平成24年度「生産者がつくる愛食料理コンテスト」で北竜町の2チームが優秀賞を受賞!

2013/01/20 21:15 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/02/07 0:45 に更新しました ]
2013年1月21日(月)

冬型の気圧配置が強まった影響で、大雪となった1月18日(金)午後1時より、「生産者がつくる愛食料理コンテスト」の第2次審査(料理実演)が、札幌市男女共同参画センター(札幌エルプラザ・4階調理自習室)で開催されました。

・主催:北海道・北のめぐみ愛食運動道民会議
・後援:北海道農業協同組合中央会、ホクレン農業協同組合連合会、北海道漁業協同組合連合会
    (公社)全日本司厨士協会北海道地方本部、株式会社 サークルKサンクス
・協力:札幌市

愛食料理コンテストとは、北海道内の農業や漁業などの生産者が作る料理を広く募集し、その中から特に優れた料理を表彰するもので、生産者自ら生産した農産物・加工品や地域の食材を利用して料理します。
こうした生産者の方々の取組や地域の食材のすばらしさを一般に広く紹介することにより、地域経済の活性化を促し、「地産地消」「食育」「愛食運動」の推進に大きな役割を果たすことを目指しています。

今年で6回目となる愛食料理コンテストは、2012年11月30日(金)に書類審査による第1次審査が行われ、38作品の応募の中から12作品が選ばれました。本日、10団体・個人が集まり、料理実演としての第2次審査が開催されました。


窓の外は吹雪   コンテスト2次審査 配置表 
左:窓の外は吹雪・雪で霞む札幌駅  右:室内では熱いバトル「愛食料理コンテスト2次審査 配置表」


事務局の道庁農政部 食の安全推進局 食品政策課 販路拡大グループ・磯部政志 主幹からの事前説明の後、調理実演がスタート。コンテストは、同グループ・小森節子 主査、スタッフ皆さんによって、円滑に進められました。


磯部政志 主幹  説明会模様  小森節子 主査 
愛食料理コンテストに先立って行われたコンテストの説明
北海道農政部 食の安全推進局 食品政策課  左:磯部政志 主幹  右:小森節子 主査


参加者の皆さん

 1.溝口めぐみさん(深川市):なすとベーコンの和風黒米ぱすた
 2.鹿島春美さん(美瑛町):ダブルWゆめぴりか no 鳥ざんぎ・バターライスバーガー
 3.きら☆そら・ピタパンチーム(北竜町):栄養いっぱい!!黒千石大豆と米粉のピタパンズ
 4.豊正FAM協議会ふれあい室(岩見沢市):大地の星ピラフのカレー添え~落花生トッピング~
 5.佐藤文子さん(美幌町):坊ちゃんかぼちゃの肉みそドリア
 6.松浦和枝さん(音更町):おとふけ玉手箱
 7.宇山夕香里さん(東川町):玄米入りヘルシー揚げ
 8.鹿島春美さん(美瑛町):じゃがピューレ de クリーミーほたてキッシュ
 9.白滝じゃが生産部会加工班(遠軽町):
    りんごとひき肉の重ね焼き~白滝じゃがのクリーミーマッシュポテトをのせて~
10.溝口めぐみさん(深川市):黒米プリン
11.きら☆そら・タルトチーム(北竜町):黒千石と米粉のタルト
12.西山悦子さん(羽幌町):秋の里山ロール

・サークルKサンクス賞:戸井っ子倶楽部(函館市):がごめぷりん


審査委員の皆さん


審査員の皆さん 
審査委員の皆さん

審査委員長

・シェフの視点から:
  江本浩司 氏(公益社団法人 全日本司厨士協会北海道地方本部・幹事長、札幌パークホテル総料理長)

審査委員

・栄養士の視点から:
  山際睦子 氏(北海道食育推進検討委員会委員長、北海道食育コーディネーター)
・農産物加工料理の視点から:
  西野洋子 氏(北海道らしい食づくり伝承名人、北海道食育コーディネーター)
・シニア野菜ソムリエとしてマーケティングプランナーの視点から:
  吉川雅子 氏(北海道らしい食づくり名人、北海道フードマイスター、食生活アドバイザー)
・生産者団体の立場から:
  熊谷利恵子 氏(ホクレン農業協同組合連合会 食品安全・安心推進課 課長代理)
・生産者団体の立場から:
  佐々木慶太 氏(北海道漁業協同組合連合会 営業企画部 部長代理)

オブザーバー

・サークルKサンクス賞を代表して:
  小池祐司 氏(株式会社 サークルKサンクス商品本部 北日本商品部 北海道地区バイヤー)

(株)サークルKサンクスは、食や観光の振興などの面で北海道と包括連携協定を結んでおり、当コンテストのサークルKサンクス賞を設けています。これまでいくつかの当コンテストにおける入賞作品等が商品化され、コンビニエンスストアーで販売されてきました。


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左:江本浩司 氏  中:山際睦子 氏(左)西野洋子 氏(右) 右:吉川雅子 氏

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左:熊谷利恵子 氏  中:佐々木慶太 氏  右:小池祐司 氏


◎ 審査委員長・委員のご紹介

審査委員長:江本浩司(えもと こうじ)氏
 公益社団法人 全日本司厨士協会北海道地方本部・幹事長、札幌パークホテル総料理長

 1953年 北海道札幌市生まれ
 1972年 札幌グランドホテルに入社
 1992年 IKA世界料理オリンピックに日本代表選手として参加(金・銀・銅メダルを獲得)
 1995年 アーバンホテル大田市場(東京都)の開業に料理長として携わる
 2002年 札幌パークホテル洋食料理長に就任
 2006年 札幌パークホテル総料理長に就任
 2007年 フレンチ最高の称号「Escoffier(エスコフィエ)」の栄誉を受ける

今年2013年、札幌パークホテルでは、去年に引き続き、「総料理長 江本浩司 賞味会」が開催される予定となっています。賞味会は、道産食材を中心に、江本総料理長セレクトの逸品が続々と登場するディナー、江本総料理長が自ら生産者の現地訪問した取材映像、厨房からのライブ映像、生産者トークなど、ワクワクドキドキする内容が盛り沢山です。


山際睦子(やまぎわ むつこ)氏
 北海道食育推進検討委員会委員長、北海道食育コーディネーター、(社)北海道栄養士会所属

・(社)北海道栄養士会とは、栄養士個人では出来ない研究や研修を中心に、栄養士の資質を高め道民の健康づくりに積極的な活動を進める栄養士の職能団体です。
・北海道食育コーディネーターは、「食育」に取り組もうと考えている市町村や団体の要請により、健康づくり、食習慣、栄養バランス、調理技術、農林水産などさまざまな分野について助言を行う専門家の方々です。


西野洋子(にしの ようこ)氏
 北海道らしい食づくり伝承名人、北海道食育コーディネーター

・「食づくり名人」とは、北海道で地域でその土地ならではの農産物を作っている方、地域が誇るこだわりの加工品や郷土料理を作っている方、地域の風土や食文化などを生かした北海道らしい食づくりを行っている方々。
・その食づくり名人の方々の中で、講師やアドバイザー等となって北海道らしい食づくりを進めるための指導や助言ができる方が「食づくり伝承名人」として任命されています。
・西野洋子氏は、以前ニセコ町において、町内の加工研究会をご指導され、地元の伝統的料理を持ち寄った「食の展覧会」を開催されたり、地元高校生の加工研究活動を支援等、ニセコ町の地産地消や食文化振興の中心的存在として、幅広い食育活動に積極的に取り組んでいらっしゃいました。
・現在は、札幌市在住で、全道の農家さん達の良い相談相手としてご活躍されています。


吉川雅子(きっかわ まさこ)氏
 有限会社エムズプランニング代表取締役、シニア野菜ソムリエ、「夢カフェまーくる」主宰、
 北海道の6次産業化プランナー、北海道らしい食づくり名人、北海道フードマイスター、食生活アドバイザー

 ・2003年5月ジュニアベジタブル&フルーツマイスターを北海道で最初に取得(現在は上級資格のシニア野菜ソムリエを取得)。
・2008年、札幌市中央区で「ベジカフェまーくる」という、野菜のバイキング形式、北海道の素材や加工品の展示販売などを行うお店をオープン。
・2012年11月より「夢カフェまーくる」と店名を変更。
・2012年12月、北海道の「平成24年度6次産業化プランナー」に認定された吉川さんは、「夢カフェまーくる」を「食育と6次産業化の振興」の拠点として再始動されました。


白熱の料理コンテスト


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左:きら☆そら・ピタパンチーム(左から)永井美保子さん、松永幸恵さん、蔵本こずえさん、森由紀さん
右:きら☆そら・タルトチーム(左から)深瀬アユミさん、赤松未紀さん、我部山真美さん、斎藤ひとみさん


6名の審査員の方々の厳しくも熱いまなざしに見守られながら、緊張感漂う熱戦が繰り広げられた80分間。
80分後に最高に美味しい状態で料理を完成させるための、創意工夫と努力のクッキングが続きます。

審査委員の方々の視線は、料理人の手元であったり、火加減であったり、選ばれた素材そのものであったり様々。
料理作品の見栄えや美味しさに加え、素材の選び方、組み合わせ方、料理の手際良さ、料理手順、料理方法などあらゆる視点からのセンスが、審査の対象とされます。

会場いっぱいに美味しい匂いが充満し、ついに調理実演終了。


料理づくりの様子 
料理づくりの様子  写真(163枚)はこちら


 市町村の生産者が交流しながら試食会

完成したお料理は、北海道放送(HBC)が番組収録用に、一作品ごと丁寧に撮影を行いました。当日の18時15分からのHBCのニュースの一部で「生産者がつくる愛食コンテスト」の模様が放映されました。

別室では、試食用のお料理が運び込まれ、審査委員による厳正なる試食審査が行われました。審査は難航し、表彰式の開始時刻16時が、延長されるほど。

参加者は料理が完成して、ホッと一息つきながら、和気あいあいと地元の特産品や料理方法などについての楽しい会話。お腹も落ち着いたところで、表彰式会場へ移動です。


笑顔で語り合う試食タイム 
美味しい&笑顔で語り合う試食タイム


審査結果発表・表彰式

表彰式会場では、皆さん、手に汗握る思いで、発表を待ちわびました。
表彰式で呼ばれる受賞者の皆さん。また、後援団体の皆さまから副賞が授与されました。


表彰式   表彰式 
表彰式


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左:最優秀賞・白滝じゃが生産部会加工班
中:優秀賞&米粉賞・西山悦子さん 右:優秀賞・きら☆そら・ピタパンチーム

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左:優秀賞&ほたて賞・鹿島春美さん 中:優秀賞・きら☆そら・タルトチーム
右:サークルKサンクス賞・戸井っ子倶楽部


受賞料理

最優秀賞

xxx★ 白滝じゃが生産部会加工班・江面陽子さん(遠軽町)

りんごとひき肉の重ね焼き ~白滝じゃがのクリーミーマッシュポテトをのせて~」



地元白滝産(自家産)のじゃがいも、玉ねぎ、牛乳と卵は、近所の農家さん(白滝 平岡農園の平飼いの「自然卵」)を使用。

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りんご「ひめかみ」やひき肉、その他の調味料もすべて北海道産にこだわり、北海道の良さがぎっしり詰まったお料理です。

黄金色に輝くクリーミーなマッシュポテトの下から、ジューシーな肉汁がジュワ~っと溢れ、甘~く漂ってくるりんごの香りが、最高です。




優秀賞 

xxx 西山悦子さん(羽幌町)
「秋の里山ロール」(米粉賞も受賞)


米粉に砂糖、塩、水を加え蒸してつくる北海道の昔ながらのお菓子「べこもち」。

自家産のかぼちゃ、さつまいも、枝豆、そして地元羽幌町産の小豆を柔らかく煮て、巻いていくお菓子。出来上がりを糸で切っていく匠な技がお見事。

笹の葉に乗せ、色とりどりの鮮やかさが日本の秋の風情を漂わせています。


xxx きら☆そら・ピタパンチーム(代表: 永井美保子さん・北竜町)
「栄養いっぱい!!黒千石大豆と米粉のピタパンズ」


地元北竜町(自家産)の黒千石大豆をハンバーグとサラダにたっぷりと使用。ピタパン生地も、自家産の米粉でモッチモチのボリューム満点、栄養満点のおやつです。

玉ねぎ、人参、レタスと色鮮やかな野菜たちもたっぷりで、みんなの想いがいっぱい詰め込まれたピタパンです。

xxx 鹿島春美さん(美瑛町)
「じゃがピューレ de クリーミーほたてキッシュ」(ほたて賞も受賞)


パイシートを別焼きしないキッシュ。チーズとじゃがいもピューレが、マイルドでクリーミー。

 表面をさっと焼いたホタテとエビとポテトが、程よい歯ごたえで、クリーミーなピューレと絶妙なコンビネーション。新感覚のキッシュの新鮮な味わい!



xxx きら☆そら タルトチーム(代表:斎藤ひとみさん・北竜町)料理担当:赤松未紀さん
「黒千石と米粉のタルト」


黒千石は、他の黒大豆よりも、大豆イソフラボン及びポリフェノールの含有量が高く、免疫力を高め、アレルギー症状を抑える効果があります。今回使用したものは、北竜町産の減農薬栽培の黒千石大豆です。
タルト生地の米粉は、メンバーが持ち寄ったお米から製粉した米粉(北空知産 きら☆そらブレンド)です。飾りに使用したきな粉は黒千石のきな粉で、普通のきな粉と違い、ほのかな甘味と風味があり、米粉のタルトをより一層ひきたててくれる、素敵な存在です。

サークルKサンクス賞 
xxx 戸井っ子倶楽部・中村きせ子さん(函館市)

「がごめぷりん」


函館産のがごめ昆布は、健康に良いとされるフコイダンの栄養素をたっぷりと含んだものです。

卵、牛乳、生クリームで作るプリンは、子供からお年寄りまで、手軽な食べやさが好評です。カラメルソースの程よい塩味が新しい美味しさの秘密!


参加賞を受賞された作品

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左:溝口めぐみさん(深川市):なすとベーコンの和風黒米ぱすた・黒米プリン
中:豊正FAM協議会ふれあい室(岩見沢市):大地の星ピラフのカレー添え~落花生トッピング~
右:佐藤文子さん(美幌町):坊ちゃんかぼちゃの肉みそドリア

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左:松浦和枝さん(音更町):おとふけ玉手箱
中:宇山夕香里さん(東川町):玄米入りヘルシー揚げ
右:鹿島春美さん(美瑛町):ダブルWゆめぴりか no 鳥ざんぎ・バターライスバーガー

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数々の料理


受賞、おめでとうございます!!!

参加された皆さんのお料理は、賞をつけるのが大変難しいと思われる程素晴らしい、
質の高い作品の数々に大変感動しました。ありがとうございました。



北海道農政部・北村健 食の安全推進監よりご挨拶

xxx主催者を代表して、北海道農政部 食の安全推進監 北村健 様より、御礼のご挨拶。

「生産者の皆さんのこだわりの詰まった、優れた料理の数々で、審査にあたられた審査員の方々は大変ご苦労なさったと思います。ご後援戴いている各団体の皆さんには、農水産・畜産物における地産地消、地域の向上にご尽力を戴いていることに対して、心よりお礼と感謝を申し上げます。
 また、(株)サークルKサンクス様におかれましては、これまで受賞されたお料理のコンビニエンスストアでの商品化、美唄の高校生とコラボ戴いたスイーツの商品化など手厚いご支援を戴いております。
 このような取組は地域の人々ばかりでなく、その地域をこれから担っていく若い人々たちの大きな励ましとなり、勇気を与えて戴けるものとなっていきます。深い感謝と御礼を申し上げるとともに、北海道の地域の特産品を生かした商品づくりにお力添えを頂ければと思います。
 こうした活動は、地域の皆さんとともに、地産地消、食育を通じて、愛食運動を積極的に勧め、地域の活性化をしっかりと後押ししていきたいと思います」


サークルKサンクス・小池祐司様のご講評

xxx株式会社サークルKサンクス商品本部 北日本商品部 北海道地区バイヤー・小池祐司 様。

「当社が『愛食料理コンテスト』に参加させて戴いて今回で4回目です。毎回思うことですが、会を重ねる毎に、皆さんのお料理のスキルが向上しており、レシピのレベルが高くなっていることに驚いています。
 北海道の食文化を育てていくことの手助けをしたいと考え、このコンテストに参画しておりますが、食の分野で北海道の底力は、これからまだまだ伸びるのではないかと思います。
 私達コンビニという媒体を使って、多くの消費者の皆さんがご家庭において、道産品を食してもらえる機会が増えれば・・・と考えております。
 コンビニエンスストアーにおける考え方も、昔と違ってきており『健康思考』が重視されるようになってきました。今までは、コンビニの商品は体に悪いものという印象が強かったのですが、これからの時代少子高齢化で、子どもが食べても、お年寄りの方が食べても健康的なものが求められてきています。
 こうした傾向を踏まえて、今回のサンクスKサンクス賞に選考した作品が、戸井っ子倶楽部の『がごめぷりん』です。とても栄養価の高い『がごめ昆布』を食材に使い、プリンというお子様からお年寄りまで、食べやすいスィーツにしたという、その独創性を高く評価しました。
 その他の作品も、健康志向に合致した作品が多かったと思います。今後とも皆さんのご活躍を期待しています」


江本浩司 審査委員長より2次審査のご講評

xxx「皆さん、本日は大変お疲れ様でした。
 正直言って、どの作品もほとんど差はありませんでした。しかし、コンテストなので審査を行った訳ですが、味はもちろんのこと、見た目・将来性に焦点を当てて審査させていただきました。
 私はホテルのシェフとして、美味しさだけではなく、対価を戴いて出せるお料理になっているかを考えて料理しています。
 皆さんもこのお料理を出して、お金をいただけるものかどうかを考えてみてください。
 普段着ではなく、ちょっと力をいれて、お化粧したり、おしゃれしたりする気持ちで、飾り付けや見た目を良くしていただければ、まだまだアピールできると思います。
 コンテストの試食では、少ししか食べませんので、味は、少し濃い目につけた方がいいと思います。薄いと味がないと判断されます。今後コンテストに出場の際には、参考にしていただければと思います。
 いずれにしても、今回は素晴らしい作品が揃いました。
 こうしたコンテストから、商品として世にでる作品が誕生することを願っています」


喜び溢れる生産者・審査委員・応援の皆さん

参加された皆さんの思いっきりやり遂げた満足感と安心感、受賞された嬉しさと感動の笑顔いっぱいです。


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 若手女性農業者グループ「きら☆そら」
 
今回参加された、若手女性農業者グループ「きら☆そら」(深瀬アユミ 代表・北竜町)は、2011年春に誕生した、北空知で農業を営んでいる若手女性農業者のグループです。

北空知管内1市5町から集まったメンバーで構成されています(メンバーの15名は、北竜町6名、秩父別町4名、妹背牛町2名、深川市1名、沼田町1名、雨竜町1名)。農業経営のパートナーとして、また自分磨きとしても、経験し学びながら、楽しく様々な活動に参加していらっしゃる活発な女性たちです。

今回は、2チームに分かれて、参加されました。

・タルトチーム
 代表:斎藤ひとみさん、料理担当:赤松未紀さん

「みんなでアイデアを持ち寄り、試作を繰り返して、このタルトが誕生しました。これまで何度も失敗ばかりでしたが、本番の今日の出来栄えはパッチリ!大成功です!制限時間内に、完成品を最高の状態に持っていくための時間調整が難しかったです」と本番に強い赤松さんのお言葉。

・ピタパンチーム
 代表・料理担当:永井美保子さん

「審査委員の熱い視線を感じながらの実演は、大変緊張の連続でした。ピタパンの生地を一枚づつ焼く時、ぷくっと生地が盛り上がっていった瞬間のチームメンバーの応援の歓声と笑顔が、嬉しかったです。家庭とは違う、慣れないガスレンジの火加減の調整が、大変難しく、ヒヤヒヤ、ドキドキでした」みんなの温かい声援にしっかりと応えることができて、満足気な表情を浮かべる永井美保子さんです。


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左:きら☆そら・ピタパンチーム   右:きら☆そら・タルトチーム


自ら愛情たっぷりに育てた食べものを

みんなの美味しい笑顔を心に描きながら、

アイデア豊富に作り上げていく、自己表現の芸術作品。

地域の心が活性化し、生命を育み、繋いでいく「愛食運動」に、

大いなる尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


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きら☆そらメンバーで記念撮影   コンテストの写真(163枚)はこちら


◆ 黒千石事業共同組合    ホームページ
 〒078-2503 北海道雨竜郡北竜町字碧水31-1
  Tel(Fax):0164-34-2377


◆ 参考記事

「きら☆そら」が優秀賞 愛食料理コンテスト【北海道新聞 中・北空知版】(2013年1月26日)
若手女性農業者グループ「きら☆そら」が、月刊農業雑誌『ニューカントリー』の取材を受けました(2013年1月25日)

永井美保子さん(北竜町)の「黒千石入り米粉パントリオ」クッキング教室開催@若手女性農業者グループ「きら☆そら」(2012年2月2日)
平成23年度「生産者がつくる愛食料理コンテスト」で永井美保子さん「フライパンで焼く!!黒千石入り米粉パントリオ」が優秀賞受賞!(2012年1月16日)

平成23年度「生産者がつくる愛食料理コンテスト」の入賞作品が決定しました!<北海道庁ホームページ>


◇ 撮影=寺内昇  取材・文=寺内郁子