2011年9月6日(火)
9月4日(日)、続いて9時30分から学年演劇。各学年に相応しいテーマを持った熱演が披露されました。
☆1年生「二つの名前」 韓国人であるクラスメイトを巡って、繰り広げられていく数々の問題。人権問題という難しいテーマに真剣に取り組んだ1年生。ありのままの自分を表現することの難しさ、苦しさを仲間と共に学んでいく様子がリアルに演じられています。 自分はひとりではない、仲間がいるからこそ生きていける。お互いに支え合い、信じ合い、繋がり合う人生がそこに描かれていました。・・・夜空に輝く星の光の声が聞こえてくるような、まさに「COSMOS」の世界です。
☆2年生「THE コンビニ強盗」 舞台は深夜のコンビニ。3人のコンビニ店員のユニークな会話のやりとり。入店した男女のカップル客。そこへ強盗!? 同じ場所で展開される異なる生活空間。異なる空気感が同じ場所で混ざり合ったとき、良い空気と悪い空気が攪拌され、何故が全体が穏やか空気へと変化していく。 強盗は悪事を詫び、喧嘩したカップルは仲直り。 頼りない店長が正義感あふれる店長に・・・ 全てがハッピーエンド。。。 ポンポンと飛び出すジョークで大笑い。プロポーズのハッピーエンドに幸せいっぱい気分で満たされました。
☆3年生「きもだめし」 夜、中学3年の仲間3人が、きもだめしをしようと墓場に行ったら、幽霊に取り憑かれてしまう。夢が叶えられずに成仏できない幽霊の手助けをしようと問題解決を図る仲間達。幽霊少女は叶えられなかった夢が何であったか思い出せない。 仲間達は自分達の夢を語り合う。自分が本当に望んでいる夢とは何か? 夢を叶える為にはこれから何をすればよいのか? 何に向って進めばよいのか? 考えても答えはでてこない。 そこで、ひとりの仲間が感じたことは「どんな夢を描いても夢は夢。今を楽しく思えばいいんじゃないの・・・」
そうです!夢を描いて、今を楽しめばいいのです。 夢は描けば描くほど、その夢に向って進んでいけます。もし描いたその夢が叶わなかったら、人は悲しみ、落胆する。夢に囚われて、心配していると心が苦しくなります。 夢は叶うものでも、叶わないものでもなく、楽しむもの ♬ たとえ描いた夢が消えても大丈夫!また直ぐに描けばいい。描いて、楽しんでいれば、きっとその夢はつかめるよ。 描いて、楽しんでいる過程・掴もうとする行動が大切! 「夢は描くもの。描いて、掴んで、楽しむもの」 まさに今、夢を描いて楽しめば、ずっとずっと幸せ気分 ♬ 幽霊少女は、叶えられなかった夢を忘れたのではなく、夢そのものを描くことができなかったのでは・・・
「夢を描いて行動すること」は、まさに「肝試し」
未知の世界に乗り出して挑戦することであり、ワクワク、ドキドキ、楽しむ勇気が肝心。 英雄達よ、失敗してもへっちゃら! 怖いことも、楽しいことも経験することが肝心。 人生における失敗は成功するための通り道。失敗をたくさん経験し、その失敗を大いに楽しむのもひとつの人生です。 結果は自然についてきます。 大切なことは、いつも、どんなときでも楽しむ心でいること。 勇気百万馬力で、大きな夢をいっぱい描いて、しっかりと掴んで、明るい未来を元気に歩んでいってくださいね。
1年生、2年生、3年生全員で演じたそれぞれの劇は、日常の何気ない所に存在する大切なテーマが描かれた素晴らしいものです。 舞台の上で熱演した人々、音響、照明、道具等スタッフとして舞台を支え盛り上げた人々、60人全員、ひとりひとりみんなが、かっこいいヒーローになって、キラキラ輝いていました。 そして、最後の吹奏楽部の素晴らしい演奏に、心が明るく元気になりました。
たくさんの素敵な感動をありがとうございます。
学校祭の締めくくりとして、大橋誠校長先生の御挨拶。たくさんの感動と真心のこもったお言葉が、ひとつひとつ丁寧に語られました。 「2日間に渡り、素晴らしい学校祭でした。学年対抗選手権はとても楽しかったです。みんなで練習を重ねた合唱は、団結力のバロメーターといえます。
楽しいゲームに大笑い、美しい歌声に心酔いしれ、素晴らしい演劇に深く感動したひととき、 そしてここに私達を導いてくださった、ひまわりのように元気で明るい、ステキな女の子に、 限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。
学校祭2011(その3)演劇(北竜中学校) 写真(82枚)はこちら
◆ 参考・特集記事
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