特別純米酒「北竜彗星」新発売！ラベル文字は書家・瀬戸龍門氏書

2014/05/28 14:35 に寺内昇が投稿 [ 2014/05/28 16:27 に更新しました ]

２０１４年５月２９日（木）

北竜町産の酒米「彗星」で醸造された特別純米酒「北竜彗星」が発売されました。
「北竜彗星」は、北竜町産好適米「彗星」を１００％使用、精米歩合５５％、金滴酒造（新十津川町）で製造。
杜氏・川端慎治が製造責任者として丹精込めて仕込んだお酒です。４合瓶で価格１,１５０円（税込み）。

ラベル文字は、北竜町碧水在住の書家・瀬戸龍門氏の手によるもの。
瀬戸氏が以前沼田高校の教師のときの教え子が、現在の北竜町役場産業課・有馬一志課長。
有馬課長は恩師の瀬戸先生に書を依頼。瀬戸先生は快諾され「北竜彗星」のラベルが完成しました。

特別純米酒・北竜彗星

▶ 書家・瀬戸龍門氏が描くラベル文字「北竜彗星」

・瓶ラベルの文字は、北竜町在住の書家・瀬戸龍門氏（６０歳）によるものです
・「北竜彗星」の文字は、篆書文字（篆隷体・てんれいたい）を瀬戸氏が独自にアレンジしたもの
・文字を様々な形で百枚以上描き、最終的に数点選び、関係者の投票で評価の高いものに決定
・４文字を枠のように囲む細い線は、漢字創作で使われる手法。今回は「酒は米から、米は田んぼから」の
　思いを込めて表現されました

瀬戸龍門氏書「北竜彗星」

▶ 瀬戸龍門氏

・１９５４年（昭和２９年）旭川市生まれ旭川市育ち。本名、瀬戸正。
・北海道教育大学旭川分校書道研究室卒業
・沼田高校教諭、妹背牛商業高校教諭などを経て、旭川西高校教諭として１１年間勤務
・今年３月末に旭川西高校を退職
・北竜町に居を構え約３０年
・旭川西高校時代、北竜町から旭川市まで１１年間通い続けたその走行距離は１年間で４万km、総計で地球１１周分
・現在、書創社会員、北海道教職員展招待作家、創玄書道会会員、北海道書道展会友、
　毎日書道展会友、旭川書道連盟会員
・奥様は、現在、沼田小学校の養護教諭

瀬戸龍門氏（北竜町碧水在住）

瀬戸龍門氏作品の一部

▶ 瀬戸龍門氏の作品

・作品は、書だけでなく、墨絵、石絵、板絵など幅広い芸術活動を展開（彩石・桐箱・年輪木・団扇などに描く）
・絵は独学。文字は象形文字から生まれたものもあり、文字を書いているうちに次第に絵も描くようになった
・釣りが好きで、魚の絵を描いていた。その後、お地蔵さまなど好きな絵を描き始める
・絵の中に、篆書体（てんしょたい）の文字を入れ、自分で作った言葉（詩）を挿入
・石絵などは彩墨を使用（岩絵具と同様の天然の無機顔料で磨墨して描く）
・描いた絵が色落ちしないように、アルコート（水性つやだしニス）で上塗りする

彩石（石にペインティング）

ご友人から戴いた手作り木の額

紐を引くとオルゴールが鳴ります

▶「瀬戸龍門展」開催

これまでに１５回の個展を開催。主な個展は下記のとおり。
・「雪の美術館」（旭川市）にて個展
・「アートホール東洲館」（深川市経済センター２階）にて個展
・「ギャラリー層雲峡」にて個展「瀬戸龍門展・詩と絵と書」
　（大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ山麓駅舎）
・「ＷＡＹＷＡＹすていしょん」（旭川市）にて個展
・「壺屋総本店・なな花窓館」（旭川市）２階にて個展、などなど

・現在は、石山工務店（旭川市）内１階のショールームに展示コーナーが設置され、無期限で開催されています。
　石山工務店の石山実社長は、旭川西高の元ＰＴＡ会長です。

　●（株）石山工務店
　　旭川市東４条８丁目１-１５　Tel：０１２０−４８−６６２２
　　駐車場あり

▶ 特別純米酒「北竜彗星」の生酒が限定販売されているショップ

サンフラワーパーク北竜温泉売店、セイコーマート碧水店、有馬商店（北竜町和）など