2010年5月25日(火)、26日(水) 町のあちこちで田植えが始まりました。 農事組合法人竜西農場(りゅうさいのうじょう)の田んぼを訪れた25日は、朝から雨まじりのぐずついた天候。皆さん、カッパ着用で真剣に田植え作業に励んでいらっしゃいました。 高台より臨む田園風景@北海道北竜町(2010年5月) 田植機で植える事のできない田んぼの隅の部分へは、農家の方が冷たい田んぼに入って、一株一株丁寧に、手で補植(ほしょく)されていました。 どんなに機械化されても、すべてを機械に任せることのできない農業の厳しさとともに、農家の皆さんのお米に対する限りない愛情を深く感じます。 町全体が田んぼの水に覆われているようなこの季節。 田んぼの水は、熱しにくく、冷めにくいと言われています。田んぼの稲を、暑さや寒さから護っているかのように、静かにきらきらと輝いている豊かな水たち。。。 この田んぼの中には、たくさんの生き物たちが活気溢れて生きづいているのですね。 カエル、ゲンゴロウ、カブトエビ、等等。。。 名前も知らないたくさんの虫達や鳥達が、食べたり、食べられたり生体循環が繰り広げられている未知の世界。。。 一度は不思議の国のアリスになって、覗いてみたいような田んぼの中の不思議な世界です。 稲さんの成長に限りない命のエネルギーを与えてくださる 太陽の光と水に 永遠の愛と感謝をこめて。。。 田んぼに映るオレンジの夕陽 ◇ いくこ&のぼる |