2011年6月27日(月)
6月1日、北竜町は、山形県庄内町より依頼を受け、庄内町へ「ひまわりの種」6kgを贈りました。 東日本大震災で壊滅的な被害を被った宮城県南三陸町。 南三陸町では、2010年から遊休農地1haにヒマワリ10万本を植え、「泊浜(とまりはま)ヒマワリまつり」を開催しましたが、今回の津波でひまわり畑は流されて全滅。 そこで、南三陸町は、ヒマワリの種の支援を山形県庄内町に要請。 庄内町は、余目町と立川町が平成17年に合併し誕生した町。旧立川町の時代から南三陸町(志津川町と歌津町が合併)の歌津町との交流がありました。合併後、庄内町と南三陸町は、新たに友好調印と相互防災協定を提携しています。 依頼を受けた庄内町は、合併前の旧余目町の花がヒマワリであることから、栽培農家に種の提供を依頼しましたが、栽培農家が減少したこともあり、十分に集められなかったそうです。 そこで、庄内町は「日本一のひまわりの里」で知られる北海道北竜町に相談したところ、北竜町は快く受託。 北竜町は、 「ひまわりを通して元気になっていただけますことは、この上ない喜びです。夏には、満開のひまわりが、地域の皆様の心の癒しになりますように願っております」 というお手紙とともに、6kgのひまわりの種を庄内町へ贈りました。 庄内町は、ひまわりの栽培についても、南三陸町への支援をこれからも続けていくということです。 宮城県南三陸町の地に、この夏、北竜町の「ひまわり」が花開き、 被災地の人々の心が、ひまわりの花のように明るく元気になり、 皆様の心が癒されますようにお祈りいたしております。
(北海道北竜町からひまわりの種6kgを庄内町へ送付)
◆ 山形県庄内町ホームページ・南三陸町災害支援関連情報 |