2011年8月25日(木)
8月21日(日)、「ひまわりの里」で開催された「第47回北商ロードレー大会(北竜町体育協会主催)」に、全国の若年認知症家族会のご本人、ご家族、支援者の方々合計23名が、一般のランナーと共に参加し、見事完走! 大会本番に向けての老人福祉センター内での練習の様子・・・当日、伴走される北竜町の家族会メンバーの方々の温かな支えのもと練習する中村信治さん(北竜町・若年認知症家族会「空知ひまわり」会員ご本人)。そして、大会当日、ひまわりの花達のエールを胸に抱いて、支援者とともに力走する中村信治さんの笑顔。 こうした様子が、北海道新聞に掲載されました。記者は、深川支局の玉邑哲也さん。
大会前日の2日間(8月19日・20日)にわたり、全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会(宮永和夫 会長)の役員会が開催されました。 参加された方々は、若年認知症家族会サポートセンター(東京都新宿区)、彩星(ほし)の会(東京都新宿区)、ゆうゆうスタークラブ(東京都新宿区)、若年認知症家族会社会参加支援センター ジョイント(東京都新宿区)、愛都(アート)の会(大阪府大阪市)、ぐんま家族会(群馬県前橋市)、空知ひまわり(北海道北竜町)などの各団体の役員、事務局合わせて、10名ほどの皆さんです。 北商ロードレース大会前夜の20日(土)には、若年認知症家族会のご本人・関係者65名が集い、サンフラワーパーク北竜温泉の芝生の庭にて盛大に交流会・バーベキューパーティーが行われました。
大会当日、スタート前に、マラソン参加者(若年認知症家族会の関係者の皆さん)で手を繋ぎあい輪になってエール交換。 その輪の中に、なんと西野陽一町長のお姿が!!! 西野町長自ら、皆さんと一緒に手を繋ぎ、皆さんと一緒に健闘のエール! 心打たれ、感動!
当日、エーザイ(株)、(株)ジャパン・マーケティング・エージェンシーより、ご本人・関係者の皆さんに寄贈されたオレンジ色のサンバイザーは、皆さんがひとつになれたシンボルカラー。太陽のようにオレンジ色が輝いていました! 最後は、メンバーの中島雅子さんが音頭を取り、みんなでソーラン節を熱唱!
おもてなしをさせて頂いた皆さんの感謝の真心 そのあたたかい真心を受け取った皆さんの感謝の心が ソーラン節の音の波に乗って、 ひとつの和みの輪になって、大きく大きく広がっていきました。
この手打ちそばの昼食会には、砂川市立病院・精神神経科部長の内海久美子先生が、同病院・ソーシャルワーカーの大辻誠司さんとともに駆けつけてくださいました。 「中村信治さんが、ここ北竜町に来て4年の歳月が流れても、症状に著しい変化が起きていないことに大変驚いています。このことはまさに、北竜町・若年認知症家族会『空知ひまわり』メンバーの皆さんの温かな理解と支え、そして見守りがあったから実現していることだと思います。 こうした北竜町の素晴らしい支援活動が、全国の若年認知症家族会のひとつのモデルケースであることを、これからも全国にお伝えしていきたいと思います」 内海先生の有難いお言葉が、会場の皆さんの心に熱く響き渡りました。
ひとつのイベントを通して私達が常に感じること、それは町民の皆さんの漲るパワーです。 ひとりの人を想い、町を想い、全ての命を想う限りない真心。。。 たくさんの想いを結集し、みんなで支え合い、みんなの力を合わせての行動力。。。 想像を超えたミラクルパワー、揺るぎない精神力、そしてあたたかな真心。。。
私達は、中村信治さんに会った時の挨拶「ハイ、タッチ!」がとても楽しみです。 その時出会う信さんの笑顔は、北竜町の宝物! そしてその笑顔を支え、見守る皆さんの真心は、北竜町の宝物! 北竜町のたくさんの宝物に出会う瞬間の幸せをかみしめています。
小さな真心がたくさん結びついて集まって、大きな愛の輪を広げていく ・・・ たくさんの支え合う心が、不可能を可能に変化させていく ・・・ 更なる輝きを放ち続ける命の光輪に ・・・ 大いなる愛と感謝と笑顔をこめて。。。
◇ いくこ&のぼる
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