2025年6月26日(木)
ひまわりメロン初出荷
6月23日(月)14:30~、JAきたそらち北竜支所の農産物集出荷施設選果場にて、「北竜ひまわりメロン」の初出荷となり、渡邊靖範さん農家のメロン41箱(1箱8kg)が持ち込まれました。
- 1箱4玉8Kg
- 初出荷41箱



渡邊靖範さん(ひまわりメロン生産組合 副組合長)のお話

「今年は、栽培は順調でしたが、3月から半月ほど悪天候が続いたものの、生育状態は良く、通常より1週間ほど出荷が遅れています。
通常は着果から55日後の出荷が見込まれていますが、今年は、着果から60日経過後の果実がより成熟した状態での出荷となりました。そのため、糖度18度と甘さがしっかりと乗った果実となりました」と、笑顔でお話しされた渡邊さんです。

JAきたそらち青果部・藤川優也さんのお話

今年の北竜メロン生産組合は、メロン農家が23戸(作付け面積435a、そのうち、赤肉メロンが73a)です。8月中旬前後までに2万ケース出荷し、1億円の売り上げを目指しています。
今日の出荷は41ケース(4玉24ケース・5玉17ケース)で全て『秀』等級品であり、糖度18度で最高です!
出荷後は、『JAきたそらち・道の駅ライスランドふかがわ・農産物直売所 eciR(えしる)』と、北竜町内の『農畜産物直売所 みのりっち北竜』店舗にて今週末から販売されます。
記念撮影

食味タイム
メロンの甘い香りが漂う中、皆さんそれぞれ食味タイム!
- 美味しい!!!
- 瑞々しくて、後味の良い優しい甘さ!
- 口溶けが滑らか~!
- 絹どうふのようになめらか!




佐々木康宏 町長のお言葉

「北竜町では、すいかができて、メロンができて、ひまわりが咲きます。全て黄色です。黄色はとても元気の出る色です。
味・見た目、そしてそれを作っている生産者の方々の『元気』をいただいて、小さい町でもきらりと光る北竜町でありたいなと思っています」と、誇らしげにお話くださった佐々木町長です。
北竜ひまわりメロン初セリ
@株式会社キョクイチ青果セリ場(旭川市)
北竜メロン初出荷の翌日6月24日(火)、午前6時50分より株式会社キョクイチ青果セリ場(旭川市)にて初セリが行なわれました。

青果セリ場には、全国の旬の青果物が大集合。野菜や果物の芳醇な香りが市場いっぱいに広がっています。





セリに先立つ関係者のご挨拶

ひまわりメロン生産組合・山田敏光 代表
北竜町・佐々木康宏 町長
「今日は、お一人お一人に名刺をお渡ししながらお話させていただきました。北竜町の町が全面的に応援して、生産者の方々が努力を重ね栽培したひまわりメロンをみなさんにお届けいたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします」。
JAきたそらち・永井稔 北竜地区代表理事
「今年のメロンは、例年より少し遅れた出荷となりましたが、糖度が18度ととても美味しいメロンとなりました。本年も美味しいメロンをお届け出来ますので、どうぞ宜しくお願いいたします」。
ひまわりメロン生産組合・山田敏光 代表
「今年も大変美味しく仕上がりました!今シーズン北竜ひまわりメロンを宜しくお願いいたします」。
初セリ
セリがスタートし、セリ人の威勢の良い掛け声が響き渡ります!
あっという間のセリ落とし! ご祝儀価格10万円(秀5玉1箱)!
おめでとうございます!




株式会社キョクイチ・
高橋直人 取締役執行役員(青果部部門統括)のお話
セリ後、佐々木町長が、株式会社キョクイチ・高橋直人 取締役執行役員にご挨拶され、幸いにもお話をお伺いする機会をいただきました。


「(生産者の高齢化などで)生産量は以前より少なくなりつつありますが、市場としては一定の数量は常に必要です。そこで私達は、様々な形で商品を販売する工夫をしています。消費者のニーズに合わせてカットフルーツにしたり、あるいは贈答用として美しい姿のまま販売するのも良いですし、長期保存ができる真空パックにしたりと、形を変えて価値を高めるお手伝いをさせていただいています。
今までは、商品を仕入れて売るという、いわば生産者とお客様を『仲介』する仕事が中心でした。しかしこれからは、消費者が求める『便利さ』や『新しい価値』がどんどん生まれてきますので、私達もただ商品を右から左へ流すのではなく、ひと手間加えた形で市場にお届けしていきます。
最終的には、厳しい環境の中で丹精込めて商品を作ってくださった生産者の方々の収益安定こそが最も重要です。それがないと、私達の商売も基本的には成り立ちませんし、ひいては、生産者の方々が物を作り続けることができなくなってしまいます。
私達は、作って売っていただいた方(生産者)と、買っていただいた方(消費者)の、ちょうど中間に立つ存在です。その両者にとって最高の架け橋となることが、我々の役目だと考えています。
生産者の収益が安定し、それが『次も頑張ろう』という意欲や安心感に繋がり、未来の生産に繋がっていく。そして、その魅力や安心感があるからこそ、次の世代の方々にも喜んで生産に参加していただけるのだと思います。
それがなければ、この素晴らしい農業は長く続きません。その為にも、私達自身が生産の現場にもっと寄り添い、共に汗を流す覚悟で、新しい価値を創造していかなければなりません。
生産者の方々と、このような『ちゃんとした形』で深く関わらせていただければ、これほどありがたいことはありません。それこそが、私達、卸売市場の使命だと感じています」と穏やかな笑顔でお話しされたいますです。

お弁当とオフィスのご紹介
初セリの終了後、市場の2階の株式会社キョクイチ様の食堂で、豪華な朝食が提供されました。和気あいあいの歓談の中、美味しくいただきました。




プレートの文章
「旭一」の文字を図形化し、朝陽と水平線を表現しています。
朝陽は、世界を明るく照らし、上昇するエネルギーを象徴。
水平線は、自然への謙虚な思いと基本を象徴。
黒い線が人にも見え、朝陽を支える力強さも感じさせます。朝陽と水平線のグラデーションは、時間の変化を表現し、日々変化する市場に対応するという意志を示しています。
私たちは、かけがえのないきょうを重ね、新しい歴史を築きます。

爽やかな甘さ、口溶けの良い滑らかな食感を誇る、夏の果実の王者「ひまわりメロン」!
生産者の皆さんの愛情たっぷり、甘さたっぷり、全国の人々に幸せを感じる美味しさと元気パワーをお届けする、極上の北竜ひまわりメロンに、限りない愛と感謝と祈りをこめて・・・
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