ひまわり迷路「がんばろう!日本」のエール、届け東日本大震災被災地へ

2011/07/08 22:41 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/08/04 17:56 に更新しました ]
2011年7月9日(土)

今夏、北竜町ひまわりの里の「ひまわり迷路」に、130万本のひまわりの花が見守る中「がんばろう!日本」の文字が浮かび上がります。



遠くに見える迷路(撮影:2011年7月7日)



「がんばろう!」の「ば」を上からみたところ(撮影:2011年7月11日)


ひまわり迷路の造成・運営をするのは、北竜町のボランティアグループ「竜トピア」(佐藤稔代表)。北竜町の町おこしグループです。

「竜トピア」は、北竜町の「竜」に、ユートピア(理想郷)をもじり命名されたもの。1988年(昭和63年)、「北竜町商工会青年部」「農協青年部」「青年団体連絡協議会」「ふるさと青年会議」の4団体の若者達が集合し、北竜町のひまわりまつりに積極的に参加し、町おこしに取り組もうと結成されました。

同年、「龍作り実行委員会」が開かれ、「青龍」(オス、20m)・「白龍」(メス、17m)を制作。

龍の資金づくりの為に、会員が手分けして、趣意書をもって全家庭を訪問し、町民の皆さんの寄付を募りました。製作に当たっては、農家の人、商店の人、建設業にお務めの人、小学校の先生、役場・農協・土地改良区・商工会職員などが、仕事を終えてから集合。延400人以上の方々の御協力の元、作業が進められました。

1991年(平成3年)には、山車「北竜丸」が完成。 さらに、この年から、ひまわりの里に「ジャンボ迷路」が誕生。 


そしてひまわり迷路誕生から20年後の今年、2011年夏、ひまわり畑(縦170m、横150m)の巨大迷路には、東日本大震災の被災地へのエールの文字「がんばろう!日本」が登場!!!

「『がんばろう!日本』の文字の採用については、竜トピアのメンバーの中で、被災者の方々への想いがつのり、自然に沸き起こってきたものです。ひまわりの町・北竜町からのエールが、大空を渡って被災地へ届くことを祈っています」と熱い想いを語る竜トピア事務局長の高橋利昌さん。

北竜町役場の産業課・課長補佐である高橋利昌さんが、今回の「がんばろう!日本」の図案を考案されました。 



ひまわり迷路の図案「がんばろう!日本」
デザイン:高橋利昌・事務局長(竜トピア)



太陽の光をいっぱいに浴びて咲き誇る北竜町のひまわりたちの

限りない光の元気パワーが、 

いっぱい、いっぱい、被災地の皆さんに届きますように! 

たくさんの祈りをこめて。。。



太陽に/被災地に「光を向いて咲こう」
「がんばろう!日本」図案に 北竜のヒマワリ迷路
記事:深川支局・玉邑哲也 記者『北海道新聞(2011年7月4日)』


参考・特集記事 など


ひまわり観光協会からのお知らせ


◇ いくこ&のぼる

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