2017年5月20日(土)
農事組合法人みずほファーマーズでは、田植えが順調に進んでいます。
5月19日(金)、高田秋光理事(北竜町三谷)ご自宅の隣の圃場にて、空知農業改良普及センターの水稲生育調査の苗植えが行われていました。この高田理事の圃場での稲作況調査は、20年以前より続けられているとのことです。
調査は、田植えが終了した一定区画に、苗を抜き取り、「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きたくりん」の3品種の苗(各450株程づつ)を手植えで植え替えです。
稲の成長に伴い葉数が確認できるようにするために、現在葉数が4枚なので、4の数字を葉にマジックで記入。毎月2回の実施により、草丈、葉数、茎数等の成長具合を調査していきます。
この調査は空知全域で実施され、調査結果は空知総合振興局が集約。さらに各総合振興局のデータが道庁に集められ、そのデータをもとに、その時期における北海道の作況が確定。毎年のこうした調査により、より高品質米生産への研究が進められているとのことです。
代掻きが終了後、順次に田植え作業が実施され、20日(土)午後には、3台の田植え機が同時稼働しました。
育成ポットへの水掛け、軽トラでのポット運搬、田植え機での補助作業、田植え機操縦など分担作業が絶え間なく継続。
田んぼの形状が長方形とは限らず、端が変形となっている圃場もあるので、田植え機の操縦はパズルのよう!
田んぼに生命が入り、稲の魂の旅立ちです。
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子 |