2011年6月15日(水)・16日(木)
6月15日(水) 真っ青な広い空に、モクモクと入道雲が広がり、夏を思わせるような日差しです。 いよいよ、北竜町の黄小玉「ひまわりすいか」の初出荷が15日(水)、JAきたそらち北竜支所青果撰果場でスタートです。
4件の農家が初出荷し、翌日16日(木)、旭川と札幌の市場に10ケースづつ運ばれました。 「今年は春先の天候不順で、着果が遅れ心配されたが、6月からの晴天で、昼を夜の寒暖の差も大きかったため、糖度が上がり、美味しくなりました。」と「ひまわりすいか部会」部会長・西野利幸さん。 町花ひまわりを思わせるビタミンカラー・黄色の果実と、すっきりとした上品な甘さが特徴の北竜町産「ひまわりすいか」。 上々の出来具合に生産者の皆さん、幸せいっぱいの笑顔で記念撮影!
6月16日(木) 早朝、5時30分、ピリッと引き締まった冷たい空気の中、旭一青果卸売市場(旭川市)へと出発です。
卸売市場では、青果物を運ぶフォークリフトが所狭しと何台も運行。 ピーンと張り詰めた空気が市場いっぱいに広がっていました。
7時前、30cmもありそうな大きな包丁で、手際よく「ひまわりすいか」が切り分けられていきます。 甘〜い香りが広がり、その甘美な香りに引きつけられるように、仲買人の方々が集まってきました。 「生産者は、この瞬間が一番緊張します。仲買人の方々が、切り分けられたすいかの一切れをいかに食べ切るかが、味の良し悪しを判定する証明になるからです。皮のギリギリまでたべられていたら、甘い証拠。食べ残されていたら、その反対!?仲買人の判定は厳しいですよ。」と長年すいかを栽培していらっしゃる「ひまわりすいか部会」の技術部長・杉本克裕さんのお言葉。 「うまい!」という声とともに、食べ後は、緑の皮だけ!!! 甘い美味しさの見事な証明です。 流石!幸せ色の北竜町さん「ひまわりすいか」さん!
西野利幸部会長の心のこもったご挨拶の後、初競りスタート。 仲買人の方々の威勢のいい掛け声もあっという間、ご祝儀価格「10万円」で落札されました。
その後、市場の2階の食堂で、関係者みなさんが集合し、美味しい食事と今年のすいか話しで華が咲いた朝食会。 流石、市場のお料理は、新鮮なお魚と野菜の品々です。おいしかったです!ご馳走さま。
「ひまわりすいか部会」の農家15戸の皆さんの 真心と熱い想いがこめられた、 幸せ色のひまわりすいかさんに 甘〜〜い愛と感謝と笑顔をこめて。。。
◇ いくこ&のぼる |