農事組合法人ほのか【No.04】種籾浸漬作業

2016/12/08 22:26 に 寺内昇 が投稿   [ 2016/12/24 16:12 に更新しました ]
2016年4月11日(月)

田んぼで、白鳥たちが落穂をついばむ風景があちこちに見られる季節です。


白鳥たちが落穂をついばむ風景
白鳥たちが落穂をついばむ風景(撮影:2016年4月6日)


農家では、水稲播種に向けての準備が進められています。
育苗ハウス内の散水用水槽は、板で外枠を作り、ビニールを張って、針金で強化します。


育苗ハウス内の散水用水槽
育苗ハウス内の散水用水槽


ポンプ調整も行われています。


ポンプ調整
ポンプ調整


ハウス内では、施肥・硫黄散布(病害虫防除に有効)、そして38棟のハウス掛け紐張り調整作業等が女性グループで行われていました。


施肥・硫黄散布
施肥・硫黄散布
ハウス掛け紐張り調整
ハウス掛け紐張り調整


午後からは、JAきたそらち北竜支所で温湯殺菌された種籾を、全員で水槽に運ぶリレー作業です。
種子籾に十分吸水させて、発芽させるため、水温11℃で約10日間浸漬、積算水温100℃が目安となります。
リレー作業により、種籾169袋(845kg)があっという間に浸漬水槽へ。2日後には、種籾360袋(1,800kg)の浸漬リレー作業が行われたそうです。


種籾169袋(845kg)があっという間に浸漬水槽へ
種籾169袋(845kg)があっという間に浸漬水槽へ


更に、女性グループによる、ハウス内への防風のためのハウスビニール裾部へのホース重し設置作業です。


ハウスビニール裾部へのホース重し設置
ハウスビニール裾部へのホース重し設置


裾部にブラックビニールホースを伸展して水を充填。
ホーズの中の水の重さが、ビニールハウスの裾を押さえる役目を果たします。


裾部にブラックビニールホースを伸展して水を充填
裾部にブラックビニールホースを伸展して水を充填


そして、育苗床土の2回目の荒起し、更にアッパー耕起が行われていました。


アッパー耕起
アッパー耕起


発芽させるための温度・湿度など注意深く調整して作業が続けられます。


浸漬中(温度11度)
浸漬中(温度11度)


元気に発芽する苗さんの成長をお祈りしています。
苗さんたち、ファイト!!!


北竜町美葉牛地区にて
北竜町美葉牛地区にて(撮影:2016年4月6日)


農事組合法人ほのか・写真(2016年:1,808枚)

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農事組合法人ほのか・特集記事

農事組合法人ほのか・紹介ページ(2016年12月24日作成)

【No.01】平成27年度(第2期)定期総会(2016年2月15日)
【No.02】除雪作業スタート(2016年3月14日)
【No.03】育苗ハウスの耕起作業など(2016年4月7日)
【No.04】種籾浸漬作業(2016年4月11日)
【No.05】水稲播種へ向けての準備作業(2016年4月18日)
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【No.18】農業は達成感が魅力(2016年12月12日)
【No.19】元気いっぱい!ほのかのお母さん達(2016年12月12日)


◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子