『北竜町史 第3巻』が開町120年を記念して発刊されました

2013/01/22 17:30 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/07/03 1:50 に更新しました ]
2013年1月23日(水)

2013年1月、北竜町開町120年を記念して、『北竜町史 第3巻』が発刊されました。
平成4年(1992年)から平成23年(2011年)までの20年間がまとめられています。

宮脇順治 様、目黒邦夫 様、北清昭義 様の3名の編さん委員の皆様が、2年半の歳月をかけて、完成されたものです。
B5版、ハードカバー、516ページの立派な本です。


『北竜町史 第3巻』 
『北竜町史 第3巻』


発刊のことば

 明治26年、千葉県本埜村から団体移住によリ開拓の鍬が下ろされてから120年を迎え、本年開町120年記念として『北竜町史、第3巻』を発刊するものです。

 ご承知のとおり北竜町史は.開基75周年を期して昭和43年3月25日に、開拓から昭和40年までの史実をまとめて初めての刊行を行い、第2巻は、開基100年、町政施行30周年の記念事業の一つとして、昭和41年から平成3年までの26年間を収録し編さんされました。

 町史の発刊の目的は、開町以来の長い年月のなかで、多くの先輩方の努カの結晶として残された行財政運営の経緯と文化・財産を正しく後世に伝え、その努力と血と汗と英知の足跡を心の糧として町民のまちづくりに対する意識の高揚を図るものとして刊行されるものです。私達の祖先は、さまざまな県から風土・風習を携え北竜町に侈り住み.それらを北竜町の文化や伝統として受け継ぎ形成し、常にその時代とその社会風潮の中で新しいものへと創造されてきました。

 このような中で、平成4年から早成23年までの20年間は.北竜町として大きく揺れ動いた時代で、町内各団体、関係機関の協力を得て,今後の北竜町の方向性に取り組んで参りました。この『北竜町史、第3巻』につきましては、資料収集や編さん期間などの関係で充分補完できていない点も多々あると思いますが、お目通しいただき.今後のまちづくりの一助ともなれば幸いに存じます。

 編さんについては、平成22年5月から、第2巻編集委員でもあり、町史編さんに精通している宮脇順治氏、そして北竜町の状況に明るい目黒邦夫氏、北清昭義氏の3人に編さん委員を委嘱し執筆をお願いしました。その労と資料の提供に多大のご協力を賜った各位に深く感謝を申し上げ、発刊のことばと致します。

平成24年12月  
北竜町長 佐野豊  

(『北竜町史 第3巻」より転載)


◆『北竜町史 第3巻』 一般価格3,000円/冊で頒布中

 北竜町役場・企画振興課まで
 Tel:0164-34-2111(代)


◆ 関連ページ

郷土の先覚者・吉植庄一郎(著:森山 昭)
北竜町の開町120年の辰年に、旧・本埜村(現・千葉県印西市)で北竜町の源流を探る(2012年6月4日)
北竜町歴史年表(北竜町郷土資料館内・展示資料)

北竜町史 第3巻発刊 20年ぶり新刊 人名など細やかに【北海道新聞 中・北空知版】(2013年1月24日)
開町120年記念・関連行事ほか(2012年度)紹介ページ