２０１２年１２月２７日（木）
社団法人北海道農業改良普及協会が発行する『農業の友』２０１３年１月号で、北竜町「ファームビジョン尾崎農場・尾崎圭子さん」が紹介されました。ご家族の写真が表紙を飾ります。
記事は、「六次産業化法の認定を受けて、米粉パン・味噌の商品づくりに挑戦」（4〜6ページ）。
六次産業とは、第一次産業である農畜産物、水産物の生産だけでなく、食品加工（第二次産業）、流通、販売（第三次産業）にも農業者が主体的かつ総合的に関わることによって、加工賃や流通マージンなどの今まで第二次・第三次産業の事業者が得ていた付加価値を、農業者自身が得ることによって農業を活性化させようというもの。第１次＋第２次＋第３次の数字を足して６次と呼ぶものです（参照：wiki）。
尾崎圭子さん（５６歳）と夫の浩さん（６５歳）は、計画書を農林水産省に提出し、「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律（六次産業化法）」の認定を受けられました。
認定者は、加工・販売施設の建設や、商品開発の試作品づくり、販路拡大などに必要な資金の補助を受けられるそうです。また、農林水産物の生産・加工、商品開発、マーケティング、経営管理などの専門家からのサポートも無料とのこと。
圭子さんは、専門家からのサポートを受けて、米粉パンと味噌の商品開発を行い、２０１３年には販売を開始される予定です。
次世代を見据えた生産者の取り組みが、ここ北竜町でも始まっています。
 
『農家の友』２０１３年１月号
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◆ 関連ページ
・北海道の農家を元気にする今月の『農家の友』
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・農林水産省「農山漁村の6次産業化」の申請などについて
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