2012年10月6日(土)
北竜町は、今年の新米の収穫が、ほぼ終了に近づいてきました。
今年の豊穣に感謝し、新米をお祝いするお祭り「新米まつり」が、北竜町農畜産物直売所「みのりっち北竜」で開催されます。会期は、10月6日(土)、7日(日)、8日(祝)の3日間(8日は店頭販売のみ)。
今年の新米まつりでは、焼きたて出来立てのジンギスカンが無料でサービス。そこで、初めてお披露目されるのは、株式会社 藤岡建設(藤岡靖士 代表取締役)が、町に寄贈された「超特大ジンギスカン鍋」と「専用コンロ」です。
▶ 室蘭工業大学製「超特大ジンギスカン鍋」
この超特大ジンギスカン鍋は、国立大学法人 室蘭工業大学・ものづくり基盤センター(清水一道センター長)が企画・立案したもの。縦1.2m×横1.3mで、重さ80kgの大きな鍋。一度に約50人分のジンギスカンを焼くことができます。鉄の町室蘭らしく鉄と製造にこだわり、熱伝導の良い鉄で製造された鍋で作られるジンギスカンは、とても美味しいと評判。
また、同センターでは、鋳造実習としてジンギスカン鍋を作る鋳造実験などが行なわれています。清水先生は、子供たちに理系の面白さを知ってもらうための教室も開催されています。出前教室もあり、小・中・高校生はもとより、企業の方々などの方々含め、今まで6,000名の方々が参加。
▶ 藤岡紀元 会長と「超特大ジンギスカン鍋」との出会い
鍋の寄贈を発案された(株)藤岡建設・藤岡紀元 会長は、昨年、空知管内で開かれた行政関係の委員会主催の講演会で、清水一道先生( 室蘭工業大学教授・もの創造系領域材料工学ユニット・ものづくり基盤センター長 )と出会い、ジンギスカン鍋の存在を知りました。
当時、代表取締役だった藤岡会長は、清水先生からジンギスカン鍋の話を聞いて、その鍋を町の為に役立てることを思いつき、今年、同センターに発注。
それは、ジンギスカンが大好きな町民のイベントに使えるような、町のキャラクター入り特注の超特大ジンギスカン鍋と専用コンロ。鍋は、北海道の地形を形どったもので、中心に町のキャラクター「ひまわり咲きちゃん」、縁には「北竜町」「(株)藤岡建設」の名前が刻まれています。
町内における様々なイベントにお貸しいたします。
(北竜町役場)
▶ 藤岡建設は、優良工事等施工業者として「札幌開発建設部 部長表彰」を受賞
藤岡建設は、これまでに、優良工事等施工業者として、様々な彰を受賞されていらっしゃいます。
今年2012年は、2件受賞されています。
● 平成23年度 建設部工事等優秀者表彰・道知事感謝状(2012年1月23日付け)
平成22年度に道が発注した工事の中から、高い技術力・品質管理・防災対策・環境配慮などについて、特に優れた業績を残した企業に対し、北海道知事から感謝状が贈呈されるもの。全道の建築関係の会社から、工事部門で65社、委託部門で11社の合計76社が選定されました。
● 優良工事等施工業者として札幌開発建設部部長表彰(2012年7月19日付け)
「石狩川改修工事の内 旧夕張川河道掘削外工事」における、優良工事等施工業者としての受賞。
この表彰は、札幌開発建設部が、工事に係る技術の向上を図ることなどを目的として、優良な請負者を表彰するものです。
「こうした名誉ある受賞は、多くの皆様方からのご支援の賜物です。受賞に対する私達の感謝の気持ちとして、これまで町や関係先にご寄付をさせて戴いてきました。今回は、形として残り、多くの方々に利用して戴けるものをと考え、超特大ジンギスカン鍋の寄贈となりました。
みんなが集まって、大好きなジンギスカンを一緒に味わえば、そこに、みんなの元気と笑顔が生まれます。お世話になった町に恩返しができ、少しでもお役に立てれば嬉しいです」
と優しい表情で、穏やかに語られる藤岡会長です。
北竜町役場では、藤岡建設の意向を受けて、この超特大ジンギスカン鍋を、町内におけるイベントに貸し出します。
北竜町の「新米まつり」で味わえる、ピカピカ・ホカホカの新米、そしてジャンボジンギスカン鍋で、みんなで戴くジンギスカン。美味しいものがたくさんあるところは、自然に、たくさんの人々と笑顔が集まる楽しい空間。
ピカピカの新米、お餅、お蕎麦、豚汁、カレーライス、ホタテ、そして、ジンギスカン!!!
なんて盛り沢山な、美味しさ大行進のお祭り「新米まつり」!とってもとっても楽しみです。
左:平成23年度 建設部工事等優秀者表彰・道知事感謝状(2012年1月23日)
右:優良工事等施工業者として札幌開発建設部部長表彰(2012年7月19日)
(株)藤岡建設の前のお庭には、綺麗なお花がいっぱい。
会社の玄関では、立派な花押(かおう)の社章と社名のレリーフがお客様を出迎えていました。
花押とは、署名の代わりに使用される記号・符号。中国の斉(5世紀ごろ)に発生したもの。
日本では、平安時代中期(10世紀ごろ)から使用され始め、判(はん)、書判(かきはん)などとも呼ばれ、江戸時代まで盛んに用いられていたそうです。よく知られている花押として、織田信長の「麟」字花押、豊臣秀吉の「悉」字花押、、伊達政宗の鳥(セキレイ)を図案化した花押などがあります。
政府閣議における閣僚署名は、明治以降現在も、花押で行うことが慣習となっていて、日本の歴代内閣総理大臣の花押が残されています(参照 wiki)。
豊饒の秋を味わい、感謝し、楽しむお祭り
美味しいものとみんなの心を繋ぐ架け橋となる
「超特大ジンギスカン鍋」に
心からの愛と感謝と笑顔をこめて。。。
株式会社 藤岡建設(北竜町)
◆ 株式会社 藤岡建設(藤岡靖士 代表取締役)ホームページ
北海道雨竜郡北竜町字和19番地の7
・Tel: 0164-34-2231
・Fax: 0164-34-2650
◆ 室蘭工業大学・清水一道ものつくり教室 ホームページ
◆ 関連記事
・新米まつり・平成24年度産ひまわりライス@みのりっち北竜で開催中!(2012年10月6日)
◆ 関連ページ
・巨大鍋を町に寄贈 北竜・藤岡建設 <北空知新聞> (2012年10月3日)
◇ 撮影=寺内昇 取材・文=寺内郁子