節也ルミナリエ 2019(鈴木節也さん作・お庭のイルミネーション)

2019/09/29 14:10 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/09/29 15:14 に更新しました ]
2019年9月30日(月)

鈴木節也さん(67歳)宅お庭の夜のイルミネーションが見事で話題になり、年々訪問する人々が増加しています。鈴木さんにイルミネーションについてのお話を伺いました。


鈴木節也さん宅のイルミネーション 
鈴木節也さん宅のイルミネーション


イルミネーション作成のきっかけ

猫と犬の散歩がきっかけです。犬猫の散歩中、庭の畑の中の通り道に、花や野菜を踏まないように目印として、花壇用ソーラーライトを20本くらい立てました。

そして庭の畑に、野良ばえのアサガオが、毎年自然に生えてどんどん広がってきました。500本くらいでてきたので、ぼっこを立ててその周囲に糸を張ってアサガオを誘導。さらに、ライティングしていきました。

年毎に増えて、エスカレートし、今年で5年目です。


設置作業は5月はじめから約1か月間かけて

ライティングの設置作業は5月頃から始め、1か月くらいかかります。6月頃から野菜の苗を購入し、ぼっこをたて、そこにライティングしていきます。

今年は、アサガオの500本の苗を鉢に移植。鉢で育てている間に、畑にアプローチや道を整備。畑が整った時点で、鉢から畑に綺麗に並べて植え替えています。結束テープは4,000本くらい使います。


こだわりはソーラーイルミネーション

電力は太陽光を使い、電気代は一切かかっていません。


「令和」の文字も鮮やかに 
「令和」の文字も鮮やかに


夕食後、庭のライトを観察

夕食後、8時から9時頃まで、缶コーヒーを飲みながら、イルミネーションを観察しています。電気が切れているところがないか、どこが足りないのか、来年はどういう風に変化させようか等を考えながら観察。

そうしている間に、見学の車がはいってきます。皆さん、遠くから写真を撮っているので、「中に入っていいよ」と声をかけます。


見学に来訪する車は、およそ200台

今年は5月以降、既に200台くらいの車が来訪しました。来訪者の70%は札幌からで、通りがかりにたまたま見つけた方がほとんどです。

近隣のイベントに来たときの帰りにこの道を通ったときに、イルミネーションが見えるので、Uターンして戻ってきて、このイルミネーションを見にきています。


ハートのイルミネーション「幸せロード」


大きなハート 
大きなハート


入り口からの通り道にハートのイルミネーションをつけ「幸せロード」と命名。カップルが喜んくれて、ハートのイルミをバックに自撮りしています。「幸せロード」の前で写真を撮って、「これで、しあわせになります」と若い女の子たち!!


後片付け作業は一大作業!

苦労するのは、後片付けです。10日以上かかります。からまっった電源を丁寧にぼっこから外すのに、手間がかかります。10月に入ったら、日増しに寒くなってくるので片付けはじめます。


来年2020年の飾りは東京オリンピック

来年2020年のライティングは、東京オリンピックをイメージしています。ひまわりの花で五輪マークをアレンジしようと思案中です!と、優しい笑顔でお話くださった鈴木さんです。


2020年はオリンピックがテーマ 
2020年はオリンピックがテーマ


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子