2018年2月5日(月)
1月30日(火)18:00より、北竜町公民館2F和室にて、北竜町教育委員会主催の公民館講座「剣詩舞教室」が開催されました。
講師に日本剣詩舞道会桜心流二代目・下屋敷桜翠 先生をお招きして、吉田徳桜 代表、関根靖桜さんと共に演舞指導が行なわれました。北竜町剣詩舞同好会(川田日出子 代表)の皆さんのお手伝いの中、10名ほどの町民の方々が参加され、真剣に楽しく演舞を学びました。
本多一志 教育委員長をはじめ、教育委員会職員も積極的に参加しての教室となりました。
公民館講座「剣詩舞教室」
日本剣詩舞道会桜心流・下屋敷桜翠 二代目(右)、吉田徳桜代表(中)、関根靖桜さん(左)
吟剣詩舞は、「吟詠(漢詩や和歌を歌う)」と「剣詩舞(吟詠に合わせて舞う)」とを総称した日本の伝統的芸道です。
黒田節の模範演技
日本吟剣詩舞道会桜心流は、雨竜町で始まり、創立41年の歴史をもつ伝統的な会。現在2代目下屋敷桜翠 先生が継承されています。
演技指導中の日本剣詩舞道会桜心流二代目・下屋敷桜翠 先生
今回の北竜町公民館講座での剣詩舞教室は、より多くの人々に「剣詩舞」の素晴らしさを知ってもらおうと開催されました。
福岡県民謡「黒田節」の舞踊を3回にわたりご指導いただきます。今回はその第1回目で、黒田節の歌詞1番目における演舞指導が行なわれました。
扇の持ち方、開き方、足の運び方、手・腕の高さや動き、様々な所作に対するご指導を受けながら、曲に合わせた動作を学んでいきます。
普段動かさない筋肉を動かし、背筋を伸ばしての動作は、思いの外大変なようです。
それでも皆さん、とても身体能力が高く、曲に合わせて、しっかりと身体を動かしていらっしゃいました。1時間で、黒田節の歌詞1番の演舞を一通りマスター!!!すごい!歌詞2番・3番の演舞指導は、次回2月6日、2月13日と引き続き行なわれる予定です。
扇子の開け閉め
腰を下げて
槍を担いて
袖を掴みながら
右手を伸ばし
扇子を開いて
教室を終え「ありがとうございました」
尚、北竜町碧水剣詩舞同好会は、1991年(平成3年)に公民館講座からスタートし、今年で27年目を迎えます。現在は週1回碧水生きがいセンターで稽古に励んでいらっしゃいます。
北竜町剣詩舞同好会の皆さん
古武道の形を尊重し、吟詠の詩の心をつかみ、詩の世界を舞いで表現していく、日本の奥深い伝統芸道「吟剣詩舞」。あなたも日本伝統文化の扉を開いてみませんか?
北竜町剣詩舞同好会の皆さんによる黒田節演舞
吉田徳桜代表の手作り資料
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子
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