北竜消防団創立100周年記念式典・演習 2013 の開催

2013/07/07 14:57 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/07/21 16:50 に更新しました ]
2013年7月8日(月)

6月29日(土)、澄み渡る青空のもと、北竜消防団(藤井利昭 団長)の創立100周年を記念し、北竜消防演習が北竜町役場北駐車場にて行われました。


総指揮官・加藤宰 副団長を先頭に入場分列行進
総指揮官・加藤宰 副団長を先頭に入場分列行進


北竜消防演習

・日時:2013年(平成25年)6月29日(土)13:30〜
・場所:北竜町役場 北側駐車場
・主催:北竜町、深川地区消防組合 北竜消防団、深川地区消防組合 深川消防署北竜支署
・後援:北竜消防団連合後援会
・協力:北海道警察 旭川方面 沼田警察署、北竜町交通安全指導員会、北竜町和保育所、北竜町立北竜中学校
・参加隊:深川地区消防組合 北竜消防団第1分団、北竜消防団第2分団、深川消防署北竜支署


行進  整列  深川消防署町、町長、北竜消防団長  整列
北竜町消防演習


入場分列行進

・北竜中学校吹奏学部による元気な演奏に合わせ、行進
・防火の歌 及び 防火の誓い:和保育所の園児達による可愛い踊り、歌、誓い

可愛い園児達は、お揃いのハッピと鉢巻を身にまとい、北竜町在住・辻晃俊さん手作りの纏(まとい)を振りかざして踊り歌います。「火遊びはしません!けいれい!」と元気に誓います! 
観客の皆さん、園児達の可愛い演技に拍手喝采!!!

アトラクション

北竜中学校吹奏楽部演奏:総勢25名参加(部員23名)

・「ミッキーマウスマーチ」「ダンスダンスレボリューション」の2曲をご披露
・リズミカルなメロディに乗って、身体が自然にスイングするような、元気で明るい演奏です
・素晴らしい演奏に、心がウキウキ楽しくなってきます


園児のまとい   敬礼   北竜中学校の吹奏楽部による演奏 
アトラクション


開会式準備

1.人員機械器具点検報告:各隊長から、副指揮官、総指揮官へと報告
2.総指揮官・加藤宰 副団長による指示

準備が整い、開会式です。

開会式

・副指揮官・中村尚一 第2分団分団長の開会のことばではじまります。
・国旗敬礼後、加藤宰 総指揮官へ人員報告となり、総監・佐野豊 町長の挨拶です。


加藤宰 総指揮官    中村尚一副指揮官 
開会式 


総監挨拶:佐野豊 北竜町長

総監挨拶:佐野豊 町長「この栄えある記念式典に際し、藤井団長指揮のもと、平素より消防において、人命財産の保全に多大なご尽力を頂いておりますことに深い敬意と感謝を申し上げます。連日に及ぶ訓練の成果を遺憾なく発揮されまして、演習が立派に終了されることをご期待申し上げます。
北竜消防団は、大正2年(1913年)4月に、私設真竜火防組合が創立して以来、大きな節目となる100周年を迎えます。この間、北竜消防は、関係者の絶え間ぬ努力の積み重ねにより、大きな発展を遂げ、今や大きな消防機関として町民から多大の信頼と期待を寄せられています。
本日までの歩みに改めて思いを巡らし、町民の安全安心の確保のために一層のご尽力を戴きますようお願い申し上げます」


消防長挨拶:渡邊純 深川地区消防組合 消防長
消防長挨拶:渡邊純 様
「本日、このように素晴らしい天候のもと開催されましたことをお慶び申し上げます。北竜消防団100年の長きに渡る組織の中には、火災・水害などの諸々の災害がありました。その対応の為に大変な努力がなされ、今日の輝かしい消防団の礎が築かれたところであります。
私ども深川地区消防組合、深川市・妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町・幌加内町の1市5町の地域は、水害もなし・台風もなし・大変住みやすい地域です。
しかし、一度道内に目を向ければ、昨年9月室蘭・根室で大停電、今年の3月にはオホーツク地域で尊い命が失われた暴風雨がありました。日本国内では、消防職団員が多くの犠牲を出し、今尚大きな爪あとを残す3・11東日本大震災があり、海外では、先月今月とアメリカ合衆国でおきた竜巻など、各地で災害が猛威を奮っております。
アメリカ合衆国の竜巻のニュースを聞いた北竜町民の中には、平成13年(2001年)6月29日、まさに、12年前の今日と同じ日発生した、北竜町での竜巻を思い出しされた方もいらっしゃると思います。
災害は忘れた頃にやってくると言われます。
北竜町民にとって一番頼りになり、一番信頼できるのは、顔の見える北竜消防団員皆さんです。
今後とも団員の皆様におかれましては、日々の訓練を通して団員相互の連携を深めるとともに、「和」の精神のもとに、藤井団長、加藤副団長を中心に、今後益々町民に期待に応えて戴きたいと思います」


統監訓示:藤井利昭 北竜消防団長
統監訓示:藤井利昭 北竜消防団長
「今年は、私設真竜火防組合の100周年の大きな節目にあたります。この長きに渡り引き継がれてきました消防魂を大切にしながら、消防人の日頃からの精進・訓練は必要不可欠と思っています。
本日の記念演習・北竜消防の記念にあたり、原点に立ち返り、日頃の訓練の成果を十分に発揮し、記念演習にふさわしい内容で終えて戴きたいと思っております。
終わりに、本日の演習に華を添えて戴いた、北竜町和保育園児の皆さん、北竜中学校吹奏楽部の皆さんに感謝を申し上げます」 


観閲

空知総合振興局・山根康徳 局長、北竜町議会・佐々木康宏 議長、北海道消防協会空知地方支部・松井英雄 支部長、同・松浦伸治 副支部長、同・門脇芳夫 副支部長、沼田警察署・木村茂典 署長による観閲終了後、閉式となりました。


整列   団旗   観閲 
観閲


演習

1.規律訓練

・中隊長:第2分団・鵜飼孝志 部長

【第1小隊(17名)】小隊長:第1分団・藤井明紀 班長
【第2小隊(17名)】小隊長:第1分団・森島朝夫 班長

一糸乱れぬ、ビシっと引き締まった、見事な行進が続きます。


分列行進   分列行進   分列行進 
規律訓練

本部席   本部席   北竜支署員 
見守る本部席


2. 小型ポンプ操法(水出し)

【第1分団】指揮者班長:深瀬友博
      1番員団員:善岡優介 2番員団員:伊藤伸夫 3番団員:岩渕孝亮
【第2分団】指揮者班長:平林和美
      1番員団員:伊藤守恭 2番員団員:四辻和也 3番団員:渡邊隼斗

・小型ポンプ操法は、4人がかりで60mのホースを延ばし、直径50cmの的をめがけて放水します
・連携して行われる、テキパキとした動作が立派です


ポンプ操法   ポンプ操法   後片付け 
小型ポンプ操法(水出し)


閉会式

総監:藤井利昭 団長から講評を戴き、一同国旗に敬礼。
副指揮官:高橋康詞 第1分団分団長の閉会のことば、総指揮官:加藤宰 副団長への敬礼で、無事演習終了となりました。


総指揮官・副指揮官   総監講評   閉会のことば 
閉会式


和保育所の可愛い園児達の演技、
竜中学校吹奏楽部の元気な演奏で華が添えられ、

日頃の訓練の絶え間ぬ努力の成果が十分に発揮され、

100周年記念に相応しい見事な演習を成し遂げた、
素晴らしい消防人の皆様に、

大いなる尊敬と感謝と笑顔をこめて。。。


まとい 
和保育園児による演技(小型まとい作成:辻晃俊 様)


記念式典・表彰はこちら・・▶

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◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子