2011年6月22日(水)
6月も半ばを過ぎ、力強い日差しは、夏を感じさせます。 ファームトゥモロウでは、いよいよトマトの収穫がはじまりました。 着果から2ヶ月が過ぎ、トマトたちは、日毎、目を見張るばかりの成長ぶりです。 真っ赤に熟したトマトたちは、太陽の光を浴びて、宝石のように輝いています。 ハウスの中は、サウナ状態。日中は30℃を超えることもあるそうです。 高い湿度の中で作業が続けられます。忍耐と努力は、甘さと美味しさの証明。。。
どんどん伸び上がる茎を支える為に、誘引のヒモは斜めに張られてワイヤーに括り付けられていきます。 太く成長した茎をそのヒモにらせん状に巻きつけながら、脇芽かき作業が続けられています。
現在収穫されているのは、ミディトマトの「ドルチェ」とミニトマトの「ティンカーベル」。 サンフラワーパーク北竜温泉とひまわり直売所の2ヶ所への出荷です。 今後、最盛期を迎える頃には、札幌、大阪、東京、埼玉など全国各地へと出荷されていきます。
真っ赤なトマトたちは、夏へ向かって全力疾走! そんなトマトたちの「真っ赤な秘密」(大きさ、種類、栄養)をちょっぴり覗いてみました。 ◇ トマトの大きさによる3つの分類 「大玉」「中玉(ミディ)」「ミニトマト」。かつては拳大の大玉トマトが中心でした。 1980年代に入り、ひと口大のミニトマトが登場。1990年代には、ミディトマト。近年では、オレンジやイエローが出現。大玉界での主力品種には、依然として「桃太郎」が君臨。 ●大玉: ●中玉: ●ミニ:
◇ 世界で8000種を超えるトマトの品種! 世界では、8000種を超えるトマトの品種があるとされ、日本では120種を超えるトマトが登録されているそうです(2008年5月現在) 。その種類の豊富さにビックリ!
◇ トマトの主な栄養素:ビタミン、クエン酸、リコピン、グルタミン酸 トマトは95%が水分。ビタミンA、Cを多く含む。酸味の主成分であるクエン酸は、血糖値の上昇を抑える。 果皮の赤い色素は、リコピンで、抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などの予防効果が高い。 また、旨味成分として知られるグルタミン酸も豊富で、その量は野菜No.1。料理の出汁や隠し味として活躍。 まさに、「トマト」は栄養たっぷりの「だし」なのですね。
真っ赤なトマトに秘めらた未知の世界・・・ 知れば知る程、不思議なパワーを秘めたトマトちゃんです。 お日様が大好きで、宝石のような輝きを放つ人気者、 野菜界のトップスター・トマトちゃんに 情熱的な愛と感謝と笑顔をこめて。。。
◆ 参考・特集記事 ほか ・有機栽培トマトの選果、そして全国へ出荷@ファームトゥモロウ(2011年8月2日)
・有機栽培トマト@(有)ファームトゥモロウ(社長・土居健一)(2010年6月9日)
◇ いくこ&のぼる ◆(有)ファームトゥモロウ(代表取締役社長・土居健一)
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