広報ほくりゅう No.561 2012年5月号より抜粋・PDF 一覧はこちら Top 行政執行方針 予算 組織図平成24年度 北竜町教育行政執行方針 生きる力を育み 特色ある学校教育・社会教育の推進
教育委員会としましては、時代を担う子どもたちが夢と希望を待ち、未来を切り拓いていくために必要な基礎的、基本的な知識、技能を身に付け、心豊かに生き抜いていく力の育成に、学校、家庭、地域が相互に連携し取り組んで参ります。
▶ 学校教育の充実について
教育基本法の改正によります新学習指導要領が、昨年の小学校に引き続き中学校で完全実施となり、質量ともに教育の充実が求められます。 ● 確かな学力の向上について
全国学力・学習状況調査は、本年度、真竜小学校は利用希望校として、北竜中学校は抽出調査校として実施となりますが、調査結果を基に分析・検証を行い、学習指導の改善・充実に取り組んで参ります。 ● 豊かな心の育成について
子どもたちが、社会の一員として成長していくため、道徳教育の充実により、規律意識や倫理観、生命を大切にする心や思いやりの心を育むとともに、ボランティア活動、自然体験活動などを通して、社会性や豊かな人間性を、学校・家庭・地域が連携して育んで参ります。 ● 健やかな体の育成について
健康診断の実施や規則正しい生活習慣を身に付けさせるとともに、学校の教育活動全体を通して体力や運動能力の向上に努め、合わせて部活動やスポーツ少年団活動等による、心身の健全な発達が増進されるよう支援して参ります。 ● 特別支援教育について
一人ひとりの教育的なニーズに応じた適正な学習機会の確保と、きめ細やかな教育が実施されるよう支援して参ります。北竜中学校に特別支援学級として1学級が設置されており、適切な学習指導が出来るよう学校と連携を図って参ります。 ● 信頼される学校づくりについて
学校自らが保護者や地域に対して、情報を積極的に発信し、学校評議員、保護者や地域住民等からの評価や意見を取り入れ、学校運営の改善に努め、地域に信頼される「聞かれた学校づくり」に取り組んで参ります。 ● 学校施設の整備について
児童生徒がより良い環境のなかで安心して教育が受けられるよう、本年度は真竜小学校において、情報社会に対応できるよう、コンピュータ機器の更新を行い、基本操作や情報活用能力の育成に務めて参ります。 ● 通学対策について 住民混乗方式によります「美葉牛線」と「竜西線」、スクールバス専用の「碧水線」の3路線を運行しておりますが、引き続き安全運転と事故防止に努め、通学対策に努めて参ります。
▶ 学校給食について
学校給食については、地域の農産物を極力使用するなど安全な良材の確保と衛生管理に万全を期し、栄養バランスのとれた安心・安全な給食を提供し、米飯携行の副食給食を実施して参ります。
▶ 奨学資金について 向学心に燃える子ども達に対しその学ぶ環境を整え、経済的な理由によって、将来の夢を閉ざされることがないよう貸付を実施し、支援して参ります。
▶ 社会教育の推進について
● 生涯学習について
町民の学習活動や社会参加の意欲を高め「いつでも」「どこでも」「誰でも」が、楽しく自由に学ぶ事ができ、その学んだ成果が日常生活や社会活動に生かすことが出来る、生涯学習教育の推進に努めて参ります。 ● 青少年教育について
子どもたちが主体性や協調性、創造性を身に付け、たくましく成長できるよう、世代間交流として実施している「子どもと高齢者のふれあい事業」や「B&G海洋体験学習派遣事業」によります国内研修への派遣、「シニアリーダー研修」への参加など実践的な活動を進めて参ります。 ● 成人教育について 社会構造や生活環境の変化する中で、成人者が社会活動の中心的な役割を担い、豊かな地域づくりを目指し、多様化するニーズに対応した学習機会の提供や内容の充実に努めて参ります。 ● 高齢者教育について
趣味や健康増進など、能力や適性に応じた社会参加を促し生きがいつくりを目指す高齢者教育に努めて参ります。 ● 社会教育施設の整備について 本町の社会教育活動を進める中で、中心的な拠点となっている公民館と改善センターは、生涯学習の場として活用を頂いており、引き続き適切な施設管理に努めて参ります。 ● 図書館活動・郷土資料館について
本年度よりバーコード読み取りによる図書の貸し出しが始まり、北竜町図書館利用者カードの作成が必要となりますが、住民の方が戸惑うことのないよう対応して参ります。
▶ 芸術・文化の振興について
町民が芸術・文化活動を推進するために、主体的に行っている創作活動や発表の場を提供し、文化連盟をはじめ各グループ等の自主的な活動を支援して参ります。
▶ スポーツの振興について
子どもから高齢者まで、一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しみ、参加する機会の提供と、利用者が安心してスポーツを行えるよう施設の維持管理に努めて参ります。
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