「木蘭色(もくらんじき)」 立冬を迎え、北海道では昨日からの雪が降り積もりました。 いよいよ本格的な冬の到来です。 数日前の「木蘭色」の風景は、 一夜にして一面銀世界へと変わりました。 地球上で最古の花木とされる木蓮は、 かつて花がランに似ていることから「木蘭」と呼ばれていましたが、 ランよりも蓮の花に似ていることから 「木蓮」と呼ばれるようになったとのことです。 冷たい風吹く枯野原は、 土に還ろうとしている枯れ色に色づき、 大地に同化し、限りなく自然に溶けこんでいきます。 そんな自然が織り成す「眠り色」の風景に染まりゆくこの頃です。
木蘭色の世界(撮影:2014年11月4日)
霜月の二(11月の2)
◆ 木蘭色(もくらんじき)<出典:和色大辞典>
◆ 北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)
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