2018年4月10日(火)
3月31日(土)、4月1日(日)2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて、「遊ぶ。暮らす。育てる。SATOYAMA & SATOUMIへ行こう 2018」が開催されました。
パシフィコ横浜(横浜市)
パシフィコ横浜・マップ
アップフロントグループが企画する、SATOYAMA & SATOUMI movement とは、地域の自然と産業のバランスをテーマとして、里山・里海の文化やライフスタイルを都会の若い世代へ紹介し、そこでの暮らしや楽しさを提唱するプロジェクト。イベントは、2013年からスタートし、今年で6回目を迎えます。
・主催:SATOYAMA & SATOUMI movement 実行委員会
・企画・製作:株式会社アップフロントクリエイト、株式会社オデッセー
・後援:総務省、環境省、林野庁、水産庁、tvk(テレビ神奈川)、神奈川新聞社、FMヨコハマ、ラジオ日本
大盛況の会場
会場内では、エンターテイメントステージ、出展ブース、物販コーナー、体験ゾーン、フードコーナーなどが設置されています。
3月31日・タイムテーブル
出演者は、ハロー!プロジェクト、アップフロントグループ所属タレント(モーニング娘、’18 アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリーなどなど)で50人以上が集い、エンターテイメントステージや各出展ブースを回り販売促進などを展開します。
協力・出展組織
およそ50のブースが出展する中、曽根原久司氏(特定非営利活動法人えがおつなげて・代表理事)率いるブース「地域創生2018 誰も知らない?!里、グランプリ」にて、北海道北竜町、山梨県道志村、三重県紀宝町の3つの町が参加しました。
地域創生2018 season4 −誰もしらない?!里、グランプリ・ブース
パネル
北竜町からは、JAきたそらち北竜支所・星野忠雄 支所長、高木真樹 調査役、曽根原久司さんによる北竜町起業家セミナーの受講者として、竹林由美子さん、中村裕世さんが参加。そして、関東在住の竹林さんの娘さん・竹林民子さんと竹林悠子さんお二人が手伝いにきてくださいました。さらに、ホクレン東京支店米穀課の北川係長もお手伝いで来場してくださいました。
ひまわり咲ちゃん、アグリファイターノースドラゴン・ドラゴブラウンもはるばる応援にきて、しっかり北竜町をPR!!!
ひまわりライス300gを500袋、焙煎ひまわり油72本を持参しましたが、あっという間に完売!!!
ひまわりライス「ななつぼし」300g
焙煎ひまわり油
アグリファイター ノースドラゴン・北竜町のパネルの前で
竹林由美子さん(右) 中村裕世さん(左)
▶ 地域創生2018,誰も知らない?!里、グランプリ
初日、イベントは15:00スタート。ステージで行われた「地域創生2018,誰も知らない?!里、グランプリ」に、曽根原ブースの北海道北竜町、山梨県道志村、三重県紀宝町の3つの町が登場しました。
地域創生2018 season4 −誰もしらない?!里、グランプリ−(写真提供:アップフロントクリエイト)
司会は、林マヤさん(地域創生MC)。
▶ 林さん 今回4回目となる地域創生ステージです。都会に暮らす人々へ、地方や田舎の暮らし、美しさや文化などをもっと知ってもらい、体験してもらおうと言う活動で、SATOYAMA & SATOUMI movement と日本の各地域とのコラボによる恒例のコンテンツです。監修いただくのは、皆さんご存知、曽根原久司さんです。
(イエ~イ、ソネソネ~!)
曽根原さんは、山梨県北杜市に拠点をおいて活躍する、特定非営利活動法人えがおつなげての代表です。
日本の農村や田舎の資源に着目し、その宝を活かしビジネスとして起業を推奨したり、地域の魅力発信や活性化のために自治体と一緒になって公演活動を行うなど、まさに、日本の地域創生に頑張っておられる、すごい方です。拍手!!!
ソネソネ、今年もヨロピクお願いします。こんなに日焼けしていらっしゃいますから、さぞや全国を飛び回っていることでしょう。
曽根原久司さん(左)、林マヤさん(右)
▶ 曽根原さん 今日も私の教え子達が、北海道、山梨県、三重県から来ていますが、私自身、日本47都道府県を全制覇いたしました。
(わぁ~すごい! パチパチパチ!!!)
▶ 林さん マヤマヤも、野菜を100種類ぐらい作っています。里山にいくと知らない文化があるし、自然も優しいし、いろなこと知れるっぺよ~ みんなにも、色んな地域の素晴らしさを知ってほしいと思います。
一緒に盛り上がっていこうね!このコンテンツを一緒にお届けするのは、清水佐紀ちゃん、矢島舞美ちゃん、Bitter & Sweet の田﨑あさひちゃん、長谷川萌美ちゃん、そしてカントリー・ガールズのみんなです!ヨロピコ!!!
よろしくおねがいします!
今年のテーマは、「誰もしらない?!里、グランプリ」ということですが、曽根原さん、どういうことでしょうか?
▶ 曽根原さん 47都道府県制覇しましたが、その中で、誰も知らない町ですが、とっても魅力のある里があります。そんな里の魅力を発表していただこうという趣旨です。
▶ 林さん ソネソネは、本当に素晴らしいところをいっぱい知っていますからね。そのソネソネが知っている里を3つ選んくださいました。それが、こちらです。この3つの里、皆さん、知ってるかな? 読める?
誰も知らない?!里、グランプリ(写真提供:アップフロントクリエイト)
(よく知りません!)
▶ 林さん それでは、今から順番に3つの地域の皆さんに、自分たちの里の魅力をめいっぱいPRしていただきます。持ち時間は3分間です。パネラーの皆さんは、しっかりPRを聞いて、皆さんのPRがよかったと思ったら、「○」の札、ちょっとよくわかんなかったときは、「✕」の札をあげてください。
それでは、3つの里の素敵な皆さんに登場していただきましょう!Come on~!
改めまして、「誰も知らない?!里、グランプリ」。トップバッターは、「北海道北竜町」の皆さんです。
▶ 北海道北竜町
北海道北竜町のゆるキャラ・ひまわり咲ちゃん、アグリファイター ノースドラゴン・ドラゴブラウン、そして中村裕世さん、登場!
北竜町の紹介(写真提供:アップフロントクリエイト)
ひまわり咲ちゃん、アグリファイターノースドラゴン登壇(写真提供:アップフロントクリエイト)
(3分間ビデオ放映・中村さんナレーション)
北竜町は1,900人程の小さな町で、ひまわりが日本一綺麗に咲きます。東京ドーム約5個分の広さで150万本植えて、お祭りをやっています。7月の中旬から8月の中旬までの約1か月間のお祭りに、昨年は36万人の観光客がいらっしゃいました。みなさんも是非、ひまわりを見に来ていただきたいなと思っております。とってもきれいなひまわり畑には、迷路があり、迷子になりながら楽しんでいただいています。水車もあり、カモもいて、のどかな風景の中で、遊覧車に乗ってひまわりの里を回り、楽しんでいただいています。
北竜町の特産品のお米は、「北竜ひまわりライス」と名付けられ、低農薬で安心安全をモットーにお米を作っています。秋には一面黄金色の中で稲刈りをして、皆様方に美味しいお米を届けています。昨年、日本農業賞大賞を受賞しました。もち米もあり、とっても美味しいもち米です。
また、北竜町で栽培したひまわりの種でひまわり油を作っております。観賞用のひまわりではなく、ひまわり油用の高オレイン酸を多く含む種を厳選して播種し、栽培して搾油をしております。日清オイリオと提携して、精製度の高い油として商品化されました。
中村裕世さんの流暢なナレーション(写真提供:アップフロントクリエイト)
(カンカンカーーーン!)
▶ 林さん あ~ん、中村さん、ビデオ途中で終わっちゃいましたね。
▶ 中村さん 残念! でも、放映されなかった「ひまわり油」も持ってきていますので、是非、買っていってください。
▶ 林さん 発表、満足していただけましたか? それでは、審査員のみんな、判定をお願いします!
(全員「○」!!!)
全員「○」!!!(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 林さん ひまわり娘の佐紀ちゃん、どうでしたか?
▶ 清水さん ひまわりはすごく好きなので、北竜町のひまわり畑を是非、生で見たいなぁと思いました!
▶ 林さん ひまわり畑も黄色で、稲も黄色で輝いていましたね~ きれいでございました! ありがとうございました!
第46回日本農業賞大賞受賞(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 山梨県道志村
▶ 林さん 続いては、山梨県道志村の皆さんです。大野志乃さんお願いします。
山梨県道志村・大野志乃さん(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 大野さん 山梨県道志村からきました、大野です。よろしくお願いします。道志村は、水が綺麗で、富士山が見える人口1,800人の村です。これといった強いインパクトはありません。今回のPRは、何気ない日常を切り取って、それをビデオに仕上げました。何も無いからこそ、自分たちで作り上げるスタイルです。二人の女性が主役のビデオです。
(3分間ビデオ放映)
▶ 林さん ありがとうございました! 手応えはどうですか?
▶ 大野さん やっぱり自分の道志村がいいなと思います。誰も知らなくても。。。
▶ 林さん でも、みんな知ってくれたから良かったね~ みんな、見てくれたからね~
▶ 曽根原さん この道志村は、横浜ととてもご縁があります。横浜の水道の水源地は道志村です。
曽根原さんと大野志乃さん(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 林さん それでは判定をお願いします!
(全員「○」!!!)
▶ 林さん ありがとうございます! 舞美ちゃん!どんなところがよかったですか?
▶ 矢島さん やっぱり、住んでいる人が「私は道志村が好きです」というところがすごく素敵で、魅力的だし、あるものはある、ないものはないと言えること。大自然の中で、あるものを感じながら生きていくことが魅力ですね。子どもたちがすくすく育つような場所だと思いました。
▶ 林さん そうだね~ 美味しいものもいっぱいあったしねぇ~ 感じましたね~ 会場の皆さん、感じてくれているかい!
(イエ~イ、パチパチパチ!!!)
▶ 林さん ソネソネ、ちょっとコメントお願いします。
▶ 曽根原さん 道志村は、神奈川県と東京都と隣接しています。大都会のすぐ近くなんだけど、ど田舎です。水がとってもきれいなので、クレソンが美味しい。その水が、横浜市の水道の水なんです。
▶ 三重県紀宝町
▶ 林さん それでは、ラストです。三重県紀宝町の皆さんです。手塚花さんお願いします。
▶ 手塚さん 紀宝町からきました「カメレンジャー」です。今日は、スライドを使って、紀宝町の日常をご紹介致します。
紀宝町「紀宝戦隊カメレンジャー」(写真提供:アップフロントクリエイト)
(3分間ビデオ放映・手塚さんのナレーション)
三重県の一番端っこに位置するのが紀宝町です。このようなお花見スポットがあちこちにあります。さらに、貸切状態好き放題に宴会を楽しむことができます。
美味しいお米が町内の色々な地区で採れます。お米のイメージがなかった三重県のお米は、想像以上に美味しくて、食べすぎてしまいそうなお米です。
町内はきれいなお花でいっぱいです。一年中お花たちに元気をもらって、生活することができます。
この軽トラの一押しっぷりを見てください。こんなの見たことないほど、町内の軽トラ率は半端ないです。
町内には、いい感じの空き家があります。安く手に入れ、リノベーションをするのも楽しそうです。ここは、お庭が素敵でした。
町内には、沢山の川があります。世界で唯一、川の参詣道・熊野川は、世界遺産です。風の力で進む三反帆で優雅に進むことができます。ホタルの時期には、空を優雅に舞うきれいな景色を毎晩観ることができます。
小さな港がある紀宝町、町内のスーパーでは、新鮮なお魚が販売されています。釣り好きのおいちゃんたちが釣った美味しい魚を持ってきてくれます。
手塚花さんとカメレンジャー(写真提供:アップフロントクリエイト)
自然の中で、みかんの木が勝手に育ち、実を付けていることに驚きましたが、こちらでは極、普通の出来事です。
私は、このイノシシを発見したときにはビックリしてしまったのですが、目の前にいた、小さな男の子に「猪肉食うか、美味しいでぇ~」と言われて、はっとしたのを覚えています。
町内にはいくつもの滝があります。少し山奥にある滝は、神秘的で美しく、車で目の前まで行ける滝は、水遊びにもってこいです。大人でも一日、充分楽しめます。
安産で有名な神内神社をはじめ、趣きのある沢山の神社があります。それぞれ、神社によって雰囲気が違うので、神社巡りをして、お気に入りの神社を見つけるのもお薦めです。
お試し住宅、実際に生活してみたら、どんな町なんだろうと体験できる施設があります。のどかな風景が広がる地区で、無料で寝泊まりすることができます。憧れの山や里で、のんびり生活を調べる手助けをしてくれる施設となっています。
是非、いらして体感してみてください。田舎暮らしを夢みる人や港ぐらしの入門にぴったりの町だと思います。
どこにでもあるような日本の田舎町であすが、私がこの町の一番の魅力だと思っていることは、人の良さです。老いも若きの犬も猫も優しい人が多いです。
(カンカンカ~ン 終了~)
▶ 手塚さん 間に合いませんでしたが、これは、本物の亀の甲羅です! 亀が産卵に来る町です。この甲羅を背負って、写真を撮って、紀宝町の地域おこし協力隊のフェスブックにアップすると、「ウミガメコレクション2018」で、いいねが多い人に、特産品をプレゼントするキャンペーンを行っています。
これは、本物の亀の甲羅です!(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 林さん 手塚さんは、三重県が生まれ故郷ですか?
▶ 手塚さん いえ、私、神奈川県民です。田舎暮らしがしたかったので。。。
▶ 林さん じゃぁ、日本全国回ったの?
▶ 手塚さん いいえ、外国は69か国行きました。
▶ 林さん 69か国行って、最後にたどり着いた所が三重県! すごいね! そこで亀ですか? 竜宮城だったのですね! よかったでございます! OKですね。ソネソネ、一言お願いします。
▶ 曽根原さん この紀宝町は秘境です。「鰤のしゃぶしゃぶ」が絶品です。
▶ 林さん 判定お願いします!
(全員「○」!!!)
全員「○」!!!(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 林さん それでは、最後に亀ポーズで決めてみましょうか! はい! どうぞ! はい!ありがとうございました! パネラーのみなさん、どうでしたか?
▶ パネラーさん 同じ日本なのに、こんなにきれいな所があったんだというくらい、すごく感動しました。絶対、行きたいです。
▶ 林さん ソネソネ、総括お願いします。
曽根原久司さん総括(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 曽根原さん 「誰も知らない里、グランプリ」、皆さん最初は、誰も知らなかったと思います。東京ドーム約5個分のエリアでひまわりを育てている北海道北竜町、横浜市の水道の水源になっている富士山の伏流水の村・道志村、鰤しゃぶがとっても美味しくて山もきれいな紀宝町、皆さんも是非、行ってみてください。ありがとうございます。
▶ 林さん ありがとうございました。今日、地域創生コンテンツに参加いただいた皆さんは、ブースのほうでも、展示や物販を開催中です。
ひまわり油やノースドラゴンのお米、有機栽培のクレソン、紀宝町のみかんやジュース、などなど産直品を販売しています。ウミガメの甲羅を背負う体験もできますよ。是非、お立ち寄りください。
皆さんの知らなかった里の素敵さ、感じてくれましたかぁ~~~!
(ハ~~~イ!!!)
▶ 林さん それでは、最後に、皆さんお馴染みのアレで、ステージを締めたいと思います。はじめての方もいらっしゃると思うので、ソネソネ、ちょっと練習しましょうか?
▶ 曽根原さん 最後の締めは「開墾もりもり!」。ちょっと説明すると、日本の田舎は、耕されなくなってしまった無農地が沢山あります。それをみんなで開墾して、元気になろうとという合言葉です!
それでは、屈伸運動を兼ねながら・・・
▶林さん それでは、最後の締めを開墾もりもりで締めたいと思います。元気よく!
開墾~~! (一同) モリ! モリ!!
開墾~~! モリ モリ!!(写真提供:アップフロントクリエイト)
▶ 林さん 以上、地域創生2018「誰も知らない?!里、グランプリ」でした! ありがとうございました!!!
▶ 各ブースでの販売促進活動
3月31日(土)15:00〜21:00。4月1日(日)10:00〜17:00。各ブースでは各地域の特産品の販売促進が行われました。
北竜町ブースにて
北竜町のひまわりライスですよ〜
午前午後に数回、アイドルの皆さんそれぞれが、各ブースを回り、特産品のPR!!!
熱狂的なファンの方々が列をなし並んで一人づつ、アイドルの方々から手渡された商品を購入。何度も列に並んで購入されるファンもいるほどです。アイドルの力は凄まじく、次から次へと飛ぶように商品が売れていきました。
清水佐紀さん「北竜町のお米で〜す!」
「北竜町の美味しいお米ですよ~」とPRしてくださった、可愛くて素敵なアイドルの皆さん!
本当に、ありがとうございました!!!
人だかりの北竜町ブース
途中、山田養蜂場の「ボンボン・ショコラ」を購入したところ、山田養蜂場のスタッフの方が、ひまわりライスを購入してくださり、素敵な交流がありました。
山田養蜂場のスタッフの方との交流
また、ニッポン放送の取材も入り、北竜町の魅力を沢山アピール!!!
ニッポン放送の取材
満員の会場
岡井千聖さんと一緒に記念撮影
小関舞さん(カントリー・ガールズ)と一緒に記念撮影
お疲れ様でした
SATOYMA movement 公式キャラクター「さとやまくん」
大盛況のうちに幕を閉じました
今回、2日間で4万6,000人の来場者数を数えたイベント「SATOYAMA & SATOUMIへ行こう 2018」。アイドルの皆さんのミラクルパワーのお陰で、北竜町の魅力を多くの方々に周知していただけたことに、心から感謝いたします。
ありがとうございました。
みなとみらいの夜景
▶ 写真(146枚)はこちら >>
◆ 関連サイト
・SATOYAMA momvement
・えがおつなげて
・(株)アップフロントクリエイト
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子