2019年3月18日(月)
3月14日(木)、農林水産省 北海道農政事務所主催の「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト・表彰式及び交流会が、北海道大学農学部4階大講堂(札幌市北区北9条西9丁目)にて開催されました。
会場:北海道大学農学部大講堂(札幌市)
「受け継ぎたい北海道の食」の動画は、北海道の食文化や地域に根ざした伝統料理・郷土料理の継承を目的として、北海道の食のおいしさ、食材の素晴らしさ、食を取り囲む人々の熱意を広く情報として伝えていくものです。
「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト・表彰式&交流会プログラム
応募の45作品の中から、優秀賞5作品、優良賞10作品、入選3作品、特別賞1作品が決定しました。北竜町からは、黒千石大豆の動画『元気の源「北海道 黒千石大豆」』が優良賞を受賞しました。
審査結果一覧
優良賞のリボン
動画『元気の源・黒千石大豆』作者:寺内昇&郁子・表彰状
会場では、優秀賞5作品の表彰後、交流会では、応募作品に関する試食・展示、入賞作品・ダイジェスト版の上映、そしてべこ餅成形の実演が行われました。
交流会における試食
▶ 表彰式
司会は、北海道農政事務所生産経営産業部・澤井弘行 事務支援課長。
農林水産省北海道農政事務所生産経営産業部・澤井弘行 事務支援課長
▶ 開会挨拶:農林水産省北海道農政事務所・大坪正人 所長
農林水産省北海道農政事務所・大坪正人所長
「本日は、『受け継ぎたい北海道の食』動画コンテストの表彰式にご来場いただき誠にありがとうございます。そして受賞された皆様、本当におめでとうございます。
2013年12月4日に、日本の伝統的食文化が、ユネスコの無形遺産に登録されてから6年経過しました。農林水産省では、和食文化の保護・継承を図るために、特に子どもたちや子育て世代に着目し、ジャパンハーベスト、全国子ども和食王選手権などの各種全国イベントを開催し、中職業・外食業者等らと連携し、身近に手軽に健康的な和食を食べる機会を増やすことを官民共同で取り組むプロジェクトを展開しています。
平成30年度は、北海道命名150周年の記念すべき年であり、北海道農政事務所といたしましては、『受け継ぎたい北海道の食』動画コンテストを地域に根ざした食文化に着目した取り組みとしました。
北海道といえば、食の宝庫として日本内外にも定着しています。まだまだ知られていない北海道ならではの地域に根ざした興味深い食文化が沢山あります。これらは今後、北海道の各地域の魅力として、もっともっと広く発信していく必要があるのではないかと思います。
今回の動画コンテストは、北海道に住む、あるいは北海道に関心のある皆様が、自ら北海道の食文化の素晴らしさを再認識し、後代に伝えていこうという気運を高めるべく進めて参りました。
応募者の多くは、学生や地域お越し協力隊の皆様等自ら食文化について調べたり、地域の皆さんへの聞き取りを行うなどして、動画を作り上げ、地域を盛り上げていくきっかけにしたいという想いが伺われる作品が見受けられました。
本日お集まりの皆様の多くは、北海道の素晴らしい食文化を今後も受け継き、広めていこうとする想いの強い方々が多いのではないかと思います。北海道食文化の保護・継承の推進に向けて、リーダーシップを発揮していただくとともに、本日は様々な立場の方々がご参加されております。
これまで交流のなかった方々とも協力体制を築くということで、より力強く北海道の食文化の威力を北海道内外に発信していただければと思います。
本日の表彰式・交流会を通じてこの気運が一層高まり、皆様の想いを共有していくことで、より良い形で北海道の食文化が守り育てられ、北海道が元気に発展していくことを祈念いたしまして挨拶とさせていただきます。本日はおめでとうございます」。
▶ 来賓のご紹介
・北海道道庁農政部・甲谷恵 食の安全推進監
・北海道農政部農業経営局・渡邉顕太郎 局長
▶ 来賓祝辞:北海道農政部・甲谷恵 食の安全推進監
北海道農政部・甲谷恵 食の安全推進監
「本日、『受け継ぎたい北海道の食』動画コンテストが盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。受賞された皆様には、心からお祝い申し上げます。作品を応募されたすべての皆様に拍手を送りたいと思います。
昨年、北海道は命名150年の節目の年でした。北海道の歴史や先人たちのご苦労・北海道らしさを北海道人みんなで、改めて振り返り見つめ直し、次の世代に引き継ごうという様々な取り組みや催しが開催されました。
こうした中、この動画コンテストは、食の分野で様々な物語とともに、地域ならではの食文化・自慢の食を我々しっかりと受け継ぎ、そして次の世代に繋げる意義ある大切な取り組みだと思います。北海道農政事務所の皆様、審査委員の皆様に、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
寄せられた作品を拝見いたしますと、様々な光景が想像されました。どのように作成したのかな、ご家族・地域のおじいちゃん・おばあちゃんのところに行って話をきいてきたのかな、若い方々が動画をとって、作ってくださるのは地域の年配の方々なのかな、いろんな会話をしたんだろうな、そうした光景がひとつひとつイメージされました。
伝統料理はもとより、会話の中から伝える人・受け継ぐ人・会話・行動が、まさに今後受け継ぎたい・引き継ぎたい文化そのものであることを強く感じられました。
道では、今年第四次の食育推進計画を発令しました。その中で食育の視点のひとつとして、地域の豊かさを支えるというポイントを掲げています。道では、食づくり名人を登録し、北海道の食をもっともっと広げていく取り組みを進めています。
今後とも皆様と一緒に、北海道の郷土料理・食の文化の魅力・底力を大いに発信をし、技術・食を架け橋にして、地域が元気になるその姿を次の世代にしっかりと引き継いでいけると考えます。
今日は楽しみにして参りました。本当に皆様おめでとうございます」。
会場の様子
▶ 優秀賞 表彰(敬称略)
▶ 『「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト応募作品ダイジェスト版(1分version)
▶ 『親子3代でニシン漬け』千田治子・千田安枝・千田美咲(北海道札幌市)
千田 治子さん、千田 安枝さん、千田 美咲さん(北海道札幌市)
浦木 明子(北海道帯広市)
▶ 『じいちゃんのべこ餅』石井清太朗・石井なつ美(東京都)
石井 清太朗さん、石井 なつ美さん(東京都)
▶ 『ジンギスカン』ハンドルネーム「ジンくん」(北海道苫小牧市)
ハンドルネーム「ジンくん」(北海道苫小牧市)
美唄市地域おこし協力隊(北海道美唄市)
授賞式の舞台上
▶ 優良賞(敬称略)
・『アイヌ料理、フレンチと出会う Ainu Food Meets French Cuisine』吉村卓也(北海道札幌市)
・『石狩鍋』ハンドルネーム「ドミニク」(北海道苫小牧市)
・『いももち』ハンドルネーム「ゆか」(北海道苫小牧市)
・『親子三代 厚田郷土料理 いずしを継ぐ』カネシメ髙橋水産株式会社(北海道札幌市)
・『元気の源「北海道 黒千石大豆」』寺内 昇&郁子(北海道北竜町)
・『心も体もほっこり かぼちゃ団子』北海道札幌手稲高等学校 家庭クラブ、放送局(北海道札幌市)
・『“伝統”料理を“伝統”野菜で新しく!~石狩鍋八行すいとん~』札幌保健医療大学 商品開発研究会サークル(北海道札幌市)
・『母から子へ受け継がれる食卓』三好蘭・三好蕾・椎名藤佳(北海道札幌市)
・『ピンクのあいつ』ハンドルネーム「赤い彗星」(北海道苫小牧市)
・『ヤマメの焼き干し』桃井一元(北海道苫小牧市)
▶ 入選(敬称略)
・『いざという時のために受け継ぎたい昔ながらの台所の風景』さっぽろ「おいしいごはん」研究会(北海道札幌市)
・『心から誰もが楽しめる伝統食 腎臓病や糖尿病など食事制限のある方でも北海道の伝統食を楽しめる』ハンドルネーム「insta.sayaka」(北海道札幌市)
・『地域に伝わる漬け物を受け継ぐ』酪農学園大学 農畜産物市場論研究室(北海道江別市)
▶ 特別賞:未来チャレンジ賞(敬称略)
・『羅臼で生まれ育った高校生の挑戦~羅臼高校創作料理PJ~』(大石 陽介)(北海道羅臼町)
▶ 審査委員
・荒川義人 氏(札幌保健医療大学栄養学科長)
・小田嶋政子 氏(北翔大学名誉教授)
・萬谷利久子 氏(北海道6次産業化プランナー、野菜ソムリエ上級Pro)
・本間勇司 氏(さっぽろ川甚本店料理長、札幌割烹調理師会支部長)
▶ 交流会コーディネーター
・木村光江 氏(bambic代表、北海道フードマイスター)
・ジンギスカンのジンくん(札幌市公認サッポロスマイルPR大使)
▶ 優秀賞受賞作品の上映・作品紹介・講評(敬称略)
▶ 『親子3代でニシン漬け』千田治子・千田安枝・千田美咲(北海道札幌市)
千田治子さん
「毎年たくさんの種類の漬物を作る漬物名人のお姑さん。 嫁いでから16年、いつかはお姑さんから漬物作りを教わりたいと思いつつ月日が 流れ、この度ついに親子3代でニシン漬けを漬けることになりました。
キャベツは札幌大球という7.5kgの大きなものを使います。漬物は発酵食品としての素晴らしさに気づく。野菜の中の乳酸菌と麹菌により発酵が進み、腸の中で活発に働いて、ヨーグルトなどと同じような効果が得られることを知りました。改めて日本文化の素晴らしさを実感しました」。
▶ 講評:北翔大学・小田嶋政子 名誉教授
北翔大学・小田嶋政子 名誉教授
「北海道におけるニシン漬けは、かつての北海道鰊業の繁栄を物語るもので、歴史的食の文化遺産であると考えています。
現代社会において、毎日の食べものやお料理は、簡便さ・時間短縮にという視点が求められる傾向にあります。ニシン漬けは、発酵という工程が加わることによって、味がまろやかになり香りが増します。栄養的にもより優れたものに成ることが知られています。特に北海道のニシン漬けの特徴は、身欠き鰊に加えて、大きなキャベツや大根などの野菜が沢山漬け込まれることが特徴です。
北海道にいる私共にとっては、沢山の野菜が入るニシン漬けは当たり前で、見慣れたものでよく食べられたものです。北海道以外の地域では、野菜が少ないものです。
北海道という寒さが発酵を緩やかにして、じっくり発酵できるということから、沢山の野菜を加えてより美味しいニシン漬けを作ることができます。そういう意味で『札幌大球』というキャベツは、地域に特徴のある品種が途絶えながらも、なんとか受け継がれてきした。
北海道という良い気候から、良い発酵文化が生まれていくことを願いまして、今回受賞された親子三代ニシン漬けご一家も、北海道の伝統的なニシン漬けをお母さんからお嫁さん、そしてお子さんへと受け継がれていくプロセスが見られましたので、選定させていただきました。
寒い地域ならではの、発酵の食文化ということを今一度見直して、受け継がれ伝統食になっていったらいいなという想いをこめています。受賞おめでとうございます」。
浦木明子さん
「私達は十勝帯広において、親子二代で、料理教室を展開しています。母は昭和11年生まれの83歳。13歳の中学生の時から毎年欠かさず飯寿司を作り続け、今年70周年目の節目の年となります。今回、料理教室メンバーの若者が動画をスマホで撮影してくれました。
我が家の飯寿司の特徴は、飯寿司の材料がすべて『お布施』。ご近所の農家さん漁師さんが届けてくださった野菜や魚などです。みなさんのお志の材料で感謝を込めて、お正月に向けて仕込んでいきます。近年は『飯寿司の会』をお正月に開催し、皆さんに味わっていただいています。
『こうして、みなさんが集まって、笑って味わえることが素晴らしいことだね』と参加した方々に言われ、そのことが一番大事なことだと気づき『絆』を実感しています。1年中、四季折々の循環の中で漬物を漬けて楽しんでいます。
これからも日本の伝統食を若者に伝えていけるよう動画撮影など続けていこうと思います」。
講演模様
▶ 講評:さっぽろ川甚本店・本間勇司 料理長(札幌割烹調理師会支部長)
さっぽろ川甚本店・本間勇司 料理長
「料理人の立場からコメントさせていただきます。日本料理においては伝統が大事です。先人たちの残してくれた伝統を後者が受け継いでいかないと、時代とともに新しいものが増えていき、アナログのものがなくなってしまいます。
その中で、昔から残されているもの、『肉じゃが・ふき煮物・ひじきの煮物』など家庭で料理されるものが、受け継がれていく料理だと思いながら、今回の作品を拝聴させていただきました。
もともと『飯寿司』は、ルーツは東南アジアから入ってきて、タイ・マレーシアなどの山岳地帯などの米の豊作地域から朝鮮半島、米の大国である日本に普及されてきました。
飯寿司のできる場所は寒い地域。飯寿司の特徴は、氷点下の気温が1か月以上続く場所でないとできません。北陸から北海道にかけて、地域の食材であるニシン・ホッケ・鮭などを使い、家庭の味を伝えています。
この映像を見て感動したことは、70年続けて自分の家で作り続けていることです。なかなかできないことです。70年という長さは、ちょっとやそっとで続けられる長さではありません。当時、今ほど物がなく冷蔵庫もままならない時代に、食の貯蔵の方法を工夫していました。それを伝えていくことは、なかなかできないことです。
昨晩の映像を再度拝聴し、ウルウルしてしまいました。大変いいものを見せていただきました。
これからも、多くの方々にPRしてどんどん広めていって、北海道の食文化がこれほど素晴らしいことを伝えていってほしいと思います。受賞された皆様、おめでとうございます。そしてありがとうございます」。
▶ 『じいちゃんのべこ餅』石井清太朗・石井なつ美(東京都)
石井清太朗さん
「ぼくたちは東京に住んでいますが、夏休みになると、浦河町のじいちゃんの家に遊びにいきます。89歳になるじんちゃんのべこ餅は美味しくて、毎年楽しみにしています。じいちゃんは50年間べこ餅を工場で作り続けてました。今回作り方をじいちゃんに教わって、作ってみました」。
講演模様
▶ 講評:北翔大学・小田嶋政子 名誉教授
北翔大学・小田嶋政子 名誉教授
「北海道の伝統菓子の中でも5月の節句菓子として知られています。檜山などの道南地域では、『くじら餅』とも呼ばれ、法事などの時にも使われる人寄せの時のポピュラーなお菓子で、長く親しまれてきました。
先程、清太朗くんが『おじいちゃんのべこ餅はもっと美味しかった』とお話されていましたが、昔は、米を叩いてふるいにかけて自分で米の粉を作って、べこ餅を作りました。それぞれの家庭に様々な形の木型が数個あり、それぞれの木型でおこして、作ります。今回受賞されたじんちゃんのべこ餅は、じいちゃんから娘さんへ、そしてお子さんへと受け継がれました。
『束ね熨斗』という模様が生み出されています。大変美しい模様で、浦河町でこのべこ餅に出会ったときには大変感動しました。『束ね熨斗』という模様は、かつては婚礼の時の風呂敷、花嫁がくぐる暖簾模様など、おめでたい時の祝の模様で、由緒ある形です。お祝いの時に使われる美しい模様のべこ餅が、北海道の家庭で受け継がれてきたことを大変嬉しく思います。いつまでも受け継がれていることを願ってやみません。
節句にはべこ餅を食べて是非受け継いでいってほしいという思いをこめて、受賞おめでとうございます!」。
▶ 『ジンギスカン』ハンドルネーム「ジンくん」(北海道苫小牧市)
有馬茉穂さん
「ジンギスカンが誕生したきっかけなどを道民以外にも知ってもらい、ジンギスカンを食べたいという動機に繋がったらいなと思い、この作品をつくりました。栄養豊富で健康的なジンギスカンが北海道に欠かせない北海道の文化食として広まっていけばいいなと思います」。
講演模様
▶ 講評:萬谷利久子様(北海道6次産業化プランナー、野菜ソムリエ上級PRO)
萬谷利久子様
「本州の友達に『北海道は何故ジンギスカンなの?』と聞かれた時に答えられませんでした。この作品を見て、正解をいただきました。新しい知識の取得、もともと軍服をつくるのに羊毛が使われていたという歴史的な事に関しても全く知らない知識に対して驚きました。
こうした映像を作る時に、何を伝えたいかが重要です。牛焼肉が前提のこの北海道ですが、私達の生まれ育った歴史の中では、しあわせのシーンと共に、必ずそこにジンギスカンがありました。
それを受け継いで、だんだん食べなくなっていることを払拭したい、インバウンドに対して、ジンギスカンを郷土食として感じてもらったりして、一緒にしあわせな食のシーンという未来的な思いが、この作品には描かれていいます。深く心に刻まれたのではないかと思います。
おじいちゃんがかける言葉の温かさに感動!。食を通した自然な家族の会話が、作品の中に溢れていました。家庭の中のシーンとして、食があることで、家庭愛や郷土愛がうまれるんだなと実感できたことがこの作品の素晴らしさではないかなと思いました。
映像の美しさも北海道の美しさを感じることができて、羊の表情もキュートで、見ている人をしあわせな気分にさせてくれる良さもありました。
来年はさらにパワーアップしたジンちゃんを期待しています。他の作品も見ていて温かい気分にさせていただいたことに感謝申し上げます。本日はおめでとうございます」。
水谷隼人さん(右)、黃奕宣さん(左)
「とりめし発祥の地となる美唄市中村地区の、農家のお母さんたちの生産活動が魅力的なエピソードです。美唄のとりめしは、札幌駅どさんこプラザで販売しています。映像にでてきた中村のお母さんたちの手作りのとりめしです。中に入っていいるご飯も中村地区の農家のお母さん達が作ったお米が使われています。是非、お買い求めください!」。
講演模様
▶ 講評:札幌保健医療大学・荒川義人 栄養学科長
札幌保健医療大学・荒川義人 栄養学科長
「この『とりめし』は、美唄に入植された方々の稲作と養鶏が盛んだったという背景があります。そこで、おもてなし料理として、また自分たちの健康を守るための素材として活用してきました。本作品は、時代と共に若い人々が受け継ぎ、動画でアピールするというストリー性があり、その点において高く評価されました。
これを期に、益々美唄の地域お越しに繋げていっていただきたいと思います。今回の受賞本当におめでとうございます」。
会場の様子
受賞式は無事終了となりました。
▶ 集合写真撮影
優秀賞受賞の皆さん
会場の様子
▶ 交流会
立食パーティ式で、応募作品に関連する料理等の試食が行われました。
▶ 乾杯
乾杯!
試食の様子
▶ 料理一覧
黒千石炊き込みご飯(発芽玄米入り)、甘納豆の赤飯、とりめし、いももち、かぼちゃ団子、北海道ざんぎ、サーモンのエスカベージュ、ニシン漬け、ハタハタいずし、べこもち、ジンギスカン、石狩鍋
▶ 黒千石炊き込みご飯(発芽玄米入り)
黒千石炊き込みご飯・発芽玄米入り(黒千石事業協同組合)
▶ 甘納豆の赤飯
甘納豆の赤飯
▶ とりめし
とりめし(合同会社なかむらえぷろん倶楽部)
▶ いももち
いももち
▶ かぼちゃ団子
かぼちゃ団子
▶ 北海道ざんぎ
北海道ざんぎ
▶ サーモンのエスカベージュ
サーモンのエスカベージュ
▶ ニシン漬け
ニシン漬け
▶ ハタハタいずし
ハタハタいずし
▶ べこもち・中華饅頭
べこもち・中華饅頭(日糧製パン株式会社)
▶ 松前漬け
松前漬け
▶ 展示一覧
カネシメ高橋水産(株)、北日本フード(株)、黒千石事業協同組合、国土交通 北海道開発局、(株)坂口製粉所、一般財団法人さっぽろ産業振興財団(SFC)、(株)ソラチ、日量製パン(株)、美唄市地域おこし協力隊、二見裕子、ベル食品(株)、(株)モグマグ
製品展示
黒千石事業協同組合・高田幸男 理事長
黒千石大豆の加工品
本間勇司 審査委員と高田理事長
(株)坂口製粉所
ジンくん
▶ べこもち成形の実演
べこもち成形の実演
▶ 閉会挨拶:農林水産省北海道農政事務所生産経営産業部・橋本陽子 部長
農林水産省北海道農政事務所生産経営産業部・橋本陽子 部長
「本日はお忙しい中、大勢の皆様にお集まりいただき誠にありがとうございます。また受賞された皆様改めておめでとうございます。今日は、沢山の関連団体のご協力の元にこのように盛大に開催されました。改まして心から感謝申し上げます。
今回の動画コンテストでは、私達が思っていた以上に、沢山の方々に関心を持っていただいた事を大変嬉しく思います。今日は、北海道の食を愛している方々にお集まりいただいていますが、今後尚一層、北海道の食が多くの方々に愛され、受け継がれて行くことを心からご期待申し上げます。
皆様が、今後益々地域でご活躍されることお願い申し上げます。皆様のご健勝・ご発展、そして北海道の食の保護・継承する活動が、ここを筆頭に継続していくことを心よりご祈念申し上げまして閉会の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました」。
北竜町の朝日
先人の熱い想いとともに、親から子へ、地域から地域へと受け継がれていく、
北海道の地域に根ざした魅力あふれる伝統食に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子