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北竜町の彩どり・霜月の一「翡翠色(ひすいいろ)」

2014/11/06 12:30 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/01/04 2:27 に更新しました ]
2014年11月7日(金)

「翡翠色(ひすいいろ)」

ひまわりの里に撒かれた「燕麦(えんばく)」が、
ふかふかの緑のジュータンのように、
風にそよぎ、太陽の光を浴びて「翡翠色」に輝いています。
成長した燕麦は、トラクターで漉き込まれ緑肥として利用されます。

中国で古くから「玉(ぎょく)」と呼ばれて
大切に扱われていた「翡翠」。
「玉」には、五徳(仁、義、礼、智、勇)が備わり、
生命・再生の象徴である
「奇跡の石」「高貴な石」として崇められていました。


冬枯れの風景の中に、ひときわ輝きを放つ燕麦の翡翠色、
そのつややかで透き通るような深緑に、
湧き上がる自然の息吹、
そして再生をもたらすような力強い生命力を感じる風景です。


「翡翠色(ひすいいろ)」 
翡翠色の世界(撮影:2014年11月4日)


霜月の一(11月の1) 
霜月の一(11月の1)


翡翠色(ひすいいろ)<出典:和色大辞典


北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)


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