2010年6月26日(土) 渡邊農場(渡邊靖範 代表)の「ひまわりメロン」の初出荷が行われました。 ひまわりメロン初収穫・定植15週間後@渡邊農場(北海道北竜町) 2010年3月14日の定植から15週間目。10ケース、約50個の出荷です。 1個約2Kg、糖度15度。ネットの木目細かさ、張り具合など素晴らしい青肉の「ひまわりメロン」です。 渡邊農場では、2002年からメロンの二期作に取り組んでいらっしゃいます。北竜町では2軒。別棟では、次の定植に向けての準備が進められています。 渡邊農場のメロンの苗は、割り接ぎ木による栽培方法。台木も同じメロンの苗で、病害抵抗性の強い台木です。茎の真ん中を割って差し込まれた苗は、小さな接木クリップで止められていました。 渡邊さんは、様々なお話を丁寧に語ってくださいました。 定植(ていしょく)一週間後に遭遇した猛吹雪を凌いだときのハウスの様子。メロンの成長に伴うハウス内の温度調整の難しさ。へたの中心の色の変化や最初に開いた葉の枯れ状況による収穫適期の見分け方に経験が必要なことなど。 そして「メロンには、3つの楽しみ方があります。ひとつめは目で楽しむ。ふたつめは香りで楽しむ。みっつめは味で楽しむことです。ふんわりといい香りが漂ってきたら食べ頃です」と教えてくださいました。 我が子のように大切に、かわいがって育てられたメロン達。渡邊さんの深い愛情や優しさがいっぱい伝わってくるお話の数々でした。 立派に手入れが行き届かれたご自宅のお庭。 その横には、渡邊ファミリーの一員であるボクサー犬の「モミジ」ちゃんと「カリン」ちゃんが、仲良く私達夫婦を迎えてくれました。モミジちゃんとカリンちゃんは、バイクに乗る渡邊さんと一緒に、早朝、近くの田んぼを一回り、ジョギングを楽しんでいるそうです。 午後2時、ひまわりメロンの初出荷です。JAきたそらち(きたそらち農業協同組合)北竜支所に、生産者の渡邊さんをはじめ農協関係者の方々が集合されました。 今日この日、渡邊さんのひまわりメロン初出荷は、今年の目標約37,000ケース出荷の先駆けとなります。8月のお盆過ぎのピークに向かって、農家54戸によるひまわりメロンの出荷が続きます。 自然の恵みをたっぷりと浴びて、 ひまわりのように明るく元気な美味しい「ひまわりメロン」たちに、 無限なる愛と感謝と笑顔をこめて。。。 「ひまわりメロン」初出荷(北海道北竜町) ◇ いくこ&のぼる |