ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問3日目:ハピオ木野店、十勝ヒルズ

2019/07/15 16:43 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/07/15 17:36 に更新しました ]
2019年7月16日(火)

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問3日目は、ハピオ木野店(音更町)、十勝ヒルズ(幕別町)です。


全行程の概要:2泊3日:1,007km

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程 
ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程


3日目:ハピオ木野店、十勝ヒルズ:220km

帯広市 → ハピオ木野店(音更町) → 十勝ヒルズ(幕別町) → 北竜町:走行距離220km


3日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ 
3日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ


翌朝、帯広市のホテルを9時に出発し、音更町にあるJA木野へと向かいます。

JA木野(音更町)

音更町(おとふけちょう)は、人口44,474人(2019年6月末)、北海道内の町村の中で最も人口が多い町です。小麦や小豆の作付面積・収穫量が日本一となっているほか(平成26年産)、ニンジンの作付面積・出荷量が北海道一となっているとのことです(出典:wiki)。

<面談者>
・JA木野・清都善章 代表理事組合長、同・辰尾繁好 専務理事、同・大西勉 常務理事
・ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長、同・石田晴久 店長


ハピオ木野(音更町) 
ハピオ木野(音更町)


「今季の十勝は冬の雪が珍しく少なく、雪で困ったことは一度もなかったです。今年は去年と違って、作物は今の所順調です。」とJA木野・清都善章 代表理事組合長

意見交換

北竜町・佐野豊 町長よりお話がありました。
「昨年は、雨でひまわり畑が倒され、残念な状態となり、観光客の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
ひまわりは綺麗に咲いている期間が1週間から10日ほどで、次第に色が変わり枯れていきます。北竜町ひまわりの里では、区域毎に順番に綺麗なひまわりが咲くように計画して植えています。品種もいろいろなものを取り入れています。

今年、同じ時期に植えたもので発芽しないものがありましたが、やっと少しずつ芽が出てきました。この2日~3日の成長が楽しみです。いずれにしても、後2週間で『ひまわりまつり』がはじまります」。 

「こちらは、緑肥でひまわりを撒きますが、ほっておくととんでもない雑草になります」と、JA木野・清都善章 代表理事組合長。 

「ひまわりの里以外の、ひまわり油用のひまわり畑は、輪作はできません。秋の収穫前に雨が降ると菌核が入ってしまうので、ガクが腐ってしまいます。一度菌核が出た圃場を使うと再び菌が発生してしまうので、使えません」と、JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事。


意見交換の様子 

意見交換の様子 
意見交換の様子


JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事より北竜町の稲作の状況について説明がありました。

「今年は、稲の分けつの株が2倍くらい増えているので、タンパクの分散され、タンパク数が低下します。タンパクの数値が低いと食味で美味しいと感じられる良質のお米ができます」。


意見交換の様子 

意見交換の様子 
意見交換の様子


大人気のアグリファイターノースドラゴン

「イベントでアグリファイターノースドラゴンに来ていただいたときは、小学生のお子さんが、色紙に絵を書いて届けてくれたりします。去年は、札幌に行くときとヒーローショーのタイミングが重なってしまい『ノースドラゴンに会えないので、是非これを渡してください』と言ってくれたりします。ハピオの中でも、お客様から喜んでいただいている、人気の高いヒーローです。

年に何度も、生産者の方が来ていただき、米売りをしていただけるのでファンのお客様も多く、安心して購入いただいていると思います」と、ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長。


ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長 
ハピオ木野生活事業部・鳥海正行 部長


JA木野・清都善章 代表理事組合長、北竜町・佐野豊 町長、JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事の意見交換

・清都氏「北竜町の中に雨竜があるのですか?」

・佐野氏「雨竜町は隣町です。雨竜町の方が開拓が早く、雨竜町、沼田町、幌加内町、北竜町で、雨竜郡となり、郡は同じです。北竜町は明治26年に雨竜町から分村しました。北竜町より2年くらい前に雨竜町に開拓に入りました。沼田町も北竜町から分村しました。北竜町の昔は、北部が沼田北竜、中心部が真竜と呼ばれていました。今でも北竜町では、真竜小学校、真竜神社など昔の名前が残っています。分村した時点で、町の名前を住民投票で決定し『北竜』と命名されました」

・清都氏「北海道米は、美味しいので間違いなく売れます」

・北清氏「北竜町のお米は、古くからのお付き合いもあり、沖縄県、福岡県、大阪府、東京都のユーザーとお取引しています。沖縄とのお付き合いは7年になります。北竜町産『ななつぼし』は多少高額なのですが、『美味しいお米』だからと購入してくださるファンのお客様も多いです。沖縄では、贈答品にお米を使う事が多くので、よくご利用いただいています」

・清都氏「何種類お米をつくっているのですか?」

・北清氏「代表的なものは、ゆめぴりか、ななつぼし、おぼろづき、きたくりん、きたみずほ、酒米、もち米(風の子、はくちょうもち)などいろいろやっています」

・清都氏「音更町では『もち米』をやっています。水は大雪山の伏流水、醸造は小樽の田中酒造さんでやっています。十勝川温泉のそばに、少しだけ田んぼがあります」

・佐野氏「北竜町では、酒米『彗星』を作って、近隣の新十津川町の金滴酒造さんにお願いして『彗星』という名前のお酒を作っています」

・清都氏「音更町の日本酒『十勝晴れ』はとてもおしいお酒なので是非味わってみてください」。

※「十勝晴れ」純米吟醸は十勝管内、音更町の水田で栽培された酒造好適米「彗星」を使用。音更町の深層地下水を仕込み水に使用し、小樽の田中酒造で醸造した純米吟醸原酒。


ハピマン(チーズ) 
ハピマン(チーズ)


「テレビ『どさんこワイド』で紹介された『ハピまん(チーズ)』は、当時凄い人気でした! 今は当時に比べて少し停滞気味で、地元だけに留まっているようなので、広告に工夫が必要だと感じています」と清都組合長。

お土産の寄贈

JAきたそらちから、「ひまわりすいか」「ひまわりメロン」「黒千石のキャラメルパイ」、北竜町から「ひまわり油」などの北竜町特産品を手土産に贈呈しました。


お土産の寄贈 

お土産の寄贈 

お土産の寄贈 
お土産の寄贈


ハピオ木野店(音更町)

ハピオ木野外観 
ハピオ木野外観

店内の様子・お米コーナー 
店内の様子・お米コーナー

北竜町産・ひまわりライス 
北竜町産・ひまわりライス

視察中 
視察中


「ひまわりライス通信」掲示中

JAきたそらち北竜支所作成「ひまわり通信」掲示中 
JAきたそらち北竜支所作成「ひまわり通信」掲示中


話題の「ハピまん(チーズ)」

話題のハピまんチーズは、今年4月に販売開始。十勝産のモッツァレラチーズやヨーロッパのゴーダチーズをブレンドしたチーズをたっぷり使ったチーズまんじゅう。肉まんのような皮で包まれています。伸びるチーズの食感と風味が画期的で食べごたえのあるチーズまんじゅうです。


「ハピまん(チーズ)」コーナー 
「ハピまん(チーズ)」コーナー

ハピまん 
ハピまん

メディアに取り上げられて大人気 
メディアに取り上げられて大人気


この後、幕別町の十勝ヒルズへ。


十勝ヒルズ(幕別町)

幕別町は、人口26,638人(2019年6月末現在)、町名は、アイヌ語の「マクンベツ」(山際を流れる川)が転訛したものと言われています。(出典:wiki)

・面談者:(株)丸勝・吉村透 氏、同開発部・夏井可南 企画・営業マネージャー


十勝ヒルズ入り口 
十勝ヒルズ入り口

十勝ヒルズ全体図 
十勝ヒルズ全体図


ヒルズショップ&カフェ

ヒルズショップ&カフェでは、十勝あずきソフトをはじめ、日替わりランチボックス、サンドイッチとピクニックボックス・セット、グヤーシュスープとパンのセット、カップランチ(キーマーカレー、牛とろフレーク、ヒルズオリジナルサラダ・豆ドレッシング使用)など軽食が楽しめます。

日替わりランチボックスのご飯に、北竜町産「ひまわりライス」が使われています。


フードメニュー 
フードメニュー

ランチボックス等 
ランチボックス等

ソフトクリーム 
ソフトクリーム

(株)丸勝・吉村透 氏と意見交換 
(株)丸勝・吉村透 氏と意見交換


カフェショップ

(株)丸勝 十勝ヒルズ開発部・夏井可南 企画・営業マネージャーと名刺交換 
(株)丸勝 十勝ヒルズ開発部・夏井可南 企画・営業マネージャーと名刺交換

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ショップ内の様子

数々の豆商品 
数々の豆商品


ガーデン視察

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 

十勝ヒルズ・ガーデンの様子 
十勝ヒルズ・ガーデンの様子


1本に100輪の花が咲くというひまわり。


1本に100輪の花が咲くというひまわり 
1本に100輪の花が咲くというひまわり


庭のお手入れをするスタッフ。


庭のお手入れをするスタッフ 
庭のお手入れをするスタッフ

散策中 
散策中

意見交換中 

綺麗なガーデン 
綺麗なガーデン


ここ十勝ヒルズさんで、すべての日程が終了となりました。3日間わたる、道東方面10箇所の販売先への表敬訪問が、有意義で素晴らしい時間となったことを心より感謝申し上げます。

北竜町が一体となって、自ら販売先を開拓し、訪問し、感謝を伝え、お互いの信頼感を繋ぎ合う、素晴らしい表敬訪問に、大いなる愛と感謝と祈りをこめて。。。


心躍る黄色い花 
心躍る黄色い花


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子