2018年9月7日(金)
8月31日(金)、10時30分より空知地区老人クラブ連合会の主催による「空知管内老人のつどい」が、北竜町公民館大ホールにて開催されました。
平成30年度空知管内老人の集い
▶ 老人クラブとは
老人クラブは、地域を基盤とする高齢者の自主的な組織であり、仲間づくりを通して、生活を楽しみ、地域を豊かにする活動を積極的に行って明るい長寿社会を作ることを目的としています。
全国老人クラブ連合会は、1962年(昭和37年)に設立し、今年56年を迎えます。現在、63の都道府県・指定都市が加盟し、クラブ数は全国で10万、会員数は568万人(平成28年3月末現在・厚生労働省調べ)。
▶ 平成30年度空知管内老人のつどいは北竜町が主管
空知地区老人クラブ連合会が主催する「老人のつどい」は、今年は北竜町老人クラブ連合会が主管となりました。
・主催:空知地区老人クラブ連合会
・主管:北竜町ひまわり長寿会連合会
・後援:北海道空知総合振興局、北竜町、北海道老人クラブ連合会、空知管内社会福祉協議会連絡協議会
配布資料一式
▶ 14町の老人クラブ
沢山の方々のご協力のもと開催された今年の集いは、空知管内14町の老人クラブが一堂に会し、240名の方々が参加し盛大に執り行われました。
参加町は、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、浦臼町、新十津川町、妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町です。
会場の様子
▶ 総合司会:北竜町ひまわり長寿会・金山サワさん
北竜町ひまわり長寿会・金山サワさん
▶ 開会の辞:知地区老人クラブ連合副会・小林一晃 会長
空知地区老人クラブ連合・小林一晃 副会長
▶ 黙祷
物故された会員の方々のご冥福をお祈りし、黙祷を捧げます。皆で黙祷。
黙祷
▶ 式辞:空知地区老人クラブ連合会・庄野和樹 会長
空知地区老人クラブ連合会・庄野和樹 会長
「平成30年度空知管内老人のつどいの開会にあたり、主催者を代表いたしましてご挨拶申し上げます。
本日は、空知管内各町から大勢の皆様にご参加いただき、ありがとうございます。ご来賓の皆様には、公務ご多忙の中、ご臨席賜りましたことに重ねて厚くお礼申し上げます。
空知地区老人クラブ連合会憲章規定に基づき、本日ここに永年に亘り、老人クラブ会員として社会奉仕活動にご尽力いただき、老人クラブ役員としてクラブの運営や育成にご尽力いただき、本日栄えある表彰を受けられる方々に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
本日ご参会の皆様には、日頃より地域において高齢者の生きがいや健康作りの活動、安心安全に暮らせる地域づくりのための多大な活動に取り組まれ、地域福祉の充実、推進にご尽力に賜っており、心から感謝申し上げます。
老人クラブは戦後の荒廃した国土と激動の中から立ち上がり、老後の幸せは、自らの手で作り出そうを目標に、全国で組織されました。現在、北海道における老人クラブの会員数は約16万人になり、各地域の約3千の会員クラブが、健康・友愛・奉仕を主張として、活動を展開しています。
人生90年時代を迎え、地域の中で、健康で心豊かに暮らしていける健康長寿社会を築いていくためにも、地域の担い手としての老人クラブの在り方を改めて考えているところです。本日午後の部における演芸発表では、老人クラブの一貫であります趣味や健康づくりを通して、楽しみながら活動をしています。皆様の日頃の成果を披露していただきます。
皆様におかれましては、これからの高齢者への課題への取り組み、見守り活動を積極的に行い、仲間がお互いに支え合い、魅力あるクラブ活動を続けていただきますとともに、誰もが安心して暮らせる社会の実現と高齢者の持つ知識・技術を次世代に伝承していく連帯意識、絆に満ちた町づくりの礎として、お力を発揮していただきますようお願い申し上げます。
本日の開催にあたりご尽力賜りました地元北竜町、北竜町ひまわり長寿会連合会関係者の皆様に深く感謝申し上げます。ご参会の皆様が、ご健勝で益々ご活躍されますことをご祈念申し上げ、式辞といたします」。
▶ 歓迎の挨拶:北竜町ひまわり長寿会連合会・北清昭義 会長
北竜町ひまわり長寿会連合会・北清昭義 会長
「本日は、空知管内各地より大勢の皆さん方のご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
本日表彰されます31名の皆様方には、永年に亘り、老人クラブの活動に対しましてご尽力いただきました。私の立場からではございますが、感謝と敬意を表します。本当にありがとうございました。
北竜町は、水稲を中心とした農業の町です。特産としては、メロン・小玉スイカ・黒千石大豆・ひまわり油などがあります。人口は、管内一少ない1,900人の町です。高齢化率は高く、現在44%となっています。まさに過疎の代表です。私達高齢者は、町民と一丸となって、町の活性化に努力しています。
北竜町の一大イベントである『ひまわりまつり』は、今年32回目を迎えました。最近は道内外はもちろんのこと、海外からも大勢のお客様が来町されています。
その中で私どものできる仕事として、観光ガイド役を毎日3人~5人で実施しております。非常に観光客の皆様に必要とされ、喜ばれています。ひまわりまつり期間中の37日間、延べ150人の方々がひまわりガイド役として活動しています。これからも町の活性化のために、老人一丸となって努力していきたいと思います。
今日に老人のつどいが、楽しい一日となりますことをご祈念申し上げ、歓迎のご挨拶といたします」。
▶ 表彰:平成30年度空知地区老人クラブ連合会長表彰
「役員として老人クラブ育成指導功労者」31名の方々(敬称略)を表彰。
平成30年度空知地区老人クラブ連合会長表彰
・南幌町:高橋忠男、本間佐智子、山本政一、本間彰、菊田林一郎
・奈井江町:小林紀子、大條文雄、南條明、山口忠雄
・上砂川町:関不二夫
・長沼町:松村隆義、増田宏
・栗山町:中原篤、柴田隆雄
・浦臼町:村上英治、中野孝次、三浦輝夫
・新十津川町:井上悦子、寺田久美子 野畑徳雄、村上忠義
・妹背牛町:村上榮一
・秩父別町:佐久間留雄
・北竜町:四辻進、道下甫、北清方巳、大場ミチ
・沼田町:松野茂雄、赤井邦彦、中山龍平、川邊博幸
受賞された方々に心よりお祝い申し上げます。
授賞の様子
北竜町・四辻進 様
北竜町・北清方巳 様
北竜町・大場ミチ 様
表彰状
▶ 祝辞:北海道空知総合振興局・佐々木誠也 局長
・代読:社会福祉課・池崎達成 課長
代読:社会福祉課・池崎達成 課長
「本日、平成30年度 空知管内老人のつどいが、管内各地から多くの皆さんの参加を得て、ここ北竜町で盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
本日ご参加の皆様には、日頃から老人クラブの活動を通じ、地域福祉の向上に貢献されておりますことに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。只今、表彰を受けられました皆様方、受賞誠におめでとうございます。施設への奉仕活動や、役員として老人クラブの指導にご尽力された皆様方の永年に亘るご功績とご労苦に対しまして、深く敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げます。
我が国は、健康寿命が世界一の長寿社会です。国では、昨年8月に人生100年時代構想を推進室を立ち上げ、高齢者から若者まで全ての人々が活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会づくりを目指した取り組みを進めています。
今後、高齢者の益々のご活躍が期待されます。そうした中、北海道では道民の一人ひとりが将来に亘って、安全で安心して心豊かに住み続けることができる地域社会、輝き続ける北海道の実現を目指すとともに、高齢者の皆様が、長い人生で培ってこられた豊富な知識や経験を活かし、積極的に社会参加する町づくりに取り組んでまいります。
老人クラブの活動は、スポーツ活動や文化活動などを通じ、健康作りや生きがい作り、更には地域コミュニティを形成することで輝き続ける北海道の実現を支える活動として、今後さらに重要性を増すと考えております。
本日は、各町の老人クラブの代表の方々による歌や踊りなど、日頃の活動の成果が発表されます。本日の集いが、参加される皆様の元気の源となり、その活力が、地域の老人クラブ活動に一層の活性化に繋がることを期待しています。
交通安全に関連して、本日配布された資料の中に、夜間歩行者を守る『光る反射板』があります。空知地区交通安全推進協議会から贈呈していただきました。これから日暮れが早くなりますので、交通事故に合わないで、一層元気に過ごされますよう願っております。
この大会にご協力、ご尽力いただいた北竜町並びに北竜町ひまわり長寿会連合会の皆様、多くの関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。
空知地区老人クラブ連合会の益々のご発展と、お集まりの皆様方のご活躍とご健勝を心からご祈念申し上げて、お祝いの挨拶といたします。本日は、誠におめでとうございます」
▶ 祝辞:北竜町・佐野豊 町長
佐野町長が公務・東京出張のため、高橋利昌 副町長が代わりにご挨拶されました。
高橋利昌 副町長が代わりにご挨拶
「本日は、空知管内老人のつどいが、ひまわりの町北竜町で開催されますことを心からご歓迎申し上げます。先程は、老人クラブの活動においてご尽力いただき、表彰されました皆様、誠におめでとうございます。
北竜町は、昭和55年よりひまわりを町のシンボルに掲げ、ひまわりの町として取り組んでいます。毎年多くの観光客の方にお越しいただいております。
開拓以来126年の歴史の中で、『食べものはいのち』という言葉をかかげ、国民の健康を守るために安全な食料生産の町として取り組んでいます。
本日は管内多くの方々のお集まりをいただきまして、歌や踊りなど日頃の成果を十分に発揮していただきまして、本来の目的であります、交流と親睦を図っていただけることをご期待申し上げます。
ご参加の皆様の益々のご健勝、各団体のご発展をご祈念申し上げましてご挨拶といたします。本日はおめでとうございます」。
▶ 祝辞:北竜町議会・佐々木康宏 議長
北竜町議会・佐々木康宏 議長
「農業、商工会、議会等様々な形で町に関わっていただいた皆様が、今の平和な町を築き上げてくださいましたことに、心からお礼と感謝を申し上げます。
北海道が蝦夷という名前になってから150年目になります。その150年前は平均寿命が40歳と言われていたそうです。今は男性81歳、女性87歳とも言われています。皆さん益々お元気で長生きをされて、我々や子供達のために色々なご助言を賜りますようお願いいたします。
この集いは14の町が集まって開催される大会ですが、今から15年後に再び北竜町で開催される時に、皆様にお会いできることを楽しみにいたしております。
老人クラブ設立の際、会のネーミングに『老人』という言葉が似合わないと感じていたので、違う言葉をお願いしたところ、『北竜町ひまわり長寿会』という素晴らしい名前になりました。我々の大先輩として、これからの明るい未来の北竜町のために、10年20年先もお元気で頑張っていただきたいと思います。本日は、誠におめでとうございます」。
▶ 来賓紹介:北竜町社会福祉協議会・吉尾政一 会長
▶ 祝電披露
北海道老人クラブ連合会・寺山正吉 会長、空知管内社会福祉協議会連絡協議会・小関敞 会長の祝電が披露されました。
祝電披露(ひまわり長寿会・金山サワ様)
▶ 被表彰者代表謝辞:北竜町・四辻進 様
北竜町・四辻進 様
「この度私達31名は、空知地区老人クラブ連合会会長表彰を受け、誠に感謝に堪えません。会員の皆様、関係各位の皆様の格別なご指導ご鞭撻に厚く御礼申し上げます。
本日は、公務ご多忙の中、ご列席をいただきましたご来賓より、心温まるお言葉、並びに激励をいただき厚くお礼申し上げます。本日の受賞を契機に、本町の町花ひまわりのように元気で明るく笑顔を忘れず、お互い助け合い地域社会の発展に微力を尽くしてまいります。
会員の皆様をはじめ、ご来賓の皆様の益々のご発展をご祈念申し上げ謝辞とします。
平成30年8月31日 表彰者代表 四辻進」。
北竜町・四辻進 様
▶ 休憩・昼食
和気あいあいと話もはずんで!
和気あいあいの昼食
▶サンフラワーパーク北竜温泉の美味しいお弁当
サンフラワーパーク北竜温泉の美味しいお弁当
▶ ホール入口での北竜町物産販売
黒千石大豆、ひまわり油、ひまわりナッツ、笹団子など美味しい商品がずらり!
北竜町物産販売コーナー
北竜町の物産はどんな感じかな
▶ アトラクション
▶ 北竜町剣詩舞会
北竜町剣詩舞会
▶ 歌謡舞踊永和会
歌謡舞踊永和会
▶ 演芸発表
1.北竜町「岩村老人クラブ」木村 和雄:かようk『演歌人生』
2.奈井江町「厳島長寿会」小澤 英夫:歌謠曲『槍舞台』
3.由仁町「岩内長楽会」西況 光子・川合保子・岡本只子:踊り『津軽の春』
4.栗山町「緑町新生クラブ」太田タカ子・丸山世津子・赤間弘子・古瀨鈴子・喜多村正子・山下ふじえ・今幸子:踊り『荒城の月』
5.妹背牛町「元気クラブ」田村雄:歌謡曲『四万十川』
6.浦臼町「鶴沼老人クラブ」大黒澄子:歌謠曲『憂き世春秋』
7.南幌町「親和会」片岡信春:歌謠曲『夫婦春秋』
8.秩父別町『レイ アロハ フラスタジオ ロケラニ 秩父別」鈴木ヱミ子・造田美惠子・戶田榮美子・内田規子:フラダンス『ラハイナ ルナ』
9.長沼町「永楽会」中原和好:歌謡曲『道ひとすじ』
10.上砂川町「下鶉老人クラブ」関不二夫:歌謠曲『緑の地平線』
11.月形町「福寿会」鈴木弥生:踊り『夫婦一生』
12.新十津川町「大和老人クラブ」大谷 敏子:踊り『佐渡の恋唄』
13.雨竜町「白梅会」笹野博:歌謡曲『忘れ宿』
14.沼田町「沼田長生会クラブ」澤田信子:歌謡曲『 紅の舟歌』
15.北竜町「碧水長命会」浅野久美子:歌謡曲『お父う』
▶ 1.北竜町
・紹介者:北竜町社会福祉協議会・善岡良雄 事務局長
北竜町社会福祉協議会・善岡良雄 事務局長
「北竜町ひまわり長寿会連合会は、春先の環境美化をかねて、ひまわりのの里の草取り、37日間に及ぶひまわりまつりのガイド等の奉仕活動を行っています。事業として、パークゴルフ大会、研修会、観楓会、新年会等で会員の親睦・交流を図っています。
北竜町『岩村老人クラブ』木村 和雄さんは、平成27年度の秩父別町での老人のつどいで初出演し、今回が2度目の参加。現在は北竜町ひまわり長寿会連合会副会長として、各行事に積極的に参加し会員の育成指導を実施。木村さんは、歌が大好きで『歌は友達』と、楽しく快く聞いていただけるよう心がけていらっしゃるとのことです。
唄は、木村 和雄さん、冠二郎の『演歌人生』を披露していただきます」。
木村 和雄さん
▶ 2.奈井江町:
・紹介者:田野義美さん
田野義実さん
「奈井江町老人クラブ連合会は、今年で設立45年を迎えます。各地区老人クラブが活動し、交通安全、防犯教室、介護や健康についての出前講座など学習活動などを実施しています。
厳島長寿会に所属する小澤 英夫さんは、趣味はカラオケで、40年以上活動継続中の実力者。小澤 英夫さんの唄は大江裕の「檜舞台」を披露していただきます」。
小澤 英夫さん
▶ 3.由仁町
・紹介者:大竹登さん
大竹登さん
「由仁町は空知の南地区で、6,000町の田んぼを有します。会員数は約880人で、元気で頑張っています。
岩内長楽会は発足から今年46年目を迎えます。諸先輩からの引き継ぎながら、年4~5会演舞を披露。年々会員数は減少気味ですが、家族の理解を経て、好きなことに熱中できることに感謝をして楽しんでいます。今日の踊りが嬉しく良い思い出となるよう楽しみたいと思います。
3名のメンバー『西況 光子さん・ 川合保子さん・ 岡本只子さん』で、踊り『津軽の春』を披露していただきます」。
西況 光子さん、 川合保子さん、 岡本只子さん
▶ 4.栗山町
・紹介者:中井礼子さん
中井礼子さん
「人と自然に優しい福祉の町栗山町。栗山町老人クラブ連合会は、現在36の会員クラブ、会員1,631名で活動中。国蝶オオムラサキが生息する北限の地で、北海道日本ハムファイターの栗山監督の少年野球場、栗の樹ファームを有する町です。
緑町新生クラブ員7人のメンバーによる日本舞踊『荒城の月』をご披露します。西川流禄扇会西川祿梅先生のご指導の元、稽古を重ね文化祭・高齢者施設への慰問での演芸会等で発表しています。
緑町新生クラブメンバーの太田タカ子さん・ 丸山世津子さん・ 赤間 弘子 さん・古瀨鈴子さん・喜多村正子さん・山下ふじえさん、今幸子さんにご出演いただきます」。
太田タカ子さん・ 丸山世津子さん・ 赤間弘子 さん・古瀨鈴子さん・
喜多村正子さん・山下ふじえさん・今幸子さん(順不同)
▶ 5.妹背牛町
・紹介者:佐田惠治さん
佐田恵治さん
「妹背牛町老人クラブ連合会は、13支部、646名。妹背牛町は、お米が美味しく、天然かけ流し温泉『ぺぺルの湯』があり、町内外から沢山の方々が来町されています。冬は全国各地からの訪問者がカーリングを楽しんでいます。
老人クラブは、パークゴルフや旅行、社会奉仕活動等で親睦を深めています。カラオケ部はメンバー約40名。年3回のお祭りに参加発表したり、町の中で歌声を響かせています。
元気クラブの会員である田村雄さんは、夏はウォーキング、冬は旭川のスキー場で体を鍛えて健康に留意されている方です。歌謡曲・三山ひろしの『四万十川』を披露していただきます」。
田村雄さん
▶ 6.浦臼町
・紹介者:三浦輝夫さん
三浦輝夫さん
「浦臼町は、人口1,900人を切る小さな町です。水稲栽培が基幹産業となっています。畑作では、小麦、ぼたん蕎麦、メロン、ミニトマト、花き等。町の行事は、味覚祭り、ワイン祭り、そば祭りなど開催され、近隣の町から沢山のお客様が来町し盛況に実施されえいます。
鶴沼老人クラブメンバーの大黒澄子さんは、人生の生きがいとなる民謡を求めてクラブに入会。指導者にも恵まれ、10年間楽しく活動を継続しています。北海道民謡大会に出場したところ優勝。浦臼カラオケクラブでも、会員にひとりとして楽しんでいます。
演目は、島津亜矢の演歌『憂き世春秋』を披露。風が頬うつ 雨が泣く 夫婦で心から愛し合って、これから生きていく心情を心をこめて歌い上げます」。
大黒澄子さん
▶ 7.南幌町
・紹介者:家塚雅人さん
家塚雅人さん
「南幌町は、人口約7,600名で、年々人口減少が続いています。子育て支援などを中心に様々な問題に取り組んでいます。高齢者比率が32%となり、若干増加傾向です。
老人クラブの加入率は33%で、会員増加に向けて活動中。老人クラブは20団体、会員1,012人。
親和会のメンバーである片岡信春さんは、地域の活動はもとより、連合会主催の行事にも積極的に参加されるなど、若者には負けない活動力で頑張っておられます。本日は、和服でご出演。歌謠曲・村田英雄の『夫婦春秋』を披露していただきます」。
片岡信春
▶ 8.秩父別町
・紹介者:高崎馨さん
高崎馨さん
「秩父別町は、今年(平成30年)の人口が、昨年より3人増加し2,436人になり、34年ぶりの人口増加を記録しています。
『レイ アロハ フラスタジオ ロケラニ秩父別』のフラダンスグループは、毎週水曜日にスポーツセンターで練習。キッズ会員も増え、総勢25名で、粛々と穏やかに活動しています。グループ名『ロケラニ』は、ハワイ語で『小さな赤いバラ』を表します。中学生の文化祭、運動会、老人福祉センターなどで演舞しています。
踊りは、フラダンス『ラハイナ ルナ』をメンバー4名、鈴木ヱミ子さん・造田美恵子さん・戶田榮美子さん・内田 規子さんで披露していただきます」。
鈴木ヱミ子さん、造田美恵子さん 戶田榮美子さん、内田 規子さん
▶ 9.長沼町
・紹介者:岩田繁雄さん
岩田繁雄さん
「空知管内最南端の長沼町のシニアクラブ連合会は、37団体で構成され、会員数1,827名。ボランティア活動、スポーツ、レクレーション、研修会など様々な行事に参加して、親睦や福祉の増進に励んでいます。会員同士が認め合い、支え合い、理解し合う、ぬくもりのある組織のため、会員の加入運動を展開中です。
老人という言葉に若干の違和感があり、マイナスイメージが強かったため、平成28年に名称を『シニアクラブ連合会』に改称。ひとりでも多くの会員増加に努めています。
演目は、町連合会の委員として活躍中の中原和好さんによる、歌謡曲・福田こうへいの『道ひとすじ』を披露していただきます」。
中原和好さん
▶ 10.上砂川町
・紹介者:大西啓市さん
大西啓市さん
「下鶏老人クラブメンバーである関 不二夫さんは、20年の長きに渡り在籍され、クラブの役員として10年以上、会員全般の面倒を見て、会員の皆さんからは温厚と明るさで慕われています。
クラブ活動では、カラオケで部員の面倒や気配りをしながら、会を盛り上げています。月1回、会員15名程度で、高齢者福祉施設を訪問し、歌や話術で地域の皆さんを楽しませています。応援宜しくお願いいたします。演目は、関不二夫さんによる、歌謠曲『緑の地平線』を披露していただきます」。
関 不二夫さん
▶ 11.月形町
・紹介者:渡邊静江さん
渡邊静江さん
「月形町は、北海道で最初に樺戸集治監が造られた歴史ある町です。自然にも恵まれ、豪雪地帯として知られ、メロン、西瓜、お米など美味しいものが沢山あります。温泉もありますので是非皆さん遊びに来てください。
鈴木弥生さんは、福寿会会員として、ご主人と共に所属して仲良く活動されています。10年前から、日本舞踊松本流マキタ先生の元で、週に1度稽古を重ねています。現在は、ご主人の応援のもと、空知の大舞台で演舞できることに感謝しています。皆様の温かいご声援宜しくお願いします。踊りは、『 夫婦一生』を披露していただきます」。
鈴木弥生
▶ 12.新十津川町
・紹介者:仲西信之さん
仲西信之さん
「新十津川町老人クラブ連合会は、現在14団体、会員628名。シルバーオリンピック、パークゴルフ大会、シルバー盆踊り、七夕の夕べ、新年恒例化行事を通じて、交流・親睦を高めています。進学児童の登下校時の見守り、交通安全運動、環境美化運動にも積極的に参加し、地域を基盤とする組織として、その役割を果たしています。
現在当クラブは、会員の減少、クラブ連合会脱退等様々な問題に直面しています。組織強化推進研修会を開催・実施し、会員クラブや役員間の情報・共有、課題・問題解決、意見交換など行って組織力の向上への取り組みに力を入れています。
大和老人クラブ代表して出演する大谷敏子さんは、平成21年度、新十津川の大和地区に引っ越して来られました。すぐに老人クラブに入会し、大谷さんは美容院を経営する傍ら、趣味の舞踊を習い、平成26年度には、なとり襲名披露を盛大に執り行いました。
普段はとても明るく、他の会員を気遣い、老人クラブの先輩の手をひかれている姿を見かけることもしばしば。平成28年度町恒例の老齢会では、大和老人クラブを代表して舞踊を披露したり、地域の行事や老人クラブの旅行などでも、きさつに踊りを披露され、皆さんに大変喜ばれています。 踊りは、『佐渡の恋唄』を披露していただきます」。
大谷敏子さん
▶ 13.雨竜町
・紹介者:奥佐智子さん
奥佐智子さん
「雨竜町は、今年6月末の人口が2,454人になり、10年前に比べ600人余が減少し、高齢化が進んでいます。町では高齢化に対する取り組みとして、昨年からボランティア団体の協力により、お年寄りと町民の交流を深めるためのサロンをはじめました。私達もボランティアの人々と一緒に参加し、サロンを盛り上げています。
また、一人暮らしの高齢者を対象にした買い物送迎や、ゴミ出しなどの支援を実施。今後高齢者の趣味や個性にあった活動を推進し、町民みんなで支え合う町づくりに取り組んでいます。
白梅会の会員、笹野博さんは、今年4月に老人クラブに入会された新人の会員さんです。日頃から大変活動的な方で、雨竜町カラオケ同好会会長、文化連盟の会長を務められています。笹野さんは、カラオケが趣味で、キャリアは40年に及び、ベテランらしい小節を効かせた自慢の歌声を響かせます。笹野さんが得意とする五木ひろしの「忘れ宿」を披露していただきます」。
笹野博さん
▶ 14. 沼田町
・紹介者:菅沼繁さん
菅沼繁さん
「北海道唯一の喧嘩あんどんの町・沼田町です。沼田町の人口は、約3,135名で、高齢化率は40%を超えています。連合会は3団体、会員数184名で構成。新規加入が少ないのが大きな課題となっています。
沼田長生会クラブの澤田信子さんは、幌加内町生まれで、昭和49年から沼田町に在住。小さいときから歌うのが大好きで、おばあちゃんに連れられて、こちらで何度も歌ったことがあるそうです。月に一度、仲間とカラオケに行くことが、一番の楽しみとのこと。今日は、澤田さんが大好きな歌、北見恭子の『紅の舟唄』を披露していただきます。叶わぬ心の悲しさと女心を切々と歌い上げます」。
澤田信子さん
▶ 15.北竜町
・紹介者:善岡良雄さん
善岡良雄さん
「北竜町は太陽を味方につけたひまわりの町です。今年も東京ドーム5個分の敷地に150万本のひまわりが咲き誇りました。国内はもとより、海外からも多くの観光客の方々に来ていただきました。当連合会もボランタリー協会と協力し、楽しい思い出となるようひまわりガイドを行っています。
8月19日でひまわりまつりは終わりましたが、今日のこの舞台で『ひまわり娘』の浅野久美子さんに出演していただきます。浅野さんは、道内外のカラオケ大会に出場され、数多くの成績を残されました。平成15年には、キングレコードよりデビューされています。今日は和服姿で、花京院しのぶの『お父う』を披露していただきます」。
浅野久美子さん
浅野久美子さん
会場の様子
▶ 閉会・万歳三唱:浦臼町老人クラブ連合会・三浦輝夫 副会長
浦臼町老人クラブ連合会・三浦輝夫 副会長
万歳三唱
▶ 閉会の辞:空知地区老人クラブ連合会・吉田輝雄 副会長
空知地区老人クラブ連合会・吉田輝雄 副会長
会場の様子
会場を飾る演台花
一人ひとりの自主的な行動力が、地域と仲間と繋がって
生活を楽しく、健康的に導いていく
偉大なる長寿パワーに
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
田園に佇むサンフラワパーク北竜温泉
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子