祝!佐野豊町長 再選

2016/02/07 18:39 に 寺内昇 が投稿   [ 2018/02/06 22:35 に更新しました ]
2016年2月8日(月)

任期満了に伴う北竜町長選が2月2日(火)告示され、現職の佐野豊氏(64)が無投票で再選されました。
現職の任期は2月21日まで、2月22日(月)より、2期目となります。


佐野豊 町長 
佐野豊 町長

佐野町長よりご許可をいただきましたので、2月2日(火)出陣式の第一声の内容、実績を掲載いたします。

出陣式第一声の内容

 今時代の時代の大きな変換期にあって、小さな町を取り巻く環境は非常に厳しくなっております。「少子高齢化・人口減少問題」「空きや・空き地対策」など、町づくりの課題が山積致しております。
 そんな中にあって早急に整備しなければならないのは「Aコープの撤退に代わる商業施設の整備」であります。
 新しい商業施設については、多くの町民の皆さんから貴重なご意見を沢山頂いておりますので、その事を基に「商工会・JAと町」が一緒になって取り進めておりまが、有利な補助金の活用を考えて「商工会が事業主体」となり、場所については、今の商工会の裏の所を考えておりますし、店舗を担って頂くのは「ホクレンAマート」と「道北アークス」と、出店についての細かい協議を進めているところであります。

 昨年12月に北竜町の人口は、2,000人を割り込み、とうとう1千人台となりました。しかし、小さくとも活力に満ち溢れ、町民が心豊かに光り輝く町づくりの実現に努力をして参ります。今、北竜町は全国から高く評価をいただいて「注目」をされている町であります。

 その一つは、安全で安心な農産物を生産する農業であります。「ひまわりライス」は生産者の[顔]が見えるお米であります。北竜町の先人の方々の想像を絶する努力の積み重ねにより「食べものは生命」の精神を守り、自然豊かな肥沃な大地が広がっています。
「生産情報公表JAS」の取得は全国で北竜町だけであります。だから「ふるさと納税」として「件数で2万3千件」「金額で約3億円」全国から驚異的な寄付金が寄せられているのであります。2万件を超える寄付者の「名前や住所」は貴重な「宝」であります。北竜町の様々な情報を定期的に発信する「メールマガジン」を構築するなど、交流人口の増大や移住定住への波及効果を図って行きたいと考えております。私は、北竜町の農業を強く推進して参ります。

 次に、「ひまわりの里」も、日本有数の観光地として全国から注目をされておりまます。これも集落支援員として北竜ポータルサイトを管理して頂いております「寺内夫妻」よる「高いレベルの情報の発信」と町の若い皆さんが自らが立ち上げた「ご当地ヒーロー・ノースドラゴン」のめざましい活躍などにより「ひまわりの里」の観光客は年々増えております。
 従って、ひまわりの里の景観整備と併せて「ノンノの森の整備」と新たに「観光客に優しいトイレの整備」を行うなど、国内は元より海外にも目を向けて行きます。

 また、「ひまわりの里」の価値を対価を持って評価をして頂く事も考えて「入場料・駐車料金」について、今年1年かけて町民の皆さんと充分検討させて頂きたいと考えております。
 北竜町が「ひまわりの町」として知名度が高まる中、日本最大の油企業であります「日清オイリオ(株)」から、収益性の高い「プレミアム用ギフト商品」として、北竜町の「ひまわり」を活用した「ひまわり油]の製造・商品化に着手したいとの申し出がありました。
 「収穫・乾燥・搾油」などの作業工程で課題も沢山ありますが、「ひまわり油」と言う、新たな地域資源を創出する事で、「ひまわりの町」としての地位を更に確立するとともに、ひまわり油を購入した方々が「ひまわりの里」に訪れると言う「循環」も期待されるところであります。

 1月28日に「町・JA・生産者・日清」が参画して「ひまわり油再生協議会」が設立したところであります。
 また、このプロジェクトは、国の「地方創生先行型交付金事業」として採択されておりますし、北海道の地方創生のモデル事業として位置づけされておりますので、新しい北竜町の特産品として大いに期待をされるものであります。

 もう一つは、若年認知症のケアを中心とした福祉の町づくりであります。
 若年認知症と言えば「一関元町長」であります。一関町長は、その病気を公表し、テレビ、マスコミに出演して、北竜町は若年認知症に優しい町であることを全国に知らしめてくれました。それは、まさに、生命をかけたトップセールスであり、私たちの歩むべき道を示唆してくれたのだと思います。
 そうした中で「若年認知症家族会”空知ひまわり」が誕生し、沢山の支援活動を行っております。「空知ひまわり」のボランティア活動は全国の福祉の団体や家族会から注目されております。そして「ひまわりの里」にも、毎年多くの「患者・家族・サポーター・医師の方」が全国から訪れております。
 昨年、東京で頑張っていた町内の男性(45歳)が若年認知症と診断されて、今、お母さんと一緒に町内に暮らしております。認知症患者は全国で500万人に達すると言われており、国の国家戦略にも位置づけられております。若年認知症にかかった人は社会参加や労働への希望を持っても、仕事が無くて生活は大変なのであります。
 ハウスを利用した農業で「就労支援」が出来ないか、厚生労働省にも支援策を要望しております。
 明るく健康なイメージの「ひまわり」と豊かな自然と農業を土台として、福祉の面でも世の中に貢献できる町にしたいと考えております。

 また、「子育て支援」も「高齢者の福祉施策」も「商工業の支援」もしっかりやらさせて頂きます。
 町民が安心して暮らせる事、そして町民の幸せの為に働く事が、私の仕事であります。町民が主役の町づくりの為に一生懸命頑張ります。



 
▷ 健やかな笑顔と癒しの町、心の豊かな町をつくります

 ひまわりのように明るく元気な健康長寿の町を推進します。豊かな緑と清らかな水と肥沃な大地が織りなす北竜の自然を守ります。ひまわりの里、サンフラワーパーク北竜温泉などの観光資源を生かした町づくりを進めます(北竜温泉の大規模改修・スラックラインの普及など)。

▷ 緑豊かな田園と生活する喜びの、稔り豊かな町をつくります
 担い手の育成を重点的に進め、環境保全型農業と持続可能な経営体制の整備に努め有害鳥獣対策の強化など多様な支援対策を推進します(ひまわり油再生プロジェクト「地方創生交付金事業」・後継者の結婚促進対策・農業法人化の推進・農業研修生の受け入れ強化など)。

▷ 子供たちの笑顔が輝く、未来豊かな町をつくります
 子供は町の宝、健やかな成長は北竜町の未来を築く礎です。すべての親が安心して子育てができるよう、子育てを町全体で応援する多面的な取り組みを推進します。女性が仕事と子育てが両立できる環境を整備します(子育て支援事業日本一を目指します! 保育料・給食費・修学旅行費・入学祝い金・心のプロジェクト「夢の教室」「芸術鑑賞の旅」・外国語の推進など)。

▷ 安全で安心して暮らせる、思いやり豊かな町をつくります
 町ぐるみで福祉ネットワークの形成と福祉サービスを推進します。支え合い助け合う地域づくりに向け、町民の福祉意識の高揚を図ります(地域支え合いセンター整備・認知症予防の町宣言・除雪支援の強化・空き家解体費等助成・高齢者住宅の建設・乗り合いタクシー・在宅医療介護連携の推進など)。

▷ ひまわりや特産品をトップセールス、大地豊かな町をつくります
 安全で安心な食糧を生産する北竜町の農業は全国から注目をされています。一層のトップセールスで国内は元より海外にも目を向けて行きます。観光資源の景観整備と外国人受け入れ対応を推進します(移住者受け入れ対策の強化・ひまわりの里トイレ整備・ふる里納税者プロジェクト・観光資源の景観整備など)。

▷ 明るく元気な人を育む、活気豊かな町をつくります
 地域の活力の向上や雇用の揚の確保のために商工業・建設業を応援します。買い物弱音を出さない様、Aコープ撤退後の対策を進め、地元購買力の増加を図ります。太鼓やコーラス・そば食楽部・ノースドラゴン・など頑張っている人を応援します(若年者雇用助成・地域づくり人材育成助成・新たな商業施設整備・地元企業の活性化支援・店舗新築等整備助成など)。

▷ 一人一人の声を大切にするふれあい豊かな町をつくります
 町民の皆さんとのふれあいを大信にした町民主役の町づくりを進めます。町民自らによる地域の維持・充実・支え合い助け合う地域づくりを応援します(町長室開放デー・町民対話プロジェクト・花の街づくりの推進など)。


佐野町政4年間の取り組み

 1年目(平成24年度)  2年目(平成25年度)
・開町1 2 0年記念式典・記念事業
・農畜産物直売所「みのりっち北竜」オープン
・北竜温泉20周年記念商品券配布
・高等学校通学費助成等事業開始
・鳥獣害被害防止電気牧柵の設置
・町民対話プロジェクトの開始
・人間ドック事業の拡充
・北竜町暴力団排除条例の制定
・郷土資料館りニューアルオープン
・町長室開放デーの開始
・町長専用車の廃止
・高齢者世帯等除官費助成事業
・北竜消防団創立1 0 0周年記念式典
・戦隊ヒーロー「ノースドラゴン」
 ゆるキャラ「ひまわり咲ちゃん」デビュー
・日本サッカー協会「夢の教室」開始
・全国農村交流ネット21北竜町の開催
・小さな町の大きな演奏会「歓喜の歌」
・農村環境改善センター耐震化大改修工事
・農業研修生宿泊施設整備
・外国語指導助手の移住
・北空知五市町災害時総合応援協定
・町道小豆沢線道路整備工事
・児童・生徒芸術鑑賞の旅開始
 3年目(平成26年度)  4年目(平成27年度)
・美葉牛研修センター耐震化大改修工事
・消防救急デジタル無線整備事業
・除雪ロータリー整備事業
・北空知圈学校給食センター建設工事
・地域公共交通(自宅前送迎車)開始
・オリジナルカレンダー制作(十色の風景)
・桜岡公営住宅建設工事
・町道培本社古作線整備工事
・町道中の岱2線整備工事
・農道板谷川端線整備工事
・定住促進・子育て支援・保健事業の拡充
・ふるさと納税の積極的な取り組み
・消防庁舎耐震化大改修工事
・広域小麦・大豆乾燥調整施設建設工事
・運転免許証自主返納サポート事業
・除雪ドーザー整備事業
・橋梁長寿命化改修工事
・ひまわり油再生プロジェクト(日清)
 (地方創生総合戦略事業採択)
・三谷コミュニティセンター建設工事
・ふるさと応援寄付金(約3億円)
・災害非常持ち出し袋全戸配布
・エーザイ(株)認知症連携協定締



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