2019年8月2日(金)
北海道指導農業士・渡邊靖範さんファームにて、新規就農でメロン栽培を行っている金田絵利紗さん(38歳)の初出荷です。金田絵利紗さんは、新規就農者、メロン栽培1年目です。 ▶ 収穫・選果・出荷.7月24日(水)から初出荷がスタートし、順調に出荷が進められています。収穫は毎朝5時から、渡邊ファミリーにお手伝いいただきながらの収穫です。初日は109箱、2日目は80箱、3日目は40箱弱くらいの出荷となっています。
▶ 収穫朝5時ごろから、3人の連携作業による収穫です。
「メロンにとって良い天候だったので、大きく育ちました」金田さん。
▶ 選果
「今年は良い出来具合、玉乗り(大きさ)もよく、ネットの張りもいいですね。今年は雨が少なかったのですが、ハウスの中では、灌水チューブが3本配管されているので、水やりは十分にできました。
「家事・育児・仕事の両立のバランスのとり方を学びました。渡邊さんご夫妻からの技術的なご指導はもちろんのこと、ご家族皆さんの肉体的・精神的なサポートをいただき、皆さんのお陰でここまでこれたことを心より感謝しています。大きな天災に見舞われることもなく、順調に栽培できたので本当によかったと思います」と、しみじみと語る金田さん。
▶ 箱詰め
▶ 珍しい双子メロン(合体メロン)4.5kg実が合体して育ったメロン。今回はじめてだったので、記念にそのまま育てられメロンちゃん。
▶ 出荷箱詰め後、JAきたそらち北竜支所集出荷施設に運び込まれ、出荷されます。
集出荷施設では、各農家のメロンが次々と持ち込まれ、すごい数の箱がローラーコンベアに乗って流れていきます。
「達成感と当時に、大切に育てた娘をお嫁にだす時のような、嬉しさと不安が入り混じった複雑な心境です」と、金田さん。
▶ 北竜町・佐野豊 町長へメロン寄贈出荷後、渡邊さんとともに、佐野町長へ初出荷のメロンを寄贈に、役場町長室を訪れました。
「ここまでこれたのも、実習生として受け入れていただいて、様々な農家で実習し、その中で素晴らしいご縁をいただきました。そして有り難くも受け入れていただき、素晴らしいきっかけをいただいたことを心から感謝しています。
「作物を育てることで、農業の楽しさ・喜びを感じることができて嬉しく思います。素晴らしい成果として、こんな立派なメロンを栽培することができて、本当の良かったと思います。そして、毎朝5時には、軽トラで仕事場に向かうご主人の姿を拝見して、がんばっているなぁと感じています」と金田さん。
沢山の方々の温かい想いに支えられ、守られて、愛情いっぱいに育てられた大切な北竜メロン。。。
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子 |