ひまわりライス・もち米を十勝で直売(JA木野ハピオ・とかちむら@帯広競馬場)

2011/11/29 0:14 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/11/29 15:43 に更新しました ]
2011年11月29日(火)

11月26日(土)、27日(日)の2日間に渡り、「JA木野・ハピオ(音更町:おとふけちょう)」と「とかちむら産直市場@帯広競馬場(帯広市)」の2か所で、ひまわりライス(北竜町産米・おぼろづき)・もち米(風の子もち)・田からもち(よもぎもち、豆もち、白きりもち)の販売イベントが行われました。



右:小松正美さん 中:和泉記彦さん 左:澤田正人さん
ひまわりライスの直売(撮影:2011年11月26日)


とかちむら」は、昨年・2010年8月に帯広競馬場(帯広市)敷地内にオープンした複合施設。

総合プロデュースにあたったのが「街制作室株式会社(札幌市中央区)」。ホームページによると、地域に根差した自然なライフスタイルが実現できる街、心やすらぐ・魅力あふれる施設づくりを目指している会社です。「ハピオ」においても、2008年3月にリニューアルの際、プロデュースを手掛けていらっしゃいます。また、札幌狸小路の道産食材HUGマートも街制作室株式会社のプロデュース。

今年最高の新米・ひまわりライス&もち米の美味しさを多くの人々に知って戴くために、JAきたそらち本所・北竜支所の役員・職員の方々、ひまわりライス生産組合の方々、関係者の方々が熱い想いをこめて販売にあたりました。

とかちむら産直市場」での販売は、JAきたそらち北竜支所地区代表理事・小松正美さん、ひまわり生産組合員の澤田正人さん、そして現在建設中の「北竜町農畜産物直売所・みのりっち北竜」専任店長となる和泉記彦さんも応援に駆け付けていらっしゃいました。

「とかちむら」は、3つのゾーン「キッチン」「スィートセレクト」「産直市場」から成り立ちます。
その中のひとつの「産直市場」内で、プチおにぎりの試食も交えた、ひまわりライスの販売が行われました。

とかちむら産直市場内では、生産者が持ち寄った新鮮な野菜や畜産物、加工食品などが豊富に取り揃えられています。
生産者の紹介や品物の特徴などが、楽しくて可愛いPOP(ポップ:購買時点の広告 )などで飾られ、旬の香りがぷんぷん漂う活気溢れた市場。

「とかちむらキッチン」には、1.「ピザ・ラ・バンバ」(ピザ店) 2.「NEEDS FARM CAFE & BAR」 3.「勝ぼう」(テイクアウト フード) 4.「ぶた丼 たむら」(豚丼店) 5.「Bar Girasole」(バール ジラソーレ) 6.「炉ばた ともえ」 7.「満我菜亭(まんがなてい)」ファミリーレストラン、などさまざまな食が楽しめます。

「とかちむらスイート & セレクト」では、1.「紫竹ガーデンカフェ」(カフェ & セレクトショップ) 2.「十勝ヒルズ」(ビネガー & ビーンズ) 3.「繪麗Mercato(えれメルカート)ケーキ & ブレッド、などのお店で十勝スィートの魅力がたっぷり味わえます。


    
とかちむら産直市場(帯広競馬場内)

とかちむら産直市場(帯広競馬場内) 写真(62枚)はこちら


帯広競馬場では「ばんえい競馬」による「ばんえい十勝」が開催されています。「ばんえい競馬」とは、世界で唯一、北海道でのみ行われている競馬。体重1トンを超える「ばんえい馬」(重種馬)が、騎手と重量物を積んだ鉄製のソリを曳き、2箇所の障害が設置された直線200mのセパレートコースで、走力と持久力を競うもの。

北海道開拓時代の農耕馬が、現代のレースへと受け継がれています。ばんえい競馬の由来は、北海道開拓期に余興や催事として行われた、木材を運び出していた馬の力比べが起源。当初は2頭の馬に丸太を結びつけ、互いに引っ張りあっていたといわれています。

    1947年(昭和22年):公式競技として、初のばんえい競走が、旭川競馬場で実施。
    1953年(昭和28年):旭川市・岩見沢市・帯広市・北見市の4市で市営競馬が発足。
    2007年(平成19年):帯広市を除く3市が撤退し、現在は、帯広市による単独開催となっています。

年1回、3月に行われる「ばんえい記念」競馬では、通常のレースでは鉄りんの重さが約500kg~600kgのものを、この日は、最高の1トンの重量をひいて競います。
騎手重量と馬具の重さを合わせるとさらに70kg以上の重量増加!!!

ばんえい馬の馬体重は1トン、なんとサラブレットの約2倍!パワフル!
早さを競うのではなく馬力・怪力を競う!
持久力の偉大さを目の前で味わうことができるダイナミックな感動です。

途中、高い山での第2障害物を超えようとしている時、一頭の馬が倒れてしまいました。馬は力を振り絞って立ち上がり、「がんばれ!がんばれ!」のたくさんの声援に包まれながら最後のゴールを切ったシーンは、とても感動的でした。



    
ばんえい十勝@帯広競馬場

ばんえい十勝@帯広競馬場  写真(24枚)はこちら


私達は帯広競馬場を離れ、5km程離れた「ハピオ木野店(JA木野)」へと向かいました。

JA木野が経営する大型スーパー「ハピオ」では、秋の収穫祭が11月23日(水)~27日(日)まで開催されました。
期間限定で各地域の特産品を販売。味まるみかん(長崎県)、三友会りんご(青森県)、新物豆、広尾山本水産(天日干ししゃも、天日干開ほっけ、鮭飯寿司)、十勝清水青木ビッグファーム飼育・SPF豚などなど。

最終期間の26日(土)、27日(日)の2日間は、「ひまわりライス・おぼろづき」「もち米・風の子もち」「田からもち」「うりゅう米」の特価販売。

JAきたそらち・農協職員の皆さんの想いのこもった掛け声に、引きつけられるように、集まってくるお客さん。。。
入口を入ってすぐの所に、販売場所が設置されていたために、買いやすく、お米目指して買い物にくる方々もいらっしゃいました。
準備したお米250袋・もち米100袋。もち米は26日の1日で完売!
関係者皆さんのたゆまぬご努力によって、北竜町産のお米の美味しさが、ここ帯広に浸透していることが感じられました。

5kg袋をお買い上げの方々には、お楽しみ抽選会。カラン、コロン、「大当たり!」「おめでとうございます!」
試食で配られてるおにぎりを、美味しそうに頬張る笑顔が溢れていました。



JA木野・ハピオ(音更町)

    
左:新聞折り込みちらしの一部  右:「おぼろづき」&「風の子もち」

    
JAきたそらち職員の皆さんによるひまわりライス直売


命実る、秋の大収穫祭

五穀豊穣、美味しいものすべてに

大いなる愛と感謝と笑顔をこめて。。。


ひまわりライス・もち米の直売@JA木野ハピオ  写真(26枚)はこちら


◆ 参考・特集記事

空知フェア@札幌どさんこプラザで北竜町産おぼろづき・黒千石大豆などが展示・販売されました!(2011年11月1日)
さっぽろオータムフェスト2010(北海道札幌市)- その1 -(2010年10月1日)
さっぽろオータムフェスト2010(北海道札幌市)- その2 -(2010年10月2日)


◇ いくこ&のぼる


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