2013年3月20日(水) 3月18日(月)、佐野豊 町長、竹内範行副町長、高橋利昌 企画振興課長に、2013年度「北竜町支援活動」の事業計画について、寺内昇&郁子よりご説明いたしました。 2010年7月からスタートした地域おこし協力隊員としての活動が、2013年3月末で任期満了いたします。2013年4月より、3年間を目処に集落支援員として任用されることになりました。2013年度の事業計画は以下の通りです。
2013年3月18日
北竜町 佐野豊 町長
「北竜町ポータル」運営責任者
寺内昇・寺内郁子
2013年度(平成25年度)
「北竜町支援活動」事業計画書 —「町民が元気で輝いている北竜町であり続ける」ことを情報発信で支援 — ・はじめに
私達二人が、2013年度(平成25年度)から3年間をめどとして、集落支援員として活動するお話をいただき、厚く御礼申し上げます。 そこで今般、2013年度「北竜町支援活動」事業計画書(3ヶ年方針)を提出いたします。よろしくお願いいたします。また、計画は状況に応じて変更されることがあります。 ・計画書内容 1.情報発信の目指す所 「町民が元気で輝く北竜町であり続ける」ことを、情報発信で支援します。そのために、情報発信に求められる3つの要素を記します。 (1)町民が、当たり前だったことの素晴らしさに気づく 今まで当たりだったことを、町民が第三者的に客観的に観ることができ、その本質を理解することができるような情報であること。 (2)情報受信者である町民が、共感・感動し活性化する 読み手である町民が感動を共有できるような、表現者の感動が込められた情報発信であること。町民が自分の町に誇りを持ち、新たな活動を展開するきっかけとなるような情報であること。 (3)北竜町の元気が日本全国に伝わり、日本を明るく元気にする 元気な町民が活き活きと生活していることを知ると、人々は自分の町も元気になれる可能性を見い出せる。つまり、元気な町には、他の市町村を明るく元気にする力を秘めている。 紙やTVなどによる情報伝搬は、流動的であり同じ事象の継続的な伝達を苦手とする。一方、インターネットによる情報発信は、発信されるたびに蓄積され、情報伝達力は増していく。情報発信を重ねるたびに、伝達内容は、日本中の共鳴できる人に伝播し、その人々を元気にする可能性を持っている。 2.情報発信活動の概要情報発信による支援をするために必要な3つのアクション。 (1)町内全域への「目配り・巡回・状況把握」 取材活動を通じた町内全域の町民への「目配り」を実施し、町内を「巡回」することにより、町内の「状況把握」をする。 (2)町民が状況を把握し「点検」できる、わかり易い文章と写真による「情報の共有」 把握した状況を、文章と写真で町民が理解し易い記事として作成し(インターネット、インターネットページを印刷したよる紙媒体)、情報発信し共有する。 (3)町長、副町長、役場職員との「町内状況に関する情報交換」 町の状況把握を通じて、町長、副町長と週1回の面談による情報交換を定期的に行い、必要に応じて関係部署の職員と情報交換を行う。 3.北竜町支援活動3ヶ年方針(2013年度〜2015年度)北竜町の公益活動、商業活動を中心に記事(特集記事)化する。組織の活動を紹介することにより、そこで働く「町民」に光を当て、町民が培ってきた人生の価値を記事化する。 なお、取材・記事化については、組織紹介を主として、町内イベントについては行わない。ただし、町の特産品である、水稲、黒千石大豆については、販売促進活動を中心に、取材する。 (1)1年度目(2013年度):公益活動中心 町内会(16)、土地改良区、北竜消防、警察、社会福祉協議会、北竜町永楽園、 地域子育て支援センターなど (2)2年度目(2014年度):商業活動中心 町内の建設業、飲食業、商店など (3)3年度目(2015年度):総合的 北竜町の歴史、農業、商業、公益関係を総合的に取りまとめ、輝く北竜町の全体が分かりやすいような情報に整理して発信する 4.2013年度の情報発信概要北竜町を支える公益活動を行なっている団体の活動を取材・記事化する。 主に、北竜町内の16の町内会を訪問し、地域ごとの日常を写真と分り易い文章で発信する。その他として、土地改良区など7つの公益団体の活動も取材対象とする。 (1)運営・編集責任、記事選定 ① 北竜町ポータルの運営・編集及び特集記事の選定については、ポータルサイト運用責任者である、寺内昇&郁子が行う。 ② 記事選定については、団体活動の取材を中心にするため、イベントについては取材しない。 (2)記事作成・写真撮影 ① 特集記事:約56件(文章55件、写真 1,000枚以上) ・町内会=16、公益団体=7、ひまわりライス販促=4、黒千石大豆=3、そば=2、町民紹介=12、景色紹介=12 ② お知らせなど:約54件 ・役場・議会=12、教育委員会=12、北竜温泉=12、商工会=12、みのりっち北竜=6 ③ 町の団体ブログの記事紹介、ちょっと気になるnews紹介:約200件 ・4記事/週x50週=200件 (3)ポータルサイトの運用管理 ① サイト改善:24回(毎月平均2回) ② 町役場職員とのミーティング:50回 開催(町長・副町長:毎週1回) ③ 運営協議会実務担当者のブログ記事をアップ (4)北竜町外への出張 ① 札幌市:2回(愛食フェスタ、オータムフェスト) ② 道東:1回(ひまわりライス販促) (5)北竜町ポータル運営協議会 ① 年1回の総会開催を目指す ② 実務担当者会議は2年間開催してきたが、参加者数が減少してきており開催意義が減少してきたため、開催しない 5.2013年度の情報発信スケジュール(状況に応じて内容は適宜変更)(1)特集記事:56件 (2)お知らせなど:54件 6.2013年度活動予算・人件費・社会保険料:2名分 ・事務費: 約40,000円 ・運営維持費: 約1,200円 ・出張(人件費に込み):札幌2回、道東1回 (1)人件費: ① 編集長、兼ウェブマスター、兼カメラマン、兼システムエンジニア、兼ウェブデザイナー:1名分 ② ライター(取材・文章担当):1名分 (2)事務費:約40,000円 ① プリンター用インク:約35,000円 ② 普通紙A4、写真用紙、クリアホルダー等:5,000円 (3)ポータルサイト維持費:約1,200円(年間15ドル) ① サーバー利用料:無料(Googleサイトを使用) ② ドメイン料:年間10ドル(約800円) ③ 写真ストレージ維持料:Picasa使用・年間5ドル(約400円) (寺内がクレジットカードで支払い) 7.2016年度(平成28年度)以降の北竜町ポータルの運営について
(1)2016年3月末時点での想定される北竜町ポータルに掲載される情報量
2011年7月に正式オープンした北竜町ポータルに蓄積されている情報量は、1,100件以上の記事、紹介リンクです(2013年2月末現在)。 写真については、特集記事とその他の記事を合わせて、約9,000枚が記事内に掲載されています。 ・運営協議会実務担当者記事: 194件 ・特集記事: 355件 ・その他の記事: 286件 ・北竜町内団体ブログ等紹介: 276件 ─────────────────────────────── 2013年2月末現在の記事数 1.111件 さらに、2013年度から3年間に蓄積されるであろう記事などの件数は、2013年度の3倍と想定すると、314件☓3=942件となります。写真も3年間で、9,000枚程度と思われます。 そこで、2016年3月末の北竜町ポータルに所蔵されている記事の想定数は、上記より、約 2,000件となり、写真は、18,000枚ほどとなります。特集記事の中には、1件で10,000文字(400字詰め原稿用紙25枚)のものもあります。 これらの情報は、掲載年度が全て記載されており、その時代の状況を伝える大事な資料となっていると言えます。言い換えると、ひとつの町を紹介している北竜町ポータルという情報発信サイトは、小さなインターネット上の電子図書館とも言えます。 インターネットの良いところは、タイムリーな情報発信以外に、情報を蓄積できることが挙げられます。コストをかけずに蓄えられた情報は、多くの人々に永続的に検索され、利用され続けます。 このことから、2016年度以降の北竜町ポータルは、北竜町のために情報が蓄積された、世界でただひとつの「北竜町電子図書館」になるとも言えます。 この北竜町ポータルを削除することは、町の文化遺産をあえて無くすことであり、町にとって大きな損失であると考えれます。 また、この電子図書館でもある北竜町ポータルは、頻度は低くても継続してメンテナンスさることにより、利用者にとって使い易い状態を維持できます。 (2)現在までの北竜町ポータル運営形態 北竜町ポータルの運営者は、「北竜町ポータルサイト運営協議会」で、役員は以下のとおりです(2012年5月10日現在)。 ◆ 役員: ・会長: 竹内 範行(北竜町副町長) ・副会長:滝上 和昭(きたそらち農業共同組合北竜支所 支所長) ・副会長:藤井 雅仁(北竜町商工会 会長) ・監事: 有馬 一志(北竜町ひまわり観光協会) ・監事: 橋本 学(サンフラワーパーク北竜温泉営業課長) ◆ サイト構築・運営管理責任者: 寺内 昇・寺内 郁子(地域おこし協力隊) ◆ 事務局: 南波 肇(北竜町企画振興課企画係長) ◆ 実務担当者: ・北竜町: 南波 肇(企画振興課企画係長) ・JAきたそらち北竜支所: 墓田 真知子(営農課主査) ・北竜町商工会: 勝藤 広幸 ・教育委員会: 高橋 淳(北竜町教育委員会社会教育係長) ・北竜町ひまわり観光協会: 有馬 一志(北竜町産業課課長補佐) ・サンフラワーパーク北竜温泉:清水口 航太 ・地域おこし協力隊: 寺内 昇・寺内 郁子 2011年度に北竜町ポータルを開設して以来、10回に及ぶ実務運営担当者会議を開催して、町の情報発信に関する情報交換、記事発信に関する技術向上を行なってきました。一方、役員を交えての運営協議会については、未開催です。 また、実務担当者による情報発信数を見てみると、以下の通りです。 ・北竜町・・・・・・・・・・・ 2件 ・教育委員会:・・・・・・・・ 44件 ・ひまわり観光協会:・・・・・ 9件 ・北竜町商工会:・・・・・・・ 97件 ・サンフラワーパーク北竜温泉・ 42件 北竜町ポータルのサイトを運営するには、編集力の他に、サイトを運営する技術が必要です。このサイト運営には、記事をアップする技術が基本であり、その技術に習熟し積み重ね、そして常に最新の技術を自ら学習することが必要になります。この2年間の現状では、北竜町ポータルの運営ができる状態にまでは至っておりません。 (3)2016年度以降の北竜町ポータル運営について まとめると、 ・北竜町ポータルは北竜町の電子図書館(削除することは町の大きな損失) ・北竜町ポータルは、頻度が低くともメンテナンスされると利便性が維持される ・運営協議会で、北竜町ポータルを維持運営する状態にまでは至っていない ことが挙げられます。 このことから、現時点(2013年3月)における、2016年度以降の「北竜町ポータル」の運営について、以下のとおり提案いたします。 ・北竜町ポータルを「北竜町公式ポータル」から、町民による勝手「応援サイト」とする (名称は「北竜町ポータル(町民応援サイト)」などとする) ・寺内昇&郁子が、運営責任者として、北竜町ポータルを維持運営する ・運営費は、運営責任者(寺内昇&郁子)が、自立的に賄う ・更新頻度は大幅に低下するが、寺内昇&郁子の体力が続く限り、サイトを停止状態にはしない 以上
◆ 関連記事
|