2011年7月11日(月) 北竜町で生産される野菜に、サマーキセラ(つるなしいんげん)があります。7月6日(水)、サマーキセラを生産されていらっしゃる農家の中西芳子さんをお訪ねしました。 いんげんには多くの品種があり、完熟した豆を乾燥させ、煮豆などに利用する乾燥種子用と、若い莢(さや)を利用する野菜用に分別。さらに、つるのある種類とない種類があり、莢の形では、丸莢・平莢に大別できます。 サマーキセラは、つるなしいんげん。極めてスリムな丸莢いんげん。播種から60日前後で収穫でき、耐暑性が強く夏場の栽培に最適ないんげんです。 7月に入り、私達が訪れた日は、春とりの1回目の収穫がほぼ終了し、株が抜かれ、秋どりの為の準備が始まっていました。 7月10日ごろ2回目の播種予定とのことです。 午前中に収穫を終え、午後から、大きさや長さによって仕分け作業が行われます。いんげんたちは、2kg・Mサイズの箱に行儀よく、綺麗に並べられていました。 サマーキセラの栄養的には、たんぱく質の中ではリジンが多く、その他カルシウム、リン、カロチン、ビタミンB1、ビタミンCが含まれいて栄養満点。 「さっと塩茹でして、酢味噌和えにすると美味しいですよ」といろいろお話してくださった中西芳子さん。ありがとうございました。 中西さんの御宅では、サマーキセラの他に、沢山の野菜が栽培されていました。 キャベツ、ブロッコリー、きゅうり、トマト、じゃがいも、ナス、大根などなど、数えきれない程の元気な野菜たち・・・ |