2012年2月27日(月)
この議会報告会では、議員が、町民に対して、政策提言や常任・特別委員会など議会活動の状況を町民に報告・説明し、町政に関する情報を提供します。さらに、町民は、議会活動に対する批判や意見、町政に対する提言することができる貴重な機会となるのです。
◆ 議会構成
(参考資料:国土審議会計画部会第3回配付資料・社会経済の姿(将来フレーム)pdf)
議会運営委員長・小坂一行 議員により議事が進行されます。
さらに、「一部事務組合議会」についての報告が、澤田正人 議員のわかり易い説明よりスタート。 沼田町・雨竜町・秩父別町・北竜町の組織からなり、組合議員8人、事務所は沼田町。 1969年(昭和44年)設立。現在45年近くが経過。当時は配食した給食数は5,800食、現在では900食で6分の1近くの減少となっております。 予算7,800万円程。給食費は小学校が195円、中学校230円となっており、そのうちの半額を北竜町のみ助成しております。今後の課題として、食中毒の衛生管理についても十分検討を重ね、その他統合等を視野に入れての大きな課題に取り組んでまいります。 ◆ 北空知衛生施設組合について(山本剛嗣 議員からの報告)規約はこちら 北竜町・沼田町・妹背牛町・秩父別町の組織からなり、組合議員8人、事務所は妹背牛町。 2011年(平成23年)4月より可燃ごみ、生ゴミ、粗大ごみにおいては、深川市の北空知衛生センター(リサイクルプラザ)で全て管理することになりました。ゴミ容量においては、今後10年間の処理量を見込んでおります。 現在行なっている事業は、地下水の水質検査です。北竜町の負担金は856万円です。
◆ 北空知衛生センター組合について(小坂一行 議員からの報告)規約はこちら
昨年3月11日に発生した東日本大震災の対応として、緊急消防援助隊北海道第4次隊として、職員3人の派遣。 派遣先は、宮城県石巻市。行方不明者捜索活動など行いました。深川市の消防車両1台を無償譲渡。提供先は宮城県石巻市。 ○ 2011年度(平成23年度)火災発生件数: 今年度の火災発生件数13件(2011年11月30日現在)は、消防署設立以来、最少の件数となっています。 出動件数1,180件。その内、搬送件数は、1,135件となっています。 ○ 列車火災事故の救助訓練: 列車事故を想定した列車火災事故の救助訓練が行われています。 JR函館本線の神居トンネル内で車両が脱全し、火災が発生したと想定しての訓練。 参加団体は、深川市消防、旭川市消防、JR北海道旭川支社。総勢約200人が参加して訓練を行いました。 ○ 火災予防運動: 火災報知機の設置や火災予防運動等についても積極的に活動が行われています。 ○ ドクターヘリの出動: ドクターヘリとは、救急医療の専門医及び看護師が同乗して、救急現場に向かい、現場から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる専用ヘリコプターをいいます(参照:Wiki)。 北海道ではドクターヘリが、3か所(札幌市、旭川市、釧路市)に配備されています。北竜町の管轄は、旭川赤十字病院を基地病院としており、2009年(平成21年)に配備されています。 今年度のドクターヘリの運行状況は、深川地区消防組合では26件の出動要請をして、搬送件数23件(2011年11月30日現在)。 北竜町におけるのドクターヘリの出動数については、2009年度(平成21年度)出動要請件数1件、搬送1件。2010年度(平成22年度)出動要請2件、搬送2件。2011年度(平成23年度)現在、出動要請5件、搬送3件(2件においては、要請はしたものの悪天候で出動ができなかったもの)となっています。 ◎ ドクターヘリは「空飛ぶ救急治療室」7つのQ&A 1.交通事故や災害による大怪我や心臓や脳の急病で、一刻を争う重症患者の初期治療を 救急隊と連携をして現場で行います。 2.ドクターヘリには、医師、看護師、操縦士、支援士の4名が乗り込んで出動します。 患者さんを最大2名まで搬送可能。 3.運行期間は、基本的に午前8時30分~午後5時まで。施設によって時間の変更あり。365日の運行。 但し、日没や悪天候による視界不良時は、飛べないこともあります。 4.着陸地点は、原則として予め設定した臨時ヘリポート。 北竜町においては6か所のランデブーポイントが設定されています (北竜消防庁舎、北竜中学校、真竜小学校、ひまわりパークゴルフ場、 北竜消防団第2分団碧水詰所、美葉牛研修センター) 5.ドクターヘリは、搭乗医師やメディカルコントロール医師が、患者さんの様態や 地域性を考慮して搬送先の病院を決定します。 6.ドクターヘリを使用した場合、搬送には費用はかかりません。国と道が負担をします。 ドクターへりの中で行った診療行為については、通常の医療と同様になります。 7.14点の要請基準に従って、消防隊員や救急隊員の要請が行われます。 一般の方が、ドクターヘリを要請することはできません。 ◆ 中・北空知廃棄物処理広域連合について(澤田正人 議員からの報告)ホームページはこちら・規約はこちら 赤平市・滝川市・砂川市・歌志内市・深川市・奈井江町・上砂川町・浦臼町・新十津川町・妹背牛町・秩父別町・雨竜町・北竜町・沼田町の5市9町で構成されています。組合議員は18人、事務所は歌志内市。 中・北空知地域の5市9町は、北海道からの要請を受けて、1999年3月に「中・北空知地域ごみ処理広域化基本計画」を策定し、広域で共同処理が実施されました。 現在、中・北空知地域のごみ収集は、区域を3ブロック(中空知衛生施設組合・北空知衛生センター組合・砂川地区保健衛生組合)に分け集約し、生ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ及び資源ごみは、組合ごとに中間処理を行っています。 可燃ごみについては、それぞれの組合が民間企業の(株)エコバレー歌志内へ委託し焼却処分を行っています。 (株)エコバレー歌志内は、歌志内市や日立製作所などが出資して1999年に設立され、ごみの共同処理を行なっていましたが経営困難となりました。2009年に事業撤退の意向が示され、協議の結果、2013年(平成25年)3月に事業を撤退することが決定しています。 そこで、5市9町及び3組合で検討した結果、(株)エコバレー歌志内の代替施設の建設が決定され建設が開始されました。現在、2013年(平成25年)4月の新たなごみ焼却施設の稼働に向けて、準備が進められています。
・建物:鉄筋鉄骨コンクリート4階建て。高さ29.65m。煙突の高さ45m。 ・処理能力:一日85トン(42.5トン/日 × 焼却炉2炉) ・焼却の際に発生する熱を利用して、スチームガスタービンで発電を行い、 年間3,000万~4,000万円の売電収入(電気を売った収入)を見込んでいるとのことです。 ・建築費用については、測量・設計を含めて53億3,000万円。補助金や交付金を差し置いた後の 14市町村の負担割合につきましては、北竜町は全体の1.25%となっています。
◆ 質疑応答
わが町を愛し、深く想う心が、
◆ 北竜町議会基本条例【要点】(平成23年3月10日条例第1号)配布資料より引用
◆ 参考ページ
◇ いくこ&のぼる |