隈研吾 氏 & 鈴木輝隆 氏「新国立競技場から北竜町へ」北竜町まちづくり講演会の開催

2019/10/30 16:19 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/12/28 4:09 に更新しました ]
2019年10月31日(木)

10月22日(火)16:30〜、世界的な建築家・隈研吾(くま けんご)氏と立正大学・鈴木輝隆(すずき てるたか)特任教授による北竜町まちづくり講演会「新国立競技場から北竜町へ」が、北竜町公民館大ホールにて開催されました。

講演会は、建築家・隈研吾氏と、デザインプロデューサー(地域ブランド作成事業アドバイザー)鈴木輝隆 氏との対談形式です。

目次

  1. 1 ▶ 北竜町ひまわり観光大使・ひまわりの里基本計画策定委員会 委員
    1. 1.1 ▶ 隈研吾 氏
    2. 1.2 ▶ 鈴木輝隆 氏
  2. 2 ▶ 司会進行:北竜町役場産業課・細川直洋 課長
  3. 3 ▶ 主催者代表ご挨拶:北竜町・佐野豊 町長
  4. 4 ▶ 隈研吾 氏と鈴木輝隆 氏の対談
    1. 4.1 ▶ 鈴木輝隆 氏
    2. 4.2 ▶ 隈研吾 氏
  5. 5 ▶ 1. 那珂川町馬頭広重美術館(栃木県那珂川町)2000年7月
  6. 6 ▶ 2. 竹屋(Great (Bamboo) Wall・中国)2002年4月
  7. 7 ▶ 3. GC プロソミュージアム・リサーチセンター(愛知県春日井市)2010年5月
  8. 8 ▶ 4. 梼原 木橋ミュージアム(YUSUHARA Wooden Bridge Museum・高知県梼原町)2010年9月
  9. 9 ▶ 5. まちの駅「ゆすはら」・高知県梼原町)2010年7月
  10. 10 ▶ 6. スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店(福岡県太宰府市)2011年11月
  11. 11 ▶ 7. スターバックス リザーブ ロースタリー東京(東京都目黒区)2019年2月
  12. 12 ▶ 8. サニーヒルズジャパン(Sunny Hills Japan・東京都港区 表参道)2013年12月
  13. 13 ▶ 9. 浅草文化観光センター(Asakusa Culture Tourist Information Center・東京都台東区)2012年3月
  14. 14 ▶ 10. アオーレ長岡(Nagaoka city hall Aore・新潟県長岡市)2012年3月
  15. 15 ▶ 11. Birch Moss Chapel(長野県軽井沢)2015年5月
  16. 16 ▶ 12. La Kagu(ラカグ・東京都新宿区神楽坂)2014年9月
  17. 17 ▶ 13. COEDA HOUSE(こえだはうす・静岡県熱海市)
  18. 18 ▶ 14. 富岡市役所(Tomioka City Hall・群馬県富岡市)2018年3月
  19. 19 ▶ 15. 日本平夢テラス(Nihondaira Yume Terrace・静岡県静岡市)2018年10月
  20. 20 ▶ 16. 中国美術学院民芸博物館(Museum of the China Academy of Art・中国抗州)2015年11月
  21. 21 ▶ 17. 北京 前門(Beijing Qianmen・中国 北京)2016年11月
  22. 22 ▶ 18. ブサンソン芸術文化センター(Besancon City of Arts and Culture・フランス ブサンソン)2012年12月
  23. 23 ▶ 19. Saint-Denis Pleyel Emblematic Train Station(フランス パリ)建設中
  24. 24 ▶ 20. ポートランド日本庭園 カルチュラル・ヴィレッジ(Portland Japanese Garden・米国 ポートランド)
  25. 25 ▶ 21. V & A Dundee(英国 スコットランド)2018年9月
  26. 26 ▶ 22. The Darling Exchange(オーストラリア シドニー)2019年竣工予定
  27. 27 ▶ 23. The Odunpazan Modem Art Museum(エスキシェヒルの現代美術館・トルコ)2019年
  28. 28 ▶ 24. 新国立競技場整備事業(New National Stadium Devlopment Project・東京都新宿区)2019年11月完成予定
  29. 29 ▶ 25. 品川新駅(JR 高輪ゲートウェイ駅)(JR Takanawa Gateway Station)2015年〜2020年完成予定
  30. 30 ▶ 26. つみき(Tumiki)
  31. 31 ▶ 27. 住箱(Jyubako)設計:2016年6月完成
  32. 32 ▶ 立正大学・鈴木輝隆 特任教授
  33. 33 ▶ 新保育園の構想について
    1. 33.1 ▶ 周囲にマッチする保育園
    2. 33.2 ▶ひまわりの花びらが散らばっているようなデザイン
    3. 33.3 ▶ 北竜町のひまわりの花びらで染めた布を垂らした照明
  34. 34 ▶ ひまわりの里の全体配置計画(案)
    1. 34.1 ▶ ひまわりの里の圧倒的なランドスケープ
    2. 34.2 ▶ 「全体の関連性」と「額縁効果」
    3. 34.3 ▶ 展望台そのものが北竜町を代表するシンボルマーク
  35. 35 ▶ 立正大学・鈴木輝隆 特任教授
  36. 36 ▶ 記念撮影
  37. 37 ▶ 写真(98枚)はこちら >>
  38. 38 ▶ 隈研吾氏・参考サイト
  39. 39 ▶ 北竜町ポータル・関連記事

北竜町公民館 
北竜町公民館


会場には、町内外から約200人の方々が詰めかけ、隈研吾氏の建築に対する想い、北竜町新保育園のデザイン、ひまわりの里の全体配置計画(案)、さらに、新国立競技場をはじめ、これまでに携わってきた建築物などについて、隈氏の貴重なお話の数々に熱心に耳を傾けました。


北竜町ひまわり観光大使・ひまわりの里基本計画策定委員会 委員

隈研吾氏、鈴木輝隆氏は、両者ともに、2017年より北竜町ひまわり観光大使を就任され、現在北竜町で進行中の「ひまわりの里基本計画策定委員会」の委員も務めていらっしゃいます。

隈研吾 氏

1954年、神奈川県生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年に隈研吾都市設計事務所設立。2001年から慶應義塾大学教授。2009年から東京大学教授。

木材などの和をイメージした建築が特徴で「和の大家」と称され、国内外で様々な賞を受賞。2020年開催予定の東京オリンピックの新国立競技場をはじめ、世界各国の斬新な建築設計を手掛けてご活躍中。

鈴木輝隆 氏

1949年愛知県名古屋市生まれ。北海道大学卒業後、神戸市役所、山梨県庁、総合研究開発機構を経て、2000年から江戸川大学・特任教授。現在、地域創生プロデューサー・立正大学経済学部特任教授。

「地域の魅力を発掘するローカルデザイン」を研究テーマに、各地の地域づくりに関わる。北海道清里町、ニセコ町、秋田県乳頭温泉「鶴の湯」、岩手県八幡平市、長野県小布施町、山梨県甲州市、東京都八王子市、高知県四万十ドラマ、鹿児島県西之表市(種子島)など、全国に地域づくりネットワークを構築し、総合プロデュースを手がける。


北竜町まちづくり講演会『新国立競技場から北竜町へ』 
北竜町まちづくり講演会『新国立競技場から北竜町へ』

会場の様子 
会場の様子


司会進行:北竜町役場産業課・細川直洋 課長


司会:町役場産業課・細川直洋 課長 
司会:町役場産業課・細川直洋 課長


主催者代表ご挨拶:北竜町・佐野豊 町長


北竜町・佐野豊 町長 
北竜町・佐野豊 町長


「今日は、北竜町まちづくり講演会ということでご挨拶させていただきます。町内はもとより、札幌市・旭川市等、近隣からの沢山の方々に参加いただいております。こうして盛大に講演会が開催されることは、私達にとっても本当に嬉しい限りです。

ご案内の通り『新国立競技場から北竜町へ』と題しての講演会で、世界的な建築家であります隈研吾先生、そしてデザインプロデューサー・立正大学特任教授の鈴木輝隆先生、お二人による対談形式の講演となっています。

お二人には、平成8年(1996年)、この公民館の会場で、そして平成9年(1987年)に、サンフラワーパーク北竜温泉で『ひまわりシンポジウム』ということで、パネラーとしてお越しいただき、提言をいただいているところです。

その際、隈先生は『北竜町はランドスケープの町だなぁ』と感じたそうです。皇居の二重橋、フランスのベルサイユ宮殿、あの緩やかな傾斜が、すなわちランドスケープが素晴らしくて、人々を感動させます。『北竜町にはそのランドスケープがある町だから、これを主役としてまちづくりを行ったらいいのではないか』というご提言をいただいています。

両先生には、平成29年(2017年)から北竜町のひまわり観光大使を引き受けていただいております。今年の8月に、東京大学教授として最後の講義を東京大学・安田講堂で学生1,000名を超える多くの方々の前で講演され、その時も北竜町ひまわりの里、ひまわりライスのPRをしていただきました。

そして現在進めております『ひまわりの里基本計画策定委員会』の委員としてもお世話になっています。

お二人による講演会が始まりますが、新国立競技場、今建築中の新保育園、ひまわりの里等について語っていただきますので、どうぞ皆さん、楽しんでいただきたいと思います。先生、どうぞ、よろしくお願いします」。


隈研吾 氏と鈴木輝隆 氏の対談

鈴木輝隆 氏


立正大学・鈴木輝隆 特任教授 
立正大学・鈴木輝隆 特任教授


「先程ご紹介がありましたように、二十数年前に隈さんと北竜町を訪れた日の事を懐かしく思い出していました。その後、ご縁があり、町長さん、議長さんなど二十数年来の仲間ということで、今関わりのある北竜町の保育園やひまわりの里などについて、隈さんの力をお借りしながら進めています。

また、デザイナーの梅原真さんにお話いただいたり、マルシェ株式会社(本社・大阪市)の会長・谷垣雅之さん、公認会計士・税理士の石川直也さん(税理士法人JAZY会計事務所長)にもご協力いただき、ひまわりの里のお話をさせていただいております。

まずは、隈さんのご紹介ということで、現在の仕事、これまで関わってきた隈さんの作品について語っていただきたいと思います。隈さんとは地方を歩き始めて30年以上になりますが、一つの町づくりにどのように関わってきたかというお話をしていただきながら、隈さんの自己紹介をお願いしたいと思います。

隈研吾 氏


建築家・隈研吾氏(左)、隈研吾建築都市設計事務所・田口誉 設計室長(右) 
建築家・隈研吾氏(左)、隈研吾建築都市設計事務所・田口誉 設計室長(右)


「これまでどんなことをやってきたかをご紹介します。最近は、地域の素材を生かした、地域らしい建物を作って、地域を盛り上げていくことに大変興味があります。

鈴木さんと地方を廻り始めたのが1990年代で、その頃は、各地方を時間をかけてゆっくりと回り、温泉に入りながらその地域を味わっていました。各地域の素材を建築に取り入れ始めたのは、2000年になってからです。それでは、建築物をご紹介していきます。


1. 那珂川町馬頭広重美術館(栃木県那珂川町)2000年7月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>


馬頭広重美術館(栃木県那珂川町) 
馬頭広重美術館(栃木県那珂川町)


浮世絵作家・歌川広重の作品を中心に展示している美術館。地元産の八溝杉の格子で覆われた建物。この建物は、アメリカCNNのチーフが取材に訪れるなど、私が海外で仕事をするきっかけになった建物です。

裏の里山の木を使い、腐りにくい不燃処理加工を施しました。更に地元の石、地元の和紙など、地元とコラボするような作品になっています。


2. 竹屋(Great (Bamboo) Wall・中国)2002年4月

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中国万里長城の麓に建つ「Commune by the Great Wall」。


中国万里長城の麓に建つ「Commune by the Great Wall」 
中国万里長城の麓に建つ「Commune by the Great Wall」


2002年、中国にて、万里の長城のすぐ脇に、中国製の竹を使い、山の緑の環境に合わせて造った建物です。このヴィラは、中国の人々、特に若者の支持を得ました。


中国の人々特に若者の支持を得たヴィラ 
中国の人々特に若者の支持を得たヴィラ


北京オリンピック(2008年)の総合プロデューサー・張芸謀(チャン・イーモウ)氏が、この建物を使って、オリンピックの開会式に流す映像に使いたいといい話題になりました。(参照論文はこちら >>

日本では、竹の家(Bamboo Wall)は、吉永小百合さんが出演した映画『SHARP AQUOS』のCMロケ地として使用さたことで有名です。


竹の家(Bamboo Wall) 
竹の家(Bamboo Wall)


3. GC プロソミュージアム・リサーチセンター(愛知県春日井市)2010年5月

<隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

愛知県春日井市鳥居の博物館・研究所。飛騨高山に伝わる木製の玩具「鴨」のシステムを発展させ、木材を釘の接着剤も用いずに組み合わせた木造建築。


GC Museum(GC プロソミュージアム・リサーチセンター) 

GC Museum(GC プロソミュージアム・リサーチセンター) 
GC Museum(GC プロソミュージアム・リサーチセンター)


2010年、飛騨高山の技術を用いた3階建ての建物。実験室で強度を試験しながら作り上げました。木材の骨組みだけで作る建物。日本の職人の高い技術を施した建築になっています。


4. 梼原 木橋ミュージアム(YUSUHARA Wooden Bridge Museum・高知県梼原町)2010年9月

<隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

町の面積の91%を森林が占め、雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の小さな町。梼原町(ゆすはらちょう)は山奥なので行きにくい場所ですが、外国人にも人気の町になっています。

梼原の町は、日本各地を廻っていた30年以上前からお付き合いをしている町です。色々つくった中のひとつで、木の橋をつくりました。


梼原 木橋ミュージアム  
梼原 木橋ミュージアム


「雲の上のホテル」と「雲の上の温泉」を結ぶ連絡通路兼ミュージアム。梼原産杉を使用した刎橋構造でつくられています。


連絡通路兼ミュージアム. 
連絡通路兼ミュージアム.


5. まちの駅「ゆすはら」・高知県梼原町)2010年7月

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雲の上のホテル別館 マルシェ・ユスハラ。ホテルのロビーがマーケットになっていて、地元野菜が並んでいます


マルシェ ユスハラ 
マルシェ ユスハラ


雲の上のホテル 別館 「マルシェ ユスハラ」は、茅葺きで作りました。現在茅葺きを施す職人さんがいないので、経験のある職人さんに現場復帰してもらい作ったものです。


「マルシェ ユスハラ」は、茅葺きで作りました 
「マルシェ ユスハラ」は、茅葺きで作りました


梼原町の特産物販売とホテルが融合したまちの駅「ゆすはら」は梼原町の顔。まちの中の「森」というコンセプトを映すように施設内には杉丸太の柱を林立させ、森の中を巡るような内部空間を作り出しています。


6. スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店(福岡県太宰府市)2011年11月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

X型の木組みは、杉材を約2,000本使用し、筋交いとして建物を支えています。太宰府という歴史ある特別な場所に、木造現代アートがクリエートした独特な空間が広がっています。


太宰府天満宮 
太宰府天満宮

スターバックス太宰府天満宮店 
スターバックス太宰府天満宮店

杉材を約2000本使用 
杉材を約2000本使用


7. スターバックス リザーブ ロースタリー東京(東京都目黒区)2019年2月

外装の設計を隈研吾氏が手掛け、内装は、リズ・ ミュラー(Liz Muller)氏による「スターバックスリザーブロースタリー」。リズ氏は、チーフデザインオフィサーで、ロースタリー5店舗すべての主任デザイナー。

今年2019年2月28日、東京・中目黒にオープンした、世界で5番目・日本初出店となるロースタリー。世界最大級となる、17mにも及ぶ赤銅製のコーヒーキャスク(焙煎装置)が設置。

1階は、焙煎したコーヒーを提供するメインバー、日本初上陸となる手作りイタリアンベーカリー「Princi™(プリンチ)」のフードメニューが提供され、2階には、世界最大級の紅茶専門店「Teavana™(ティーバナ)」、3階には日本初上陸のカクテルバー「アリビアーモバー」、4階は、イベントを行う「アムインスピレーションラウンジ」。

1店舗あたりの売上の世界記録を示したほどの人気店です。


8. サニーヒルズジャパン(Sunny Hills Japan・東京都港区 表参道)2013年12月

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サニーヒルズは、台湾のパイナップルケーキ専門店。


サニーヒルズ 
サニーヒルズ


「SunnyHills at Minami-Aoyama(南青山店)」は、ヒノキの角材に覆われた建物。三階建てで、地獄組みと呼ばれる伝統的な組木格子が施されています。


9. 浅草文化観光センター(Asakusa Culture Tourist Information Center・東京都台東区)2012年3月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

浅草雷門前に位置する建物で、観光案内所などの複合施設。7つの家が重なったようなデザインで、ヒノキを使い、遠くに見える五重の塔の現代版のようなイメージでつくりました。


浅草文化観光センター 
浅草文化観光センター


中も木材をふんだんに使い、この場所の風情にあったものができ、沢山の外国人が集まってくるような場所になりました。屋内から、浅草寺を眺めることができるようになっています。


中も木材をふんだんに使い 
中も木材をふんだんに使い

屋内から、浅草寺を眺めることができるように 
屋内から、浅草寺を眺めることができるように


10. アオーレ長岡(Nagaoka city hall Aore・新潟県長岡市)2012年3月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

長岡城の市松模様をモチーフとして、地元産杉材を使ったすのこ状のパネルを外壁に張り付けた構造。新潟県の長岡市役所、アリーナ、ナカドマ(市民交流ホール)が一体となった市民交流の拠点となっています。

「まちの中土間」(土間のある市役所)をコンセプトに、屋根付き広場を土間のようにイメージして、1年中市民が使えるようなデザイン。子供達は、宿題をしたり、大人は市役所に友達に合いにいくような感覚がもてる空間が広がっています。

市役所が積極的に活動し、各種イベント(屋台やB級グルメ大会等)も開催される等、4年間で500万人が訪れる市役所になっています。


長岡市シティ・ホールプラザアオーレ長岡 
長岡市シティ・ホールプラザアオーレ長岡

「まちの中土間(土間のある市役所)」をコンセプト 
「まちの中土間(土間のある市役所)」をコンセプト


屋根に可動式の太陽光発電パネルが設置されています。


屋根に可動式の太陽光発電パネル 
屋根に可動式の太陽光発電パネル


アリーナ内には卓球台が設置され、子どもたちが卓球で体を動かし、疲れたら本を読んだりしています。


は卓球台が設置されるアリーナ 
は卓球台が設置されるアリーナ


市民の人々の活動の場である市民の活動室は、ネット予約で使用可能になっています。


市民の人々の活動の場である市民の活動室 
市民の人々の活動の場である市民の活動室


ガラス張りの議会。議会以外の時は、ミュージック・ホールや結婚式場として様々なイベントが開催されています。


ガラス張りの議会 
ガラス張りの議会


材料は、地元の小国和紙を使って壁を作っています。第一応接室の壁と天井には地元名産小国和紙を使用。壁面装飾には砂が練り込んで焼き上げた陶造形が施されています。


材料は、地元の小国和紙 
材料は、地元の小国和紙ン

天井には地元名産小国和紙を使用 
天井には地元名産小国和紙を使用


11. Birch Moss Chapel(長野県軽井沢)2015年5月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

長野県軽井沢町の白樺の森の中の小さなチャペル。鉄のプレートを挟んで、屋根やベンチを透明なガラスとアクリルで造り、床には苔を敷き込んで、建物と自然とが一体化したような空間です。


Birch Moss Chape 
Birch Moss Chape

屋根やベンチを透明なガラスとアクリルで造り 
屋根やベンチを透明なガラスとアクリルで造り


12. La Kagu(ラカグ・東京都新宿区神楽坂)2014年9月

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東京・神楽坂の商業施設「ラカグ」は、新潮社の倉庫をリノベーションした2階建ての建物。50年前に建てられた倉庫の面影を残しつつ、倉庫1階床と交差点とが繋がる木製の大階段を設置。

人々は階段に座り、おにぎりを食べたり、本を読んだり、日向ぼっこをしたり、それぞれの空間を楽しんでいます。


La Kagu(神楽坂の商業施設「ラカグ」) 
La Kagu(神楽坂の商業施設「ラカグ」)

倉庫をリノベーションした2階建ての建物 
倉庫をリノベーションした2階建ての建物


倉庫だった部分は、カフェやショップが設置。


カフェやショップが設置 
カフェやショップが設置


13. COEDA HOUSE(こえだはうす・静岡県熱海市)

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海と空を一望する絶景カフェ・熱海「COEDA HOUSE」。アカオハーブ & ローズガーデンの高台にある、四方ガラス張りのカフェ。小さな枝を積み重ね、小枝が集まって大きな樹木になりそうなデザインです。


熱海「COEDA HOUSE」 
熱海「COEDA HOUSE」

小枝が集まって大きな樹木に 
小枝が集まって大きな樹木に


14. 富岡市役所(Tomioka City Hall・群馬県富岡市)2018年3月

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

群馬県富岡市庁舎。世界遺産である富岡製糸場の街にふさわしい市庁舎。「小さな屋根の集まり」としての分棟型建築。市役所を観光の通り道にしようというコンセプトから発想。


群馬県富岡市庁舎 
群馬県富岡市庁舎

「小さな屋根の集まり」としての分棟型建築 
「小さな屋根の集まり」としての分棟型建築


最初庁舎の前は、利便性を図って、駐車場にしようという意見がありました。しかし敢えて、人々が集う、コニュニケーションスペースとして芝生にしました。すると、屋台など出店され、予想外に賑わって市民の憩いの場になっています。


コニュニケーションスペースとして芝生に 
コニュニケーションスペースとして芝生に


壁面には、「きびそ」と呼ばれる生糸を用いた壁紙を使っています。


15. 日本平夢テラス(Nihondaira Yume Terrace・静岡県静岡市)2018年10月

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富士山を望む日本平山頂に立つ「日本平夢テラス」は、展望施設と1周約200mの空中回廊、360度の「パノラマ展望」を備える建物。


360度の「パノラマ展望」 
360度の「パノラマ展望」


奈良 法隆寺「夢殿」にヒントを得た、八角形のジオメトリーの造りとなっています。木材は地元静岡県産ヒノキを使用。


ジオメトリー(八角堂)の造り 
ジオメトリー(八角堂)の造り

木材は地元静岡県産ヒノキを使用 
木材は地元静岡県産ヒノキを使用


16. 中国美術学院民芸博物館(Museum of the China Academy of Art・中国抗州)2015年11月

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中国美術学院のキャンパス内に建つクラフト・ミュージアム。


中国美術学院民芸博物館  
中国美術学院民芸博物館


古い瓦をリサクルして、外壁を覆う瓦スクリーンが、太陽光をコントロールして、自然に溶け込むような設計になっています。


17. 北京 前門(Beijing Qianmen・中国 北京)2016年11月

隈研吾建築都市設計事務所 HP>>

北京旧市街の中心、前門東区の再生プロジェクト。今中国では、歴史の流れが大きく変わってきて、環境の歴史保存が大きなテーマになっています。

天安門は、皇帝の城である紫禁城の外城壁南端に位置する正門。荒れ果てた街を、芸術とデザインの街に再生することを目的に建設。これらの一角には、隈事務所北京オフィスも入居しています。


北京旧市街の中心、前門東区の再生プロジェクト 
北京旧市街の中心、前門東区の再生プロジェクト

芸術とデザインの街に再生 
芸術とデザインの街に再生


中は木材が使われています。


中は木材が使われています 
中は木材が使われています


18. ブサンソン芸術文化センター(Besancon City of Arts and Culture・フランス ブサンソン)2012年12月

隈研吾建築都市設計事務所 HP>>

フランスのブザンソンに建つ、音楽ホール・ 現代美術館・コンセルバトワール (音楽学校) からなる複合的文化施設。ドゥ川の川岸に面した建物で、屋根には、植栽・ 木・ 石・ガラス・太陽光パネルがモザイク状に配置。


ブザンソン芸術文化センター 
ブザンソン芸術文化センター


川沿いの散歩道になっています。全体をひとつの屋根で覆い、屋上緑化し、構造には鉄骨の柱と木の梁を組み合わさっています。虫や鳥が生育できる場所「ビオトープ(生物空間)」が、建物の脇に存在するデザインで構築しました。


「ビオトープ(生物空間)」が建物の脇に存在 
「ビオトープ(生物空間)」が建物の脇に存在


音楽ホールでは、世界的指揮者である小澤 征爾氏が指揮し、ブザンソン指揮者コンクールで優勝されました。


音楽ホール 
音楽ホール


19. Saint-Denis Pleyel Emblematic Train Station(フランス パリ)建設中

隈研吾建築都市設計事務所 HP>>

サンドニ平野にあるパリメトロ13番線の駅「サンドニ・プレイエル駅(Saint-Denis Pleyel Emblematic Train Station )。

鉄道を東西にまたぐ陸橋と駅舎を組み合わせた構成。駅舎地上部の屋外テラスがスロープ状に屋上まで連続し、東西通路となる陸橋へと人々を導きます。緑の公園を昇っていくと、そのまま駅へと自然に上がれるような設計です。


パリメトロ13番線の駅 
パリメトロ13番線の駅


完成まで、あと3年を予定しています。


20. ポートランド日本庭園 カルチュラル・ヴィレッジ(Portland Japanese Garden・米国 ポートランド)

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オレゴン州ポートランドの日本庭園(ジャパニーズガーデン)。日本をイメージした3棟の建築物にリニューアルオープン(日本庭園は、1967年開園)。

「カルチュラル・ビレッジ」には、ギャラリーやレクチャーホール、図書館が設置され日本の伝統的なアートや文化が魅力的な空間が広がっています。

札幌市と姉妹都市提携をしているポーランド。アメリカで住みたい街No.1になるほど人気が高い街になっています。


オレゴン州ポートランドの日本庭園 
オレゴン州ポートランドの日本庭園

魅力的な空間がひろがっています 
魅力的な空間がひろがっています


21. V & A Dundee(英国 スコットランド)2018年9月

隈研吾建築都市設計事務所 HP>>

北の厳しい自然の中に位置するスコットランドの都市・ダンディのウォーターフロントにおける美術館・カフェ。以前は、川沿いに倉庫が並び、市民が近づけない場所でした。そこで、市民が歩ける空間へと導くようにしました。

川沿いに立つ建物の中央に「孔」が設けられ、コンクリートを積み重ねる事によって、スコットランドの崖の美しさが表現されています。


V&A Dundee 
V&A Dundee

川沿いに立つ建物の中央に「孔」 
川沿いに立つ建物の中央に「孔」


内部は、木材をふんだんに使い、「市民の居間・リビングルーム」をテーマとし、カフェ・レストラン・売店等の楽しい空間が広がります。市民に大変喜ばれ、パンフレットやトートバックにまでアピールされました。


木材をふんだんに使った内部 
木材をふんだんに使った内部

パンフレットやトートバックにまでアピール 
パンフレットやトートバックにまでアピール

「市民の居間・リビングルーム」をテーマ 
「市民の居間・リビングルーム」をテーマ


22. The Darling Exchange(オーストラリア シドニー)2019年竣工予定

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

シドニーのダーリンハーバーエリア開発計画の一部で、まわりは高層タワーマンションに囲まれた場所に立地する。1階がマーケット、2階が図書館、3階が保育園、4階がレストランや会議室となる複合施設。

柔らかい外観で包み込むように、外壁は木材を使い、鳥の巣のようなデザインの建物になっています。


The Darling Exchange 
The Darling Exchange


23. The Odunpazan Modem Art Museum(エスキシェヒルの現代美術館・トルコ)2019年

木材での建築を希望されたのですが、トルコでは木が取れなかったので、ロシアから輸入しました。大きな異なる箱を積み上げて中央に集める構成で、ストリートスケープの連続性を保つような設計になっています。


トルコ・エスキシェヒルの現代美術館 
トルコ・エスキシェヒルの現代美術館


24. 新国立競技場整備事業(New National Stadium Devlopment Project・東京都新宿区)2019年11月完成予定

隈研吾建築都市設計事務所 HP >>

「杜のスタジアム」と題して木材を取り入れた構造。全国47都道府県の木を使い、外壁に杉、屋根を支える構造に唐松(北海道)を使用(木材と鉄骨のハイブリッド構造の屋根)しています。

京都法隆寺五重塔をヒントに日本人の知恵を活かしたデザイン。庇の上には、土を使用しなくても植物を茂らせることができるリサイクル素材「Greenbiz」を採用し、「空の杜」に緑の植物を植えています。


新国立競技場 
新国立競技場


椅子の色をアースカラー(白、黄緑、グレー、深緑、濃茶の5色)とし、森の中の木の枝や落ち葉をイメージしています。


森の中の木の枝や落ち葉をイメージ 
森の中の木の枝や落ち葉をイメージ


夏の暑い時でも自然通風で、風が全体に回るようになっています。スタンド上部には「気流創出ファン」が設けられ、観客の体感温度を低減。外部の入場ゲート付近には「ミスト冷却装置」が設置され、周囲の温度を下げる効果をもたらします。

さらに大庇が影をつくり、効率よくスタジアムに風を取り込む構造になっています。今年の夏は、工事現場で熱中症が一人もでなかったほど、暑さをしのげる効果が生じているようです。


スタンド上部には「気流創出ファン」 
スタンド上部には「気流創出ファン」


リサイクル素材も活用しています。


リサイクル素材の活用 
リサイクル素材の活用


周辺には木々が茂り、小川が流れています。太陽光発電や雨水・井戸水の有効利用など自然エネルギーを積極的に利用しています。建材一体型シースルー薄膜太陽電池を大屋根先端のガラスに設置しています。


周辺には木々が茂り、小川が流れています 
周辺には木々が茂り、小川が流れています


25. 品川新駅(JR 高輪ゲートウェイ駅)(JR Takanawa Gateway Station)2015年〜2020年完成予定

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2020年完成予定。鉄骨と唐松の集成材が組み合わされたフレームに、半透明のテフロン膜を貼ることによって、日本の障子のように、光が差し込み、日本の和を感じるようなデザインになっています。


品川新駅(JR高輪ゲートウェイ駅) 
品川新駅(JR高輪ゲートウェイ駅)

光が差し込み、日本の和を感じるようなデザイン 
光が差し込み、日本の和を感じるようなデザイン


26. つみき(Tumiki)

森林保全団体「more trees」の代表を務める音楽家・坂本龍一氏からの依頼で、新しいスタイルの日本の積み木をデザイン。杉材をV字に組み合わせた「つみき」。

いままでの木の塊を積み上げのような形でなく、大地に立つ樹木を想像させるような「木」のイメージで組み合わせていく積み木をデザインしました。

細い木を編む・折るということを発想させる積み木。木の匂い、木のぶつかる音、手触りが、木という素材も持つ良さです。

三角形の頂点に部分には、2枚に切り込みを入れ、小さな部材をはさんで接着しました。これは高度な職人技が成し得る日本独特の技によるものです。


Tumiki 
Tumiki


様々な組み合わせができるつみき。今年は、このつみきでクリスマスツリーをつくる事を予定しています。


様々な組み合わせができるつみき 
様々な組み合わせができるつみき

クリスマスツリーをつくる事を予定しています 
クリスマスツリーをつくる事を予定しています


27. 住箱(Jyubako)設計:2016年6月完成

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木でできたトレーラーハウス。アウトドアーメーカー「スノーピーク」との共同開発です。


モバイルハウス「住箱」 
モバイルハウス「住箱」

側面 
側面


普通のトレーラーハウスと同じ大きさですが、木でつくると広く感じる空間が広がります。


住箱の内側 
住箱の内側


空き地で1年間レストランを開店しました。


空き地で1年間レストランを開店 
空き地で1年間レストランを開店


レストラン営業の許可をとって1年間のみ実施。こんな住まい方もあるのではないかと実感しました。


レストラン店内の様子 
レストラン店内の様子


立正大学・鈴木輝隆 特任教授


立正大学・鈴木輝隆 特任教授: 
立正大学・鈴木輝隆 特任教授:


30年来のお付き合いをしている隈さんは、自然体でありながら、普通ではないものをもっている方です。

地域の課題を紐解きながら、様々な地方と関わり、隈さんにはいろんなアイデアを出していただいています。隈さんの生み出す建築が、周りの環境・自然と調和している空間を実際に味わいたいと思う人々が、その地域を訪れることによって、必然的に地域が活性化し潤っていきます。

アインシュタインの「問題はそれが起ったときと同じ意識レベルでは解けない」という言葉にあるように、昔のままの意識ではなく、新しい意識を取り入れて活性化し発展させていくために、隈さんのお力をお借りしょうと考えています。


新保育園の構想について

周囲にマッチする保育園

複雑に絡み合う環境の中で、この保育園があまり大きく感じないようなサイズにしました。


新保育園 
新保育園・ひまわりの花びらが散らばっているようなデザイン


ひまわりの花びらが散らばっているようなデザイン

保育園の真ん中の部分がメインとなり、天井が高くなっています。その高い部分を囲むように、低い小さな部屋が、ひまわりの花びらが散らばっているようなデザインを考えました。


建設が進む新保育園 
建設が進む新保育園


北竜町のひまわりの花びらで染めた布を垂らした照明

可愛らしさや子供の視点に合った建物を考えました。中央の一番天井の高い部屋は、子供たちが一番楽しいと感じる空間になっています。

内部の見どころは「ひまわり照明」。北竜町のひまわりの花びらで染めた布を垂らした照明です。ひまわりは、形がはっきりしていて強いので、形をつくるのが難しいのです。そこで、ひまわりの優しさを取り出してデザインしました。

窓から入ってくる光に照らされて、淡い黄色に染まる柔らかな布が、まるでひまわりの花が咲いているようなイメージを表しています。


内部の見どころは「ひまわり照明」 
内部の見どころは「ひまわり照明」


ひまわりの里の全体配置計画(案)

ひまわりの里の圧倒的なランドスケープ

北竜町に20年前来た時「ランドスケープ」の素晴らしさを実感しました。この「ランドスケープ」の力はもの凄くて、建築で対抗しようとしても無理。地形の美しさは圧倒的です。

この環境条件の中で、傾斜やひまわりの咲き方、後ろの山の関係等をどう引き立てていくというのが鍵になります。

「全体の関連性」と「額縁効果」

1.テーマは「全体の関連性」
2.「額縁効果」のある建物

景色を額縁で囲い込むことによって、ランドスケープがさらに素敵に見えてきます。


ひまわりの里の全体配置計画(案) 
ひまわりの里の全体配置計画(案)


展望台そのものが北竜町を代表するシンボルマーク

3.魅力的な展望台

展望台そのものが北竜町を代表するシンボルマークになるような魅力的なものを、本夕開催される「ひまわりの里基本計画策定委員会」で提案します。


立正大学・鈴木輝隆 特任教授

「隈さんの仕事や、建築の魅力、世界が今どんな建築を望んでいるのか、人々がワクワクドキドキして感動するような構想について、隈さんより、貴重な沢山のお話をしていただきました。

来年には、新保育園の完成、そしてひまわりの里の最終報告を予定しています。ランドスケープの魅力や建築などで地域の力が倍増し、さらに新しい力で再生していく北竜町のこれからの発展を祈念いたします」とお話くださった鈴木氏です。


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自然の環境と建物が融合し、そこに存在する本来の魅力を残しながら、
新しく生まれ変わっていく町づくり。

人と自然が寄り添って、心沸き立ち生命きらめく隈研吾氏のお話に、
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


記念撮影

記念撮影 

記念撮影 
20数年来の仲間の皆さんと一緒に記念撮影


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隈研吾氏・参考サイト

・<梼原町ホームページ> 梼原町 ✕ 隈研吾建築物
・<ハースト婦人画報社> 建築家・隈 研吾さんにインタビュー「つみき遊びが僕の原点」
・<公益財団法人ニッポンドットコム> 新国立競技場に込められたメッセージ 建築家・隈研吾さん
・<ファッションプレス> 隈研吾の手掛ける新国立競技場「杜のスタジアム」

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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子