2012年12月27日(木)
白銀の世界に包まれた北竜町、12月25日(火)ホワイト・クリスマスの日。気温は、氷点下20度を超え、空気は、ダイヤモンドダストでキラキラと輝いています。北竜町のグループホーム碧水(NPO法人 リスペクト)では、素敵なクリスマスを迎えました。
・午前中、ご利用者さんの皆さんへ、サンタさんから贈られた、嬉しいプレゼント。
クリスマスデザインされた可愛い大きな袋には、どんなプレゼントが入っているのでしょうか???
優しいサンタさん、どうもありがとうございます!!!
・午後からは、歌と踊りとハーモニカのプレゼントです。
碧水カラオケ同好会代の浅野久美子さん(代表)の歌、北竜町剣詩舞同好会の6名の皆さんの踊り、そしてピンチヒッターの米田穣さんのハーモニカが披露されました。
グループホームの室内はとっても温かくて、クリスマスの飾りで綺麗に華やでいます。
慰問にいらした皆さん
▶ 碧水カラオケ同好会
浅野久美子さん(代表)、「千恵っ子よされ」「河内おとこ節」「岸壁の母」の3曲を熱唱。
旧ソ連に抑留された息子の帰りを待ち続けた母の哀愁を歌った「岸壁の母」の歌を聞いて、涙ぐむご利用者さん。
・・・ ああ風よ、心あらば伝えてよ。
愛し子待ちて今日も又
怒涛砕くる岸壁に立つ母の姿を ・・・
碧水カラオケ同好会・浅野久美子 代表
▶ 北竜町剣詩舞同好会
メンバーは、平井和子さん(代表)、川田日出子さん、藤崎正恵さん、西山和子さん、出口愛子さん、井上光子さん。
「月冴て」「さだめ道」「おけさ恋唄」の舞踊曲を優美に舞い踊ります。
「おけさ恋唄」ではおけさ笠をかぶり、6人一緒に踊ります。
・・・ 雪融け水辺に 咲く福寿草(はな)も、
冬に埋もれ 耐えてきた
泣いてこのまま 終わりはしない
逢いに 逢いに行きたい 祭りの頃に
おけさ唄って しのぶ故郷(まち)
アリャサ アリャサ アリャアリャ アリャサ ・・・
北竜町剣詩舞同好会
▶ 米田穣さん(84歳):ハーモニカ演奏と指の体操
「田んぼに米が穣(みのる)」と書いて「米田穣・よねたみのる」と申します。
昭和4年生まれ、昭和41年に北竜町に来て、教員をしていました。
今日は、皆さんと唄とハーモニカ、そして指の体操で、楽しいひとときを過ごしましょう」
といつも笑顔でお元気な米田穣さんです。
▶ 指の体操で脳トレ:
手は第二の脳。ニコニコ顔で、指先のツボを刺激して、リズミカルに脳のトレーニングを楽しみます。
5本の指で、1~5の数字を数えます。
親指から順に指を立てたり、折ったりしながら、1・2・3・4・5。
リズミカルに、最初は片手、次に両手で、1・2の3、2の4の5,3・1、2の4の2の4の5。
拍手で手を叩いたり、指を組み合わせて握ったり、いろいろ変化をつけて、指の体操です。
▶ 歌とハーモニカ演奏:
懐かしい歌詞とメロディで、昔を思い出し、心が高揚します。
・軍歌「露営の歌」:日中戦争が勃発した1937年頃の軍歌。
・ハーモニカ演奏:「ドレミの歌」「うさぎとカメ」「お正月」
そして、懐かしい「けん玉」も披露してくださいました。
ハーモニカのメロディに合わせて、口ずさんだり、手拍子を打ったり、
楽しさで、皆さんの笑顔がほころんだ、あっという間の1時間。
米田穣さん、指の体操・ハーモニカ演奏
皆さんと共に過ごした、素敵な楽しいひとときをありがとうございました。
皆様のもとに、素敵な素晴らし新年が訪れますように。。。
皆さんでパチリ
左:クリスマスプレゼント 右:クリスマスツリー
聖なるホワイト・クリスマスの日
皆さんとともに、懐かしいメロディに、心和み
涙と笑顔と感動につつまれたひとときに
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
ホワイトクリスマスの慰問演奏
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◇ 撮影=寺内昇 取材・文=寺内郁子
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