2011年6月10日(金) 6月5日(日)〜9日(木)、北海道の美瑛町(びえいちょう)で東日本大震災の被災者の方々を癒す旅が開催されました。このプロジェクトに支援スタッフとして参加された、サンフラワーパーク北竜2F「フット&ボディ癒しのスペース・リリィ」の深津百合香さんにお話をお伺いしました。
◆ 美瑛町の有志が東北大震災の被災者へ4泊5日の旅をプレゼント! 「東日本大震災により、避難生活をしいられている方にささやかな癒しの旅を!」と、美瑛町のペンション経営者の方々が中心となって、被災されている方々へ小さな旅「びえいちょこっと旅プレゼント」をプレゼントするプロジェクトが始動。 きっかけは、現地の看護師さんと今回のツアーの実行委員会代表の谷尾めぐみさん(ペンション・POKROK・ポックロック)とのメールのやりとり。 「体育館ぐらしをされている被災者の方々に美瑛で数日間でもリラックスして過ごしていただき、少しでも日頃の疲れを癒して戴きたい」という想いがつのり、立ち上がったプロジェクトです。 ちょこっと旅は、石巻市から北海道往復5日間の旅。フェリーで苫小牧に入り、ボランティアガイドの案内で観光地を巡る2台のバスツアーです。 参加されたのは、宮城県石巻市渡波(わたのは)小学校体育館で避難生活をされている方々の内、希望者52名と高橋・館長とスタッフ2名の計55名。
旅への参加者(避難されている方々)の参加費は0円。美瑛町における飲食、宿泊費用は、町内の18店のレストランや12軒のペンション経営の方々からの無償の提供。移動などの諸費用は、118団体・個人からの募金、北海道庁、美瑛町役場、美瑛町議会などの協力で実現しました。 ◆ 深津百合香さん(マナフラフットトレーナー)が美瑛町で癒しの支援 深津さんは、サンフラワーパーク北竜温泉2F「フット&ボディ癒しのスペース・リリィ」でマッサージをされている人気のマナフラフットトレーナー。 このプロジェクトを「ゆめくらぶ(旭川市)」のメルマガで知った深津さんは、いままで温めていた「想い」を、支援スタッフとしてツアーに参加するという形で、すぐに実行に移しました。 3日間という短い期間に、北竜町の知り合いの方々に呼びかけて支援を募ると、心ある10名以上の方々が賛同して募金してくださいました。さらに、ひまわりの種、お米、お菓子、野菜、お茶、ひまわりグッズなどなど多くの支援物質を提供してくださったのです。
「北竜町の方々の熱い想いが込められたたくさんの品々を、被災地の皆さまに直接届けました。
そして、被災者お一人お一人のお話をじっくりと聞きながら、少しでも癒され、元気になって戴ければと真心こめてマッサージをさせて戴きました。 また、こんなお話もされました。 「今回の旅に参加された方が、今回北竜町からのプレゼントの「ひまわりの種」を見つけられ『体育館の廻りに植えて、大きなひまわりを咲かせたい。本当に楽しみです』と嬉しそうにおっしゃっていました。ひまわりは、土中の放射能を除去する働きもあると聞いています。 と深津さんは熱い想いを語ってくださいました。 ◆ 銀マット250枚を6月中に渡波小学校の体育館にお届けしたい そこで、深津百合香さんから皆さんへのお願いです。 「渡波小学校の体育館で避難生活を送っていらっしゃる方々全員分の銀マット・250枚をお届けしたいのです。体育館の高橋館長とは、電話連絡がとれるので、確実に現地の人々にマットをお届けすることができます。 皆さまのご協力をよろしくお願いいたします!」
◆ 深津百合香さんの連絡先
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