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2016年度「北竜町集落支援員活動」及び「北竜町ポータル」サイト事業計画書

2016/04/03 6:46 に 寺内昇 が投稿   [ 2016/08/29 22:51 に更新しました ]
2016年4月4日(月)

3月29日(火)、佐野豊 町長、竹内範行 副町長に2016年度事業計画のご説明をしました。
本計画は、「第2期:2016年度〜2018年度「情報発信による北竜町支援活動」企画書(3ヶ年方針)」(2015年9月15日)に基づくものです。



2016年3月29日
 北竜町 佐野 豊 町長
北竜町集落支援員、北竜町ポータル・運営責任者
寺内昇・寺内郁子
2016年度(平成28年度)
「北竜町集落支援員活動」事業計画書
—「町民が元気で輝いている北竜町であり続ける」ことを情報発信で支援 —

はじめに

 2016年度は、北竜町集落支援員・第2期(2016年度〜2018年度)の1年目となります。2018年度には、北竜町に関する記事をベースとした、北竜町を紹介する印刷物『北竜人(仮称)』の発行を目指し、そのための初年度となります。

情報発信するために町内を巡回し、目配りをし、町民一人ひとりに取材しながら、町内の「状況把握」を重ねます。さらに、インターネットによる情報発信を通じて、「北竜町の活性化」に寄与する所存です。

事業計画書目次


1.情報発信の目指す所

「町民が元気で輝く北竜町であり続ける」ことを、情報発信で支援します。
そのために、私達は以下の視点から情報発信を行ないます。

(1)町民が、当たり前だったことの素晴らしさに気づく
 今まで当たりだったことを、町民が第三者的に客観的に観ることができ、その本質を理解す ることができるような情報であること。

(2)情報受信者である町民が、共感・感動し活性化する
 読み手である町民が感動を共有できるような、表現者の感動が込められた情報発信であるこ と。町民が自分の町に誇りを持ち、新たな活動を展開するきっかけとなるような情報であること。

(3)北竜町の元気を日本全国に伝え、日本を明るく元気にする
 元気な町には、他の市町村を明るく元気にする力を秘めている。紙媒体による情報伝搬力  は、特定の地域だけに限定されるが、インターネットによる情報発信には、日本中の共鳴す る人に伝播する。第三者的な視点で、書き手の感動が読者に伝わる情報であること。

2.情報発信活動の概要

情報発信による支援をするために必要な3つのアクション。

(1)町内全域への「目配り・巡回・状況把握
 取材活動を通じた町内全域の町民への「目配り」を実施し、町内を「巡回」することによ  り、町内の「状況把握」をする。

(2)町民が状況を把握し「点検」できる、わかり易い文章と写真による「情報の共有」
 把握した状況を、文章と写真で町民が理解し易い記事として作成し(インターネット、印刷した紙媒体)、情報発信し共有する。

(3)町長、副町長、役場職員との「町内状況に関する情報交換
 町の状況把握を通じて、町長、副町長と週1回の面談による情報交換を定期的に行い、必要 に応じて関係部署の職員と情報交換を行う。

3.北竜町支援活動3ヶ年方針(2016年度〜2018年度)

 3年度目の2018年度の後半に、3年間に亘る記事をベースとした、北竜町を紹介する。
印刷物『北竜人(仮称)』を発行する。体裁は今後検討。

本の内容は、「健康と癒しの町・北竜町」で生活する魅力的な人々や個性的な人々を紹介するもの。本を読んだ読者が、「そんな人々が生活している北竜町に訪問したい」「北竜町の人々に会ってみたい」と思えるような内容としたい。

取材や本の出版を通じて、北竜町の人々を応援し、町の魅力を全国に情報発信することによって、町の更なる活性化に役立ことを目指す。なお、印刷物は、町内の主要組織に頒布するとともに、インターネット上で公開する。

(1)本の概要と取材のテーマ
 下記テーマで、町民を通じて、町の魅力を文章と写真で表現する。
 ① 町の伝統行事 :例大祭、ひまわりまつりなど
 ② 農業(特産品):米、黒千石大豆、メロン、すいか、ソバ
 ③ スポーツ   :町民体育大会、パークゴルフ、マラソン
 ④ 団体     :団体、組織、法人
 ⑤ 景色     :町の四季
 ⑥ その他

(2)年度別取材対象
 法人紹介の記事に関しては、一般的ホームページ相当の内容の紹介記事とする。
 ひまわり関係、直売所みのりっち関係は継続的に情報発信を行う。
 なお、テーマは予定であり変更することがある。
 ① 第2期1年度目(2016年度)
 ・伝統  :ひまわりまつり30周年記念
 ・農業  :メロン、すいか
 ・スポーツ:パークゴルフ
 ・法人  :農業法人など
 ・景色  :全般

 ② 第2期2年度目(2017年度)
 ・伝統  :例大祭(神竜神社、碧水神社)
 ・農業  :そば
 ・スポーツ:町民体育大会
 ・法人  :農業法人など
 ・景色  :全般

 ③ 第2期3年度目(2018年度):印刷物作成。頒布
 ・伝統  :敬老会
 ・農業  :花卉
 ・スポーツ:マラソン
 ・法人  :農業法人など
 ・景色  :全般
 ・印刷物 :編集・出版

4.2016年度の活動概要(情報発信ほか)

(1)インターネットを使った情報発信
 「北竜町ポータル」を中心に、6つの広報サイトを連携・活用し、複合的に北竜町の魅力を発信中。
 北竜町ポータルへのリンクを設定することによって、読者により詳細な情報を提供中。
  ① 北竜町ファン向け:北竜町ポータル
  ② 北竜町ファン向け:Facebook・北竜町の宝もの(2016年2月より新規開設)
  ③ 道新読者向け  :北海道新聞ブログ「オープンカーで風を感じて」
  ④ ドライバー向け :北海道・北の道の駅「サンフラワー北竜」
  ⑤ さっぽろオータムフェスト観光者向け:8丁目ブログ「北竜町」
  ⑥ 北海道観光客向け:インターネットサイト・じゃらん

(2)今年度の情報発信ポイント
  ◎ 事象でななく、人に焦点を当てて、町の魅力を紹介する。
  ◎ 当事者の気持ちが読者に伝わるような「感動が伝わる記事」に内容をさらに高める
  ◎ 町内会、老人クラブにおいて「北竜町の宝もの」講演会の依頼に積極的に対応する

  ① 法人の紹介 :農事組合法人ほのか、町内会
  ② 農産物の紹介:
   ・水稲・大豆・インゲン・メロン(農事組合法人ほのか)
   ・黒千石大豆(黒千石事業協同組合)
  ③ 町民個人活動の紹介
   ・黒千石大豆レストランレシピ(山森和樹さん)
   ・黒千石を使った家庭料理レシピ(永井美保子さん)
   ・健康よもやま話(高橋由美子さん)
   ・和紙人形(川本富美子さん)
   ・認知症座学(香味尚之さん)2016年4月より新規
  ④ ひまわりの里の紹介:7月〜8月の間、週1回「今週のひまわり」と題する記事を掲載

(3)情報発信の記事選定など
  ① 北竜町ポータルの運営・編集及び特集記事の選定については、ポータルサイト運営責任者の
    寺内昇&郁子が行う
  ② 取材先については町民や企業活動を中心(イベントは原則対象外とする)

(4)年間記事作成予定(概算):830件
  ① 北竜町ポータル・・・・・・・・・・ 400件
  ② Facebook 北竜町の宝もの・・・・・  240件
  ③ 道新ブログ  ・・・・・・・・・・ 110件
  ④ じゃらん・サンフラワーパークホテル・ 37件
  ⑤ さっぽろオータムフェスト・北竜町・・  3件
  ⑥ 道の駅サンフラワー北竜ページ・・・・ 40件

(5)北竜町長・副町長・企画振興課長(原則として週例)、関連部署との情報交換

(6)マスコミからの写真等の提供依頼への協力

(7)町内関連への協力
  ① 役場企画振興課の「といろ(十色)の北竜と笑顔 2016」への応募写真掲載、選択協力
  ② 北の道の駅サイト・サンフラワー北竜への記事掲載協力
  ③ サンフラワーパーク北竜温泉のインターネットでのPR協力(じゃらんサイト)

5.2018年度活動予算(実費相当)

・総務省・集落支援員として、一人当たり活動経費350万円が特別交付税国から町に交付
・北竜町集落支援員第1期(2015年度〜2017年度)は、社会保険料を除く300万円を寺内昇と郁子に、
 それぞれ活動経費込みの給与として支給
・北竜町集落支援員第2期(2018年度〜2020年度)は、経費と報酬を区分することとなった

 活動経費:700万円(350万円☓2名)
 報酬  :526万円(21.9万円☓12月☓2名)
 社会保険: 90万円(45万円☓2名)
 旅費  : 26万円(2名分)
 助成金 : 58万円(交通費、通信費、ポータル運営費)
───────────────────────────────────────
 合計  :700万円

・2016年度・単年度活動経費見込み:712,700円(2名分)
・旅費・・・・・・・・・・262,700円
・交通費(自家用車使用)・475,000円
・通信費・・・・・・・・・ 60,000円
・サイト維持費・・・・・・  5,000円
・事務費・・・・・・・・・ 35,000円

(1)旅費(2名分の実費相当・日当は含まず):262,700円
 ① オータムフェスト(1泊2日☓2回):63,800円
 ・1名分:36,800円(私有車、車賃4,900円☓2回、日当1日2,000円×4日、宿泊料9,500円☓2泊)
 ・同乗者分:27,000円(日当1日2,000円☓4日、宿泊料9,500円☓2泊)

 ② 北海道フェア沖縄(2泊3日☓1回):167,000円
 ・1名分:92,000円(私有車・レンタカー利用、車賃17,000円、航空賃50,000円、
     日当1日2,000円×3日、宿泊料9,500円☓2泊)
 ・同乗者分:75,000円(航空賃50,000円、日当1日2,000円☓3日、宿泊料9,500円☓2泊)

 ③ 札幌取材分(1泊2日☓1回):31,900円
 ・1名分:18,400円(私有車、車賃4,900円、日当1日2,000円☓2日、宿泊料9,500円)
 ・同乗者分:13,500円(日当1日2,000円☓2日、宿泊料9,500円)

(2)交通費(2名分):475,000円
 ・年間走行距離28,000km。業務関連を想定:19,000km。
 ・役場規程:自家用車利用の場合の交通費は、25円/km
 ・自家用車利用経費:19,000km☓25円:475,000円

(3)通信費(2名分):60,000円
 ・携帯電話通話料:5,000円☓12月:60,000円

(4)北竜町ポータルサイト維持費:5,000円
 ・ドメイン維持費:年間10ドル:1,000円
 ・アクセス分析表示サイト利用料:年間39.9$:4,000円

(5)事務費(2名分):35,000円
 ・印刷用紙代:7,000枚程:500枚☓12袋:3,000円
 ・印刷用インクカートリッジ:4,500円(6色セット)☓6回=27,000円
 ・クリアファイル・写真印刷用紙・ホチキス替針等・筆記用具等:5,000円

(6)その他(個人所有物につき費用算定が困難)
 ・パソコン:2台
 ・写真保存用外部ハードディスク(6テラバイト):1台
 ・カメラ:2台、記録媒体(SDカード・32GB):4枚
 ・プリンター兼コピーマシン:1台
 ・インターネットプロバイダー費用:1式
 ・携帯電話料金:1台
 ・水道光熱費

6.集落支援員制度の現状について

(1)総務省・集落支援員制度とは
 ① 概要:
  集落支援員の制度が平成20年度に創設されてから、平成28年度で9年目。市町村職員とも連携し、
  ノウハウ・知見 のある人材が集落への「目配り」として、集落の巡回、状況把握を実施。
  制度として年限制限は無い。委嘱年限も各市町村に委ねられている。
 ② 経費について:
  a.特別交付税措置による
  b.専任の集落支援員の場合
    集落支援員1人当たり 3,500千円(※)
  c.自治会長など他の業務との兼任の場合
    集落支援員1人当たり 400千円(調査した額が下回る場合、当該額)

  ※ 集落支援員への報酬は、経費内であれば上限はない。
  ※ 集落支援員制度の適用については、「地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関して
   ノウハウ・知見を有した人材が、地方自治体からの委嘱を受け、市町村職員と連携し、
   集落への『目配り』として集落の巡回、状況把握等を実施」という目的を達成するのであれば、
   手法は問わない。各自治体が必要だと思われる人材を採用し、制度を活用して欲しい。
   (2012年9月、総務省 地域力創造グループ 人材力活性化・連携交流室 に確認済み)

(2)2015年度(平成27年度)の取組状況等
 ・道府県分:3(対前年比:2府県減)
 ・市町村分:241市町村(対前年比:20市町村増)
 ・専任の「集落支援員」の設置数:994人(対前年比:136人増)
 ・自治会長などとの兼務の集落支援員の設置数:約3,096人(対前年比:204人減)
 ・北海道(専任の集落支援員のみ):29人(対前年比:4人増)・15市町村
  深川市:1、松前町:1、乙部町:3、黒松内町:4、蘭越町:1、愛別町:1、
  東川町:6、南富良野町:1、和寒町:1、下川町:1、中頓別町:1、白老町:3、
  厚真町:2、北竜町:2

 ・全国で集落支援員の多い市町村ベスト5
  徳島県上勝町:50人、兵庫県養父市:32、兵庫県朝来市:30、
  茨城県常陸大宮市:26人、兵庫県丹波市:25人、島根県海士町:23人、

◆ 参考ホームページ
  ・ 総務省ホームページ/地域力の創造・地方の再生/ 集落支援員
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/bunken_kaikaku/02gyosei08_03000070.html

以上