2013年5月14日(火)
5月11日(土)11:00から、「こども読書週間」にちなんで、北竜町図書館にて「おはなし会」が行われました。
「こども読書週間」は、こどもたちが読書の喜びや楽しみを知り、物事を正しく判断する力を、読書によって養ってほしいという願いをこめて誕生しました。
現在、4月23日(世界本の日・こども読書の日)~5月12日までの3週間、開催されています。
北竜町図書館「おはなし会」
北竜町図書館では、読書週間中「本の動物園」の展示が行われていて、絵本の中の動物たちが大集合!!!
らいおんさん、きつねさん、ぞうさん、くまさん・・・
館内の児童書コーナーには、およそ50人を超える親子づれの皆さんが集まり、おはなし会を楽しみました。
本の動物園
▶ おはなし会を支えるスタッフの皆さん
・北海道立図書館 総務企画部 企画支援課・原田英明 主査
・北海道立青年の家 社会教育・楡龍之 主査
・教育委員会 社会教育係・井口純一係長
・教育委員会 社会教育係・中村翔平さん
・教育委員会 社会教育係 図書館司書・細川瑛里子さん
・北竜町子育て支援センター・大友優子さん
スタッフの皆さん
▶ 原田英明 主査(北海道立図書館)のご挨拶
「はじめて、北竜町図書館にきました。とても明るくて楽しい雰囲気だなと思います。
今たくさん本を読みましょうということが行われています。
楽しく本を読む習慣を持つと豊かな人生が送れますので、沢山本を読んでください。
今日は一日楽しんでください」
左:原田英明 主査 中:細川瑛里子さん 右:大友優子さん
そんな中、「ぶっくん」(北海道「朝読・家読運動」イメージキャラクター)が応援に駆けつけてくれました。
ぶっくんは、本で心の栄養をたっぷり吸収して、丸いめがねがピンクのハート型になったキュートなキャラクター。
ぶっくんの登場に、みんな大喜び、さすが人気もののぶっくんです。
ぶっくん登場
▶ プチ工作「とびだすカード」
紙にクレヨンで絵を書いて、切り抜きます。できあがった絵を、カードに貼り付けてできあがり。
お母さんと一緒に楽しいカードづくり。さて、どんな絵が飛び出してくるかな!?
プチ工作「とびだすカード」
▶ 絵本読み
1.『三びきのやぎのがらがらどん』
絵:マーシャ・ブラウン 訳:瀬田貞二 出版社:福音館書店
・読み手:大友優子さん
・おはなし:大きさの違う三びきのやぎ「がらがらどん」たちが、山へ向かう途中、グロテスクで大きな妖精「トロル」に出会い対決する・・・北欧の民話をベースにした物語。
♬ リズミカルな音とグロテスクな映像との不思議な組み合わせが魅力的な絵本です。
「かた こと」「がた ごと」「がたん ごとん」、「チョキン、パチン、ストン」などの擬音語が楽しい。
2.『どいてよへびくん』作:五味太郎 出版社: 偕成社
・読み手:ぶっくん
・おはなし:どこにいても邪魔をしてくるへびくん。へびくんと女の子の微妙なふたりの関係。
・「どいてよ へびくん」が繰り返し登場し、そして徐々に大きな文字に変化していく。
♬ 最後のシーン「・・・どかないでね」がとっても可愛くて、笑顔になれる絵本。
3.『くまさんのおなか』作:長新太 出版社:学習研究社
・読み手:細川瑛里子さん
・おはなし:くまさんのおなかは、ふっかふかで気持ちよさそう。猫さん、いぬさん、ぶたさん、つぎつぎにおなかの中に飛び込んでくる。ハリネズミくんたちもはいってきたのでさあ大変!!!
・くまさんのピンクが象徴する、シュールで不思議な「長さんワールド」
♬ 非現実的なストーリーの中で、何を感じるかはあなた次第!
左:『三びきのやぎのがらがらどん』 中:『どいてよへびくん』 右:『くまさんのおなか』
ワクワクドキドキに繰り広げられていく絵本の世界に
引き込まれるように聞き入るこどもたち。
お母さんとお友達と一緒に、
笑顔いっぱい、楽しさいっぱいの「おはなし会」。
絵本は、
言葉・形・色が織りなすイマジネーションワールド、
想像し、感動して、心が豊かになっていく不思議な世界です。
さてさて、次はどんな不思議な世界に出会えるのでしょうか?
絵本をたくさん読んで、
心ワクワクの冒険の旅に出かけてくださいね ♬
皆で記念撮影
◆ 関連ページ
・おはなし会・読み聞かせ(図書館だより)
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子
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