アグリファイター ノースドラゴン、真竜小学校・道徳「みんなの時間」に登場

2013/11/27 13:07 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/11/27 21:59 に更新しました ]
2013年11月28日(木)

11月25日(月)、北竜町立真竜小学校(竹原文晴 校長)では、1年生から6年生まで全学年合同で、道徳「みんなの時間」の授業が行われました。

70人を越える全生徒たちが、元気よく体育館に大集合!
北竜町のご当地戦隊ヒーロー「アグリファイター・ノースドラゴン」の登場に、みんなワクワクドキドキ!!!


アグリファイターノースドラゴンの「食育」講座 
真竜小学校「みんなの時間」で
アグリファイターノースドラゴンの「食育」
(撮影:2013年11月25日)


鐘の音とともに、斉藤先生の挨拶で授業がスタート。


竹原文晴校長 斉藤先生 高木真樹さん 高田昌幸さん 
左から:竹原校長、斉藤先生、高木さん、北竜一博士


JAきたそらち北竜支所の高木真樹さん(以下「高」)と北竜一博士(北)が登場し、お米についてのお話です。

(高)みなさんは、北竜町でどんなものを作っているか知っていますか?

という質問に対して、ハイ!ハイ!ハイ!・・・っと、たくさんの手が上がり、
「お米!」「黒千石!」「ひまわり!」と生徒たちは、次々と元気よく回答。

「ひまわりライス」について、北竜一博士と一緒に考えました。

(高)北竜町を含む「きたそらち農協」のお米の生産量は、北海道内で何番目だと思いますか?

(北)ヒントは?

(高)JAきたそらちとは、北海道空知地方の北部に位置し、深川市、雨竜町、幌加内町、北竜町の1市3町を区域とする農協です。そして1年間のお米の生産量は6万トンです。
6万トンとは、100万人が1年間に食べるお米の量です。札幌市の人口が約200万人ですから、市の人口の半分の100万人の人々が1年間に食べるお米を作っていることになります

(高)道内で1番だと思う人? 2番だと思う人?

・・・半分ずつ挙手。

(高)正解は、1番です!

(高)日本全国でも、お米の生産量は、1位が新潟県、そして2位は北海道です。
北海道は、日本でも2番目に多くお米が作られているのですよ

(北)すごいですねぇ~、みんなの家のまわりには、たくさん田んぼがあって、毎年美味しいお米ができるよね

「カエルもいっぱいいるよ!」と生徒たち。

(高)北竜町は、お米を作っている農家が多い町です。北竜町の「ひまわりライス」は、他の町にはないことをしているのですよ。それは、半分の農薬でお米を栽培していることです。ですから、北竜町のお米は食べても安心安全なんです。ひまわりライスは、北海道内をはじめ、東京、大阪、九州、沖縄と、日本各地で販売されています

(高)ところで、北竜一博士、未来の北竜町はどうなっていますか?

(北)未来は、あまりお米が取れなくなっているんだよ。
だから北竜町のようにお米をはじめ、野菜やお豆やそばなどが沢山取れるということは、大変恵まれていて、ありがたいことなんだ。この北竜町で、いっぱい美味しいものがとれることはとても素晴らしいことだと思います 

(高)ところで、ひまわりライスが、どんな所で売られているか知っていますか?
北竜町では、道の駅「サンフラワー北竜」内のショップや、和市街のAコープで販売されています。
道内では北空知をはじめ、札幌市、帯広市、中標津町、大空町など道東方面のスーパーでも販売。
道外では東京(お弁当の「マコト」さん)、大阪、九州、沖縄までも広がり、日本全国各地で販売されているんです 


高木さんと北竜一博士のお話  高木さんと北竜一博士のお話  チームノースドラゴンメンバー・橋本哲さん・後藤敦さんによる撮影 
左・中:高木さんと北竜一博士のお話 右:チームノースドラゴンのメンバーによる収録


生徒の皆さんとの活発な会話のキャッチボールが盛り上がってきた時、
「おまえらに、お米を渡すもんか!」と、体育館にこだますイモチキングの恐ろしい声・・・

突然、ノビエが凄い勢いで表れ、闘いを挑む。
北竜一博士が襲われそうになったところへ、北竜町ご当地戦隊ヒーロー・ノースドラゴンが格好良く登場!!!

ノビエたちとの闘いが続き、トドメを指しに、カメムシ男爵が登場!
カメムシ男爵の鋭いパンチに、ノースドラゴンたちはパワーが限界に。。。

「こんな時、お米さえあれば・・・ココにお米があるじゃないか!JAさん、お金は後でお支払いします!」
と、3人で「ライスチャージ」!!!

お米を食べて、パワー全開!

「スリーエレメントキック!!!」強烈な一撃!

カメムシ男爵は吹き飛ばされ、「おのれ、ノースドラゴンめ、この借りは必ず返すカメ、覚えていろカメ!」と退散。

こうしてノースドラゴンの大活躍によって、お米を守ることができました。
しかし、バッドクラップ達が滅んだわけではありません。
ノースドラゴンの闘いは、これからも続きます、未来の食べものを取り戻すその日まで・・・


ノースドラゴン決めポーズ ノビエの闘い 強いぞ、カメムシ男爵 ドラゴイエローのパンチ 
ノビエ、カメムシ男爵、ノースドラゴン達のバトル

かかってこい ここにひまわりライスがある! ライスチャージ! くらえ!スリーエレメントキック! 
エネルギーが足りない! おっ「ひまわりライス」があるぞ!
よしっ「ライスチャージ」! くらえっ!スリーエレメントキック(太陽・水・土のパワー)


そして、舞台から降りて勢揃いしたキャラたち。
北竜一博士、ノースドラゴン(イエロー、ブルー、ブラウン)、イモチキング、カメムシ男爵、ノビエたちの紹介です。

▷ 食の平和を守る「アグリファイター ノースドラゴン」
・北竜一博士  :ノースドラゴンの生みの親
・ドラゴイエロー:太陽とひまわりの戦士
・ドラゴブルー :恵みをもたらす水の戦士
・ドラゴブラウン:豊かな大地を育む土の戦士

▶ 悪の秘密結社「バッドクラップ(凶作)」
・イモチキング :イネを枯死させるイモチ菌の王様
・カメムシ男爵 :イネのエキスを吸い尽くす「アカヒゲホソミドリカスミカメ」
・ノビエ    :イネの成長を脅かす野生草軍団


「ノースドラゴンと悪のバッドクラップとの闘いは、『農業』でも同じことが起きています。
農家の人々は、イネを脅かす病気や害虫や雑草と日々闘い、大切なお米を必至で守っています。
みんなが、安心して美味しいお米が食べられるように、毎日闘っているのです。
皆さんもご飯を食べるとき、農家の人々の想いに感謝の気持ちをもっていただければ嬉しいです」

と、高木さんから生徒さん皆さんへの力強いメッセージが、体育館いっぱいに響き渡りました。


ノースドラゴンの紹介  ノースドラゴンの紹介  ノースドラゴンの紹介 
ノースドラゴンの紹介、そして北竜町のお米のお話し


最後に、ノースドラゴンから生徒たちへの、ノースドラゴンのシールが貼られた鉛筆のプレゼント。
一人ずつハイタッチをしてお別れとなりました。


プレゼントはキャラの絵付き鉛筆 ハイタッチ! プレゼントはキャラの絵付き鉛筆 
ハイタッチ! 
プレゼントは、ノースドラゴンのシールが貼られた鉛筆とハイタッチ!


我町で栽培されているお米のことを、みんなで学び考え、

お米を大切に育て、守り抜いていくために、

あらゆる困難と日々闘い、挑み続ける戦隊ヒーロー。

「アグリファイターノースドラゴン」=「農家の人々」

大いなる尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


全員で記念撮影 はい、ひまわりぃ〜♬ 
全員で記念撮影 はい「ひまわりぃ〜♬」


ノースドラゴン 
北竜町ご当地戦隊ヒーロー「アグリフィタ− ノースドラゴン」と
特別ゲストの「ひまわり咲ちゃん」


◆ 関連ページ

食の平和を守る「アグリファイター・ノースドラゴン」北竜町ご当地戦隊ヒーロー

北海道の米づくりホームページ(北海道米販売拡大委員会)


◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子