2012年2月6日(月)
北竜町碧水地区の「高齢者向みどり団地公営住宅」は、断熱性・省エネに優れた高性能木造平屋住宅。町内の原則として65歳以上のご夫婦が生活されていらっしゃいます。
北竜町の冬は雪深く、特に今年は例年にない積雪量。高性能住宅とは言え、雪はねには人の手が必要です。 棟の前の雪は、真向かいの認知症対応型共同生活施設「グループホーム碧水」の施設長・及川雅裕さんが、ボランティアでショベルカーを使って排雪してくださっています。 みどり団地公営住宅の出入り口の雪はねは、住宅の住民が話し合って外部にお願いしています。 どんなに雪が降っても、土日もなく毎朝、場合によっては朝と晩・1日に2回、みどり団地公営住宅の出入り口の雪はねをされているのは、松浦敏弘さん親子。 2月5日(日)も、早朝から雪はねです。 棟の出入り口がきれいに除雪されたところで、松浦さん「屋根の庇の雪が危ないな。ちょっと梯子を持って来て、雪おろすべ」と一言。庇の雪下ろしが始まりました。 屋根では足場を確保して固くしまった雪下ろし。下では、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで力を合わせて雪かき。 固くて重い雪も、徐々に片付いていきます。 町の元気な人が、温かいお心遣いで、高齢者の生活をサポート。 町民皆で力を合わせて乗り切る、北竜町の冬です。
屋根の庇から、雪の固まりが落ちそうです(撮影:2012年2月5日)
松浦敏弘さん親子
入居している高齢者の皆さんで力を合わせて雪かき
ヨイショ!屋根の雪は固くて重いです
庇の雪もなくなり、一安心
◇ いくこ&のぼる
|