2011年2月2日
北竜町地域おこし協力隊
寺内昇&郁子
北竜町ポータルサイト構築・運営企画書
1.ポータルサイトの目的 北竜町の住民のための情報メディアとして、紙媒体の「広報ほくりゅう」、無線放送の「防災無線」があります。いずれも、町の情報を網羅的に取り扱い、町民が生活するために役立つ情報が発信されています。 北竜町のインターネットに関しては、町役場を始め、JAきたそらち、商工会、建設会社など各組織が、インターネットを使った情報発信に取り組んでいます。また、黒千石事業協同組合のように、ネットショップを開店され、インターネットによる無店舗販売にも取り組み始めています。今後、様々な組織や個人がインターネットによる情報発信を始めると思われます。 これらはいずれも個別の情報発信であり、情報を得るにはそれぞれのサイトを個別に閲覧する必要があります。利用者からすると、町のメディアである「広報ほくりゅう」や「防災無線」のように、町の情報を一箇所で収集することが可能な、インターネットを使ったメディアが望まれるところです。
そこで、今般、各組織毎に発信している、また発信されるであろう情報を、一箇所にまとめて受発信することができる「北竜町ポータルサイト」の構築を提案いたします。
2.ポータルサイト概要 (1)サイト名:北竜町ポータルサイト(Hokuryu Potal Site)
(2)ポータルサイトの目指す所 北竜町の住民が、インターネットを活用した情報の受発信により、お互いが助け合う豊かな生活を享受すること ・キャッチコピー
「ひまわりのように明るく元気に、家族が和らぐ北竜町を目指して」 (3)情報内容(伝えたいこと)
・町民にお知らせしたい情報 ・組織活動に関すること
(4)情報受信者(誰に伝えたいか)
・第一:北竜町に居住し生活する町民、北竜町で働く人々 ・第二:北竜町産の農産物、農産物加工品などを買い求める人々 ・第三:北竜町を観光、訪問する人々 (5)情報発信者(予定・順不同)
① 直接ポータルサイトに情報を書き込む組織と内容
・北竜振興公社(サンフラーパークのお知らせ) ・JAきたそらち北竜支所(お知らせ) ・NPOひまわり(プール、スキー、ひまわりまつり) ・農産物加工品グループ(お知らせ) ・地域おこし協力隊(特集記事) ② 既にあるサイトの情報(記事)へのリンクを設定
・北竜町役場 ・北竜町商工会 ・特別養護老人ホーム「永楽園」 ・若年認知症家族会「空知ひまわり」 ・黒千石事業協同組合 ・町内建設会社他、商店、会社など ③どのような組織(任意団体を含む)でも可 (6)運営責任者
・北竜町長(または、北竜町副町長) (7)運用体制
・北竜町に「北竜町ポータルサイト運用委員会」(仮称)をおく ・毎月1回開催し、情報交換・情報発信の勉強会を行う ・参加メンバーは別途定める (8)事務局
・北竜町地域おこし協力隊 (10)ポータルサイト運営
・(株)北竜振興公社 (11)情報に関して
・ポータルサイトに直接掲載する場合と、他サイトへのリンクを設定する場合の2種類を設定 ・ポータルサイトに直接掲載する場合は、内容の信頼を確保するために発信者の実名を明記することとする (12)ポータルサイトの技術的要素
・ポータルサイトとして「Google Sites」を使用する ・写真用サイトとして「Picasa」を使用する ・動画用サイトとして「YouTube」を使用する ・参加メンバーはグループウェアとして「Gmail」を使用する ・参加組織がブログを使用する場合、ブログ選択は自由とする 3.構築スケジュール
2011年 2月上旬:プレオープンへのサイト構築準備 4月1日:構築開始・プレオープン 5月1日:グランドオープン 「広報ほくりゅう」5月号でオープン告知 4.費用概算 (1)サイト構築費
・Google Sites:無料 ・Picasa:1GBまで無料、年間 $5.00 USD(20 GB)年間 $20.00 USD(80 GB) ・YouTube:無料 ・Gmail:Google Apps用ドメイン取得維持 年間 $10.00 USD 2011年度以降 計 $15 USD/年(約1,350円@90円/1USD) 2015年度以降 計 $25 USD/年(約2,250円@90円/1USD) (2)その他
・通信費(プロバイダー費用など) ・サイト運用に関する人件費 ・情報発信に関する教育・研修費 ・その他 5.ポータルサイトの評価 (1)2011年度に以下の数値を測定し、2012年度に目標数値を設定する
・インターネット視聴世帯数(北竜町) ・毎月1回以上ポータルサイトを見た世帯数 ・毎月1回以上ポータルサイトを見た世帯での視聴回数 (2)ポータルサイトに対する各種アンケートを年1回収集し、サイトの改善を行う
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