2022年11月28日(月)
来月12月18日(日)に、北竜町商業活性化施設「ココワ」にて、北竜町のわら細工グループ「なくら」(代表・谷本桂さん)主催によるわら細工ワークショップ「しめ縄製作体験会」が開催されます。
12月18日(日)しめ縄製作体験会
- 日時 :令和4年12月18日(日)13:30〜、15:00〜
2部構成で実施(1部定員 15名:しめ縄作り:5名・リース作り:10名) - 場所 :北竜町商業活性化施設ココワ
- 体験料:500円
- しめ縄:60cm〜70cmの神棚に飾ることのできる長さ
- リース:12cmのクリスマス飾り、正月飾り用リース
- 縄綯(なわない):縄を綯う(なう)方法を体験します
わら細工グループ「なくら」サークル活動
体験会に先立って、11月27日(日)09:30〜に実施された、わら細工グループ「なくら」のサークル活動の様子をご紹介。
サークル活動は、不定期に月1〜2回、公民館柔道室にて実施されています。
この日は、2名の拓殖大学北海道短期大学(深川市)の学生さんも参加され、メンバー5名ほどが集合。谷本桂さん、浅野香織さんのご指導を受けながら、9時30分から11時30分の2時間、和気藹々と楽しく行われました。
なくらInstagram
サークル「なくら」の立ち上げ
サークル「なくら」立ち上げのきっかけとなったのが、サークル「つむぎ」メンバーでもある谷本桂さんの「しめ縄づくり」の呼びかけ。
実施にあたり、縄づくりの経験豊富な阿部久仁光さん(北竜町教育委員会職員)に指導を依頼し「しめ縄製作講習会」がスタート。
※ グループ名「なくら」は、「ナチュラル クラフト」の頭文字から命名されたとのことです。
阿部久仁光(くにみ)さん(北竜町教育委員会職員)のお話
ご指導にあたる阿部久仁光(くにみ)さんにお話を伺いました。
「実家が北竜町で農家だったので、小さい頃から藁が身近にありました。
私は、身近なものを使って、ものをつくってみたいと考えていました。ダンボール・プラスティックなどを使うのではなく、普段生活する中にある物を形にする可能性を感じていました。
大学時代には、稲藁を使ったものを作りたくなり、ネットなどで独学していたのです。しめ縄作りなども習得していました。
今年になり、私がしめ縄を作れることを知った谷本さんから、講習会の開催を依頼されたのです。そこで、皆さんにご指導する『しめ縄の講習会』を開催することとなり、今年の2月からスタートしました。
用意した稲藁は、隣の農家から譲っていただきました。『ななつぼし』の稲藁です。
稲刈り後、天日干しした後脱穀し、稲藁一本一本、表面の細い藁の部分を『すく』っていきます。この作業が意外と大変で時間がかかります」と丁寧に藁を整える作業を続ける阿部さんです。
稲藁を中心とする材料は北竜町産
稲藁を中心にリーズ用飾りに使用される材料(稲穂、もみの小枝、松ぼっくり、千両、綿の花、ししとう(唐辛子)等)はすべて北竜町産!
サークル活動
しめ縄製作体験会
しめ縄製作体験会は、12月18日(日)、北竜町商業活性化施設ココワにて開催!
北竜町の稲藁を使ったオリジナル「しめ縄・リース作り」をじっくり楽しくチャレンジしてみませんか?
この素敵な体験を是非お見逃しなく!
その他の写真
Youtube動画
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子