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令和元年 北空知土地改良区運営協議会研修会(北竜町)「いのちの源・黒千石大豆」が講演されました

2019/11/04 1:27 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/11/04 12:43 に更新しました ]

2019年11月5日(火)

令和元年10月24日(木)14:00〜、北竜町・公民館大ホールにて、「令和元年度 北空知土地改良区運営協議会研修会」が開催されました。

目次

  1. 1 ▶ 司会進行:空知土地改良区・波田野啓三 事務局長
  2. 2 ▶ 会長挨拶:空知土地改良区・石川良樹 理事長
  3. 3 ▶ 地元理事長挨拶:北竜土地改良区・近江博信 理事長
  4. 4 ▶ 来賓挨拶
    1. 4.1 ▶ 北海道議会・植村真美 議員
    2. 4.2 ▶ 国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 深川農業事務所・馬渕達也 所長
    3. 4.3 ▶ 空知総合振興局 産業振興部 北部耕地出張所・伊賀優 所長
  5. 5 ▶ 研修課題
  6. 6 ▶ 『土地改良法の改正について』空知総合振興局 産業振興部 ・田中伸彦 調整課長
    1. 6.1 ▶ 土地改良区とは
    2. 6.2 ▶ 道内土地改良区の組織状況
    3. 6.3 ▶ 道内土地改良区の財務状況
    4. 6.4 ▶ 土地改良事業の目的
    5. 6.5 ▶ 土地改良制度のしくみ
    6. 6.6 ▶ 土地改良長期計画における土地改良区がはたすべき役割の拡大
    7. 6.7 ▶ 土地改良事業の参加資格
    8. 6.8 ▶ 土地改良事業の事業主体
    9. 6.9 ▶ 土地改良区の設立手続き
    10. 6.10 ▶ 土地改良区の組織
    11. 6.11 ▶ 土地改良区の組合員
    12. 6.12 ▶ 土地改良区の業務
    13. 6.13 ▶ 土地改良区が行う施設管理
    14. 6.14 ▶ 土地改良区の総代会
    15. 6.15 ▶ 土地改良区の役員
    16. 6.16 ▶ 理事の職務
    17. 6.17 ▶ 監事の職務
    18. 6.18 ▶ 役員の職責
    19. 6.19 ▶ 役員の第三者に対する責任
    20. 6.20 ▶ 年度別不祥事の件数
    21. 6.21 ▶ 不祥事を起こさないために
    22. 6.22 ▶ 土地改良区の運営体制の変更
  7. 7 ▶ 『いのちの源 黒千石大豆』黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長
    1. 7.1 ▶ 黒千石大豆とは
    2. 7.2 ▶ 歴史
    3. 7.3 ▶ 栽培の苦労
    4. 7.4 ▶ 窮地を救った生産者の真心
    5. 7.5 ▶ 早熟・耐倒伏性強、安定多収を目指して品種改良へ
    6. 7.6 ▶ 販売促進活動で生産者自ら積極的に黒千石をアピール
    7. 7.7 ▶ ネットショップ開設
    8. 7.8 ▶ 受賞
    9. 7.9 ▶ 数々の加工商品
    10. 7.10 ▶ 黒千石事業協同組合の推移
    11. 7.11 ▶ 展望
  8. 8 ▶ 閉会:芦別市土地改良区・中住昭 理事長(運営協議会副会長)
  9. 9 ▶ 写真(49枚)はこちら >>
  10. 10 ▶ 関連ページ・サイト

令和元年度北空知土地改良区運営協議会研修会 
令和元年度北空知土地改良区運営協議会研修会(北竜町公民館大講堂2F)


北空知管内11土地改良区の各理事者の皆様、約90名の方々が集合し、盛大に行われました。


会場の様子 
会場の様子


研修課題として、空知総合振興局産業振興部・田中伸彦 調整課長より『土地改良法の改正について』、そして、黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長より『いのちの源・黒千石大豆』についてのご講演がありました。


配布資料 
配布資料


司会進行:空知土地改良区・波田野啓三 事務局長


空知土地改良区・波田野啓三 事務局長 
空知土地改良区・波田野啓三 事務局長


会長挨拶:空知土地改良区・石川良樹 理事長


空知土地改良区・石川良樹 理事長 
空知土地改良区・石川良樹 理事長


「会員の皆様には、水稲における収穫作業も一段落し、畑作においては、例年作以上の収穫が見込まれると聞いております。昨年と比べると良い出来秋であったと思います。

本日ご来賓として、北海道議会議員・植村真美様、深川農業事務所より、馬渕達也 所長様、広部 副所長様、竹矢 主任指導官様、空知総合振興局より、田中 調整課長様、山縣 指導係長様、北部耕地出張所より、伊賀 所長様、黒千石事業協同組合・高田 理事長様、それぞれの皆様におかれましては、御多忙のところご臨席いただき誠にありがとうございます。

尚、田中 調整課長様と高田 理事長様におかれましては後ほどご講演いただきますので、よろしくお願いいたします。

ここ数年、スマート農業の導入に向けて、すでに新聞・テレビなどを通じて、無人トラクターの走行の実演をご覧になった方も多いと思いますが、他にも自動水管理システムやドローンを活用した適切な栽培管理をしながら収穫まで、技術の導入により確立しようとするものであります。

本日の農業新聞にも掲載されていました、北空知農協管内におけるRTKーGPSの基地局設置で、農協営農センター、北竜、多度志と3地区に基地局を設けたというものです。私達の地元滝川市においても、本年度は農地耕作条件改善ソフト事業を活用し、RTK基地局をJA営農センター敷地内に設置し、GPSガイダンスシステム、効果検証、自動給水栓による最適水管理の検証を行っております。これからの大規模基盤整備とICT農業推進に取り組みを進めています。

本日ここ北竜町で、協議会研修会を開催させていただいておりますが、会場の設定や準備並びに設営等、早い時期から地元北竜土地改良区の近江理事長をはじめ、職員の皆様には、大変お世話になったことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

本日の研修会のお二方のご講演で、皆様が満たされることを願って開会のご挨拶とさせていただきます」。


地元理事長挨拶:北竜土地改良区・近江博信 理事長


北竜土地改良区・近江博信 理事長 
北竜土地改良区・近江博信 理事長


「本日の研修会が北竜町での開催となり、多くの皆様にお越しいただき、心から歓迎を申し上げます。理事の皆様には、それぞれの改良区で適正なる運営や事業の推進にご尽力いただいておりますことを敬意を表したいと思います。

この研修会に、大変お忙しいところ植村真美 道議員もお越しいただき感謝申し上げます。札幌開発建設部深川農業事務所・馬渕所長様、空知北部耕地出張所・伊賀所長様、それぞれの幹部の皆様にはお忙しいところ出席いただいております。 日頃大変お世話になっておりますことをお礼申し上げます。

8月の成育農業予算(農業整備事業関係予算)が5,388億円で要求されています。昨年に対し122%の要求になっており、この後年末にかけて政府の概算が決定されます。管内の理事長さんと一体となって、予算獲得に努力させていただきたいと思います。

さらに本日講師を務めていただきます、空知振興局・田中 調整課長様、そして私達地元の黒千石事業協同組合。高田 理事長様にご講演いただきます。

本日の研修会が素晴らしい研修会でありますようご祈念申し上げて挨拶といたします。どうぞ、よろしくお願いいたします」。


来賓挨拶

北海道議会・植村真美 議員


北海道議会・植村真美 議員 
北海道議会・植村真美 議員


「本日の北空知土地改良区運営協議会研修会にお招きいただき、心より感謝申し上げます。このように盛大に開催されましたことをお喜び、お祝い申し上げます。

この度の台風19号で被災された皆様に対しまして、お見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を願ってご尽力されていらっしゃる方々に対し、敬意を表したいと思います。

10月はじめに、北海道の団体がお見えになり、様々な要求・ご希望を聞く機会をいただきました。その中でも、土地改良区の皆様のご意見を聞かせていただき、農業農村の整備の充実の促進、スマート農業、ICTを使った水管理についての新たな推進、災害冷害における迅速な対応、多面的機能における各地方の財政措置、貿易交渉における万全な処方などについて、様々なご希望をいただいております。

今、皆様の地域を視察・見学させていただいている中で、日々ご苦労を重ね、北海道の農業を支えてくださっている基幹産業の皆様、スマート農業、パワーアップ事業などについての現状などをお聞きしています。また、新規就農者の増加に伴い、UターンIターン等の担い手の問題おけるご意見を多数伺っております。

これからも北空知の農業基盤を整備していく方向性など様々な問題解決に向けて、皆様の貴重なご意見をいただきながら進めて参りたいと熱い気持ちでおります。

北空知の皆様の農業に対する熱い想いが、さらにこの地域に反映し、地域の発展に繋がりますことをご祈念申し上げます。本日は大変おめでとうございます」。


会場の様子 
会場の様子


国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 深川農業事務所・馬渕達也 所長


深川農業事務所・馬渕達也 所長 
深川農業事務所・馬渕達也 所長


「本日の研修会が盛大に開催されますことお祝い申し上げます。日頃より、国営土地改良事業の推進などお世話になっていることに深く感謝いたします。

重ねて、近年、気象変動等があり、台風や地震が多発しております。農家の皆様の高齢化や労働力不足等なども重なりまして、土地改良員は大変苦労されていらっしゃいます。その中で適正な維持管理をしていただいておりますことに重ねてお礼申し上げます。

深川農業事務所は、開発局の組織ということで、国営土地改良事業の実施の部分を担当しております。深川農業事務所は、平成27年に新十津川と深川を統合し設立しました。現在、月形町から幌加内町までの広い地域の市町村における、区画整理事業、用排水事業などを担当させていいただいております。

令和2年度の農業農産整備事業の概算要求についての説明です。要求額が決まっており、それに基づき概ね120%強の要求をしております。具体的には、農業の競争力強化を図るため、担い手への農地集積・集約化、農地の大区画化・凡用化の推進、農業水利施設の長寿命化などを要求しております。

私達が担当しております直轄事業の農地整備事業につきましては、114%ということで、多少少ない数値になっております。

区画整理事業は、ご要望が多い事業ということで、140%と大きな予算をとっております。また、かんぱい事業は、大きな事業が終了してきており、91%の要求となっております。

昨年の補正予算で成立いたしました、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策につきましては、今回の概算要求には含まれておりません。今後予算要求をする段階で、検討するということになっております。

地域の制度要求においては、現在実施しております、国営緊急農地再編整備事業については、令和3年度までの時限立法になっております。これに変わる再編整備事業は、装置改良、自動走行の導入に必要な重要インフラ、ICTに対応する基本的なものを要求しております。

あくまでも概算要求なので、今後どのような負担率になるかは今後の決定内容によるものと思います。

台風19号で大変な災害がおきております。国土交通省・北海道開発局においても、現在、緊急支援ということで、グループ18班(90名)が定期的に東北被災地への応急対策支援活動を行っております。その他、路面清掃車、給水車、災害対策ヘリコプター等を派遣しております。

最後に、この研修会のご盛会と北空知の農業の更なる発展をご祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。本日はおめでとうございます」。

空知総合振興局 産業振興部 北部耕地出張所・伊賀優 所長


空知総合振興局産業振興部北部耕地出張所・伊賀優 所長 
空知総合振興局 産業振興部 北部耕地出張所・伊賀優 所長


「北空知土地改良区運営協議会研修会がこのように盛大に開催されることを心よりお祝い申し上げます。改良区理事長をはじめ、理事並び職員の皆様方には、日頃より北空知管内の農業農村の推進並びに道営農業農村整備事業の推進に多大なるご尽力をいただいていることに深く感謝申し上げたいと思います。

昨年は長雨や豪雨に見舞われましたが、今年は春先から好天にも恵まれまして、平均気温も高めに推移し、北空知の基幹産業である水稲・小麦・大豆など平年並みと聞いております。

近年では、日本各地・北海道においても、台風や記録的豪雨による被害が相次いでいます。当管内においても、昨年は深川市・沼田町において河川の氾濫による水害、本年1月の豪雨により、秩父別町・雨竜町・新十津川町において、道路や用排水施設および農地が被災しましたが、今月9日に災害査定が終了し、来年の営農開始前には、工事が完成する予定となっております。

この間、土地改良区・役場皆さん、深川事務所など関係者の皆さんのご尽力によりまして、長期に及ぶことなく、査定が終了したことに対して改めまして感謝申し上げます。

当地出張所において執行しております農地農村整備事業に際しまして、28年度以降は、TPP関連対策や防災対策の補正予算が措置され、執行事業費として100億円を超え、ほぼ地元の皆様の要求に応えられる事業となっております。道理事業を実施している職場では、全道で一番の事業規模となっております。

営農計画を踏まえ、計画的に事業を進めている農家の方々やその調整を行っていただいている皆様方には、大変なご苦労をおかけしています。今年度は49兆円、来年度等とも同規模の事業執行を予定しておりますので、当所予算をはじめとした、予算確保に向け取り組んで参りたいと思います。

これからの農業課題として、農業者の高齢化や農家戸数の減少による1戸あたりの経営面積の増加が想定される中、圃場の大区画化、排水性強化による生産性の向上、スマート農業の導入による省力化が重要となっており、これらの問題に応えていくためには、農業生産基盤の整備が不可欠であると考えます。

近年は、台風やゲリラ豪雨などにより、農地・農業用施設に大きな被害が発生しており、こうした自然災害によるリスクに備えていくためにも、農地の排水改善や用地施設の耐震などの防災減災対策を進めていくことが肝心な任務となっています。

このように農業農地施設の果たす役割は重要となっており、計画的な整備が必要であり、強く求められているものと認識しております。北空知管内におきましても、各関係機関と連携し、必要な基盤整備を進め、北空知農業農村の発展に繋げていきたいと考えております。

最後になりますが、新聞やテレビなどでご存知の方も多いと思いますが、当出張所が監督する工事において、土砂崩れが発生し、お二人の方がお亡くなりになるという痛ましい労災事故が発生してしまいました。亡くなられたお二方には、謹んで哀悼の意を表したいと思っております。残されたご家族の心情を考えますと、いたたまれない気持ちでございます。その他にも関係する改良区や受益者の皆様、本日ご列席の皆様に不安とご心配をおかけすることになってしまい、大変申し訳なく思っております。

道営工事の中で死亡事故が発生してしまったことは痛恨の極みでございますが、現在は建設や警察署により捜査中であります。調査については今後明らかになってくると思いますが、これを教訓とし、多くの工事が施工中でございますので、職員はもとより、関係機関と連携しながら、二度とこのような悲惨な事故が発生しないよう注意深く工事を進めていきたいと思います。

今後とも事業の推進に対しまして、皆様方の一層のご協力をお願い申し上げるとともに、土地改良区並びにご列席の皆様方の益々のご発展をご祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます」。


研修課題

『土地改良法の改正について』空知総合振興局 産業振興部 ・田中伸彦 調整課長


空知総合振興局産業振興部調整課・田中伸彦 課長 
空知総合振興局産業振興部調整課・田中伸彦 課長


「本日ご列席の皆様におかれましては、日頃より農業農村整備事業の推進、とりわけ適正な土地改良区の運営に日々尽力されていることに改めて敬意を表します。

本日の研修会は、土地改良区の運営関係と昨年改正された土地改良法について、主旨と背景について説明させていただきます。


地改良区の運営関係と昨年改正された土地改良法について 
地改良区の運営関係と昨年改正された土地改良法について


土地改良区とは

土地改良区は、ダムや水路などの建設、管理、区画整備などの農地整備などいわゆる土地改良事業を実施することを目的とし、土地改良法に基づいて設立された農業者の組織です。

土地改良事業は、その事業の目的や性格から、公共事業とし て位置づけられ、これを実施する土地改良区も公共団体と して強い公共的権能(加入強制、費用 の強制徴収権等)が付与けられています。

▷ 3分の2の同意で事業実施

土地改良事業には、その直接的な利益は農業者の個々の 農地にもたらされるという側面もあることから、事業実施に当た って、農業者の3分の2以上の同意が条件となっています。

▷事業地区内の農業者は当然加入

土地改良事業によって利益を受ける地区内の農業者は当然に加入し、土地改良区が行う事業に要する経費を負担します。

▷費用の強制微収

土地改良区は、事業に要する経費を当てるため、利益を受ける組合委員から賦課金を徴収いています。賦課金の滞納があった場合は、行政上の強制執行により徴収します。

▷税制の優遇措置

土地改良区は公共法人と規定されており、法人税法第4条2項の規定により、法人税を収める義務がないとされています。また所得税法においても、公益法人等に分類され、土地改良区が支払いを受ける利子・配当については非課税となっています。

▷土地改良区の地区数の推移

昭和35年(1960年)頃は、全国で13,000地区ありましたが、統廃合により、平成28年(1916年)には、約3分の1の4,585地区に減少。北海道の土地改良区においては、平成元年(1989年)に土地改良区統合整備基本計画を作成し、平成元年に134の改良区が61減少し、現在では73改良区となっています。

▶ 道内土地改良区の組織状況

▷地区面積の推移

全道的には広域化傾向にありましたが、近年は、用地の転用などにより毎年減少傾向にあります。空知管内の土地改良区は、平成27年(2015年)国営事業によりダムが完成したことから新規加入がありましたが、それ以降は横ばい傾向にあります。

全道の平均の1土地改良区あたりの地区面積は、約3,500ha、空知管内は平均で4,700haとなっており、全国平均より大型化の土地改良区が多いようです。北空知11区の土地改良区の平均は、約3000haの地区面積となっています。

▷組合員数の推移

高齢化や担い手の農地の集積により、全道および空知管内においても減少傾向にあります。平成25年度(2013年)から5年間で約10%減少しており、総代会制度の見直しになるきっかけとなっています。

道内土地改良区の財務状況

▷決算額・借入金残高の推移

全道的には、事業実施地区の減少や借入金の償還ピークが過ぎたことで、減少傾向にあります。空知管内においては、決算額では全道平均の約2倍となっています。支出額が他の管内より多いと言えます。国営や道営事業による圃場の大区画化にかかる事業が空知管内では盛んに行われていることや、維持管理に経費がかかっていることが原因のようです。

償還金残高は、全道で約300億の償還残高がありますが、その7割の210億が空知管内となっています。土地改良事業の実施が空知管内で盛んに行われていることがわかります。

土地改良事業の目的

土地改良事業は、『水』と『土』を整備して、地域の共有の社会資本といて維持保全を行うものです。地域住民と一体となって、農村空間『里』を作っていくことから、『水』と『土』と『里』を繋げて、『みどり』と呼び、こうしたネットワークを形成するという想いから、愛称『水土里ネット』と言われています。

土地改良制度のしくみ

▷目的

農業生産性の向上、農業総生産の増大、農業生産の選択的拡大、農業構造の改善が目的となっています。

▷手段

目的を達成するための手段として、農業生産基盤の整備及び開発、土地改良事業の実施があります。

▷具体的内容

土地改良法の第1章から7章に規定。配慮事項として、『環境との調和』は、平成13年(2001)に法律が改正され、追加された事項です。

土地改良長期計画における土地改良区がはたすべき役割の拡大

長期計画は、法に基づき5年計画で策定されています。現在の計画は平成28年(2016年)〜32年度(令和2年・2020年)の5年間の計画となっています。この長期計画における政策課題を達成するために、土地改良区が担う役割を拡大しています。

合併等による組織運営基盤の強化、維持管理体制の再編整備、意思決定過程への女性の参画、役員等のマネジメント能力の向上等により一層大体制強化をはかる必要があります。

▶土地改良制度の基本原則

▷土地改良事業の施行にかかる一定地域と3分の2の同意

実際の運用にあたっては、ほぼ100%の同意率のものが、全体の73%をしめており、高い同利率のもとで事業を実施しています。

▷同意主義の例外

『施設更新』の事業で一定の条件を満たせば、同意なしに事業を実施することができるという場合もあります。

土地改良事業の参加資格

参加資格においては、土地改良法の第3条に規定されており、一般的には3条資格者と言われています。

▷3条資格の内容

1.土地改良事業の開始・変更等の賛否を表示する
2.土地改良区の組合員になる
3.国営・都道府県営事業の申請人となり、事業にかかる費用の一部を負担する
4.自ら一人でまたは他の資格者と共同して事業の施行者となる

土地改良事業の事業主体

土地改良事業の主体は、国、都道府県、農業協同組合、農地中間管理機構など団体が主に行っています。

土地改良区の設立手続き

北海道においては、平成14年度(2002年)に上川管内にある『てしおがわ土地改良区』が誕生。

▷手続き

一定地域を決定し、3分の2以上の同意を微集するなど国営・道営事業とほぼ同様の手続きとされています。

土地改良区の組織

組合員がいて、その代表者が総代、執行機関として役員、補助機関として運営委員会、事務を行う事務局があります。総会は、総組合員で構成する最高議決機関であり、組合員100人を超える場合に総代会を設置することが可能。法改正により、これまで組合員200人以上から100人に暖和され、一律30人以上の総代定数に変更されています。

土地改良区の組合員

土地改良区の地区内の3条資格者は、すべて土地改良区の組合員となります。全国の組合員数は、昭和35年(1960年)から比べると3分の2になっています。地区当たりの組合員数は倍になっています。離農などにより、農家件数は減少していますが、合併などによって、ひとつの土地改良区当たりの組合員数が増加していることがわかります。

土地改良区の業務

土地改良区が行う事業は、それぞれの定款第4条において定められています。事業態様は、70%が維持管理主体で、工事と管理の両方の事業を実施するものが19%で、約9割の土地改良区が維持管理を主体としています。北海道においても73土地改良区すべてが、維持管理を目的に設立されています。

土地改良区が行う施設管理

▷施設管理の体系

土地改良施設の管理は、造成した土地改良区等が維持管理を行います。国営・都道府県営土地改良区事業で造成した施設は、大部分が都道府県・市町村の土地改良区に対し管理委託又は条件付き譲与をし、それぞれの主体が維持管理を行います。

土地改良区の総代会

総代会は、土地改良区の意思決定を行う最高の議決機関です。総代会は、法第25条により、理事は、毎事業年度1回『通常』総代会を招集しなければなりません。必要なら、いつでも「臨時」総代会を招集できます。

議決事項は、法第30条により定められており、今回の法改正により、利水調整規程の設定や貸借対照表などが追加されています。

土地改良区の役員

役員は、5人以上、監事は2人以上。理事のうち、3/5以上は耕作者組合員、監事のうち1人以上は員外監事。

▷組合員と役員の関係

民法第644条により、土地改良区と役員個人とは委託類似の関係にあり、役員個人は土地改良区にたいして善管注意義務を負う。役員は、法令、行政処分、定款、規約、管理規程並びに総会の決議を遵守し忠実に職務を遂行しなければなりません。

▷兼職禁止

理事と監事、役員と職員は兼ねることはできません。

理事の職務

▷土地改良区の代表

知事の代表権は、土地改良区の行為能力の範囲内の一切の事務とします。理事が土地改良区のために行う一切の行為は原則といて土地改良区の行為となります。理事が複数人いる場合には、理事それぞれが単独で代表します。

▷土地改良区の事務の執行

理事は、毎年1回の通常総会の招集、法、定款及び規約等による事務の執行が義務付けられています。

監事の職務

土地改良区の財産及び理事の業務執行状況を監査します。法令もしくは定款に違反している場合は、総会または知事に報告することが規程されています。

役員の職責

役員の責任は、債務不履行上の責任と不法行為の責任の2つがあります。債務不履行上の責任は、理事会において法律や総代会の議決に違反したことにより、土地改良区に損害を与える場合。

役員の第三者に対する責任

役員が職務を行うにつき、故意または過失により他人の身体や財産を侵害し損害を与える行為があった場合は、損害賠償の責任を負うことになります。役員がその職務を行うにつき悪意又は重大な過失があったとき、その役員は、第三者に対して連帯してその損害賠償の責任を負うことになっています。

理事は、区の経営上の責任を負うことを常に認識し、経営の実態を把握しておく必要があります。

年度別不祥事の件数

平成19年(2007年)から28年度(2017年)までの合計が、横領事件が34件で全体の46%を占めています(横領事件、不正経理事件の実例説明)。

不祥事を起こさないために

・内部牽制機能の充実:会計事務に複数の職員や役員を配置する
・外部監査を導入する
・役員による会計経理の手続きの適正化:銀行印の管理などで、適切な処理・厳重な保管が行われているかを検証します
・会計の複式簿記方式への移行


会場の様子 
会場の様子


土地改良区の運営体制の変更

平成31年(2019年)4月1日より、土地改良法の一部が改正され、土地改良区の組合員資格や体制の改善に関する措置が講じられました。

▷准組合員制度の導入

・組合員でない耕作者又は農地所有者が准組合委員となり、総会の出席や賦課金・夫役の一部を負担することができます

・水路等の維持に取り組んでいる地域の活動団体が、施設管理准組合員となり、総会への出席や施設の維持管理に参加することができます

▷役員の資格要件の見直し

・理事のうち、5分の3は耕作者たる組合員であることが必要です
・監事のうち、1人以上は員外監事であることが必要です

▷総代会制度の見直し

・総代会の設置要件人数が今まで201人以上だったのが、101人以上となります
・総代定数の下限が、今までは組合員数に応じてのに人数が規程されていましたが、一律30人以上となります
・総代選挙を土地改良区の管理により実施することとなります
・総代が総代会に出席できない場合も、書面や代理人による議決が可能となります

▷利水調整ルールを明確化

総会の議決を経て利水調整規程を策定することで、利水調整ルールの決定方法(プロセス)を明確化することが可能になります。

▷貸借対照表の作成・公表が必要

複式簿記を導入し決算関係書類(貸借対照表等)を作成・公表することにより、財務状況の明確化や将来の施設更新に備えた計画的な積立手て等が可能となります。令和4事業年度から貸借対照表の作成が義務化とされました。

▷国による支援

・地方連合会による巡回指導を受けることができます
・税理士等の指導・助言を受けることができます
・複式簿記導入促進特別研修を受講することができます
・小規模土地改良区向け簡易な会計ソフトが開発・販売されます
・会計事務を合同で行うための土地改良区連合を設立できます。また、設立のための話し合いや事務機器の整備のための経費についての補助を受けることができます
・施設の資産評価に関して、地方連合会の支援をけることができます」。

以上、『土地改良法の改正について』の田中調整課長のお話が終了し、15分間に休憩後、『いのちの源 黒千石大豆』の高田理事長のお話へと続きます。


『いのちの源 黒千石大豆』黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長


黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長 
黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長


「まず、黒千石大豆(くろせんごくだいず)そのものを知っていただくために、黒千石大豆をフリーズドライにした『そのままカリッと黒豆のお菓子』と『黒千石茶ペットボトル』を持ってきました。黒千石大豆商品は、限りなく添加物ゼロで作っています。栄養価も高く、健康的で美味しい黒千石を是非、味わってみていただきたいと思います。


配布資料 
配布資料

配布された黒千石茶ペットボトル 
黒千石茶ペットボトルを配布


黒千石大豆とは

黒千石は、極小粒の大豆で、種皮は光沢のある黒色、子葉(種皮を剥いた子実)は緑色。大豆の中で、実が緑である大豆は、この黒千石だけです。昔は、空知管内では、軍用馬の飼料として与えられて、十勝では緑肥として扱われていました。


黒千石大豆とは 
黒千石大豆とは


▷栽培時は、普通の大豆に比べて葉数が多く、 積算温度(播種から成熟までの毎日の平均気温を足した温度)が高く、通常の豆が2300度に対して黒千石は2700度が必要となります。この400度の差は、太陽の光を目一杯浴びて育つことを意味しています。


積算温度が高い黒千石大豆 
積算温度が高い黒千石大豆


この極小黒大豆「黒千石は、北海道の大自然の中で、太陽の力を沢山いただいている偉大なる豆だと確信しています。

歴史

黒千石は、北海道の在来種で、原種は蔓状になっていたものを、品種改良を重ね、栽培しやすい豆になってきました。1970年頃は、家畜もいなくなり、化学肥料の発達などにより、一旦栽培が途絶えました。

2001年に、森町で豆の研究を重ねていた農業研究家・田中淳さんが、収集してい豆の中から極小黒大豆である黒千石を発見。道南の江差町で、種を撒き、50粒のうち28粒の発芽に成功しました。

最初、寒い北海道では栽培は難しいということで、岩手県での栽培がはじまりました。当時、岩手県花巻市の栽培農家の視察に出かけ、世界的な豆の研究者である独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構の大豆300A研究センター・有原丈二 リーダーより黒千石栽培のご指導を受けました。

2005年、黒千石は北海道の原種であり、北海道での栽培を願う想いがつのり、黒千石は里帰りすることになりました。北竜町、滝川市、乙部町の24戸で黒千石栽培がスタート。

2007年3月に、黒千石事業協同組合を設立しました。


2007年3月・黒千石事業協同組合設立 
2007年3月・黒千石事業協同組合設立


栽培の苦労

積算温度が高く、葉も多いので、収穫時期が普通の大豆より遅いこともあり、収穫前に雪が降り、雪に埋もれてしまったこともありました。

窮地を救った生産者の真心

取引を行っていた中間業者の倒産や、雪に埋もれて収穫不能などで、生産者への支払いができなくなったとき、困難な状況に耐え、待ち続け、共に苦しみを乗り越えてくれた生産者の方々がいました。

当時100名ほどの生産者が二十数名にも減少しましたが、黒千石の力を信じ、協力し、栽培し続けてくださった生産者、応援してくださった消費者に方々のあたたかい想いのお陰で、今の黒千石が存在することを心から感謝しています。

早熟・耐倒伏性強、安定多収を目指して品種改良へ


三分一先生による品種改良「竜系3号」 
三分一先生による品種改良「竜系3号」


2008年に、拓殖大学北海道短期大学・三分一教授に、極晩生かつ耐倒伏性弱の「黒千石」の品種改良を依頼。

2014年には、町長を代表とする『北竜町コンソーシアム』が農林水産省の補助金(3か年)を受けて、規模拡大、現地調査、子実成分分析、加工適正性試験の実施など強化がはかられました。約10年の歳月を費やして研究を重ね、品種改良を繰り返し、新品種『竜系3号』が誕生。

2018年より黒千石事業協同組合が生産する『黒千石大豆』の50%以上が『竜系3号』に置き換わる体制へ移行しています。『竜系3号』は、これまでの黒千石より成熟期が1週間〜2週間ほど早く、長茎、多収、耐倒伏性で、かつ、莢の着く位置が非常に高いため、コンバインによる収穫ロスが減ることで、実質的な収量の増加が見込まれます。

販売促進活動で生産者自ら積極的に黒千石をアピール


販売促進活動で生産者自ら積極的に黒千石をアピール 
販売促進活動で生産者自ら積極的に黒千石をアピール


・「北のめぐみ愛食フェア」@道庁赤レンガ前(2008年から10年間出展)
・空知フェア@札幌どさんこプラザ
・「旭川駅マルシェ」@旭川駅構内(2011年から出展し8年目)
・さっぽろオータムフェスト@札幌大通公園(20??年から出展
・台湾高級スーパーマーケット「裕毛屋(ゆうもうや)@台中市(2017年から参加し3年目)
 『有害添加物の無添加(農薬・放射能・添加物無し)』を宣言する店において、黒千石大豆が大人気!


消費者に生産者自ら売り込む 
消費者に生産者自ら売り込む


『2019よい仕事おこしフェア』@東京国際フォーラム」
 全国229信用金庫が協賛のイベントで、国内521の企業・団体が出展。北海道からは6店舗が出展。


2019よい仕事おこしフェア(東京国際フォーラム) 
2019よい仕事おこしフェア(東京国際フォーラム)


ネットショップ開設

直営・黒千石事業協同組合ネットショップをリニューアル開設(2016年〜)。


黒千石事業協同組合・直営ネットショップ 
黒千石事業協同組合・直営ネットショップ


受賞

・2010年 第6回HAL農業賞『チェレンジ賞』受賞


様々な賞を受賞 
様々な賞を受賞


・2014年:平成25年度きたしん「ふるさと振興基金・きたしん産業技術奨励賞」受賞:発芽黒千石納豆の開発に対して産業技術奨励賞
・2016年:高田理事長が公益財団法人日本特産農産物協会・地域特産物マイスターに認定


公益財団法人日本特産農産物協会・地域特産物マイスターに認定 
公益財団法人日本特産農産物協会・地域特産物マイスターに認定


2018年:内閣官房及び農林水産省が主催する「第5回ディスカバー農村漁村(むら)の宝」の優良事例に認定。全国からの応募数1015団体から優良事例32団体が選定(北海道からは98応募団体から3団体が優良事例に認定)。2018年11月22日に、首相官邸にて受賞式が執り行われました。


首相官邸にて受賞式「第5回ディスカバー農村漁村(むら)の宝」の優良事例に認定 
首相官邸にて受賞式「第5回ディスカバー農村漁村(むら)の宝」の優良事例に認定


2019年3月 北海道農政事務所主催の『受け継ぎたい北海道の食・動画コンテスト』で動画『元気の源・黒千石大豆』が優良賞受賞。


「受け継ぎたい北海道の食・動画コンテスト」優良賞受賞 
「受け継ぎたい北海道の食・動画コンテスト」優良賞受賞


2019年6月には、ディスカバー農村漁村(むら)の宝・第1回サミットが東京ミッドタウンにて開催され、第1回から第5回までの選定地区(143地区)を招待したサミットで、優良事例に選定された14地区が全国から参加集合。黒千石事業協同組合がサミット&マルシェに参加しました。


ディスカバー農村漁村(むら)の宝・第1回サミット(東京ミッドタウン) 
ディスカバー農村漁村(むら)の宝・第1回サミット(東京ミッドタウン)


数々の加工商品

黒千石ドン、黒千石きなこ、黒千石フレーク、黒千石フリーズドライ、豆ごはんセット、黒千石ペットボトル。


商品化がすすむ黒千石大豆 
商品化がすすむ黒千石大豆


「発芽黒千石納豆」は、㈱豆蔵が開発販売した「なんとみごとな発芽黒千石納豆」が、北海道新技術 新製品開発賞食品部門優秀賞受賞(2016年10月)。豆蔵の社長曰く「発芽黒千石納豆は添加物無しの日本でNo1の商品だ!」というお言葉を信念にし、無添加の黒千石加工商品の販売しています。

「黒千石ドライパック」は千歳市にある『田中製餡株式会社」が製造。添加物なしで、黒千石を柔らかく蒸してドライパックにしたもの。


発芽黒千石納豆 
発芽黒千石納豆


黒千石事業協同組合の推移

生産者数の推移(現在51名の生産者)。


黒千石事業協同組合の推移 
黒千石事業協同組合の推移


収穫量の推移(現在およそ200トンの安定した生産量での取引が続いています)。


収量の推移 
収量の推移


展望

・生産者が喜んで意欲的に黒千石を栽培していただたいと思っています

・発芽を中心とした機能性の高い黒千石商品に取り組んでいきたい
発芽時に、酵素の働きにより胚芽中のギャバ(アミノ酸の一種)が増加。ギャバは、血圧上昇を抑える作用、脳の代謝を促す神経伝達物質として注目されています。

・黒千石の本来の味わい・風味をそこなうことなく、無添加のままで、消費者にお届けし、味わい喜んでいただき、ずっと「おかわり」をしていただけるよう真心こめて取り組んでいきたいと思います

・ネットショップを使って、日本全国の消費者の皆さんに黒千石大豆を知っていただき、美味しさを精一杯お届けいていきたいと思います。


展望 
展望


添加物の無い栄養価の高い黒千石大豆を食べて、健康的に元気に、これからの人生を楽しんでいっていただきたと思います。ご静聴、ありがとうございました!


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動画「命の源・黒千石大豆」


閉会:芦別市土地改良区・中住昭 理事長(運営協議会副会長)

「本日は、ご多忙の中、多数のご出席をいただき誠にありがとうございます。ご来賓の深川農業事務所・馬渕 所長様、空知振興局・伊賀 所長様におかれましても、お忙しい中お越しいただき感謝申し上げます。

今日の研修の講師をしていただきました、空知総合振興局産業振興部・田中伸彦 調整課長、黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長におかれましても、限られた時間の中で、興味深いお話をいただき、誠にありがとうございます。

今月に入り、本州では台風19号により大変な被害を受け、北海道においても被害を受けた地区に対し、心よりお見舞い申し上げます。来年に向けて、希望をもって取り組んで参りたいと思います。

これをもちまして、令和元年度北空知土地改良区運営協議会研修会を終了といたします。本日は、ありがとうございました」。


芦別市土地改良区・中住昭 理事長(運営協議会副会長) 

芦別市土地改良区・中住昭 理事長(運営協議会副会長) 
芦別市土地改良区・中住昭 理事長(運営協議会副会長)


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関連ページ・サイト


◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子

老舗割烹 や満登(やまと・成川祐子 女将)に黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長が御礼訪問

2019/10/14 18:09 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/10/14 20:46 に更新しました ]

2010年10月15日(火)

東京駅八重洲北口、創業明治35年(1902年)、四代にわたり伝統を受け継ぎ、和モダンに進化した老舗割烹料理店「や満登(やまと)」に、黒千石事業協同組合による、日頃のご愛顧の感謝を込めての御礼訪問が実現しました。



割烹・や満登(やまと)入口 
割烹・や満登(やまと)入口


黒千石大豆のお取引

割烹「や満登」さんへの訪問は、北竜町・黒千石事業協同組合で黒千石大豆の取引があるということで実現。
「や満登」さんとの取引は、「新宿御苑 ろまん亭」時代からあり、黒千石大豆の生豆の取引が10年ほど続いています。「や満登」さんでは、黒千石生豆を、お店独自の製法で焙煎して、ドリンク「黒豆茶」として提供されているとのことです。

また、北竜町産ひまわり油のPRのため、北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長、田村正和 係長も同席。ひまわり油を寄贈し、割烹料理への試用を要望されました。


2018年5月にリニューアル

お店は、2018年5月にテーブルフロアー・カウンターBARエリアをリニューアル! 店内の内装設計はデザイナー・橋本夕紀夫氏。和モダンに生まれ変わり、洗練された品格のある空間が広がっています。

個室5部屋、テーブルフロア、バーカウンターコーナー、BOX席等が用意されています。通されたのは、「奥の間」邸宅調のモダン和室。


個室 
個室


店内の様子

屏風

壁に貼られている屏風には、「やりはさびても 名はさびぬ 昔忘れぬ おとしざし」という「槍錆」の書文字が描かれています。

「槍錆」は、主家を去り、禄を失っても武士の体面は腰の刀に残しているという武士の心意気をうたったもので、黒田節の歌詞の冒頭に歌われている言葉。大正12年(1923年)関東大震災の翌年、更地になり、何もないゼロからの状態になった時、武士のように、プライド(心意気)を忘れずに頑張ろう」という意味が込められているそうです。


槍錆「やりはさびても 名はさびぬ 昔忘れぬ おとしざし」 
槍錆「やりはさびても 名はさびぬ 昔忘れぬ おとしざし」

槍錆「やりはさびても 名はさびぬ 昔忘れぬ おとしざし」 
高田 理事長(左)、能代川 次長(右)


ディナー:百合コース

背筋がピンと伸びるような緊張感の中で、ディナー・百合コースがスタート。食前酒、旬彩、刺身、焼物、煮物、食事、水菓子です。


ディナー:百合コース 
ディナー:百合コース


旬菜:汲み上げ湯葉の胡桃和え、サーモンと蕪のお寿司、むかご真蒸、むつの揚げ物、菊と菊菜のお浸し


旬菜:汲み上げ湯葉の胡桃和え、サーモンと蕪のお寿司、むかご真蒸、むつの揚げ物、菊と菊菜のお浸し 
旬菜:汲み上げ湯葉の胡桃和え、サーモンと蕪のお寿司、むかご真蒸、むつの揚げ物、菊と菊菜のお浸し


刺身:マグロ、ホタテ、鯛


刺身:マグロ、ホタテ、鯛 
刺身:マグロ、ホタテ、鯛


焼物:秋鮭、栗のブランデー漬け、舞茸の漬け焼き


焼物:秋鮭、栗のブランデー漬け、舞茸の漬け焼き 
焼物:秋鮭、栗のブランデー漬け、舞茸の漬け焼き


煮物:子持ち鮎甘露煮、大根煮物、大黒しめじの炊合せ、虹麸


煮物:子持ち鮎甘露煮、大根煮物、大黒しめじの炊合せ、虹麸 
煮物:子持ち鮎甘露煮、大根煮物、大黒しめじの炊合せ、虹麸


食事:雑炊


食事:雑炊 
食事:雑炊


水菓子:果物(洋梨、ぶどう)


水菓子:果物(洋梨、ぶどう) 
水菓子:果物(洋梨、ぶどう)


黒千石大豆の黒豆茶

「割烹 や満登」推奨の極小黒豆茶。や満登オリジナル焙煎による黒千石大豆の黒豆茶。


黒千石大豆の黒豆茶 
黒千石大豆の黒豆茶

オリジナル焙煎の黒千石大豆を味見する田村係長 
オリジナル焙煎の黒豆茶を味見する田村係長


四代目・成川祐子 女将

最後に、幸運にも、四代目・成川祐子 女将が部屋までおこしいただき、ご挨拶する機会が実現できたことを心より感謝申し上げます。


四代目・成川祐子 女将 
四代目・成川祐子 女将


「この黒豆茶は、私どももとても気に入っております。健康思考のお客様でファンの方々も多く、人気の高いお茶です。
それぞれのお客様の好みに合わせた焙煎方法でおだししています。紫の綺麗な色がでますし、とても上品な優しい味わいのお茶になっています。お逢いできてよかったです」と、成川祐子 女将より嬉しいお言葉をいただきました。


談笑する成川祐子 女将、高田幸男 理事長 

談笑する成川祐子 女将、高田幸男 理事長 
談笑する成川祐子 女将、高田幸男 理事長

談笑する成川祐子 女将、高田幸男 理事長 
前列:黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長(左)、北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長(右)
後列:同・田村正和係長(中左)、成川祐子 女将(中右)、北竜町集落支援員・寺内昇(左)、同・寺内郁子(右)


素敵な空間の中で、極上のお料理をいただき、黒千石の素晴らしさを再認識できたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

大都市東京の老舗割烹料理店で、北海道の黒千石大豆が健康的で美味しいお茶として、大勢のファンの方々に愛されていることに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


個室を飾る生花 
個室を飾る生花

矢満登ビル 
矢満登ビル(右側のビル)


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関連サイト・記事


◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


2019よい仕事おこしフェア@東京国際フォラームに北海道北竜町から黒千石大豆&ひまわり油出展

2019/10/14 14:31 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/10/15 3:53 に更新しました ]

2019年10月15日(火)

全国の信用金庫が協賛する地方創生イベント「2019“よい仕事おこし”フェア」が、10月7日(月)、10月8日(火)の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)にて盛大に開催されました。

目次

  1. 1 ▶ 2019“よい仕事おこし”フェア:全国229信用金庫・国内約521の企業・団体が出展
    1. 1.1 ▶ 北海道北空知からは黒千石事業協同組合、株式会社北竜振興公社が出展
    2. 1.2 ▶ 北海道からの出展
    3. 1.3 ▶ ビジネスエリア・観光・物産エリア・社会関連エリア
    4. 1.4 ▶ イベントステージ
  2. 2 ▶ 特別企画「地域連携プロジェクト」
    1. 2.1 ▶ 興(お)こし酒プロジェクト:興こし酒「絆舞 令和(きずなまい れいわ)」
    2. 2.2 ▶ 焼酎プロジェクト:球磨焼酎「絆咲(きしょう)」
    3. 2.3 ▶ スイーツコラボプロジェクト:コラボスイーツ「カステラ」と「パウンドケーキ」
  3. 3 ▶ 開会式
    1. 3.1 ▶ 司会:テレビ朝日アナウンサー・矢島悠子さん
    2. 3.2 ▶ 主催者ご挨拶:東北地区信用金庫・福島信用金庫・樋口郁雄 理事長
    3. 3.3 ▶ ご来賓皆様のご紹介
    4. 3.4 ▶ 各信用金庫代表の方々のご紹介
    5. 3.5 ▶ 田中和徳 復興大臣ご挨拶
    6. 3.6 ▶ 小池百合子 東京都知事ご挨拶
    7. 3.7 ▶ 遠藤俊英 金融庁長官ご挨拶
    8. 3.8 ▶ 鎌形浩史 環境事務次官ご挨拶
    9. 3.9 ▶ 祝電披露
    10. 3.10 ▶ 鏡開き
  4. 4 ▶ 展示会場・地下2F
    1. 4.1 ▶ 地下2F・ホールE
    2. 4.2 ▶ 地下1F・ロビーギャラリー
    3. 4.3 ▶ 4F・ガラス棟G
  5. 5 ▶ 北海道からの出展ブース
    1. 5.1 ▶ 黒千石事業協同組合・株式会社北竜振興公社(北竜町)
    2. 5.2 ▶ 株式会社キタウロコ荒木商店(根室市)HPはこちら >>
    3. 5.3 ▶ 有限会社末廣軒(北杜市)Facebookページはこちら >>
    4. 5.4 ▶ 晴cafe 低糖オーブン(帯広市)HPはこちら >>
    5. 5.5 ▶ 南北海道地産物流協同組合(森町)HPはこちら >>
  6. 6 ▶ その他
    1. 6.1 ▶ 株式会社杉田組(愛知県豊田市稲武)HPはこちら >>
  7. 7 ▶ イベント
    1. 7.1 ▶山形観光PR・ゲスト「テツ and トモ」
    2. 7.2 ▶ ご当地キャラグランプリ開催
  8. 8 ▶ 北海道どさんこプラザ@有楽町交通会館
  9. 9 ▶ 写真(188枚)はこちら >>
  10. 10 ▶ 関連記事・サイト

東京国際フォーラム・1F 
東京国際フォーラム・1F

東京国際フォーラム案内図 
東京国際フォーラム案内図

東京国際フォーラム・地下1F 
東京国際フォーラム・地下1F


2019“よい仕事おこし”フェア:全国229信用金庫・国内約521の企業・団体が出展

「2019“よい仕事おこし”フェア」は、東日本大震災被災地の復興を願って2012年から始まった大商談会で、「被災地復興応援」「地域連携」「地方創生」をメインテーマに、今年で8回目を迎えます。

城南信金(本店・東京都品川区)が事務局を務め、全国229信用金庫が協賛し、復興庁や環境省、東京都などの後援により、国内約521の企業・団体が出展しました。


展示会場・地下2F 
展示会場・地下2F


北海道北空知からは黒千石事業協同組合、株式会社北竜振興公社が出展

北海道北空知からは、北空知信用金庫のご推薦により、北竜町の黒千石事業協同組合、株式会社北竜振興公社が出展しました。

今回、北空知信用金庫様が黒千石事業協同組合を推薦した理由は「黒千石事業協同組合が、積極的に販売促進PRに取り組んでいる」ということが大きな要素になっているとのことです。


北竜町ブース:黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長(中)、(株)北竜振興公社:北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長(左)、同・田村正和係長(右) 
北竜町ブース:黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長(中)
(株)北竜振興公社:北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長(左)、同・田村正和係長(右)


北海道からの出展

その他、北海道からの出展は、株式会社キタウロコ荒木商店(根室市)、有限会社末廣軒(北杜市)、晴cafe 低糖オーブン(帯広市)、南北海道地産物流協同組合(森町)等。

ビジネスエリア・観光・物産エリア・社会関連エリア

会場は、企業が出展する「ビジネスエリア(機械・金属・電子製造、加工技術、印刷製造、健康・医療・福祉・環境、建築・土木・住宅、小売、IT・情報通信など)」、日本全国の観光や物産を紹介する「観光・物産エリア(ご当地観光PRなど)」、地方自治体等の行政機関や大学等の教育機関などが出展する「社会関連エリア」が設置。

イベントステージ

会場内イベントステージでは、つのだ☆ひろさん、さとう宗幸さん、松木安太郎さん、研ナオコさん、くまモン等など、各地の観光大使であるタレントさん等も多数出演されるなど、地方創生の取り組みに関するイベントが2日間連続開催されました。


特別企画「地域連携プロジェクト」

特別企画の「地域連携プロジェクト」として、「興(お)こし酒プロジェクト」「焼酎プロジェクト」「スイーツコラボプロジェクト」が実施。


地域連携プロジェクト・コーナー 
地域連携プロジェクト・コーナー


興(お)こし酒プロジェクト:興こし酒「絆舞 令和(きずなまい れいわ)」

47都道府県・123地域から集まったお米をブレンドし、醸造した純米大吟醸・興こし酒「絆舞 令和」を販売。


純米大吟醸・興こし酒「絆舞 令和」 
純米大吟醸・興こし酒「絆舞 令和」と「絆結(きゆ)」


焼酎プロジェクト:球磨焼酎「絆咲(きしょう)」

被災8道県産(北海道・岩手・宮城・福島・岡山・広島・愛媛・熊本)のお米をブレンドした球磨焼酎「絆咲(きしょう)」。熊本県の深野酒造醸造を販売。


球磨焼酎「絆咲(きしょう)」 
球磨焼酎「絆咲(きしょう)」


スイーツコラボプロジェクト:コラボスイーツ「カステラ」と「パウンドケーキ」

・興こし酒「絆舞 令和」を使用した「カステラ」(日本酒カステラ、米粉で作ったカステラ)
・復興焼酎パウンドケーキ「絆咲の華」は、福島県・大正創業老舗菓子舗「一味庵」が、球磨焼酎「絆咲」を使用して作ったパウンドケーキ


スイーツコラボプロジェクト 
スイーツコラボプロジェクト


大正創業老舗菓子舗「一味庵」氏家一浩 専務(右)とスタッフ 
大正創業老舗菓子舗「一味庵」氏家一浩 専務(右)とスタッフ

復興焼酎パウンドケーキ「絆咲の華」 
復興焼酎パウンドケーキ「絆咲の華」

大盛況の地域連携プロジェクト・コーナー 
大盛況の地域連携プロジェクト・コーナー


開会式

10月7日9時20分から、ホールB棟5階ステージにてオープニングセレモニーが行われ、フェア実行委員代表をはじめ、来賓の方々のご挨拶、そして全国信金の方々による鏡開きが行われました。


開会式の会場模様 
開会式の会場模様


司会:テレビ朝日アナウンサー・矢島悠子さん

司会は、テレビ朝日アナウンサー・矢島悠子さん。


司会:テレビ朝日アナウンサー・矢島悠子さん 
司会:テレビ朝日アナウンサー・矢島悠子さん


主催者ご挨拶:東北地区信用金庫・福島信用金庫・樋口郁雄 理事長

主催者・フェア実行委員会を代表して、東北地区信用金庫・福島信用金庫・樋口郁雄 理事長よりご挨拶。


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東北地区信用金庫・福島信用金庫・樋口郁雄 理事長


「九州北部豪雨、台風5号で、大きな被害を受けた多くの皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

本日は、ご多忙の中、田中復興大臣 、小池東京都知事、遠藤金融庁長官、鎌形環境事務次官をはじめ、多くのご来賓の皆様にご臨席を賜りまして、誠にありがとうございます。

また、よい仕事おこしフェアの事務局を務めていただいている城南信金・川本恭治 理事長、全国の信用金庫の理事長をはじめ、役職員の皆様、ご後援をいただいております各関係機関の皆様にも多数ご出席を賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。

さて、東北地方太平洋沿岸に、未曾有の被害をもたらした東日本大震災から8年半あまりとなりました。震災翌年の、平成24年から、城南信用金庫様が、東北応援復興を掲げてはじまりました『よい仕事おこしフェア』は、今回で8回を迎えました。全国257信金の内、229信金のご協賛をいただき、絆の輪が年々広がっておりますことは、嬉しい限りです。

第8回は、被災地復興支援、地域連携、地方創生をメインテーマに、500社を超えるブースが出展となり、一昨年からはじまりました『興(お)こし酒プロジェクト』は、今年が第3章となります。

今回の目玉は、全国47都道府県の123地域から集まった米をブレンドして福島県会津坂下町で完成した日本酒『絆舞 令和』。そして、焼酎プロジェクトとして、北海道・岩手・宮城・福島・岡山・広島・愛媛・熊本の被災地8地域のお米をブレンドして、熊本県人吉市で作った球磨焼酎『絆咲(きしょう)』がお披露目となります。

さらに、スイーツコラボプロジェクトとして、絆舞の酒粕と長崎県のカステラがコラボして『酒粕カステラ』ができました。また、熊本県がコラボした「焼酎パウンドケーキ』ができ、お披露目となります。

よい仕事おこしフェアで培ってきました信用金庫の絆が更に進化しまして、『売りたい・買いたい・組みたい・困っている』などの課題解決に向かって、個別信用金庫の営業区域を超えたネットワークがスタートしました。地方自治体・新聞社との連携協定締結など、共同組織間である信用金庫ならではの力を発揮し、着実に成果を得ております。大変嬉しい限りでございます。

信用金庫は、それぞれ営業区域があり、お客様の顔が見える、声が聞こえる、そうした距離間にあります。いわゆる地域密着型の信用金庫は、非営利機関としては小粒ではありますが、営業区域を超えて、連携できるネットワークの力を融合すれば、それぞれに地域、社会全体に、大きく貢献できるものと思います。

結びに、私ども信用金庫による『地方創生、日本を明るく元気に 2019よい仕事フェア』が実り多いビジネスフェアとなりますことを、また本日ご列席の皆様方のご繁栄・ご健勝・ご多幸を心からご祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました」。


会場模様 
会場模様


ご来賓皆様のご紹介

復興大臣 田中和徳 様、東京都知事 小池百合子 様、金融庁長官 遠藤俊英 様、環境事務次官 鎌形浩史 様、福島県副知事 井出孝利 様(内堀 福島県知事名代)、いわき市長 清水敏男 様、会津坂下町長 齋藤文英 様、飯舘村長 菅野典雄 様、目黒区長 青木英二 様、新庄村長 小倉博俊 様、宇部市長 久保田后子 様、財務省関東財務局 局長 北村信 様、経済産業省関東経済産業局 局長 角野然生 様、関東財務局東京財務事務所 所長 井上浩 様、日本銀行金融機構局 審議役 菅野浩之 様


ご来賓の皆様のご紹介 
ご来賓の皆様のご紹介


各信用金庫代表の方々のご紹介


各信用金庫代表の方々のご紹介 
各信用金庫代表の方々のご紹介


田中和徳 復興大臣ご挨拶


田中和徳 復興大臣ご挨拶 
田中和徳 復興大臣ご挨拶


「台風15号で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。東日本大震災からまもなく8年半が経とうとしております。この間、信用金庫の皆様には、被災地での資金供給や商談会の開催など様々なご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

令和を迎えた本日、皆様のご尽力による『2019よい仕事おこしフェア』が盛大に開催されますことを大変喜ばしく思います。このフェアは、2012年より東日本大震災の被災地の復興を支援したいという信用金庫の皆様の温かい想いがきっかけとなって、被災地の企業・団体と全国の企業・団体との間の新たなる繋がりが広がることを目的として開催されたと伺っております。

またこのフェアで振る舞われている『興し酒プロジェクト』も3年目と伺っております。今年は47都道府県から123地域のお米をブレンドした日本酒『絆舞 令和』を作るなど、地域連携の強化に繋がる取り組みを行っていただき、本当にありがとうございます。

被災地の復興にあたっての重要な課題として、産業内外の再生が挙げられます。そのため、当庁では、グループ補助金や企業立地補助金など、前例のない復興施策の展開や販路開拓、人材確保に準ずる支援事業により、被災地の企業の皆様の復旧復興に取り組んでまいりました。

実際企業が産業・生業の再生を実現するには、こうした国の施策等を最大限活用していただき、民間企業同士での取引が今以上に盛んになる必要がございます。

本日のようなよい仕事おこしを通じて、企業同士の取引がさらに活発になるものと期待をしております。さらに当庁としても、現場主義に徹して、被災費用の生業の再生に努めて参りましたが、信用金庫の皆様には、地元の中小企業の皆様の身近な存在として、被災費用の経営改善や経営再建に向けて、企業に寄り添った支援を行っていくことを期待させていただきたいと思います。

結びに本日のフェアをきっかけとして、多数のビジネマッチングが成就することを期待するとともに、参加された企業・団体の間でら新たなる様々な繋がりを生み出すことができればと存じます。

本日のよい仕事おこしフェアの大成功と皆さまのご健勝を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。おめでとうございます」。


会場模様 
会場模様


小池百合子 東京都知事ご挨拶


小池百合子 東京都知事ご挨拶 
小池百合子 東京都知事ご挨拶


「被災地の復興・応援をテーマに、地域と共に歩む皆様の想いが再現されましたふさわしいイベントとして、今年も更に盛況になっていることと思います。

先日、実行委員会の皆様が都庁においでくださいまして、47都道府県のお米で作った日本酒『絆舞 令和』、お米で作られたカステラを頂戴いたしまして、まさに日本各地の強い絆、共存共栄で頑張っていこうという熱い想いを受け取らせていただきました。

平成の時代を振り返りますと、災害に次ぐ災害でございました。新しく令和の時代に変わって、さあ、新たにまた頑張ろうという時に、台風15号の話もございました。東京の地域も影響を受け、千葉県では、大停電も起こったところでございます。

それぞれの災害に打ち勝ち、その時々で、共存共栄の想いで、お互いに助け合っていく、これからも残念ながら自然災害は強靭化していく一方ではございますが、是非、皆様のお力で、一緒になって厳しい現実に打ち勝てる強靭な国造り、地域づくりに邁進していかなければと改めて思います。

さて、来年2020年の東京オリンピック大会まで、300日を切り、今日で291日となりました。『被災地の復興なくして、東京大会の成功はない』とする大会を通じまして、被災地復興の後押しをしていく様々な取り組みの実施をしております。

この大会を契機として、中小企業の皆様方が、この大会で多くのビジネス機会を得ることも重要視しています。中小企業の皆様が提唱されている、地域がより一層活性化するような取り組みを、国が皆様や信用金庫関係機関の皆様と力強く連携をして、後押しをして参ります。

災害地では、山が崩れる、山に保水力がないということも大きな問題となっています。東京ではブロック塀に変えて、木材の塀にしていこうという動きがあります。木材の内需を全国で進めていけば、山が動くということに繋がっていくと思います。国と連携を図り、山を生き生きと大切に守って生きながら、国造り、地域づくりの心を皆様方と共有していきたいと思います。

ご盛会、誠におめでとうございます」。

遠藤俊英 金融庁長官ご挨拶


遠藤俊英 金融庁長官ご挨拶 
遠藤俊英 金融庁長官ご挨拶


「『令和』となってのはじめての『よい仕事お越しフェア』が、全国229信金協賛のもと、信用金庫の取引先は500を超えるということでございますが、その出展ブースが一同に会して、盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。

信用金庫には、協同組織金融機関.、地域経済エコシステムの担い手として期待されていることが2つあります。

一つは、地域の企業・人々を繋げる、地域のプラットホームづくりです。特定の地域の中で、会員のそれぞれの強みを持ち寄ることで、ある会員が抱える課題を他の会員が解決する、あるいは、新たな商品開発に繋げる等、会員同士の繋がりによるイノベーションを、次々と生み出していく。そんな場づくりを行っていくことが、協同組織である信用金庫に期待されていることであります。

もう一つは、全国の信用金庫の繋がりであります。ひとつの信用金庫の枠を超えて、信用金庫同士が集い、繋がり、分かち合うことができるということです。これにより、信用金庫から会員同士の新たな組み合わせの数は、無限大に広がっていくことになります。

よい仕事おこしフェアは、今の2つの特徴を生かした信用金庫ならではの仕組みづくりです。会員同士だけでなく、地元の地方自治体も参加して、特産品を東京で広報するなど、会員と地方、そして首都圏を繋ぐ取り組みと承知しております。

さらに、このフェアで築いた信用金庫同士の繋がりを活かして、日頃からマッチングを行うことを目指して構築したのが、昨年末に23信用金庫で発足した『よい仕事おこしネットワーク』です。このネットワークは、フェアの開催期間だけでなく、常時お互いの会員が抱える経営課題の解決に向けて取り組むネットワークであり、成果も出ていると聞いております。

例えば、福島県のある観光事業者は、貝殻を用いた抗菌素材を開発しましたが、必要な量の貝殻確保に難航しておりました。福島県の信用金庫が、このネットワークを通じて、千葉県の信用金庫に繋がり、貝殻を産業廃棄物として、お金を払って処分していた水産物卸売事業所を見つけて、その福島の事業者に紹介したということです。

これにより、有料で廃棄されていたものが、資源として再利用され、抗菌食器に生まれ変わるというマッチング事例も生まれてきたところです。

また、このネットワークは金融庁の若手有志チームとも連携しています。金融庁のこのチームは、地域活性化に貢献したいという志を持つ、公務員と金融機関職員との交流会です。『ちいきん会』を運営しています。地域と金融を掛けた言葉です。互いが信頼感を調整するための心理的安全性が確保されたこの地金会におきましては、肩書を外して、金融機関も公務員も建設的な議論を展開しています。

この会における交流の結果、経営課題を抱える、地方の取引先事業者と首都圏の企業OBとをリモートでマッチングする、新現役交流会2.0を復興庁と連携して企画することになりました。この新現役交流会は、11月に東北の岩手・宮城・福島の26金融機関とその40の取引先が参加して開催される予定です。地方と首都圏を繋ぐ、新しい取り組みが行われています。

本日も『ちいきん会』を広報するブースも出展しておりますが、次回のちいきん会は、来月9日に、福島で開催いたします。このような会の活動を通じて、わが国が抱える地域の課題や福島復興について、活発な議論が展開され、地域のイノベーションが上がることを期待されます。

信用金庫業界の今後の更なる発展と本日ご列席の皆様の益々のご健勝を心から祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。おめでとうございます」。

鎌形浩史 環境事務次官ご挨拶


鎌形浩史 環境事務次官ご挨拶 
鎌形浩史 環境事務次官ご挨拶


「我々環境省では、福島の復興に対して、助成等の事業を通じて全力で取り組んでいます。皆様方の様々な形でのご後援・ご協力に対し、感謝申し上げます。

この『よい仕事おこしフェア』は、全国47都道府県すべての地域から多くの皆様が集い、地域金融機関や自治体が力を合わせて、仕事をおこし繋げていくということで、持続可能な地域づくりを行うという素晴らしい活動だと感じております。

環境省は、15年程前から環境金融の取り組みに力をいれてきています。お金の流れを環境に向けて、環境も経済もよくしようという取り組みです。

15年ほど前は、小池都知事が、環境大臣を勤めておられる時代でした。ある日、環境大臣室に呼ばれてまして『金融をやりなさい』というお話がありました。その時以来、有識者の方々に集まっていただき、環境と金融を結びつけるにはどうしたらよいかという議論を繰り返しました。それ以来、環境省は金融にも取り組んで、今に至っているところです。

世界で拡大しているESG(環境・社会・ガバナンス)投資を進めていこうと、金融庁さんと一緒に、セミナーを全国展開しています。金融庁と環境庁が一緒に仕事をすることもだんだん違和感がなくなってきたというふうに思います。

数多くの課題の中で、環境金融の重要性に着目され、先般ニューヨークで、国連気候行動サミットが開かれました。この場でも、ESG金融の重要性をしっかりと訴えてこられたということです。気候変動を始めとする地球規模の課題が、健全化しております。

ビジネスの在り方、ライフワークの転換を迫られているといっても過言ではありません。経済の血流である金融に、長期的な視点を組み込んで、現実のリスクをちゃんと知って、評価していくといったことが世界の奨励になっています。

日本のESG投資残高は、232兆円と言われています。各事業の皆様が、本業として環境を考えるということが、企業の価値を左右するという時代がきたということを改めて感じます。地域の人・物・金の要である、地域金融の皆様に取り組んでいただくということが、持続可能な社会へのドライバーとなっていただくことだと感じるところです。

地域金融機関の皆様は、日頃からそれぞれの地元の企業の事業構築あるいは課題解決に尽力されていると存じます。ここに、環境・社会・ガバナンスというESGの視点を入れていって、地域の課題の掘り起こし、事業性の評価を行っていくといった目利きの力が変わっていけば、地域的な中小の価値の向上、地域全体の持続可能な継承にも繋がっていくのではないかと考えております。

環境省におきましては、中小企業向けの環境マネージメントシステムであるエコアクション21を進めています。ESGへの配慮を、中小企業も含めて経営のプロセスに組み込んでいくということを推奨しています。地域金融機関でのESG融資への利子補給にも取り組みさせていただいています。こういうことを活用していただき、環境と経済を好循環に発想を変えていくという流れに、皆さんも加わっていただきたいと思っております。

今回のフェアで環境省は、地域循環共生圏をテーマとした展示を行っています。地域循環共生圏とは、地域の持続可能な発展を実現する、すなわち、ローカルESGというものです。ふるさとに豊かな地域資源を生かした地域循環共生圏の無限化にも繋がるというものがこのフェアの出会いから新しく生まれていくことを今後期待したと思います。

本日の『よい仕事おこしフェア』が、各地域で益々元気になるための大きな一歩になることを祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございます」。


演壇の様子 
演壇の様子


祝電披露


祝電披露 
祝電披露


▷ 内閣総理大臣 安倍晋三 様

「2019よい仕事おこしフェアが、全国の信用金庫ご協賛のもと、盛大に開催されますことを、心からお慶び申し上げます。信用金庫の皆様は、それぞれ地域で、長きに亘り、住民の皆様のニーズに的確に応えられ、地域と共に歩まれ、盛り上げてこられました。皆様のご尽力に心から敬意を表します。皆様には、本日のイベントを契機とされ、お互いの連携を更に深められますとともに、益々のご活躍とご健勝をお祈りいたします」

▷ 元内閣総理大臣 小泉純一郎 様

「2019よい仕事おこしフェアの開催を心より祝し、全国地域連携プロジェクトのご成功を心よりお祈り申し上げます」

▷ 福島県知事 内堀雅雄 様

「2019よい仕事おこしフェアが盛大に開催されますこと、誠におめでとうございます。被災地の復興応援を目的としたこのフェアは、全国との絆を一層深めるきっかけとなるものであり、心から感謝いたします。関係の皆様の更なるご発展をご祈念申し上げます」

▷ 泉谷しげる 様

「地方を元気にするということは、大変なこと。でも努力や気持ちがあれば、しっかり実る活動でもあると思う。それは、まだまだ地方に元気の源がちゃんとあるからだ。災害や不景気で、みんなが気落ちしていても、助けやきっかけがあれば、ちゃんと復興できる。そうやって、これまでもみんなで頑張ってきたから、今の日本がある。今の日本がその証拠だ。働くことは創生する上で、重要な基盤。人と企業の出会いの場である、よい仕事おこしフェアのような活動がもっと各地を巻き込んで、日本中で盛り上がっていって欲しい」

▷ 松田聖子 様

「2019よい仕事おこしフェアの開催、本当におめでとうございます。日本全国の皆様が、この素晴らしいフェアにより、心合わせてひとつになり、助け合いながら生きていくことができたなら、本当に素晴らしいことだと思います。このよい仕事おこしフェアのご成功を心よりお祈りいたしております」

鏡開き


鏡開き 
鏡開きの準備


信用金庫・酒造をはじめとす る関係者の皆様や女優・咲坂実杏さん(全国信用金庫協会の イメージキャラクター)も加わり、開会式ステージで「絆舞」の鏡開きを行いました。


女優・咲坂実杏さん(中央) 
女優・咲坂実杏さん(中央)

ヨイショ! 
ヨイショ!

北空知信用金庫・廣上光義 理事長(青) 
北空知信用金庫(本店:北海道深川市)廣上光義 理事長(青ハッピ)


展示会場・地下2F


展示会場・地下2F 
展示会場・地下2F


地下2F・ホールE

・ビジネスエリア・物販エリア・飲食店エリア・マッチング相談カウンター

地下1F・ロビーギャラリー

・社会関連エリア・全国ご当地PRエリア

4F・ガラス棟G

・バイヤー大商談会


北海道からの出展ブース

黒千石事業協同組合・株式会社北竜振興公社(北竜町)

北海道北竜町からは、北空知信用金庫様のご推薦で、黒千石事業協同組合・高田幸男理事長、株式会社北竜振興公社として北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長(左)、同・田村正和係長(右)さんが出向き、地下2F・展示ホールEの物販エリアのブースにて、黒千石商品、ひまわり油商品の展示・販売を行いました。


北空知信用金庫(青ハッピ)廣上光義 理事長(中)、平山正浩  調査役(左)と一緒に 
北空知信用金庫(青ハッピ)廣上光義 理事長(中)、平山正浩 調査役(左)と一緒に

黒千石事業協同組合・株式会社北竜振興公社(北竜町) 
黒千石事業協同組合・株式会社北竜振興公社(北竜町)


「都会人にとって『黒千石』の読み方さえ知られていないこの北海道の黒千石を、都会の人々に知っていただき、味わっていただける素晴らしいチャンスを与えられたことに大変感謝しています」と高田 理事長。


北竜町ブース 
北竜町ブース


「東京からの発信力は、分母の数が大きい分、大きく広がっていくので、こういう場所で広報する効果も大きいと思います。より多くの方々に、北海道北竜町を知っていただくために、頑張ってPRしていきたいと思います」能代川 次長。


北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長 
北竜町役場ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 次長

北竜町産ひまわり油はいかがですか? 
北竜町産ひまわり油はいかがですか?

北竜サンフラワーバームもいかがですか? 
北竜サンフラワーバームもいかがですか?

北竜町特産品をアピール! 
北竜町特産品をアピール!


株式会社キタウロコ荒木商店(根室市)HPはこちら >>

1965年(昭和40年)創業、根室を拠点に一貫して「カニ」商品(活ガニ、加工品)を取り扱っています。


株式会社キタウロコ荒木商店(根室市)中村俊雄 取締役(右)、営業部・大塚真澄さん(左)、大地みらい信用金庫・永谷朋祐 部長 
株式会社キタウロコ荒木商店(根室市)中村俊雄 取締役(右)、営業部・大塚真澄さん(左)
大地みらい信用金庫・永谷朋祐 部長(中)

新鮮な海産物 
新鮮な海産物


有限会社末廣軒(北杜市)Facebookページはこちら >>

1933年(昭和8年)創業の和菓子店・洋菓子店。「ジョリクレール」ブランドを展開中。


有限会社末廣軒(北杜市)佐々木善史 常務取締役(中)、スタッフ 
有限会社末廣軒(北杜市)佐々木善史 常務取締役(中)、スタッフ


「今回は初めての参加です。北海道の男爵芋を使ったチーズケーキ『男爵チーズケーキ』をPRしています」と佐々木善史 常務取締役。


美味しいですよ「男爵チーズケーキ」 
美味しいですよ「男爵チーズケーキ」


晴cafe 低糖オーブン(帯広市)HPはこちら >>

北海道十勝産の原料にこだわった低糖質スイーツ。大豆グラノーラは、北海道主催「2019年北のハイグレード食品S」を受賞。


晴cafe 低糖オーブン(帯広市)・影山善美さん(右)、安久澤智子さん(左) 
晴cafe 低糖オーブン(帯広市)・影山善美さん(右)、安久澤智子さん(左)


「去年に続き2回目の参加です。十勝産大豆のグラノーラで、甘さ控えめなので、ハイボールや白ワインに合う、ナッツのようなスイーツです。

カフェ『晴Cafe」を10年間経営していたのですが、『このままだと、糖尿病になる』とお医者さんに診断され、糖質コントロールのために考案したスイーツたちです。砂糖は使わず、天然由来の希少糖『エリスリトール』を使っています。活動は3年前から活動しています」と影山さん。


十勝産大豆のグラノーラ 
十勝産大豆のグラノーラ


南北海道地産物流協同組合(森町)HPはこちら >>

道南の特産品・海産物を取り扱っている協同組合です。


南北海道地産物流協同組合(森町)・竹村和人 業務課長(右)渡島信用金庫 審査課・中村新 課長(左) 
南北海道地産物流協同組合(森町)・竹村和人 業務課長(右)
渡島信用金庫 審査課・中村新 課長(左)


その他

株式会社杉田組(愛知県豊田市稲武)HPはこちら >>

ブルーベリーの生産・加工・販売。「摘み取り園ブルーベリーのこみち」で「ルーベリーマフィン・ブルーベリーパイ」を製造。株式会社杉田組・杉田雅子さんは、北竜町議会・佐々木康宏議長をよくご存知とのことでした。


株式会社杉田組・杉田雅子さん(中) 
株式会社杉田組・杉田雅子さん(中)

稲武のブルーベリー農園が作りました 
稲武のブルーベリー農園が作りました


イベント

地下2階ホールE内の特設ステージでは、「地方創生」をテーマに全国各地の観光PRイベント、ミニライブなどの多数イベントが開催されました。


イベントステージ 
イベントステージ

柏崎市PR・柏崎市・櫻井雅浩 市長(右)、ブルボンウォーターポロクラブ・青柳勧 総監督(中) 
柏崎市PR・柏崎市・櫻井雅浩 市長(右)、ブルボンウォーターポロクラブ・青柳勧 総監督(中)


山形観光PR・ゲスト「テツ and トモ」

「撮影OKです。どんどん撮ってください!」と、元気いっぱいに会場を盛り上げる「テツ and トモ」です。


ゲスト「テツ and トモ」登場 
ゲスト「テツ and トモ」登場!

どんどん撮ってくださ〜い! 
どんどん撮ってくださ〜い!


ご当地キャラグランプリ開催


ご当地キャラグランプリ開催 
ご当地キャラグランプリ開催


北海道どさんこプラザ@有楽町交通会館

有楽町駅北口の有楽町交通会館内の「北海道どさんこプラザ」ショップにて、「黒千石大豆のひまわり油ドレッシング」が販売されています。


北海道どさんこプラザ@有楽町交通会館 
北海道どさんこプラザ@有楽町交通会館

ルーキーズステージに陳列 
ルーキーズステージに陳列

ルーキーズステージ 
ルーキーズステージ

黒千石大豆のひまわり油ドレッシング 
黒千石大豆のひまわり油ドレッシング


全国の信用金庫の力が結集し、被災地の復興支援の絆を深め、企業と企業、地域と地域、人と人との絆が一層強く結びついて、日本を元気にしていく「2019よい仕事おこしフェア」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


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感謝@東京国際フォーラム

「感謝」書道家・金澤翔子:開館21周年目を迎え、新たなる20年に向けて、感謝の心を忘れない決意を揮毫いただきました 
「感謝」書道家・金澤翔子
開館21周年目を迎え、新たなる20年に向けて 感謝の心を忘れない決意を揮毫(きごう)いただきました。
(紹介文より引用)


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関連記事・サイト


◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


黒千石・豆ごはんセットが紹介されました@HBCテレビ放送「今日ドキッ!」の「あなたの街でガッチャンコ in 秩父別」

2019/08/18 15:28 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/08/18 15:31 に更新しました ]

2019年8月19日(月)

8月9日(金)、HBCテレビ放送番組「今日ドキッ!」での生放送「あなたの街でガッチャンコ in 秩父別」にて、北竜町を代表して、黒千石大豆が紹介されました。


HBCテレビ放送「今日ドキッ!」での生放送「あなたの街でガッチャンコ in 秩父別」


開基百年記念塔の前の芝生広場(秩父別町) 
開基百年記念塔の前の芝生広場(秩父別町)

午後からのリハーサル、13時からの生放送開始 
午後からのリハーサル、13時からの生放送開始


秩父別町:ブロッコリー

ふれあいプラザ内では、秩父別町特産品であるブロッコリーの生産者の方々のお話、茹でブロッコリーの実演と試食が行われました。


茹でブロッコリーの実演と試食 
茹でブロッコリーの実演と試食

美味しい〜! 
美味しい〜!


近隣3町(沼田町・妹背牛町・北竜町)の特産品紹介

そして、近隣3町(沼田町・妹背牛町・北竜町)の特産品紹介がありました。


近隣3町(沼田町・妹背牛町・北竜町)の特産品紹介 

近隣3町(沼田町・妹背牛町・北竜町)の特産品紹介 
近隣3町(沼田町・妹背牛町・北竜町)の特産品紹介


▶ 沼田町:完熟トマトケチャップ・オムレツ風にしてトマトケチャップをトッピング

沼田町は、「完熟トマトケチャップ」。オムレツ風にしてトマトケチャップをトッピング!


沼田町:完熟トマトケチャップ 
沼田町:完熟トマトケチャップ

オムレツ風にしてトマトケチャップをトッピング! 
オムレツ風にしてトマトケチャップをトッピング!


妹背牛町:玄米どん、麦とん君

妹背牛町は、「玄米どん」「麦とん君」。


妹背牛町の紹介 
妹背牛町の紹介

妹背牛町:玄米どん、麦とん君 
妹背牛町:玄米どん、麦とん君


北竜町:黒千石大豆・豆ごはんセット

黒千石大豆は、「黒千石・豆ごはんセット」の紹介で、黒千石事業協同組合(北竜町)高田幸男 理事長が対応しました。


北竜町:黒千石大豆を紹介 
北竜町:黒千石大豆を紹介

黒千石豆ごはんセット 
黒千石豆ごはんセット

黒千石豆ごはんセット・炊きたて 
黒千石豆ごはんセット・炊きたて


グッチーさん

「北竜町といえば『黒千石』が、幻の大豆として有名ですね。お米と黒千石がセットになって炊くだけで簡単にいただけるセットがあるというので、炊いていただいたものがあります」。
「わぁ~~~美味しそう! お赤飯みたい! めでたい感じがしますね」と、グッチーさん。


わぁ~~~美味しそう!お赤飯みたい!めでたい感じがしますね 
わぁ~~~美味しそう!


高田幸男 理事長

「このセットには、発芽玄米、お米、黒千石ドン、黒米、昆布、塩がセットされています。オール北海道産で、栄養価の高い安心安全な豆ご飯セットです。サンフラワーパーク北竜温泉内ショップ、砂川ハイウェイオアシス館で販売されていますので、是非、味わってみてください」と、高田 理事長。


お赤飯みたい!めでたい感じがしますね 
お赤飯みたい!めでたい感じがしますね

和気あいあいのインタビュー風景 
和気あいあいのインタビュー風景

グッチーさんとツーショット 
グッチーさんとツーショット


グッチーさんの素晴らしいご紹介、ありがとうございました。心から感謝いたします。
素晴らしい地域特産品の魅力を、全道に発信し紹介する「あなたの街でガッチャンコ」に、
限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。


もんすけと記念撮影 
もんすけと記念撮影


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関連サイト・記事


◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


農協観光Nツアー・収穫体験ドライブラリーで北竜町ひまわりスイカ収穫体験

2019/08/04 17:30 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/08/11 17:42 に更新しました ]

2019年8月5日(月)

(株)農協観光の主催による「Nツアー・収穫体験ドライブラリー(北竜町・留萌市・増毛町)」が、7月27日(火)に開催されました。


Nツアー・収穫体験ドライブラリー

収穫体験ドライブラリーは、マイカーを利用し、家族や友人と各地域を回りながら、様々な収穫体験をし夏の北海道の味を満喫するスタンプラリーです。

今回のツアーは、北竜町、留萌市、増毛町の3か所を巡り、「ひまわりスイカ収穫」「甘エビの塩辛づくり」「ブルーベリー & 幻のミニトマト・プチぷよ収穫」を体験します。8組の方々が参加し、ある程度決められた時間を目指して、マイペースでゆっくりと巡り、ドライブを楽しみました。

サンフラワーパーク北竜温泉からスタート

雨まじりの中、サンフラワーパーク北竜温泉から10時スタート


サンフラワーパーク北竜温泉 
スタート時はあいにくの雨模様@サンフラワーパーク北竜温泉


ひまわりスイカ収穫体験:渡辺農場(北竜町)

ひまわりすいか組合・渡辺俊成 組合長のスイカハウスでの、ひまわりスイカ収穫体験です。


ひまわりすいか組合・渡辺俊成 部会長 
ひまわりすいか組合・渡辺俊成 組合長


収穫できるスイカは、収穫時期となっている赤いぼっこの青い旗のついたスイカのみです。すべてのスイカには、色分けされたぼっこと旗の色で収穫可能を判断します。


「赤いボッコに青いテープのスイカを収穫してください」とフタッフさん 
「赤いボッコに青いテープのスイカを収穫してください」とフタッフさん

ひまわりスイカハウスの中で 
ひまわりスイカハウスの中で収穫

ひまわりスイカの収穫の実演 
ひまわりスイカの収穫の実演


マイカー1台につき、2個のスイカをお持ち帰り!!
北竜町の特産品「ひまわりすいか」は、果実が黄色で、すっきりとした甘さの小玉(重さ約2kg)スイカです。小ぶりなので冷蔵庫に入れやすく、手頃に楽しめます。


ひまわりすいか 
ひまわりすいか

果肉が黄色いひまわりすいか 
果肉が黄色いひまわりすいか


甘エビの塩辛づくり体験:るしんふれ愛パーク(留萌市)

次に向かったのが、留萌市の船場公園の中の施設「るしんふれ愛パーク」。甘エビの塩辛づくり体験です。


るしん ふれ愛パーク(留萌市) 
るしん ふれ愛パーク(留萌市)


体験学習の調理施設では、各グループ毎に、塩辛づくり用と甘エビ丼用の甘エビが分けて用意されていました。その甘エビの殻をひたすら剝く作業を続け、剥き終わったら、甘エビに塩麹、塩、唐辛子を入れて混ぜ、塩辛づくりをします。

グループ毎に、甘エビは塩辛用が300g(お土産:100g ✕ 3瓶),ミニ丼用が160g(2人前)となっています。


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甘海老塩辛用(左)とランチ・甘海老丼用(右)

グループで一所懸命皮むき 
グループで一所懸命皮むき


塩麹はむき身の5%、塩が3%弱、その他、鷹の爪などはお好みで混ぜます。テイクアウト用に3瓶に詰めて、後は甘エビ丼と一緒にじっくり味わいました。この「甘エビ塩辛」は、(株)農協観光 北海道統括事業部・西出光秀さんのオリジナルレシピとのことです!


むき身に5%の塩麹 
むき身に5%の塩麹

むき身に1%未満の塩を追加 
むき身に3%未満の塩を追加

甘海老塩辛用(左)とランチ・甘海老丼用(右) 
甘海老塩辛用(左)とランチ・甘海老丼用(右)


ふなばカフェのテーブルでいただきました。


ふなばカフェ@るしん ふれ愛パーク(留萌市) 
ふなばカフェ@るしん ふれ愛パーク(留萌市)

ふなばカフェ@るしん ふれ愛パーク(留萌市)外には緑の芝生が広がります 
外には緑の芝生が広がります


海老汁と海老頭のから揚げ付きです。


甘海老丼ランチ! 
甘海老丼ランチ!


甘エビ丼も甘エビの塩辛も最高! 甘エビの塩辛は、はじめての味わい! 美味しかったです。ご馳走さまでした!


甘海老丼にお土産の甘海老塩辛3瓶 
甘海老丼にお土産の甘海老塩辛3瓶(100g ✕ 3瓶)


甘エビを堪能した後は、増毛町の果樹園・「秋香園」へと向かいます。途中、「黄金岬」で日本海を眺めながら。。。


黄金岬(留萌市)から日本海を眺めて 
黄金岬(留萌市)から日本海を眺めて


海には、サーファーたちの姿が。。。


波を待つサーファー達 
波を待つサーファー達


ブルーベリー&プチぷよ収穫体験:秋香園(増毛町)

秋香園(渋谷忠良 代表)では、6月上旬から10月上旬まで、いちご、さくらんぼ、ブルーベリー、プラム、プルーン、もも、なし、ぶどう、りんごなど栽培・直売・果物狩りをされています。増毛果樹地帯の一番奥に位置します。


秋香園(増毛町) 
秋香園(増毛町)

直売所店内の様子 
直売所店内の様子


ブルーベリーもミニトマトも収穫食べ放題! プチぷよ500g(250g ✕ 2パック)、ブルーベリー500g(250g ✕ 2パック)はお土産用として持ち帰ります。
どちらも、無農薬で栽培されているので、収穫しながら、パクパクつまみ食い! なんとも幸せ気分 ♫


収穫体験の説明 
収穫体験の説明

オーナーの渋谷忠良さん 
オーナーの渋谷忠良さん


大粒のブルーベリーがいっぱい!


大粒プリプリで弾けそうなブルーベリー 
大粒プリプリで弾けそうなブルーベリー

収穫方法の説明を受けて 
収穫方法の説明を受けて

わー、美味しそう! 
わー、美味しそう!


そして、ハウスの中では、幻のミニトマト「プチぷよ」! 皮が超薄で、とっても甘く~て、フルーツのようなミニトマトです。表面に独特の凹凸があり、ピカピカの光沢があって、プチッと弾ける、不思議な食感! 甘さがジュワーと広がるフルーティなミニトマト!


真っ赤に熟したミニトマト「プチぷよ」 
真っ赤に熟したミニトマト「プチぷよ」


鈴なりに赤く熟していました! 一粒一粒、大切に味わっていただく、貴重な「プチぷよ」の初めての出逢いに感動!!!


プチぷよ栽培 
プチぷよ栽培

たわわに実るプチぷよ 
たわわに実るプチぷよ

秋香園プチぷよハウス 
プチぷよハウス@秋香園

xxx 
色づき始めたリンゴ@秋香園

色づき始めたリンゴ@秋香園 
色づき始めたリンゴ@秋香園


数々のお土産

お土産はこんなに!!!
チェックポイントを5時間以内に巡り、アンケート用意を提出し完走した参加車には、記念品としてお米2kg(ゆめぴりか・留萌産)が進呈されます。


お土産「プチぷよ:250g✗2パック」「ブルーベリー:250g✗2パック」「お米ゆめぴりか(留萌市):2kg」 
お土産「プチぷよ:250g ✕ 2パック」「ブルーベリー:250g ✕ 2パック」「お米ゆめぴりか・留萌産:2kg」


農協観光が作成したパンフレット『果物・魚介の豆知識』には、食味・栄養などをはじめ、冷凍保存の方法等が詳しく記載されていて、大変参考になります。


収穫体験ドライブラリー・果物&魚介の豆知識(農協観光) 
収穫体験ドライブラリー・果物&魚介の豆知識(農協観光)

スイカ(西瓜)・甘えび(北国赤エビ) 
スイカ(西瓜)・甘えび(北国赤エビ)


各地域を巡って、それぞれの特産品を収穫しながら、採れたてをその場で味わう、究極の収穫体験に、
限りな愛と感謝と祈りをこめて。。。


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


新規就農1年目・金田絵利紗さん ひまわりメロン初出荷

2019/08/01 17:43 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/08/01 17:59 に更新しました ]

2019年8月2日(金)

北海道指導農業士・渡邊靖範さんファームにて、新規就農でメロン栽培を行っている金田絵利紗さん(38歳)の初出荷です。金田絵利紗さんは、新規就農者、メロン栽培1年目です。


収穫・選果・出荷.

7月24日(水)から初出荷がスタートし、順調に出荷が進められています。収穫は毎朝5時から、渡邊ファミリーにお手伝いいただきながらの収穫です。初日は109箱、2日目は80箱、3日目は40箱弱くらいの出荷となっています。


早朝のメロン収穫(7月26日(金)05:24) 
早朝のメロン収穫(7月26日(金)05:24)


収穫

朝5時ごろから、3人の連携作業による収穫です。


収穫時期のメロンを選んで 
収穫時期のメロンを選んで


「メロンにとって良い天候だったので、大きく育ちました」金田さん。


まん丸でネットも見事なメロン 
まん丸でネットも見事なメロン


選果

「今年は良い出来具合、玉乗り(大きさ)もよく、ネットの張りもいいですね。今年は雨が少なかったのですが、ハウスの中では、灌水チューブが3本配管されているので、水やりは十分にできました。

さらに、今年の天候は、湿気(湿度)が少なかったので、病害虫も少なく、ネットの上がりもよく、順調に大きく育ったようです」と渡邊さん。

1箱の重さは8kg。3玉入りの場合は、1玉2.7kg、4玉入りで1玉2kg。今年は、3玉がかなり出荷されているとのことです。


出荷を待つメロン 
出荷を待つメロン

金田絵利紗さん 
金田絵利紗さん


「家事・育児・仕事の両立のバランスのとり方を学びました。渡邊さんご夫妻からの技術的なご指導はもちろんのこと、ご家族皆さんの肉体的・精神的なサポートをいただき、皆さんのお陰でここまでこれたことを心より感謝しています。大きな天災に見舞われることもなく、順調に栽培できたので本当によかったと思います」と、しみじみと語る金田さん。


箱詰め

箱詰め中の金田さん 
箱詰め中の金田さん

きれいに箱詰めされたひまわりメロン 
きれいに箱詰めされたひまわりメロン


珍しい双子メロン(合体メロン)4.5kg

実が合体して育ったメロン。今回はじめてだったので、記念にそのまま育てられメロンちゃん。


珍しい双子メロン(合体メロン)4.5kg 
珍しい双子メロン(合体メロン)4.5kg


出荷

箱詰め後、JAきたそらち北竜支所集出荷施設に運び込まれ、出荷されます。


JAきたそらち北竜支所集出荷施設へ出荷 
JAきたそらち北竜支所集出荷施設へ出荷


集出荷施設では、各農家のメロンが次々と持ち込まれ、すごい数の箱がローラーコンベアに乗って流れていきます。


凄い数のひまわりメロンの箱 
凄い数のひまわりメロンの箱


「達成感と当時に、大切に育てた娘をお嫁にだす時のような、嬉しさと不安が入り混じった複雑な心境です」と、金田さん。


集出荷施設に到着 
集出荷施設に到着

逞しいお兄さんのお手伝い 
逞しいお兄さんのお手伝い

生産者:金田絵利紗さん 
生産者:金田絵利紗さん


北竜町・佐野豊 町長へメロン寄贈

出荷後、渡邊さんとともに、佐野町長へ初出荷のメロンを寄贈に、役場町長室を訪れました。


北竜町・佐野豊 町長に寄贈 
北竜町・佐野豊 町長に寄贈

北竜町・佐野豊 町長に寄贈 
北竜町・佐野豊 町長に寄贈 北竜町長室にて 
北竜町長室にて


「ここまでこれたのも、実習生として受け入れていただいて、様々な農家で実習し、その中で素晴らしいご縁をいただきました。そして有り難くも受け入れていただき、素晴らしいきっかけをいただいたことを心から感謝しています。

農業をやっていく中で、渡邊家をはじめ、佐野町長、役場の皆さんが温かく受け入れてくださいました。そして、北竜町の良さ、農業の楽しさ、人の暖かさ、人の繋がりの大切さ等たくさんのことを教えていただきました。いろんな面で良くしていただいたお陰で、今の自分が存在することを実感し、とても幸運だと感じています。

私はこのいい出会いに恵まれ、受け入れてもらえたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。」と、お話された金田さん。


新規就農者の出荷を喜ぶ佐野町長 
新規就農者の出荷を喜ぶ佐野町長


「作物を育てることで、農業の楽しさ・喜びを感じることができて嬉しく思います。素晴らしい成果として、こんな立派なメロンを栽培することができて、本当の良かったと思います。そして、毎朝5時には、軽トラで仕事場に向かうご主人の姿を拝見して、がんばっているなぁと感じています」と金田さん。

「北竜町もかつては、夕張に継ぐ生産高を誇った時代もありましたが、年々、栽培農家の減少がみられ、メロンやスイカの出荷量も減ってきています。そんな中で、北竜町のひまわりメロンを守って、担ってくれる就農生の誕生を大変嬉しく感じています。
本当に立派なメロンが収穫でき、おめでとうございます!今年は、かつてないほど大きいし素晴らしいメロンですね」と、佐野町長。


きれいなひまわりメロン 
きれいなひまわりメロン


沢山の方々の温かい想いに支えられ、守られて、愛情いっぱいに育てられた大切な北竜メロン。。。
農業の難しさ、大変さに立ち向かいながら、精魂こめて実践していく新規就農に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


イタリア料理イルピーノ(札幌市)で北竜町産食材を使った料理教室が開催 in 空知・ほくりゅう ふるさとフェスタ 2019

2019/07/28 15:02 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/07/29 2:20 に更新しました ]

2019年7月29日(月)

札幌中央区北1条西3丁目、ビルの地下1Fのイタリア料理「イルピーノ&わいん居酒屋いる」にて、「空知・ほくりゅう ふるさとフェスタ 2019」が開催! 期間は2019年7月20日(土)〜7月31日(水)。フェアに伴い北竜町産食材を使った料理教室が、7月24日(水)19:00〜、開催されました。


イタリア料理「イルピーノ & わいん居酒屋いる」入り口・店内の様子


イルピーノ入り口 
イルピーノ入り口


北海道の食材にこだわって、本格イタリア料理を提供するカジュアルなレストラン。


荒巻時計台前ビル・地下1階へ 
荒巻時計台前ビル・地下1階へ

料理に使われている食材の生産者 
料理に使われている食材の生産者

活気あふれるフロア 
活気あふれるフロア


階段を降りて地下へ。入り口付近の壁には、北竜町ひまわり祭りのポスターが。。。ひまわり油も並んでいます。


第33回北竜町ひまわりまつりのポスター 
第33回北竜町ひまわりまつりのポスター

カウンターの内側 
カウンターの内側


料理教室を行う個室 
料理教室を行う個室


川端美枝 オーナーシェフ

川端美枝 オーナーシェフは、北海道札幌生まれ、52歳。北海学園大学経済学部卒業後、北海道銀行に5年勤め退職。イタリアに語学留学し、イタリアモンテカティー二料理学校にてイタリア料理を学ぶ。イタリア各地で料理とワインを5年間学ぶ。

・2001年 帰国し、フードコーディネーターの資格取得
・2003年 「トラットリア エ カフェ・イル・ピーノ」オープン!
・2006年 北海道フードマイスター取得
・2009年 (社)北海道観光振興機構アドバイザー
・2011年 6次産業化ボランタリー・プランナー
・2014年 北海道庁・経済部審議員・農政部審議員

道新文化センターで料理教室講師を勤めると同時に、イルピーノでも料理教室開催。イルピーノオープンから今年で16年を迎えます。


北竜町フェアに伴う北竜町産食材を使った料理料理教室

北竜町産野菜・果物(メロン)、黒千石きなこ、黒千石ドレッシング、ひまわり油、ひまわりバームなどの食材がずらり!!! 参加者総勢10名、10年来通うファンの方々もいらっしゃいました。

川端美枝オーナーシェフが、丁寧に説明しながら、手際よく作業が進められていきます。


北竜町フェア・料理教室@イルピーノ 
北竜町フェア・料理教室@イルピーノ


イルピーノ・川端美枝 オーナーシェフ 
イルピーノ・川端美枝 オーナーシェフ


カリフラワーのフリット

カリフラワーに衣(薄力粉・片栗粉・パルメザンチーズ・ビール)をつけて揚げる。パルメザンチーズ・塩・胡椒・パブリカパウダーをかけて盛り付ける。


揚げたてを 
揚げたてを

カリフラワーのフリット 
カリフラワーのフリット


夏野菜とベーコンのトマトソース

にんにく、サラダ油、ソフリット、唐辛子、ホールトマト、水、塩を煮込んでソースを作る。炒めた夏野菜に、ベーコン、ソースを加え、茹でたパスタに混ぜ合わせる。オリーブオイル、塩で味を整え、パルメザンチーズ、パセリをあしらう。(※ ソフリット:香味野菜をオリーブオイルで炒めたもの)


トマトソース 
トマトソースにソフリットを加える

夏野菜とベーコンにからめて 
夏野菜とベーコンにからめて

夏野菜とベーコンのトマトソースパスタの完成 
夏野菜とベーコンのトマトソースパスタの完成


キャベツのステーキベーコンソース

キャベツをくし切りに塩・胡椒し焼き、ブロード(野菜のだし汁)を入れて煮る。ソース(にんにく、ベーコンを炒め、白ワイン、生クリーム、バターで煮詰める)を作り、焼いたキャベツにかける。仕上げにパルメザンチーズ・パセリ・オリーブオイルをあしらう。


キャベツをくし切りに塩・胡椒し焼き 
キャベツをくし切りに塩・胡椒し焼き

キャベツのステーキベーコンソースの完成 
キャベツのステーキベーコンソースの完成


北竜町産食材を使った3品

「カリフラワーのフリット」「夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ」「キャベツのステーキベーコンソース」 
「カリフラワーのフリット」「夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ」「キャベツのステーキベーコンソース」


実食タイム:カリフラワーのフリット・夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ・キャベツのステーキベーコンソース

3品「カリフラワーのフリット」「夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ」「キャベツのステーキベーコンソース」の実演が終了し、実食タイム! 使われた野菜はすべて北竜町産野菜!!!


白ワイン、赤ワインもついています 
白ワイン、赤ワインもついています


1.コーンフォッカッチャ

北竜町産とうきびをたっぷり乗せたフォッカッチャ。表面パリッと、中はふんわり、コーンの甘さが引き立つ。美味しいフォッカッチャです。ひまわり油をつけていただきます!


コーンフォカッチャ 
コーンフォカッチャ

実食タイム 
実食タイム


2.カリフラワーのフリット

チーズとビールのコンビネーションが絶妙な衣がサックと絡み、カリフラワーのシャキットした食感がたまりません!とまらない美味しさです!


カリフラワーのフリット 
カリフラワーのフリット

ひまわり油を紹介する役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐 
皆さんと楽しい交流


3.夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ

夏野菜たち(ズッキーニ、玉ねぎ、トマト、パブリカ、ピーマン)を包み込むトマトソースの酸味が爽やか~ ♫


夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ 
夏野菜とベーコンのトマトソースパスタ


4.キャベツのステーキベーコンソース

キャベツが主役のステーキになる一品! 生クリームやバターで作るクリームソースが、キャベツをドレスアップしてくれる素敵なお料理です。


キャベツのステーキベーコンソース 
キャベツのステーキベーコンソース


5.デザート

デザートは、北竜町のひまわりメロン&コーヒー。成熟一歩手前のシャキット若いメロン!


北竜町産ひまわりメロン 
北竜町産ひまわりメロン

食後のコーヒー 
食後のコーヒー


川端オーナーシェフ・皆さんの感想

「生ハムに合う、少し硬めのメロンですね」「北竜町の野菜は、昔ながらの素朴な味わい! 自然の中でのびのびと育った純朴さ懐かしさを感じます」と、お話くださった川端シェフです。


川端美枝 オーナーシェフ 
川端美枝 オーナーシェフ


参加された皆さんからは、「とっても美味しかったです!」と嬉しいお言葉!


ひまわり油を紹介する役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐 
ひまわり油を紹介する北竜町役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐


北竜町の紹介

北竜町役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐から、北竜町のひまわりまつりのご紹介、ひまわり油、新発売のひまわりバームなどについての説明がありました。


参加者の皆さんと意見交換 
参加者の皆さんと意見交換


北竜町産野菜

最後に、テーブルに並べられた北竜町産野菜やひまわり油を、皆さんお土産に沢山ご購入!ありがとうございます!


北竜町産野菜・ひまわり油・北竜ひまわりバームの即売 
北竜町産野菜・ひまわり油・北竜ひまわりバームの即売

大評判の北竜町産品 
大評判の北竜町産品


記念撮影

料理教室参加者皆さん記念撮影 
料理教室参加者皆さん記念撮影


北竜町で愛情込めて、大切に育てられた食材達が、シェフの匠の技によって、美味しいお料理に大変身して生まれ変わる、素敵な瞬間。。。

生産者の想い、食材の美味しさ、シェフの技が紡がれ、素敵なお料理となって、人々の心に「幸せ」をお届けするレストラン「イルピーノ」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


イタリア料理イルピーノ・ワイン居酒屋いる 
イタリア料理イルピーノ・ワイン居酒屋いる

xxx 
店内を飾るイタリアのポスター


北竜町産食材を使った料理教室@イルピーノの写真(91枚)はこちら >>


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


「北竜サンフラワーバーム」新発売!北竜町産ひまわり油80%使用・化学的な添加物無し

2019/07/28 15:01 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/07/28 15:02 に更新しました ]

2019年7月29日(月)

この度、北竜町産ひまわり油をつかった「北竜サンフラワーバーム」が新発売!
(株)マーヴェラス(旭川市)が製造、(株)北竜振興公社(北竜町)が販売しています。


北竜町産ひまわり油をつかった「北竜サンフラワーバーム」 
北竜町産ひまわり油を使った「北竜サンフラワーバーム」


株式会社マーヴェラス(旭川市)志水 洸一 代表取締役社長

志水洸一 代表取締役社長(33歳)は、旭川市出身。高校卒業後、美容専門学校で学び札幌市の美容室に就職。その後、独立して旭川市に美容院を設立。美容院を経営しスタイリストをしながら、化粧品に着目。石鹸をOEM製造・販売するも苦労を重ねる。

その後、良い品を創るという原点に立ち返る。
地元の素材にこだわった、生産者の顔が見える商品として「GOCHI SOAP(ゴチソープ)」という石鹸を自社工場で製造、販売する。 

 作った石鹸をベースに、ロケットの燃料を開発。また、昨年2018年から、旭川市江丹別で雪原の夜空にランタンを飛ばすイベント「雪景色のランタンフェスティバル」を実施し、実行委員としてご活躍中。


(株)マーヴェラス・志水洸一 代表取締役社長(右)、コスメ事業部・安食めぐみさん(左) 
(株)マーヴェラス・志水洸一 代表取締役社長(右)、コスメ事業部・安食めぐみさん(左)


株式会社マーヴェラス(旭川市)志水 洸一 代表取締役社長、同社コスメ事業部・安食めぐみさんがサンフラワーパーク北竜温泉に来訪された際、お忙しい中お話を伺いました。


インタビューの様子 
インタビューの様子


独立して美容院経営、そして自社工場で石鹸製造・販売

美容室に来てもらった時にだけではなく、家でも使えるものが創れないかと考え、5年前に化粧品事業をスタートしました。最初は化粧品製造を外注するOEMという形式をとって、シャンプー、ボディソープ、化粧品などを製造。しかし、署品ありきの考え方には限界がありました。使う人のことを想い、素材を北海道のものにこだわりたいと思うようになり、様々な素材をトライすることのできる自社工場を建設しました。

流行のフィールドに乗るのではなく、地元から生まれる商品開発を目指す

美容の世界は「流行に乗って美を出す」という流れがあり、その流行は都会から生まれています。人数の多い所から少ない所へ流れていくのが流行。都会から田舎へです。今までは、その流行という流れに乗ってしか商品が出せませんでした。

しかし今までとは逆に、流行の川下の部分で地元のものを使い、産地にこだわった商品が生み出せるのではないかと感じるようになったのです。地元にちゃんとしたものがあれば、逆に田舎から都会へもっていけると思ったのです。

石鹸工場を建設し「GOCHI SOAP(ゴチソープ)」誕生

石鹸の材料として、旭川市近郊の酒粕、黒米、トマト、はちみつ等などの食材を使い、生産者の顔が見える商品にしていこうと考えました。その方法から、流行じゃない地元からの流れを生み出すことができました。決して「おみやげ(ギフト)」ではなく、自分たちが継続的に使う本当に良いものを目指したのです。その結果、生まれたのが、食材を使ったごちそうソープ「GOCHI SOAP(ゴチソープ)」です。

 「北竜サンフラワーバーム」誕生

2年ぐらい前から、固形の油で作る商品の開発を始めました。最初は、髪のスタイリング用に作りました。
バームの成分は肌に馴染みやすく、肌にも髪にも使用することができます。化学的な添加物無しの健康的な商品となり、手が荒れない、子どもの口にはいっても大丈夫な商品だと実感しています。

様々な油が使えることがわかり、最初はシアバターで作りました。ある時、北海道コスメ協会の方から紹介を受け、北竜町のひまわり油に出会ったのです。


北竜サンフラワーバーム3種類のパッケージ(内容は1種類) 
北竜サンフラワーバーム3種類のパッケージ(内容は1種類)


北竜サンフラワーバームは北竜町産ひまわり油80%・科学的添加物無し

ひまわり油80%、蜜蝋19%、ビタミンE(酸化防止剤)1%相当のみで、パラベンやアルコールなどの化学的な添加物は無し。香りは柑橘系。バームの消費期限は3年。ボディの乾燥しやすい部分に少しず塗布します。

ヒマワリの種から取れるヒマワリ油は、ビタミンが豊富、無臭で食用にも美容にも使われています。手足や顔に塗れば、高い保湿効果が期待でき、肌につやを与えるとされています。性状が安定していて、良い商品が作れています。固形の油だと、添加物なしで作れます。ひまわり油自体が、酸化しにくい油と言われています。

「バーム」とは油のみの組成で常温で個体、「クリーム」は水と油の混合体で常温では柔らかい状態の呼称です。

北竜サンフラワーバームのパッケージは「どれにする?」

パッケージデザインに仕掛けがあります。内容は同じでパッケージの色を3種類とし、購買者には色を選んでいただきます。このサイズで買う時、まず買うか買わないかの選択、次にどれが自分に合うかの選択肢があります。YESかNOではなく、「どれにする?」の選択技の方が購入しやすい、という心理をついた方法です。

今後の展開は「季節ごとの魅力に絡めてデザインを変化させていく」ことを考えています。


北竜町役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐(左) 
北竜町役場企画振興課ひまわりプロジェクト推進室・能代川康人 課長補佐(左)


今後目指すものは、地域の交流人口の増加、そして人々の幸せ感を増すこと

ただ単に町の人口を増やすのではなく、町に関係する交流人口を増やしていきたいです。自分たちの地域の人口を増やすということは、自治体間による人口の奪い合いにつながるということです。

それよりも地域住民の「幸せ感」を増やしていくことが重要だと考えます。そのような考え方で経営をおこなっていくつもりです。減るからこそ豊かになるものがあると思うのです。


インタビューの様子 
インタビューの様子


地域の想いとパワーが秘められた「北竜サンフラワーバーム」、
人々の身体をきれいに、健康的に、そして幸せへと誘う(株)マーヴェラスの商品の数々に、
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


サンフラワーパーク北竜温泉 
サンフラワーパーク北竜温泉


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問3日目:ハピオ木野店、十勝ヒルズ

2019/07/15 16:43 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/07/15 17:36 に更新しました ]

2019年7月16日(火)

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問3日目は、ハピオ木野店(音更町)、十勝ヒルズ(幕別町)です。


全行程の概要:2泊3日:1,007km

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程 
ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程


3日目:ハピオ木野店、十勝ヒルズ:220km

帯広市 → ハピオ木野店(音更町) → 十勝ヒルズ(幕別町) → 北竜町:走行距離220km


3日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ 
3日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ


翌朝、帯広市のホテルを9時に出発し、音更町にあるJA木野へと向かいます。

JA木野(音更町)

音更町(おとふけちょう)は、人口44,474人(2019年6月末)、北海道内の町村の中で最も人口が多い町です。小麦や小豆の作付面積・収穫量が日本一となっているほか(平成26年産)、ニンジンの作付面積・出荷量が北海道一となっているとのことです(出典:wiki)。

<面談者>
・JA木野・清都善章 代表理事組合長、同・辰尾繁好 専務理事、同・大西勉 常務理事
・ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長、同・石田晴久 店長


ハピオ木野(音更町) 
ハピオ木野(音更町)


「今季の十勝は冬の雪が珍しく少なく、雪で困ったことは一度もなかったです。今年は去年と違って、作物は今の所順調です。」とJA木野・清都善章 代表理事組合長

意見交換

北竜町・佐野豊 町長よりお話がありました。
「昨年は、雨でひまわり畑が倒され、残念な状態となり、観光客の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
ひまわりは綺麗に咲いている期間が1週間から10日ほどで、次第に色が変わり枯れていきます。北竜町ひまわりの里では、区域毎に順番に綺麗なひまわりが咲くように計画して植えています。品種もいろいろなものを取り入れています。

今年、同じ時期に植えたもので発芽しないものがありましたが、やっと少しずつ芽が出てきました。この2日~3日の成長が楽しみです。いずれにしても、後2週間で『ひまわりまつり』がはじまります」。 

「こちらは、緑肥でひまわりを撒きますが、ほっておくととんでもない雑草になります」と、JA木野・清都善章 代表理事組合長。 

「ひまわりの里以外の、ひまわり油用のひまわり畑は、輪作はできません。秋の収穫前に雨が降ると菌核が入ってしまうので、ガクが腐ってしまいます。一度菌核が出た圃場を使うと再び菌が発生してしまうので、使えません」と、JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事。


意見交換の様子 

意見交換の様子 
意見交換の様子


JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事より北竜町の稲作の状況について説明がありました。

「今年は、稲の分けつの株が2倍くらい増えているので、タンパクの分散され、タンパク数が低下します。タンパクの数値が低いと食味で美味しいと感じられる良質のお米ができます」。


意見交換の様子 

意見交換の様子 
意見交換の様子


大人気のアグリファイターノースドラゴン

「イベントでアグリファイターノースドラゴンに来ていただいたときは、小学生のお子さんが、色紙に絵を書いて届けてくれたりします。去年は、札幌に行くときとヒーローショーのタイミングが重なってしまい『ノースドラゴンに会えないので、是非これを渡してください』と言ってくれたりします。ハピオの中でも、お客様から喜んでいただいている、人気の高いヒーローです。

年に何度も、生産者の方が来ていただき、米売りをしていただけるのでファンのお客様も多く、安心して購入いただいていると思います」と、ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長。


ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長 
ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長


JA木野・清都善章 代表理事組合長、北竜町・佐野豊 町長、JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事の意見交換

・清都氏「北竜町の中に雨竜があるのですか?」

・佐野氏「雨竜町は隣町です。雨竜町の方が開拓が早く、雨竜町、沼田町、幌加内町、北竜町で、雨竜郡となり、郡は同じです。北竜町は明治26年に雨竜町から分村しました。北竜町より2年くらい前に雨竜町に開拓に入りました。沼田町も北竜町から分村しました。北竜町の昔は、北部が沼田北竜、中心部が真竜と呼ばれていました。今でも北竜町では、真竜小学校、真竜神社など昔の名前が残っています。分村した時点で、町の名前を住民投票で決定し『北竜』と命名されました」

・清都氏「北海道米は、美味しいので間違いなく売れます」

・北清氏「北竜町のお米は、古くからのお付き合いもあり、沖縄県、福岡県、大阪府、東京都のユーザーとお取引しています。沖縄とのお付き合いは7年になります。北竜町産『ななつぼし』は多少高額なのですが、『美味しいお米』だからと購入してくださるファンのお客様も多いです。沖縄では、贈答品にお米を使う事が多くので、よくご利用いただいています」

・清都氏「何種類お米をつくっているのですか?」

・北清氏「代表的なものは、ゆめぴりか、ななつぼし、おぼろづき、きたくりん、きたみずほ、酒米、もち米(風の子、はくちょうもち)などいろいろやっています」

・清都氏「音更町では『もち米』をやっています。水は大雪山の伏流水、醸造は小樽の田中酒造さんでやっています。十勝川温泉のそばに、少しだけ田んぼがあります」

・佐野氏「北竜町では、酒米『彗星』を作って、近隣の新十津川町の金滴酒造さんにお願いして『彗星』という名前のお酒を作っています」

・清都氏「音更町の日本酒『十勝晴れ』はとてもおしいお酒なので是非味わってみてください」。

※「十勝晴れ」純米吟醸は十勝管内、音更町の水田で栽培された酒造好適米「彗星」を使用。音更町の深層地下水を仕込み水に使用し、小樽の田中酒造で醸造した純米吟醸原酒。


ハピマン(チーズ) 
ハピマン(チーズ)


「テレビ『どさんこワイド』で紹介された『ハピまん(チーズ)』は、当時凄い人気でした! 今は当時に比べて少し停滞気味で、地元だけに留まっているようなので、広告に工夫が必要だと感じています」と清都組合長。

お土産の寄贈

JAきたそらちから、「ひまわりすいか」「ひまわりメロン」「黒千石のキャラメルパイ」、北竜町から「ひまわり油」などの北竜町特産品を手土産に贈呈しました。


お土産の寄贈 

お土産の寄贈 

お土産の寄贈 
お土産の寄贈


ハピオ木野店(音更町)

ハピオ木野外観 
ハピオ木野外観

店内の様子・お米コーナー 
店内の様子・お米コーナー

北竜町産・ひまわりライス 
北竜町産・ひまわりライス

視察中 
視察中


「ひまわりライス通信」掲示中

JAきたそらち北竜支所作成「ひまわり通信」掲示中 
JAきたそらち北竜支所作成「ひまわり通信」掲示中


話題の「ハピまん(チーズ)」

話題のハピまんチーズは、今年4月に販売開始。十勝産のモッツァレラチーズやヨーロッパのゴーダチーズをブレンドしたチーズをたっぷり使ったチーズまんじゅう。肉まんのような皮で包まれています。伸びるチーズの食感と風味が画期的で食べごたえのあるチーズまんじゅうです。


「ハピまん(チーズ)」コーナー 
「ハピまん(チーズ)」コーナー

ハピまん 
ハピまん

メディアに取り上げられて大人気 
メディアに取り上げられて大人気


この後、幕別町の十勝ヒルズへ。


十勝ヒルズ(幕別町)

幕別町は、人口26,638人(2019年6月末現在)、町名は、アイヌ語の「マクンベツ」(山際を流れる川)が転訛したものと言われています。(出典:wiki)

・面談者:(株)丸勝・吉村透 氏、同開発部・夏井可南 企画・営業マネージャー


十勝ヒルズ入り口 
十勝ヒルズ入り口

十勝ヒルズ全体図 
十勝ヒルズ全体図


ヒルズショップ&カフェ

ヒルズショップ&カフェでは、十勝あずきソフトをはじめ、日替わりランチボックス、サンドイッチとピクニックボックス・セット、グヤーシュスープとパンのセット、カップランチ(キーマーカレー、牛とろフレーク、ヒルズオリジナルサラダ・豆ドレッシング使用)など軽食が楽しめます。

日替わりランチボックスのご飯に、北竜町産「ひまわりライス」が使われています。


フードメニュー 
フードメニュー

ランチボックス等 
ランチボックス等

ソフトクリーム 
ソフトクリーム

(株)丸勝・吉村透 氏と意見交換 
(株)丸勝・吉村透 氏と意見交換


カフェショップ

(株)丸勝 十勝ヒルズ開発部・夏井可南 企画・営業マネージャーと名刺交換 
(株)丸勝 十勝ヒルズ開発部・夏井可南 企画・営業マネージャーと名刺交換

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ショップ内の様子

数々の豆商品 
数々の豆商品


ガーデン視察

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 
十勝ヒルズ・ガーデンの様子


1本に100輪の花が咲くというひまわり。


1本に100輪の花が咲くというひまわり 
1本に100輪の花が咲くというひまわり


庭のお手入れをするスタッフ。


庭のお手入れをするスタッフ 
庭のお手入れをするスタッフ

散策中 
散策中

意見交換中 

綺麗なガーデン 
綺麗なガーデン


ここ十勝ヒルズさんで、すべての日程が終了となりました。3日間わたる、道東方面10箇所の販売先への表敬訪問が、有意義で素晴らしい時間となったことを心より感謝申し上げます。

北竜町が一体となって、自ら販売先を開拓し、訪問し、感謝を伝え、お互いの信頼感を繋ぎ合う、素晴らしい表敬訪問に、大いなる愛と感謝と祈りをこめて。。。


心躍る黄色い花 
心躍る黄色い花


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問2日目:JAオホーツク網走東藻琴支所、JA計根別、エーコープ西春別

2019/07/15 16:39 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/07/16 18:19 に更新しました ]

2019年7月16日(火)

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問2日目は、JAオホーツク網走東藻琴支所(大空町)、JA計根別(けねべつ・中標津町)、エーコープ西春別(別海町)です。


全行程の概要:2泊3日:1,007km

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程 
ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程


 2日目:JAオホーツク網走東藻琴支所、JA計根別、Aコープ西春別:331km

北見市 → JAオホーツク網走東藻琴支所 (大空町)→ JA計根別(中標津町) → Aコープ西春別(別海町) → 帯広市:走行距離331km


2日目:JAオホーツク網走東藻琴支所、JA計根別、Aコープ西春別 
2日目:JAオホーツク網走東藻琴支所、JA計根別、Aコープ西春別


立寄り:道の駅ノンキーランドひがしもこと(大空町)

翌朝、北見市のホテルを8時半に出発し、大空町に位置するJAオホーツク網走へ。東藻琴は、芝桜で有名。JAオホーツク網走東藻琴支所は、「道の駅ノンキーランドひがしもとこ」の近隣に位置します。


道の駅ノンキーランドひがしもとこ・外観 
道の駅ノンキーランドひがしもとこ・外観


JAオホーツク網走東藻琴支所・Aコープ東もこと店(大空町)

JAオホーツク網走東藻琴支所・Aコープ(ホクレン商事)大空町 
JAオホーツク網走東藻琴支所・Aコープ東もこと店(ホクレン商事・大空町)

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西島智幸 副店長

北竜町特産品の贈呈 
北竜町特産品の贈呈


意見交換

「店長が不在のため、臨時に副店長という立場で勤務していますAコープの建物はJAオホーツク網走が所有し、運営はホクレン商事に委託されて、5年目です。
ホクレン商事は、最初は斜里町で21年、清里町で13年目。その後、東藻琴が一緒になって、2年前から小清水町『Aコープこしみず店』を運営しています。こちらの地区のAコープはホクレン商事の運営となっています。」と、(株)ホクレン商事Aコープ東もこと店・西島智幸 副店長のお話です。

この後、中標津町のJA計根別へと向かいます。


立寄り:裏摩周展望台(清里町)

途中、トイレ休憩で裏摩周展望台(清里町)に立ち寄りながら。裏摩周展望台は、弟子屈町側の展望台より標高が低く(標高585m)、霧の発生が少ないと言われている絶景ポイント!


阿寒国立公園 裏摩周展望台 
阿寒国立公園 裏摩周展望台


神秘なブルーに染まる摩周湖に遭遇!


神秘なブルーに染まる摩周湖に遭遇! 
神秘なブルーに染まる摩周湖に遭遇!


 道東を走り抜けて

緑の森林を抜けて、爽快に走り抜けていきます。


緑の森林を抜けて 
緑の森林を抜けて


トンネルを抜けて。。。


トンネルを抜けて。。。 
トンネルを抜けて。。。


JA計根別(けねべつ・中標津町)

中標津町は、人口23,377人(2019年6月末現在)で、冬季の降雪量は多くないが、特別豪雪地帯に指定されています。

・面談者:JA計根別・中瀬満 理事兼務参事、同購買部・松岡幸樹 部長、同総務部・熊谷昌仙 部長


JA計根別(けねべつ・中標津町) 
JA計根別(けねべつ・中標津町)


意見交換の様子 
意見交換の様子


意見交換

JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事より説明がありました。

「北空知では5月に30度を超え、田植え時期が非常に高温になりました。また、温度も高いので、水稲の生育は順調です。6月22日、稲の分けつが、平年の1.5倍から2倍にもなりました。このまま台風や水害がなければ、豊作でいけるのではないかという状況です。去年から比べると雲泥の差があるほどの生育になっています。

それに対し、畑作の大豆やソバについては、発芽がムラになったり、芽がで出ないものもあります。まとまった雨が欲しかったのですが、6月は雨が降らなくて、これからどうなるかという状況です。昨日も北竜町の方は、雨で1~2mmの降水量だったようで、土中に染み込んでない状態です。早期に播種したものは、大豆もソバも順調に育っていますが、その後に播種したものが、不調のようです。近年にないほど、大変な状況になっています。

今日お持ちしたメロンとスイカは、温度も高く日照もあり、大変順調に成長し、出荷も前倒しで出荷となりました。寒暖差も大きいので、糖度のある甘い果実となっています。是非、皆さんでたべていただければと思います」。


意見交換の様子 
意見交換の様子


「水稲直藩栽培などは、取り組んでいらっしゃるのですか?」との質問に対して、「取り組んでいますが、直藩は、お盆過ぎから9月の収穫前の気温が低いと実になりにくい傾向があります。隣町の深川市は1~2度気温が高いので、大丈夫なのですが、北竜町は気温が低いので難しい状況です」とJAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事。

お土産の贈呈

JAきたそらちから、「ひまわりすいか」「ひまわりメロン」「黒千石のキャラメルパイ」、北竜町から「ひまわり油」などの北竜町特産品を手土産に。


北竜町特産品を寄贈 
北竜町特産品を寄贈


Aコープけねべつショップ視察

Aコープけねべつショップ視察 
Aコープけねべつショップ視察へ

ひまわりライス「ななつぼし」Aコープけねべつショップ視察 
ひまわりライス「ななつぼし」

Aコープけねべつショップ視察 
Aコープけねべつショップ視察


養老牛・放牧牛乳 & コーヒー牛乳

佐野豊町長より、参加メンバーに「養老牛・放牧牛乳 & コーヒー牛乳」のプレゼントをいただきました。ありがとうございました。


養老牛・放牧牛乳 & コーヒー牛乳 
養老牛・放牧牛乳 & コーヒー牛乳


JA道東あさひ西春別支所(別海町)

別海町は人口7,575人、広大な町域は大半が起伏のゆるやかな丘陵地帯で、原野を切り開いて造られた牧場が町域ほぼ全般に広がります。

・面談者:JA道東あさひ西春別支所・長谷川敏彦 支所長、同購買課・丸山哲郎 課長、同購買課Aコープ西春別店・刈屋彰 店長補佐

意見交換

佐野町長のご挨拶です。
「いつもひまわりライスを御利用いただき、ありがとうございます。今年は6月に入って、雨量が20mmしかありませんでした。今後、適量な雨を期待したいところです。
北竜町はひまわりの花を地域のブランドにして町づくりをしています。7月20日から『ひまわりまつり』をロングランで行います。ちょっと雨が足りないので心配をしています。今後とも宜しくお願いします」。


意見交換の様子 
意見交換の様子


意見交換の様子 
意見交換の様子


JAきたそらち北竜支所営農課・渡辺拓也 主査より説明がありました。

「お渡しした資料は、先日6月27日に開催された『あおぞら教室(空知農業改良普及センター北空知支所・JAきたそらち北竜支所主催)』にて使われた資料です。

今は稲を冷害から優しく守る必要のある冷害危険期の時期に入っています。とても大切な時期です。天気予報によると6月30日から5日間は低温になりそうなので、農家では水田を深水にして管理をおこなっています。7月の中旬以降からは、いもち病等の病害虫の発生に対する防除が必要です。

今年は分けつの数についても、例年が10本に比べ今年は20本ほどになっています。初期に本数が多いということは、実になる数も多くなることを意味していますので、期待できるところです。タンパクにおいても、頭数が多いので、分散されてタンパク数が低くなることが予想されます。今年は良質のお米が期待されますので、宜しくお願いいたします」。


意見交換の様子 
意見交換の様子


「秋のイベントにも参加していただき、今後共ご協力のほど、宜しくお願いいたします。ひまわりのパッケージについても、インパクトのあるデザインで、わかりやすく目立ちます。低農薬の記載もあり、皆さんに喜ばれています」と、JA道東あさひ西春別支所・丸山哲郎 諸所長。


ひまわり油、パンフレットを寄贈 
ひまわり油、パンフレットを寄贈

北竜町特産品を寄贈 
北竜町特産品を寄贈


Aコープ西春別店視察


Aコープ西春別店 
Aコープ西春別店

Aコープ西春別店視察中 
Aコープ西春別店視察中

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ひまわりライス「ななつぼし」

意見交換中 
意見交換中

道内赤肉メロン 
道内赤肉メロン


この後、別海町から帯広へと向かいます。


帯広市へと向かう 
帯広市へと向かう


途中、急に降り出した大雨。。。


急に降り出した大雨。。。 
急に降り出した大雨。。。


この日は、帯広駅周辺のホテルに宿泊しました。


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子


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