2012年2月8日(水)
2月7日(火)、厳しい寒さがしばし緩んだ暖気の中、絵画同好会(代表・高橋是さん)が行われました。
同好会は、冬季期間(12月~3月)毎週火曜日の午前10時~午後4時まで、北竜町公民館第1研修室で開催。お弁当は持参です。
左:北竜町公民館 右:画材
現在の会員の方々は7名(代表・高橋是さん、立川俊子さん、牧野一乃さん、佐藤美晴さん、山下領子さん、佐藤淳美さん、水原優可さん)。私達がお邪魔した日は、4名のメンバーの方々が集合されていらっしゃいました。
この絵画同好会は、1979年(昭和54年)設立。33年間活動し続けている同好会です。会員の皆さんは、絵画歴の長いベテラン揃い。これまで、先生からご指導を受けていた時期もあったそうです。しかし、現在は、描写法・技法や配色法などについて、会員の方々が自分なりの描き方を意見交換しながら学び合っています。
ほとんどの会員は農業を営んでいるので、冬の間のみ集まって、皆さん自由に和気あいあいと描くことを楽しんでいらっしゃいます。
「ここに来て、皆さんと一緒におしゃべりしていると、いやなことも忘れ、心が晴れ晴れとしてくるので、明日からまた頑張ろうと意欲がわいてきます。皆さん、良い人たちで、とっても楽しい教室ですよ」・・・明るくて、笑顔がとても素敵な皆さんです。
和やかな談話も絵画も楽しいひととき
代表の高橋是さん(70歳)は、北海道小樽市のご出身。北海道大学を卒業後、大手エネルギー会社へ就職。引退後に神奈川県から、ここ北竜町に移住されて5年目を迎える元湘南ボーイ。
雨竜町の雨竜沼湿原(ラムサール条約の登録湿地)に魅せられて来道されました。雨竜沼湿原の写真撮影やスケッチを続けられていて、いつくもの展覧会にも絵画を出展されています。他にも、雨竜沼湿原保存活動、スポーツ、お料理(フランス・イタリア料理)等趣味も多く、英語や数学の寺子屋(児童塾)も開いていらっしゃるというアクティブな方です。
代表の高橋是さん(70歳)
この日は、山下領子さんが、貴重なアルバムを見せてくださいました。
自宅にある大木の巣から落ちたチゴハヤブサのひなが巣立つまでの1999年の8月からの1か月間の記録です。山下さんは、ワラで作った簡単な巣をキツネに襲われないように丈夫な網で囲ったそうです。親鳥がエサのトンボをひなに与えている様子などを、温かく見守り続けた日々が写されていました。
チゴハヤブサの巣立ち記録アルバム
美味しいお茶にお菓子にお弁当、そして楽しいおしゃべり・・・描いている時も、おしゃべりに夢中になっている時も、どちらも幸せ一杯のひととき・・・
絵画の種類もさまざまで、油絵、水彩、アクリル、パステルなどなど各自お得意のジャンル。。。長年に渡り、皆さんそれぞれに学習し研究を重ね、自由にオリジナリティ豊かに描いていらっしゃいます。
集中するひととき
水に溶ける色鉛筆「水彩色鉛筆」
集中するひととき
絵画に関する話題だけでなく、あらゆるジャンルの話題が、教室いっぱいに咲きました。
お茶とお菓子代をみんなで出しあい、会費は集めていません。
絵を描くことが大好きな人、おしゃべり大好きな人、
はじめての人もベテランの人も、
無限に広がる絵の世界を一緒に楽しんでみませんか!
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