道雨竜郡北竜町字和10番地
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平成27年度(2015年度)教育行政執行方針

2015/04/05 14:31 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/04/05 14:31 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.596 2015年4月号より抜粋

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平成27年度 北竜町教育行政執行方針

 心豊かに、たくましく生きぬく力を育む学校教育 生涯学習の推進

 今日、人口の減少や少子高齢化の進行、社会や経済のグローバル化が加速し、社会環境は大きく変化し続けており、価値観の多様化などもあり、教育に対する課題やニーズが複雑になって来ております。
 こうした社会の変化に柔軟に対応でき、自己を確立しながら共に支え合い、広い視野を備え、逞しく生きていける人材を育てる教育が求められています。
 昨年、教育委員会制度の改革が行われましたが、教育委員会としましては、子どもたちの健やかな成長を願うことに変わりは無く、夢と希望を待ち、未来に向かって力強く成長できるよう、基礎的・基本的な知識と技能、そして主体性をもって思考・判断・表現していく力を身に付け、心豊かに生き抜いていく力の育成に、学校、家庭、地域が連携し取り組みます。
 また、町民だれもが芸術・文化、スポーツに親しみ、共に学び合い、充実した生活を送ることが出来るよう、生涯にわたる学習機会の提供に努めます。
 北竜町総合計画を基本として、町行政との密接な連携を図ると共に、町議会及び各関係機関や団体、そして町民の皆さんのご理解とご協力を頂きながら、教育行政を推進します。

学校教育の充実について

 子どもたちが変化の激しい社会の中で、自己を確立していくためには、調和の取れた「生きる力」を身に付けることが必要であります。
 そのため、学習指導要領の趣旨に基づき、「確かな学力」・「豊かな心」・「健やかな体」の育成を図り、更に、他人を思いやる豊かな人間性を育てる教育の推進を図ります。
 また、小規模校の特性を生かし、一人ひとりの個性、能力に応じたきめ細やかな指導と、本町の自然や文化を活用した、特色ある学校教育の推進に努めます。
 「確かな学力の向上」は、「知」・「徳」・「体」の調和の取れた教育課程の編成や実施に努め、子どもたちが主体的に学ぶ意欲を高め、基礎的・基本的な知識・技能を身に付け、その定着と活用力を高めていくことが重要です。
 全国学力・学習状況調査の結果を基に、継続的に分析・検証を行い、「学ぶ楽しさと、わかる喜び」を実感できる授業を推進するため、言語活動を重視し、学習指導の改善・充実に取り組みます。
 学習習慣や生活習慣の定着には、家庭での日常生活に左右されるところが大きいことから、家庭との連携も強めます。
 また、子どもたちの学習意欲の向上を目的に、学習の基礎となる漢字や国際化社会の基礎となる英語の知識習得に向け、漢字検定と英語検定の検定料の助成を行います。
 外国語教育は、外国語指導助手(ALT)1名を前年度同様に配置し、各学校の授業や保育所での交流会などに活用して、英語の発音に慣れ親しみ、異文化理解やコミュニケーション能力の育成に努めます。
 総合的な学習は、中学校では世界のひまわりコーナーの栽培管理、観光案内や職業体験、小学校では野菜の栽培などを行うことで、学校の特色や地域の特性を生かした学習活動を展開していくと共に、昨年度、改訂作成された社会科の副読本を有効に活用し、郷土への愛着が増すよう引き続き取り組みます。
 子どもたちの成長過程において、最大の教育環境は教職員であることから、教職員の資質向上は極めて重要であり、そのため、学校内研修をはじめ、町教育振興会での研究活動などの充実に取り組むとともに、各種研修会などへの参加を奨励し実践的指導力を高め、教職員の資質向上に努めます。
 「豊かな心」の育成は、互いを尊重し協力し合うなど、豊かな人間関係を構築しながら、自己を成長させていくことが必要であり、「私たちの道徳」の効果的な活用により、道徳教育の充実を図り、自立心や社会性、規範意識の育成に努めます。
 本年度も、アスリートの方に依頼しての「夢の教室」の実施、町外での優れた芸術の鑑賞等を行う機会を提供し、豊かな心を育みます。
 いじめや不登校に関する問題は、どの学校でも起こり得る問題であることを十分認識し、昨年策定の「北竜町いじめ防止基本方針」を基に、各学校と連携を図り、緊張感を持って、学校全体で注意深く観察し、早期発見・早期対応に努めると共に、スクールカウンセラーの配置による、相談体制の充実を図ります。
 「健やかな体」の育成は、健康の維持のみならず、あらゆる活動の源であり、意欲や気力などの充実にも大きく関わる極めて重要なものであります。
 基本的な生活習慣の定着を図るため、「早寝・早起き・朝ごはん」の推進や生活リズムチェックシートの活用などを進めると共に、学校の教育活動全体を週して、体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年団活動などによって、心身の健全な発達が増進されるよう支援します。
 また、薬物乱用防止教育などについても取り組みます。
 小学校ではフッ化物洗口と歯磨き指導を引き続き実施し、歯と口腔の健康づくりに努めます。
 「特別支援教育」は、本年度より小学校に特別支援学級を1学級設置し、適切な学習指導が出来るよう学校と連携を図ります。
 また、学習習慣の定着ときめ細やかな教育活動を行うため、学習支援員を各学校に1名配置し、学習指導の充実に努めます。
 「信頼される学校づくり」は学校の教育活動の実績や学校運営の状況について、積極的な情報提供を行い、学校評議委員、保護者や地域住民などからの評価や意見を取り入れた学校運営に努め、地域に信頼される「聞かれた学校づくり」を進めます。
 更に、学校としての安全管理・危機管理、教職員が配慮すべき安全指導などについて徹底します。
 教職員の服務規律保持も学校管理者と緊密な連携にて、適切な指導監督を行います。
 「学校施設の整備」は、必要な施設の改修や備品整備を行い、より良い環境のなかで、充実した教育が受けられるよう、各種の条件整備に努めます。
 本年度は、小学校屋外トイレの塗装補修、中学校のコンピュータ機器の更新を行い、基本操作や情報活用能力の育成に努めます。
 「通学対策」は、「美葉牛線」、「竜西線」、「碧水線」の3路線とも地域公共交通として住民混乗方式により運行し、事故防止に努め、子どもたちの安全な通学対策に努めます。

学校給食について

 本年度より、北空知学校給食組合に代わり、北空知圈学校給食組合による給食提供が行われます。
 関係市町との連携を密にして健全な運営を図り、地域の地場産物を取り入れ、安心・安全な給食を提供するとともに、食育に関する指導にも努めます。
 完全給食になることから、一食あたりの単価が上がりますが、本年度も引き続き「子育て支援事業」による給食費の助成を行い、保護者負担の軽減を図ります。
 また、北空知学校給食組合につきましては、本年座中の解散に向けて事務を進めます。

奨学資金について

 奨学資金貸付事業は、学習意欲が高く、向学心に燃える子どもたちに対し、今後も継続して貸付を実施し、支援します。

社会教育の推進について

 第5次北竜町社会教育中期計画を基に、誰もが心の豊かさを実感できる生活を送られるよう、学習環境の充実に努めます。
 「生涯学習」は、高齢化社会が進む中、生涯にわたって主体的な学習や趣味に取り組み、充実した人生を送ることは大切なことです。
 そのため、町民の多種多様な学習ニーズに応えるための情報や学習機会の提供に努め、主体的・意欲的な学習活動を支援します。
 「青少年教育」は、子どもを取り巻く環境が大きく変化する中、青少年の健やかな育成を図るため、学校・家庭・地域が一体となって連携し、豊かな人間性や社会性を身につける学習機会や情報提供の充実が必要です。
 そのため、子どもたちが主体性や協調性、創造性を身に付け、たくましく成長できるよう、世代間交流としての「子どもと高齢者のふれあい事業」、や「シニアリーダー研修」への参加などの実践的な活動に努めます。
 また、関係組織との連携や協力を頂き、子ども会活動やスポーツ少年団活動の育成・支援を図るとともに、指導者の養成など人材育成にも努めます。
 本年度も、空知管外のスポーツ少年団との交流を引き続き実施します。
 「成人教育」は、公民館を中心に、各種講座や教室など多岐に亘り事業を行っておりますが、成人期は地域などにおいても中心的な存在・役割を担う時期であり、より充実した生涯学習への関わりを支援し、豊かな地域づくりを目指して、多様な学習機会の提供や内容の充実に努めます。
 「高齢者教育」は、健康で生きがいを持ち、有意義に過ごしてもらうため、「ひまわり大学」を中心に、高齢者のニーズに合わせた幅広い範囲での学習内容の充実に努めます。
 また、自主的に運営している各種クラブや同好会活動に対して、支援を行います。
 「社会教育施設の整備」は、町民の多様な生涯学習のニーズに応えるためにも、引き続き施設の充実と適切な管理に努めます。
 本年度より、公民館及び改善センター内を完全禁煙とし、屋外に喫煙場所となる喫煙用ハウスを設置いたします。
 また、碧水生きがいセンターの立木伐採や周辺整備工事、公民館及び碧水生きがいセンターの除雪機の購入などを行います。
 「図書館活動」は、地域の情報拠点となるよう、利用者のニーズに対応すべく、道立図書館や北空知4町の図書館との連携など、機能の充実に努めます。
 また、「図書館フェスティバル」の開催、「絵本の読み聞かせ会」、「ブックスタート事業」や「情報検索コーナー」による情報サービスの提供などを継続して実施します。

芸術・文化の振興について

 芸術・文化は、人の心を動かし、感動を与えたり受けたり出来る楽しみな活動であり、豊かな人生を送る上での大きな力となるものであります。
 町民の芸術・文化活動を推進するために、主体的に行っている創作活動や発表の場を提供し、文化連盟をはじめ各グルーブ等の自主的な活動を支援します。
 そのため、各種講座の開設、町民文化祭の開催、芸術の旅などの事業の継続実施により、芸術・文化活動の支援に努めます。
 また、本年、イチイの森に文学碑(俳句碑)を建立いたしたく計画しております。

スポーツの振興について

 スポーツは単に体を動かす爽快感だけでなく、体力の向上や健康増進、心身の健全な発達などの他に、スポーツを通して他者との交流が図られるなど、コミュニティ形成においても重要な役割を担っております。
 そのため、町民一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しみ、参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツを行えるよう施設の維持管理に努めます。
 本年度は、町営野球場に関わるフェンス他塗装工事・グランド整備修繕・施設修繕、バークゴルフ場管理棟・休憩所屋根塗装修繕などを実施し、安全で快適な利用が確保されるよう、施設の改修を図ってまいります。
 また、バークゴルフ場、野球場、海洋センター、スキー場の4施設につきましては、指定管理者による管理運営を継続します。




平成26年度(2014年度)教育行政執行方針

2014/04/16 4:15 に 寺内昇 が投稿   [ 2014/04/16 4:18 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.584 2014年4月号より抜粋

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平成26年度 北竜町教育行政執行方針

 生きる力を育み特色ある学校教育の推進 生涯にわたる学習機会の提供と充実

 社会や経済のグローバル化か進み、社会情勢はより複雑になり、変化の激しい時代にあって、豊かな心と健やかな体を備え、自立し、他との協調が出来、未来を切り拓いていける、たくましい人材を育成することが重要であります。
 教育は、将来に向け、国や地域を担っていく人材を育てると共に、個々において、豊かな人生を過ごすための重要な基盤となるものであります。
 教育委員会としましては、次代を担う児童生徒が夢と希望を持ち、力強く成長できるよう、「確かな学力」、「豊かな心」と「健やかな体」の育成に、学校、家庭、地域が連携し取り組んでまいります。
 また、町民だれもが芸術・文化、スポーツに親しみ、生きがいを持って、充実した豊かな生活を送ることが出来るよう、生涯にわたる学習機会の提供に努めてまいります。

学校教育の充実について

 児童生徒が変化の激しい社会の中で自立し、たくましく生きていくためには、基本的な資質「確かな学力」・「豊かな心」・「健やかな体」の育成を図り、調和の取れた「生きる力」を身に付けることが必要です。
 更に、他人を思いやる豊かな人間性を育てる教育の推進とともに、一人ひとりの個性、能力に応じたきめ絹やかな指導と、本町の自然や文化を活用した、特色ある学校教育の推進に努めてまいります。
 また、社会科の副読本は、本年度、町教育振興会等のご協力を頂き、改訂版を作製し、授業での活用と郷土愛の醸成を図ってまいります。

確かな学力の向上について

 児童生徒が主体的に学ぶ意欲を高め、基礎的・基本的な知識・技能を身に付け、その定着と活用力を育成していくことが重要であります。
 全国学力・学習状況調査の結果を基に継続的に分析・検証を行い、学習が楽しく、わかる授業を推進するため、実態に応じた学習指導の改善・充実に取り組んでまいります。
 学習習慣や生活習慣の定着など家庭教育に関わる而も多いことから、家庭との連携も強めてまいります。
 外国語教育は、ALTを前年度同様に、中学校を拠点校として配置し、各学校の授業や保育所での交流会等に活用し、子どもたちの外国の言語・文化に対する国際感覚を養い、語学力や、コミュニケーション能力の向上に努めてまいります。
 総合的な学習は、中学校は世界のひまわりコーナーの栽培管理、観光案内や職業体験、小学校は野菜の栽培等を行い、地域の特性を生かした学習活動を展開し、郷上愛が増すよう取り組んでまいります。
 また、教職員の果たす役割は非常に大きく、資質の向上は極めて重要です。そのため、学校内研修、町教育振興会での研究活動などの充実に取り組むとともに、各種研修会等への参加を奨励し、教職員の実践的指導力を高め、教育の資質向上に努めてまいります。

豊かな心の育成について

 魅力的な教材や人材、「心のノート」の効果的な活用により、心に響く道徳教育の充実を図り、児童生徒が互いを尊重し協力し合うなど、豊かな人間関係を構築しながら、自己を成長させていく、コミュニケーション能力の育成に努めてまいります。
 本年度も「夢の教室」の実施、野外での優れた芸術鑑賞等の機会を提供し、豊かな心を育んでまいります。
 いじめや不登校問題は、緊張感を持ち学校全体で作意深く観察し、早期発見・早期対応に努めてまいります。
 また、昨年6月、いじめ防止等の対策を総合的かつ効果的に推進する事を目的に、「いじめ防止対策推進法」が成立、9月28日施行に伴い、地方公共団体は、「地域基本方針」の策定、「いじめ問題対策連絡協議会」等の設置が望ましいとされています。
 学校においては、「学校いじめ基本方針」の策定と「いじめ防止等の対策のための組織」を本年3月までに置く事が義務付けされました。
 教育委員会としましても、早期においての基本方針の策定、対策協議会等の設置に向けて取り進めてまいります。
 なお、各学校では本年2月に、基本方針の策定及び組織の設置を終えております。

健やかな体の育成について

 「生きる力」の土台となるもので、健康の維持ばかりでなく、意欲や気力などの精神面での安定が必要です。
 このため、健康診断の実施、「早寝・早起き・朝ごはん」の推進や生活リズムチェックシートの活用などにより、基本的な生活習慣の定着を図るとともに、学校活動全体を通して、体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年回活動等によって、心身の健全な発達が増進されるよう支援してまいります。
 また、非行防止や薬物乱用防止教育などについても取り組んでまいります。
 小学校ではフッ化物抗日と歯磨き指導を引き続き実施します。

特別支援教育について

 本年度、特別支援学級はありませんが、特別な支援を必要とする児童に対し、きめ細かな教育活動を行うため、引き続き特別支援教育支援員を小学校に配置します。

信頼される学校づくりについて

 児童生徒が安心して学校生活を送れるよう、学校の教育活動や学校運営の状況について、地域への積極的な情報提供と、保護者や地域住民からの評価や意見を取り入れ、学校運営の改善を図り、地域に信頼される「聞かれた学校づくり」を進めてまいります。
 更に、安全管理・危機管理、教職員が配慮すべき安全指導について徹底してまいります。
 教職員の服務規律保持も、学校管理者と緊密に連携し、適切な指導監督を行います。

学校施設の整備について

 施設改修や備品等の整備を行い、児童生徒がより良い環境の中で教育が受けられるよう整備に努めてまいります。

通学対策について

 従来から住民混乗方式の「美葉牛線」と「竜西線」、更に、スクールバス専用の「碧水綿」も住民温柔方式を取り入れ、3路線とも地域公共交通として運行し、一般住民の有料化を予定しています。
 また、平成7年度購入の竜西線バスの更新を行います。
 引き続き安全運転と事故防止に努め、児童生徒の通学対策に努めてまいります。

学校給食について

 北空知学校給食組合の運営により、バランスのとれた安心・安全な給食の提供とともに、本年度も給食費の助成を継続し、保護者負担の軽減を図ってまいります。
 また、北空知学校給食組合に代わり、1市4町で運営する北空知圈学校給食組合につきましても、関係市町との連携を密にし、平成27年4月からの共用開始に向け計画の推進を図ります。

奨学資金について

 奨学資金貸付事業は、学習意欲が高く向学心に燃える子どもたちに対し、経済的な理由によって将来の夢を閉ざされることがないよう、継続して貸付を実施してまいります。

社会教育の推進について

 第5次北竜町社会教育中期計画を基に、誰もが心の豊かさを実感できる人生を送ることが出来るよう、学習環境の充実に努めてまいります。

生涯学習について

 町民の多種多様な学習ニーズに応えるための情報や学習機会の提供に努め、自主的・主体的な学習活動を支援してまいります。
 また、その学んだ成果を適切に生かすことが出来る、生涯学習教育の推進に努めてまいります。

青少年教育について

 次代を担う青少年の健やかな育成を図るため、学校・家庭・地域が一体となって連携し、豊かな人間性や社会性を身につける学習機会や情報提供の充実が必要であります。
 このため、子どもたちが主体性や協調性、創造性を身に付け、たくましく成長できるよう、世代間交流としての「子どもと高齢者のふれあい事業」、「B&G海洋体験セミナー」や「シニアリーダー研修」への参加などの実践的な活動に努めてまいります。
 また、子ども会活動やスポーツ少年団活動の育成・支援を図り、空知管外の少年団との交流も実施してまいります。
 スポーツ少年団を指導する上で必要な各種資格取得に対し助成し、リーダーや指導者の養成にも努めてまいります。

成人教育について

 公民館を中心に、各種講座や教室など多岐に亘り事業を行っていますが、より充実した生涯学習への関わりを支援し、豊かな地域づくりを目指して学習ニーズの把握に努め、多様な学習機会の提供や内容の充実に努めてまいります。

高齢者教育について

 健康で生きがいを持ち、有意義に過ごしてもらうため、「ひまわり大学」を中心に、幅広い範囲での学習活動を行い、自主的に運営をしております各種クラブや同好会活動に対して支援してまいります。

社会教育施設の整備について

 施設の充実と適切な管理に引き続き努めてまいります。
 本年度は、美葉牛研修センターの耐震・大規模改修工事及び、駐車場の整備工事を実施します。地域の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。

図書館活動について

 地域の情報拠点となるよう、利用者のニーズに対応すべく、道立図書館との連携など、機能の充実に努めてまいります。
 本年度新たに、「情報検索コーナー」として、インターネットの出来るパソコンを設置し、情報サービスの提供にも努めてまいります。
 また、図書館フェスティバルの開催、絵本の読み聞かせやブックスタート事業を継続いたします。

芸術・文化の振興について

 町民の芸術・文化活動を推進するために、主体的に行っている創作活動や文化連盟をはじめ各グループ等の自主的な活動支援と発表の場を提供してまいります。
 このため各種講座の開設、町民文化祭の開催、芸術の旅などの事業の実施により、芸術・文化活動の振興に努めてまいります。

スポーツの振興について

 体力の向上や健康増進、心身の健全な発達など、明るく活力に満ちた豊かな社会を形成していく上で、スポーツの振興は欠かすことができません。
 このため、子どもから高齢者まで生涯にわたってスポーツに親しみ、参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツを行える施設の維持管理に努めてまいります。
 本年度は、海洋センター改修工事、パークゴルフ場休憩所補修工事、ゲートボール場コート整備補修工事などを実施します。
 また、パークゴルフ場、野球場、海洋センター、スキー場の4施設につきましては、平成20年度から指定管理者による管理運営に移行しておりますが、良好な運営状況にあると判断し、更に、3年間の指定管理業務の再契約を予定しております。


以上



平成25年度(2013年度)北竜町教育行政 執行方針

2013/04/09 16:09 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/04/09 16:13 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.572 2013年4月号より抜粋

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平成25年度 北竜町教育行政執行方針

 生きる力を育み 特色ある学校教育・社会教育の推進

 教育委員会としましては、次代を担う子どもたちが夢と希望を持ち、未来に向かって成長していくために必要な基礎的、基本的な知識、技能を身に付け、心豊かに生き抜いていく力の育成に、学校、家庭、地域が相互に連携し努めて参ります。
 また、町民だれもが芸術・文化、スポーツに親しみ、いきいきと楽しく学ぶことが出来るよう、生涯にわたる学習機会の提供に努めて参ります。
 町行政との密接な連携を図るとともに、各関係機関や回体、そして町民の皆さんのご理解を頂きながら、諸般の政策に取り組んで参ります。


学校教育の充実について

 子どもたちが変化の激しい社会の中で、郷土を担いたくましく成長していくために必要となります「確かな学力」・「豊かな心」・「健やかな体」の調和の取れた「生きる力」を育むため、基礎・基本であります「知識や技能」の習得はもとより、自ら課題を解決するための思考力・判断力・表現力などを身につけ、他人を思いやる豊かな人間性を育てる教育の推進を図って参ります。
 小規模校であります特性を活かし、一人ひとりの個性、能力に応じたきめ細やかな指導と、本町の自然や文化を活用した、特色ある学校教育の推進に努めて参ります。

確かな学力の向上について

 本年度の全国学力・学習状況調査は、全国全ての小学校6年生、中学校3年生を対象に実施されます。
 この調査結果を基に分析・検証を行い、学習が楽しく、わかる授業を推進するため、学習指導の改善・充実に取り組んで参ります。
 学習習慣や生活習慣の定着など家庭教育に関わる面も多いことから、家庭との連携も強めて参ります。
 外国語教育については、外国語指導助手(ALT)を3町で共同委託しておりましたが、本年度より本町単独で委託し、町内に居住していただき、拠点校として中学校に配置し、各学校の授業や保育所での交流公等に活用して、子どもたちの外国の言語・文化に対する国際感覚を養い、語学力の向上に努めて参ります。
 総合的な学習については、中学校では世界のひまわりコーナーの栽培管理や職業体験、小学校では野菜の栽培等を行うことで、学校の特色や地域の特性を生かした学習活動が、展開されるよう取り組んで参ります。
 子どもたちが成長していく過程で、学ぶことの楽しさや、達成の充実・喜びを感じさせるには教職員の果たす役割は大きく、資質の向上は極めて重要であります。
 そのために、学校内における計画的・組織的な研修をはじめ、町教育振興会での研究活動などの充実に取り組むとともに、各種研修会等への参加を奨励し、教職員の実践的指導力の向上に努めて参ります。

豊かな心の育成について

 子どもたちが、互いを尊重し、成長していくため、感動を覚える魅力的な教材や「心のノート」の効果的な活用により、心に響く道徳教育の充実を図り、規律意識や倫理観、生命を大切にする心や思いやりの心を、学校・家庭・地域が連携して育んで参ります。
 また、本年度、各スポーツ界で活躍されている現役選手や元選手の方々に直接教壇に立っていただいて、トップアスリートとしての体験談等を通して、「夢を持つことの素晴らしさと、それに向かって努力することの大切さ」などについて、子どもだちと話し合う「夢の教室」を実施いたします。さらに、学校とも協議しながら、町外での優れた芸術の鑑賞、ものづくり体験等を行う機会を提供し、豊かな心を育んで参ります。
 また、いじめや不登校に関する問題は、各学校と連携を図り、子どもたちが発する小さなサインや変化を見逃さず、緊張感を持って、学校全体で注意深く観察し、早期発見・早期対応に努めて参ります。

健やかな体の育成について

 健康診断の実施や「早寝・早起き・朝ごはん」の推進により、規則正しい生活習慣を身に付けさせるとともに、学校の教育活動全体を通して体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年団活動等による、心身の健全な発達が増進されるよう支援して参ります。
 小学校においては、フッ化物洗口と歯磨き指導を引き続き実施し、歯と口腔の健康づくりに努めて参ります。

特別支援教育について

 個々の教育ニーズに応じた適正な学習機会の確保と、きめ細やかな教育が実施されるよう努めて参ります。
 中学校に特別支援学級として1学級が設置されており、適切な学習指導が出来るよう学校と連携を図って参ります。
 また、通常学級に在籍し、注意欠陥・多動性障害などの兆候のある子供たちに対する指導についても、保護者の理解と協力を得て総合的な支援教育を進めるため、引き続き特別支援教育支援員を小学校に配置し、学習指導に努めて参ります。

信頼される学校づくりについて

 子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、各学校における危機管理体制を基本とし、防災対策、安全教育の充実に努めるとともに、地域社会と連携した安全な環境づくりに取り組んで参ります。
 また、学校は家庭や地域と協力して、子どもたちを健やかに育む事が大切であります。
 そのために学校は、教育活動などの成果や取り組みを、保護者や地域に対して情報を発信し、保護者や地域住民等からの評価や意見を取り入れ、学校運営の改善を図り、地域に信頼される「聞かれた学校づくり」に努めて参ります。

学校施設の整備について

 子どもたちがより良い環境のなかで、充実した教育が受けられるよう、本年度は小学校において、校舎トイレの一部を、洋式化への改修及び洗浄機能付き便座の設置工事を行います。
 中学校においては、既に洋式化されているトイレの便座を洗浄機能付き便座への取り替え工事を行います。

通学対策について

 住民混乗方式によります「美葉牛線」と「竜西線」、スクールバス専用の「碧水線」の3路線を運行しておりますが、引き続き安全運転と事故防止に努めて参ります。


学校給食について

 北空知学校給食組合により、栄養バランスのとれた安心・安全な給食を提供し、米飯携行の副食給食を実施するとともに、給食費の助成を引き続き行い、保護者負担の軽減を因って参ります。
 また、北空知学校給食組合に代わり、昨年より協議を進めております1市4町で設立・運営予定の北空知圏学校給食組合については、平成27年1月からの稼働に向けて、事務を執り進めて参ります。


奨学資金について

 向学心に燃える子どもたちに対し、経済的な理由によって、将来の夢を閉ざされることがないよう奨学資金を継続し、支援して参ります。


社会教育の推進について

 北竜町総合計画との整合性を図りながら、今後5年間における具体的な事業展開を盛り込む、第5次北竜町社会教育中期計画を策定いたします。
 なお、策定にあたっては、社会教育委員、スポーツ推進委員の方々にご意見をいただき、町民が生涯にわたって自ら学び、いきいきと暮らすことができる社会教育事業が展開できる計画となるよう意を注いで参ります。

生涯学習について

 町民の多様な学習活動や学習機会の提供に努め、社会参加の意欲を高め、楽しく自由に学ぶ事ができ、その学んだ成果を適切に生かすことが出来る、生涯学習教育の推進に努めて参ります。

青少年教育について

 世代間交流として実施しております「子どもと高齢者のふれあい事業」や「シニアリーダー研修」への参加などの実践的な活動により、子どもたちが主体性や協調性、創造性を身に付け、たくましく成長できるよう努めて参ります。
 また、関係組織との連携や協力を頂き、子ども会活動やスポーツ少年団活動の育成・支援を図って参ります。
 スポーツ少年団を指導する上で、必要となります各種資格取得に対して助成をし、リーダーや指導者の養成など人材育成にも努めて参ります。

成人教育について

 より充実した生涯学習への関わりを支援し、社会活動の中心的な役割を担い、豊かな地城づくりを目指し、多様な学習機会の提供や内容の充実に努めて参ります。

高齢者教育について

 趣味や健康増進など、能力や適性に応じた社会参加を促し、生きがいづくりを目指す、高齢者教育に努めて参ります。
 生きがいを高める学習活動の場としての「ひまわり大学」については、より多くの方々に参加頂けるよう学習内容の充実を図って参ります。

社会教育施設の整備について

 本年度は、農村環境改善センター耐震・大規模改修工事を実施しますので、5月から10月までの半年間、体育館の使用ができなくなりますが、この間は小学校の体育館を使用して対応して参りますので、町民の皆様にご迷惑をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。
 また、平成26年度実施予定の美葉牛研修センター耐震・大規模改修工事実施設計委託、美葉牛研修センター体育館解体工事などを実施する事としております。引き続き適切な施設管理に努めて参ります。

図書館活動について

 地域の情報拠点として、利用者のニーズに対応すべく、道立図書館との連携など、機能の充実に努めて参ります。
 また、図書館フェスティバルの開催、絵本の読み聞かせやDVDの上映会の実施、さらに本年度からは、あかちゃんが誕生された世帯に絵本等を贈呈し、あかちゃんと保護者が絵本を介して、心ふれあうきっかけ作りと、幼い頃から本に親しんでいただけるよう、ブックスタート事業を実施いたします。 /p>


芸術・文化の振興について

 町民の芸術・文化活動を推進するために、主体的に行っている創作活動や発表の場を提供し、文化連盟をはじめ各グループ等の自主的な活動を支援して参ります。
 このため各種講座の開設、町民文化祭の開催、芸術の旅などの事業の実施により、芸術・文化活動の振興に努めて参ります。


スポーツの振興について

 子どもから高齢者まで一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しみ、参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツを行えるよう施設の維持管理に努めて参ります。
 本年度は、パークゴルフ場の芝刈り機更新、野球場植栽工事、海洋センター機器修理などを実施し、安全で快適な利用が確保されるよう、施設の改修を図って参ります。
 また、本年7月に、第18回南北海道パークゴルフ大会の雨竜町との共同開催が決定しておりますので、パークゴルフ場の物品補充と、大会運営を支援し、町外からの施設利用者のさらなる増加に向けた取り組みを図って参ります。



以上



平成24年度(2012年度)北竜町教育行政 執行方針

2012/05/27 3:38 に 寺内昇 が投稿   [ 2012/07/03 15:29 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.561 2012年5月号より抜粋・PDF 一覧はこちら

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平成24年度 北竜町教育行政執行方針

 生きる力を育み 特色ある学校教育・社会教育の推進

 教育委員会としましては、時代を担う子どもたちが夢と希望を待ち、未来を切り拓いていくために必要な基礎的、基本的な知識、技能を身に付け、心豊かに生き抜いていく力の育成に、学校、家庭、地域が相互に連携し取り組んで参ります。
 また、町民だれもが芸術・文化、スポーツに親しみ、生き生きと楽しく学ぶことが出来る生涯学習社会の実現を目指して参ります。
 北竜町開町120年の歴史を受け継ぎ、平成20年度に策定された北竜町総合計画を基本として、文部科学者や、北海道教育委員会の方針を尊重し、町行政との密接な連携を図るとともに、各関係機関や団体、そして町民の皆さんのご理解を頂きながら、諸般の政策に取り組んで参ります。


学校教育の充実について

 教育基本法の改正によります新学習指導要領が、昨年の小学校に引き続き中学校で完全実施となり、質量ともに教育の充実が求められます。
 新学習指導要領が目指す「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和の取れた「生きる力」を育むため、基礎・基本であります「知識や技能」の習得はもとより、たくましく、豊かな人間性を育てる教育の推進を図って参ります。
 小規模校であります特性を活かし、一人ひとりの個性、能力に応じたきめ細やかな指導と、本町の自然や文化を活用した、特色ある学校教育の推進に努めて参ります。

確かな学力の向上について

 全国学力・学習状況調査は、本年度、真竜小学校は利用希望校として、北竜中学校は抽出調査校として実施となりますが、調査結果を基に分析・検証を行い、学習指導の改善・充実に取り組んで参ります。
 学習習慣や生活習慣の定着など家庭教育に関わる面も多いことから、家庭との連携も強めて参ります。
 外国語教育については、昨年に引き続き外国語指導肋手(ALT)を招致し、小中学校の授業や保育所での交流会等に派遣して、子ども連が外国の言語・文化に対する理解を深められるよう努めて参ります。
 中学校においては、新しく武道が必修化され、北竜中学校では町技でもある「剣道」を履修科目として選択したところであります。
授業が安全に実施出来るよう指導の徹底を図って参ります。
 総合的な学習については、中学校では世界のひまわりコーナーの栽培管理や職業体験、小学校では野菜の栽培等を行うことで、学校の特色や地域の特性を生かした学習活動が展開されるよう取り組んで参ります。
 児童生徒が成長していく過程で、教職員が果たす役割は大きく、資質の向上は極めて重要であります。
 そのために、学校内における計画的・組織的な研修をはじめ、町教育振興会での研究活動などの充実に取り組むとともに、各種研修会等への参加を奨励し、教職員の実践的指導力の向上に努めて参ります。

豊かな心の育成について

 子どもたちが、社会の一員として成長していくため、道徳教育の充実により、規律意識や倫理観、生命を大切にする心や思いやりの心を育むとともに、ボランティア活動、自然体験活動などを通して、社会性や豊かな人間性を、学校・家庭・地域が連携して育んで参ります。
 また、いじめや不登校に関する問題は、どこの学校でも、どの子どもにも起こり得る問題であり、子どもたちが発する小さなサインや変化を見逃さず、緊張感を持って、早期発見、早期対応に務めてまいります。

健やかな体の育成について

 健康診断の実施や規則正しい生活習慣を身に付けさせるとともに、学校の教育活動全体を通して体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年団活動等による、心身の健全な発達が増進されるよう支援して参ります。
 真竜小学校においては、フッ化物洗口と歯磨き指導を引き続き実施し、歯と口腔の健康づくりに努めて参ります。

特別支援教育について

 一人ひとりの教育的なニーズに応じた適正な学習機会の確保と、きめ細やかな教育が実施されるよう支援して参ります。北竜中学校に特別支援学級として1学級が設置されており、適切な学習指導が出来るよう学校と連携を図って参ります。
 また、通常学級に在籍し、注意欠陥・多動性障害などの兆候のある児童生徒に対する指導についても、保護者の理解と協力を得て総合的な特別支援教育を進めるため、引き続き特別支援教育支援員を真竜小学校に配置し、要支援児童の学習指導に努めて参ります。

信頼される学校づくりについて

 学校自らが保護者や地域に対して、情報を積極的に発信し、学校評議員、保護者や地域住民等からの評価や意見を取り入れ、学校運営の改善に努め、地域に信頼される「聞かれた学校づくり」に取り組んで参ります。
 また、子ども達が安心して学校生活を送れるよう、各学校における危機管理体制を基本とし、防災対策、安全教育の充実に努めるとともに、地域社会と連携した安全な環境づくりに取り組んで参ります。

学校施設の整備について

 児童生徒がより良い環境のなかで安心して教育が受けられるよう、本年度は真竜小学校において、情報社会に対応できるよう、コンピュータ機器の更新を行い、基本操作や情報活用能力の育成に務めて参ります。
 また、校舎・施設の適正な維持管理にも努めて参ります。

通学対策について

 住民混乗方式によります「美葉牛線」と「竜西線」、スクールバス専用の「碧水線」の3路線を運行しておりますが、引き続き安全運転と事故防止に努め、通学対策に努めて参ります。


学校給食について

 学校給食については、地域の農産物を極力使用するなど安全な良材の確保と衛生管理に万全を期し、栄養バランスのとれた安心・安全な給食を提供し、米飯携行の副食給食を実施して参ります。
 平成19年度から実施しております給食費の助成を引き続き実施して、保護者負担の軽減を図って参ります。


奨学資金について

 向学心に燃える子ども達に対しその学ぶ環境を整え、経済的な理由によって、将来の夢を閉ざされることがないよう貸付を実施し、支援して参ります。


社会教育の推進について

生涯学習について

 町民の学習活動や社会参加の意欲を高め「いつでも」「どこでも」「誰でも」が、楽しく自由に学ぶ事ができ、その学んだ成果が日常生活や社会活動に生かすことが出来る、生涯学習教育の推進に努めて参ります。
 本年度より、北竜町の文化の向上発展に、特に実績の顕著な方を表彰するための「北竜町文化賞」、また、スポーツで優秀な成績をおさめた方及び振興に寄与した方を表彰するための「北竜町スポーツ賞」を制定し、文化及びスポーツの普及振興に努めて参ります。

青少年教育について

 子どもたちが主体性や協調性、創造性を身に付け、たくましく成長できるよう、世代間交流として実施している「子どもと高齢者のふれあい事業」や「B&G海洋体験学習派遣事業」によります国内研修への派遣、「シニアリーダー研修」への参加など実践的な活動を進めて参ります。
 また、関係組織との連携や協力を頂き、子ども会活動やスポーツ少年団活動の育成・支援を図るとともに、リーダーや指導者の養成など人材育成にも努めて参ります。

成人教育について

 社会構造や生活環境の変化する中で、成人者が社会活動の中心的な役割を担い、豊かな地域づくりを目指し、多様化するニーズに対応した学習機会の提供や内容の充実に努めて参ります。

高齢者教育について

 趣味や健康増進など、能力や適性に応じた社会参加を促し生きがいつくりを目指す高齢者教育に努めて参ります。
 本年第41回開催となる「ひまわり大学」については、多くの方々に参加頂けるよう学習内容の充実を図り、楽しく学習できる環境づくりに努めて参ります。

社会教育施設の整備について

 本町の社会教育活動を進める中で、中心的な拠点となっている公民館と改善センターは、生涯学習の場として活用を頂いており、引き続き適切な施設管理に努めて参ります。

図書館活動・郷土資料館について

 本年度よりバーコード読み取りによる図書の貸し出しが始まり、北竜町図書館利用者カードの作成が必要となりますが、住民の方が戸惑うことのないよう対応して参ります。
 また、地域の情報拠点として、道立図書館との連携による迅速な資料の提供などの機能の充実に努めると共に、絵本の読み聞かせやDVDの上映会を行い、幅広い年齢層の利用が拡大されるようなサービスの提供に努めて参ります。
 郷土資料館は、展示パネルのリニューアル工事を行い、展示内容の充実と利用者の増加を図って参ります。
 また、図書館・郷土資料館の案内表示看板も、合わせて改修等を行うこととしております。


芸術・文化の振興について

 町民が芸術・文化活動を推進するために、主体的に行っている創作活動や発表の場を提供し、文化連盟をはじめ各グループ等の自主的な活動を支援して参ります。
 このため各種講座の開設、町民文化祭の開催などの事業の実施により、芸術・文化活動の振興に努めて参ります。
 また、長年に亘り俳人としてご活動されておられます、西川町内会山本玲子さんのご功績を称え、イチイの森に句碑を建立すべく計画しております。


スポーツの振興について

 子どもから高齢者まで、一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しみ、参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツを行えるよう施設の維持管理に努めて参ります。
 また、パークゴルフ場、野球場、海洋センター、スキー場の4施設につきましては、指定管理者による管理運営を継続して参ります。


以上



平成23年度(2011年度)北竜町教育行政 執行方針

2011/09/12 23:21 に 寺内昇 が投稿   [ 2012/07/03 15:29 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.548 2011年4月号より抜粋・PDF 一覧はこちら

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平成23年度 北竜町教育行政執行方針

 生きる力を育み 特色ある学校教育・社会教育の推進


 平成20年度に策定された北竜町総合計画を基本として、学校教育や社会教育の充実に努めると共に、幼児から高齢者までが生き生きと学ぶことの出来る生涯学習社会の実現を目指します。そのために、教育改革の基本的な方向や在り方を的確に把握し、文部科学省や北海道教育委員会の方針を尊重して、厳しい地方財政状況のなか町行政との密接な連携を図ると共に、教育関係者や町議会、町民の皆さんのご理解を頂きながら諸般の政策に取り組んで参ります。


学校教育の充実について

 教育基本法が改正されたことによって、小学校では新年度から、中学校では平成24年度から新学習指導要領が完全実施となります。
 新学習指導要領においても「生きる力」を育むという基本理念は継承されていますので、その基盤となる「確かな学力」や「豊かな心」、そして「健やかな体」を育むため、基礎的・基本的な「知識や技術」の習得、これに加えて児童生徒が自ら課題を解決するための「思考力・判断力・表現力など」を身に付け、生命や人権を尊重し、他人を思いやる豊かな人間性を持ち、たくましく生きるための健康や体力を備えるよう、一人ひとりの個性を生かしたきめ細やかな学習指導と本町の自然や文化を活用した特色ある学校教育を推進して参ります。

確かな学力の向上について

 児童生徒の一人ひとりが学ぶ意義を理解し、わかる喜びを実感できるよう学習指導の工夫や改善に取り組むと共に、昨年度実施した標準学力検査や全国学力・学習状況調査の結果を活用して学習指導の充実に取り組むほか、学習上のつまずきをフォローする体制の充実や家庭における食習慣や学習習慣の定着に努めて参ります。

総合的な学習について

 中学校では世界のひまわりコーナーの栽培管理や職業体験、小学校では野菜の栽培等が計画されています。学校や地域の特色が生かされ、本町の自然や生活と密着した学習活動が展開されよう取り組んで参ります。
 また、昨年に引き続き外国語指導助手(ALT)を招致して、小学校における外国語活動、中学校の英語授業、保育所での交流会等に派遣して、子どもたちが外国の言語・文化に対する理解を深められるよう派遣して参ります。

豊かな心の育成について

 学校での道徳教育の一層の充実と、家庭や地域で子ども達が自主的な遊びや自然体験、ボランティアなどの社会活動を通して、豊かな感受性や社会性が育まれるよう、一体的な取組を図って参ります。
 また、いじめや不登校に問する問題は、学校と教育委員会が連携して迅速に対応出来るよう体制を整備し、日頃から児童生徒が発する小さなサインを見逃さず、早期発見、早期対応に努めて参ります。

健やかな体の育成について

 健康診断の実施や規則正しい生活習慣を身に付けさせると共に、学校の教育活動全体を通して体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年団活動等による、心身の健全な発達が増進されるよう支援して参ります。

特別支援教育について

 心身などに障がいのあることにより、通常の学級指導を受けることが難しい児童生徒に、適正な学習機会が確保されるよう、きめ細やかな教育が実施されるよう支援して参ります。
 また、通常学級に在籍し、注意欠陥・多動性障害などの兆候のある児童生徒に対す指導についても、保護者の理解と協力を得て総合的な特別支援教育を進めるため、引き続き特別支援教育支援員を真竜小学校に配置し、要支援児童の学習指導に努めて参ります。

信頼される学校づくりについて

 学校自らが情報発信に努め、学校評議委員や保護者、地域などからの意見を取り入れた学校運営を進めるほか、地域に信頼される「開かれた学校づくり」に取り組んで参ります。
 また、子ども達が安心して学校生活を送れるよう、各学校における危機管理体制や安全教育の充実に務めると共に、地域社会と連携した安全な環境づくりに取り組んで参ります。

教職員の研修ついて

 文部科学省においては、教員免許更新制の円滑な実施や教員評価の徹底及び研修の充実などで教師の資質向上を図っており、本町においても教員一人ひとりが課題意識や研究意欲を更に高めるため、学校内における組織的な研修を始め、町教育振興会での研究活動などの充実と共に、北海道教育委員会が開催する各種研修会等の参加を積極的に奨励し、教職員の実践的指導力の向上に努めて参ります。

学校施設の整備について

 児童生徒がより良い教育環境のなかで安心して過ごすことが出来るよう、両校の校舎及び屋内体育館の耐震補強工事を実施しておりますが、引き続き補修が必要な部分の修理を行い、教育環境の充実に努めて参ります。

通学対策について

 住民混乗方式によります「美葉牛線」と「竜西線」、スクールバス専用の「碧水線」の3路線を運行しておりますが、引き続き安全運転と事故防止に努めて参ります。


学校給食について

 学校給食については、地域の農産物を使用し安全な食材の確保に努めるとともに、美味しい給食の提供と食中毒の防止に万全を期して、米飯携行の副食給食を実施して参ります。
 給食費については、「子育て支援事業」による助成を引き続き実施して、保護者負担の軽減を図って参ります。


奨学資金について

 向学心に燃える子ども達に対しその学ぶ環境を整え、将来の夢を叶えるために「子育て支援事業」により内容の充実を図って参りました。
 子ども達が経済的な理由によって、将来の夢を閉ざされることがないよう、昨年に引き続き制度の見直しを行い貸付を実施して参ります。


社会教育の推進について

 町民一人ひとりが自分らしさを求め、誰もが生涯にわたって学び、豊かな人間関係を構築しながら、新たな知識や技能が習得出来るように、主体的に活動していくことは大切なことです。
 そのため、町民の学習活動や社会参加の意欲を高め「いつでも」「どこでも」「誰でも」が、楽しく自由に学ぶ事ができ、その学んだ成果が日常生活や社会活動に有効に活用される、生涯学習教育の推進に努めると共に、社会教育活動の専門的指導の役割を担う社会教育主事の確保に努めて参ります。

青少年教育について

 世代間交流として実施している「子どもと高齢者のふれあい事業」や「B&G少年の船」による国内研修への派遣、「シニアーリーダー研修」への参加など、子ども達が主体性や協調性、創造性を身につけ、明るくたくましく成長する、実践的な活動を進めて参ります。
 また、関係組織との連携や協力を頂き、子ども会活動やスポーツ少年団活動の育成・支援を図ると共に、リーダーや指導者の養成など人材育成にも努めて、積極的な活動を推進してまいります。

成人教育について

 公民館を中心に趣味の講座や健康づくり教室、レクレーション活動など、多岐にわたる事業が行われていますが、社会構造や生活環境の変化に対応した学習機会の提供や内容の充実に努め、地域活動や団体活動の活性化を図って参ります。

高齢者教育について

 趣味や健康増進など、能力や適性に応じた社会参加を促し、生きがいづくりを目指す高齢者教育に努めて参ります。
 生きがいを高める学習活動の場として、毎年多くの方々に参加を頂いております「ひまわり大学」につきましては、学習内容の充実を図り、楽しく学習できる環境づくりに努めて参ります。

社会教育施設の整備について

 本町の社会教育活動の中心的な拠点となっている公民館と改善センターは、生涯学習の場として活用を頂いており、引き続き適切な施設管理に努めて参ります。

図書館活動について

 地域の情報拠点として、図書館司書による蔵書の管理や貸し出し、道立図書館との連携を図り迅速な資料の提供などの機能の充実に努めると共に、絵本の読み聞かせやDVDの上映会を行い、幅広い年齢層の利用が促進されるサービスの提供に努めて参ります。


芸術・文化の振興について

 町民が主体的に行っている創作活動や発表の場を提供し、文化連盟をはじめ各グループ等の自主的な活動を支援して参ります。
 このため各種講座の開設や町民文化祭を開催するほか、児童生徒が舞台芸術を間近に観賞できる巡回小劇場を実施し、芸術・文化活動の振興に努めて参ります。


スポーツの振興について

 子どもから高齢者まで一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しみ、健康で明るく豊かな生活を営むための、スポーツに参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツが行えるよう施設の維持改修に努めて参ります。
 今年9月10日・11日、全日本パークゴルフ選手権大会が雨竜町との共同開催で決定しております。パークゴルフ場の物品補充と大会運営を支援し、町内外からの施設利用者の増加に向けた取組と合わせて、誰でもが気軽に取り組める健康スポーツの活動を推進して参ります。
 また、パークゴルフ場、野球場、海洋センター、スキー場の4施設については、平成20年度より指定管理者による管理運営に移行しておりますが、良好な運営状況にあると判断し、更に3年間の指定管理業務の再契約を予定しております。

以上



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