2019年12月23日(月)
北竜町社会福祉協議会(竹林均 会長)が実施している、高齢者サポート事業の一貫で「コスモスクラブ」の12月行事「クリスマスの飾り作り」が行われました。
コスモスクラブ皆さんのクリスマスツリー作品
▶ コスモスクラブとは
コスモスクラブとは、介護保険の事業対象者(介護認定を受けていなくても、少しだけお手伝いが必要な方)、要支援1、要支援2の方々を対象に、介護予防事業として行われるものです。会員数は現在24名。
今回参加した22名(80歳代・90歳代)の方々の素敵なクリスマス飾りの全作品をご紹介します。
メリークリスマス!
▶ ホームペルパー・村井恵さん(介護福祉士)のお話
担当されているホームペルパー・村井恵さん(介護福祉士)のお話です。
ホームペルパー・村井恵さん(介護福祉士)
「高齢者に工作レクを行っている理由としては、工作レクではたくさんの指先を使うからです。指先にはたくさんの神経が集まっています。また、沢山の事を同時に考えることで、脳の活性化を促し、認知予防にもなります。さらに、手の機能訓練として指のリハビリに繋がります。
そして、作品を作り終えた後には、達成感と充実感が得られます。ただ毎日をなんとなく過ごすだけでは得られない、自分がこれを作り上げた充実感は高齢者にとってはとても大切なものです。完成した作品を見て『これは私が作ったよ』『これを作るのは大変だったね』と思い出を振り返ることも脳の活性化につながります。
今回のクリスマス飾りは、皆さん楽しそうに、綺麗に豪華にできあがりました。作成時間は、1時間半くらいです。
飾りは、家で不要になったクリスマスツリー飾りなどリサイクル品。土台の板はかまぼこ板、庭で拾った松ぼっくり、使用済みの毛糸などを持ち寄りました。その他のサンタさんやクマさんの小さなお人形飾り等は、百均で購入しました。毎年、作品制作の為の細かな材料を日常生活の中から見つけて、私自身楽しく収集しています。
皆さん、揃えた材料の中から、自分で好きなものを選び、自由にアレンジしていきました。『楽しかったぁ〜』、『私の一番いいわよね〜』と皆さん、笑顔でご満悦でした。来年は、和紙で人形型の栞(しおり)を作成する予定です」と、優しい笑顔でお話くださった村井さんです。
楽しい数々の作品
サンタさんにクマさん
作品 1
作品 2
作品 3
作品 4
作品 5
作品 6
作品 7
作品 8
作品 9
作品 10
作品 11
作品 12
作品 13
作品 14
作品 15
作品 16
作品 17
作品 18
作品 19
作品 20
作品 21
作品 22
真心こもった、素敵な楽しいクリスマス飾りに、
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
北竜町和の風景(撮影:2019年12月20日)
▶ 関連ページ
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子
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