笑顔が広がり笑い声が響く「碧水ミニバレー同好会」北竜町の老若男女が集い楽しむ

2019/11/17 15:11 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/11/17 17:28 に更新しました ]
2019年11月18日(月)

碧水生きがいセンター(北竜町)にて、バレー経験者・未経験者問わず、碧水地区内外の26歳〜77歳までの老若男女が参加して、楽しくミニバレーを楽しんでいます。


ミニバレーに使われるソフトバレーボール 
ミニバレーに使われるソフトバレーボール


碧水ミニバレー同好会

碧水ミニバレー同好会は、毎週水曜日・土曜日の週2回、19時より碧水生きがいセンターで活動。現在会員は43名。毎週、10人〜20人の方々が自由に練習試合に参加しています。

体育館では、半分の部分に1面のネットが張られ、もう片側は子どもたちの遊び場。練習試合は5人対5人のチームに別れ、21点先取りで勝負を決める。ゲーム毎にメンバー交代して、繰り返し実施。2時間、みんなで声を掛け合いながら、楽しんで心地よい汗を流します。

チームの代表者は、地域ごと2年おきに持ち回りで担当が変わります。誰でも自由に気軽に参加可能で、新しいメンバーは大歓迎!


参加者で記念撮影! 
参加者で記念撮影!


鈴木節也さん

これまでは、年2回の町内大会の試合に備えての冬期間中のみ、週1回開催していました。定年後を機に2年前から、この同好会に参加した鈴木節也さん(67歳)の提案により、週2回(火曜日と土曜日)に練習が増えました。

「週2回開催の最初の頃は、人が集まらない時のために、卓球やバトミントンの道具を用意しました。でも、始めてみると、これまで一度も使ったことがありません」と、楽しいミニバレーの人気の高さを語ってくださった「せっちゃん」こと鈴木節也さんです。


鈴木節也さん 
鈴木節也さん


高田教子さん

碧水ミニバレー同好会は、昭和63年(1988年)設立。初代代表の高田教子さん(76歳)は、今も現役で活動を継続していらっしゃいます。「のりちゃん!」とメンバーみんなに慕われる同好会最高齢の高田さんです。


高田教子さん 
高田教子さん

思い出の写真 
思い出の写真

創立10周年記念「碧姿」碧水ミニバレー同好会(平成5年) 
創立10周年記念「碧姿」碧水ミニバレー同好会(平成5年)


「私は、この同好会が始まって以来、30年以上親子3代と一緒に、休むことなくミニバレーを続けています。3人の子ども達も小さい頃から一緒に楽しんでいました。そして、お嫁さんと一緒にプレーするのが楽しみになり、今では孫まで、一緒にプレーができて、とても幸せだといつも思っています。子供が小学校の時は、学校の先生方も参加し、先生がバレーの指導をしてくださったこともありました。

この同好会は、思いっきり身体を動かして、みんなで楽しく活動できるところがいいですね。普段町内で声をかけないような人・年代の違う人々(若い人・子どもたち)等とも、会って会話ができることがとても楽しいです。その年によってはメンバーも変わり、それぞれが個性豊かなメンバー構成になっていくので、その時代ごとに楽しみながらプレーできます。

ミニバレーで冬場に体を動かしておくと、春作業の時、身体がとても楽に感じます。農作業は、座って行う作業が多く、両手を上げる動作が少ないので、いい運動になっていますよ。最初は筋肉痛ですが、やっている内に慣れてくるので、痛くなくなってきます。

やはり、年をとるごとに、身体の衰えを感じています。最近、足がだるくて、下肢静脈瘤の手術をしました。でも、術後1週間でミニバレーに復帰して、いまではなんともなく元気に参加しています。

一時、参加人数も少なくなった時もありましたが、それでも北竜町の大会には、沢山の人々が参加しますので、大会近くになると練習に参加する人が集まってきます。大会が無くならない限り、同好会は続いていくと思います。私が元気でいられるのは、若い人達のパワーのお陰です」と、嬉しい笑顔で応えてくださった、若々しくお元気な高田教子さんです。


ソーレ!" 
ソーレ!

ナイスサーブ! 
ナイスサーブ!

白熱 
白熱したプレー!

ブロック! 
ブロック!

ナイスプレー! 
ナイスプレー!

ヨッシャー! 
ハイタッチ!

競り合って! 
競り合って!

アタック! 
アタック!

笑顔がいっぱい! 
笑顔がいっぱい!


浅野 香織さん

浅野香織さん(43歳)は、結婚を期に北竜町へ来て9年目で、3人のお子さんを子育て奮闘中。ミニバレーをはじめたのが4〜5年前から。


浅野香織さん 
浅野香織さん


「バレーは未経験です。最初は、私だけで参加していました。同年代や子育て中の町内の人達とも話ができるようになり、自然と子どもたちも参加するようになりました。今では、子どもたち同士、この時間を楽しみにして仲良く遊んでいます。

こどもたちの間でも、年齢の差があるので、お姉ちゃんが、小さい子の面倒をみてあげたり、お世話されたりして仲良く遊んでいます。子どもたち同士で自然といい関係が保ているようです。

私自身が心から楽しんでいるので、それにつられて子どもたちも楽しんでいて、親子一緒に楽しめる時間です。そして、この同好会に参加することによって、普段話すこともない人々と話せたり、子どもたちを通して仲良しになったり、仲間づくりの最高の空間になっています。

バレーをやったことがなかったのですが、やってみたら、楽しくプレーできるので、今ではとてもハマっています」と、とびっきりの笑顔でお話くださった浅野さんです。


子どもたちも思いっきり飛び跳ねます! 
子どもたちも思いっきり飛び跳ねます!

お友達とトランプ遊び 
お友達とトランプ遊び

親子で和気あいあい 
みんな和気あいあい

休憩時間も和気あいあい 
休憩時間も和気あいあい


町内の高齢者から子供たちまで、思いっきり身体を動かして、プレーや会話、そして人々との繋がりを楽しめる、素敵な活動「碧水ミニバレー同好会」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。


卒業記念作品 
館内に飾られた碧水小学校・卒業記念作品


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子