2015年6月1日(月)
花や植物をこよなく愛する佐野豊町長。今年も、奥様のとも子さんと共にお手入れの行き届いたご自宅のお庭は、清楚で美しい花々が彩りを添えています。
佐野豊町長宅を飾る花々
佐野町長がガーデニングに興味を持ち始めたのは20年程前。はじめは自己流でお庭の手入れをされていたのですが、奥様とも子さんのお薦めにより、園芸関係の講習会に参加されました。
そして2010年(平成22年)、北海道ではじめて開催されたハンギングマスターの専門講座(英国王立園芸協会日本支部・RHSJと日本ハンギングバスケット協会連携による講座)を学び、資格認定試験に合格され、英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)ハンギングバスケットマスターの称号を授けられました。
英国王立園芸協会(RHS:The Royal Horticultural Society)は、1804年に英国で創立。世界最大の園芸団体で、エリザベス女王が総裁を務める協会です。本部は、ロンドンのビンセントスクエアにあり、世界におよそ43万人以上の会員が園芸普及のための活動をしています。
世界での唯一の英国本部直轄支部として日本支部(RHSJ)が1987年(昭和62年)に誕生。今年2015年(平成27年)で28年目を迎えます。
▶ 佐野流ハンギングバスケット
毎年、佐野町長のお庭は様々な種類の佐野町長オリジナルハンギングバスケットで華麗に彩られます。
▶ 用意するもの
花の苗、ハンギングバスケット、ハンギング用台、水苔、用土(ハンギング専用土や草花栽培用の培養土)、園芸用軽石、ビニール手袋、スコップ等。
(花の苗:ツルニチソウ、ペチュニア、バーベナ、ネメシア、ローダンセマム、アリッサムなど)
花の苗:ツルニチソウ、ペチュニア、バーベナ、ネメシア、ローダンセマム、アリッサムなど
左:水苔、用土(ハンギング専用土や草花栽培用の培養土)、園芸用軽石
右:ハンギングバスケット、ハンギング用台
▶ 作り方
▶ 1.水苔に充分水を含ませる
1.水苔に充分水を含ませる
▶ 2.水苔を敷き、軽石を置く
2.水苔を敷き、軽石を置く
▶ 3.培養土をのせていく
3.培養土をのせていく
▶ 4.バスケットの切れ目の部分にも水苔を置く
4.バスケットの切れ目の部分にも水苔を置く
▶5.花の苗は、ビニールポットから取り外し、余分な土を除いて柔らかくほぐしておく
5.花の苗は、ビニールポットから取り外し、余分な土を除いて柔らかくほぐしておく
▶ 6.ビニールポットの底を切り取って、苗を差し込む時の保護シートに使用
6.ビニールポットの底を切り取って、苗を差し込む時の保護シートに使用
▶ 7.慎重にバスケットの切り込みに差し込んでいく
7.苗の根や茎をビニールシートで保護しながら、慎重にバスケットの切り込みに差し込んでいく
▶ 8.用土や水苔を足しながら、下の段から上へと苗を植え重ねていく
8.用土や水苔を足しながら、下の段から上へと苗を植え重ねていく
▶ 9.全体を整えて完成
9.全体を整えて完成
▶ 10.直射日光が当たらない庇のある玄関にセッティング
直射日光が当たらない庇のある玄関にセッティング
▶ 佐野町長のひとこと
佐野町長のひとこと
「今日のバスケットは、紫系に白の花をいれてエレガントにまとめてみました。作りたてでは花は下を向いていますが、次第に上向きに立ち上がります。そして、花の成長に合わせて全体の形を整えていきます。
北竜町では毎年この時期になると、町の数か所に大型植木鉢が飾られます(チューリップ・パンジーなど)。
また、商工会女性部の方々によって、国道沿いに可愛いフラワーポットが設置されます。
人口が減少する北竜町では、商店が閉店し市街地でも空きスペースが目につくようになりました。花を飾って、少しでも町全体が明るく美しくなればと思います」と優しい笑顔でお話くださった佐野町長です。
佐野町長のご自宅を飾る花や鳥たち
町民が心合わせて、ゴミ拾いを心がけ、ゴミのないきれいな町・北竜町。
花を愛で、花色に町全体が染まる、太陽の花・ひまわりの町・北竜町。
心豊かに彩られる町・北竜町に、
大いなる愛と感謝と笑顔をこめて。。。
結婚の記念に植栽した姫リンゴの木@町長宅のお庭
(写真引用:奥様の佐野とも子さんブログ「はる・なつ・あき・ふゆ」)
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◆ 関連記事・ページ
・北竜町・佐野豊 町長の町政にかける想い(2013年1月1日)
・北竜町ポータル内佐野町長関連記事
・RHSJ 英国王立園芸協会日本支部 ホームページ
・The Royal Horticultural Society(英国王立園芸協会)ホームページ
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子