2016年9月20日(火) 稲穂がたわわに実り、町のあちこちで稲の収穫作業がスタートしています。
一方、農事組合法人ほのかのひまわり畑では、ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫が行われました。 組合員メンバー総出による収穫作業です。
今年のひまわりは、背が高く伸びすぎたため、花の部分の成長が遅く、伸び悩みました。 さらに、度重なる台風の影響で多くのひまわりが地面に倒れてしまいました。
コンバインによる収穫が難しい状況となったので、1輪1輪、鎌でひまわりの茎の上部(総苞)をカットし、手でコンバインに投入。
コンバインでは、ふるいにかけ種を収拾し、種以外の部分は粉砕され吐き出されます。
見上げる程の背の高いひまわりを1輪1輪カットしながら、収穫可能なひまわりを見極めて集めていくという、とても大変な作業です。
「今年は、かなりの打撃です。収穫が終了するまでは、どれほど収穫量が上がるのわかりません。とにかく皆で全力を尽くして取り組んでいきます」と、お話くださった水谷茂樹 代表。
コンバインのタンクに集まった種は、上部に伸びた長い管で、用意されたトラックに荷台へ積み込まれます。
集められた種は、倉庫へと運ばれ、乾燥機で熱と風を当てて、水分を抜き、ムラ無く乾燥させます。
乾燥後、脱穀、選別して、ナッツ用に加工されます。
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子 |